ディアプラス6月号掲載、待緒イサミさんの【十二支色恋草子蜜月の章】 第3部がスタート致しました。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の【1話】は【十二支色恋草子 蜜月の章 第3部】に収録予定です。 楽しみに待ってましたヨ!!!
颯介×コマが大好きなのでココも進展してくれるとうれしいですね。ドキドキの第3部。一体どんな展開を見せるのか本当に楽しみで仕方が無いです。
十二支色恋草子 蜜月の章 第3部1話 ディアプラス6月号
掲載P数 | 32P |
満足度 | ★★★★☆ |
この雑誌をよむ |
【十二支色恋草子 蜜月の章 第3部1話】 簡単なあらすじ・感想
- 今回は寅の善博が正隆についている。
- 善博大好きなコマを見て嫉妬する颯介がカワイイ。
- 今回はキツネから捜索依頼が。
- キツネの話しを聞いて胡太朗と正隆が大げんか。
- 颯介はコマにいいところ見せたくて空回り。
- 楠と善博もバチバチ???
【ネタバレ注意】十二支色恋草子~蜜月の章~第3部1話 感想レビュー
今回も颯介・コマのエピがちょこちょこ入りそうな予感!
正隆には善博が憑いているので・・・けっこう頑固な正隆になっているの。
それが原因かどうかはわかりませんが、胡太朗とケンカしてしまいます。
ケンカというか意見の相違。 発端は、休み処にやってきた狐さん。
友を探して欲しいという依頼をしにきたのですが、友人がいなくなった経緯(理由)でケンカしてしまうの。
どちらの言っている事もわかるので・・・これはなかなか平行線。
そして捜索にはコマも大活躍!といきたいところですが、大将月ではなないのであまり鼻も役立たず・・・空回り。
コタが善博にベッタリなもんだから良いところ見せたい!って張り切っているような・・・カワイイ颯介です。
ラストは楠と清忠も登場!!!楠ったら☆清忠が行くところへはいつもついて行ってるのかしら(≧∇≦*)
この二人もじっくり読みたいですよね!
正隆と胡太朗もバチバチですし、なんと・・・楠と善博もバチバチ。
楠と善博って同じような属性っぽいですよね。まっすぐで頑固者!みたいな。
2話以降どうなっていくのかすごく楽しみです。 ではここから下は本編に沿っての感想です。
寅憑きの三月
今回は寅憑きから始まります。善博が登場! コマは善博が大好きなのでベッタリなんですよね・・・
それを見て颯介が「なんでコマが人型で。。。!善博に抱きついてんのー!?」と。。。
コマは人型で善博の身体にくっつきゴロゴロしています。(善博は虎の姿)
「善博・・!大将だからってずるい・・・!」
「何がだ」
コマは上機嫌で「人型の方が善博のでっかさ満喫できるだろーが」と・・それを聞いた颯介は・・・ 「・・・コマ」 「俺にもぐりぐりしてー!!!」 と人型に変化。
するとコマは「ぎゃっ」と反応してネコの姿に戻ってしまいます(笑)
颯介の人型を意識しちゃうコマもカワイイですけど・・・扱いがね(^_^;)
颯介めげないからいいですが、ちょっとかわいそう(笑)
すると曙が「まず茶を淹れてくれ」と言います。
来客があるようなのですが、それを話す前に「休み所の!依頼の件承諾していただけただろうか!?」と狐が入ってました。
「我が竹馬の友の捜索依頼であるー!!!」 狐は狸さんを探して欲しいみたいですね。
正隆たちは意味がわからないのでしっかり狐の話しを聞くことに。
正隆と胡太朗が大ケンカ
「改めて 我が名は直(なおえ) 友の名は円(まどか)と申す」
二人は休み所で意気投合して以来、きままに楽しく暮らしてきたようなのですが、二人は新しい住処を探さねばならず。。。
一緒にいるためにはキツネとタヌキが共に納まることができる社を探す事。
でもなかなか見つけられず。
間借りしながら最良のものを探し続けてきたけれど、最近では力の蓄えも底をつき始めて子供の姿でしか変化できなくなってしまったようです。
狸の社はこの辺りにはないので、円の消耗は自分より激しいと直は言います。
だから「円は故郷に戻れ」と提案したところ、円が怒って飛び出してしまったようです。
「なにそれ! そりゃ怒るよ」
「二度と会わぬわけではない!!!わしが探すから円は待ってろと・・・」
胡太朗は自分だけじっとしていられるわけないと言って怒ります。
「いえ、懸命な判断です」
胡太朗とは反対に、身の安全が第一だ、と直の言動を支持する正隆。
ここから正隆・胡太朗のバトルが始まります。
胡太朗は「ふたりで暮らす場所を相手だけに任せられないよ 一緒に頑張ってきたんだからやり遂げたいに決まってる」と言い、
正隆は「信頼があるからこそ任せられるのでは? 相手を思いやるなら役割分担も必要です」と反論。
それを見ていた曙は・・・「寅憑きの正隆は善博に似て頑なだからなぁ」と(笑)
胡太朗が一緒にいたいって本人の気持ちが一番大事では?と言えば正隆は「我慢も大切です」と言い・・・
直と円の話しなのに正隆も我慢ばかりしてる!に変わったりして・・・
胡太朗も正隆に対して何か思うところがあったのかな?って少し思いました。 いつも仲良しだからこういう言い合いは新鮮ですけどね。
善博に対抗して頑張る颯介だけれど・・・
円を探しに行く一行。
善博は風を操ることができるらしく、匂いや気配などを察知しやすくしようとするのですが。。。人や建物が多く上手くいかない様子。
「善博ってば風操れんの!?」
コマが目を輝かせて尋ねるのを見てた颯介が・・・(T^T)見落としそうになったのですが、この言葉に颯介反応しているの。
コマが善博を褒めたり善博を慕ったりしているところを見て、自分もいいところを見せたい!って思ってしまったのでしょうね・・・
颯介が空回りしながらも必死で頑張ってたのはコマに善博だけではなく、自分の方も見て欲しかったからだと思いました。
颯介がすごく健気なのよ・・・。
大将の月ではないから、実際は颯介の鼻はそんなに利かないみたいで苦戦してしまうのですが。
「歩きながら風を這わせていけばいずれ捕まるだろう」
「縄張りの橋から追い込んでいきましょう」
「ほら!善博に任せとけば大丈夫だって! やっぱかっこいいよなぁ・・・!」
またもキラキラした目で善博を褒めるコマ。。。
そんなコマを見て颯介はきゅうん・・と。
コマが大好きなんですね・・・颯介もすごく頑張ってるんだからコマも褒めてあげたらいいのにね(T^T)
善博激怒!
ここで胡太朗が正隆達とは行動をともにせず、反対側から見回ると言って歩き出します。
「駄目だと言ってるでしょう」
胡太朗が違うルートで探そうと思ったのは、みつけたら正隆達は円を強引に帰してしまいそうだからということでした。
「俺が先に見つける」
「安全な策を選ぶだけです」
「やっぱり円の話 聞く気ないんだ」
「まずは大事をとるべきでしょう!?」
再び言い合いをするふたり・・・ それを見ていた善博がとうとう・・・
「・・・お前ら」 「いい加減にしろ」
スゴイ迫力で怒ってしまいました。
善博に怒られて胡太朗もコマもビクビク。ネコちゃんですからね・・・・虎の声にびっくりしたようです。
といっても、善博の一喝で周りにいた直も颯介が間違えて探し当ててしまった子たちも皆腰を抜かしているのでスゴイ迫力だったのがわかります。
胡太朗の思いは?
善博に大きな声を出され、ドキドキが止まらない胡太朗とコマ。
颯介は胡太朗に「仲直りしようよ!」と言うのですが・・・
「だって自分の気持ちを後回しにして・・・もう我慢なんかさせたくない」
胡太朗はどうやら今回の件と正隆を重ねてしまっているようです。
「とにかく正隆達より先に円を探すから!協力して颯介!!」
颯介は先ほども失敗しているので自信がないのですが。。。不安そうに「そこの建物の方から知ってる匂いがしたけど・・・」と。
言ってみると、そこには楠と清忠がいました。
胡太朗を見た瞬間の清忠の変化!これは笑いますね・・・
飛びつこうとしてる清忠をしっかり捕まえている楠は流石です(笑)
「清兄。。。楠・・・なんでここに・・・」(コタ)
「運命だよ!」(清)
「神職の出張で懇談会帰りだ」(楠)
居たのが楠達だったので・・・コマは「知ってる匂いだからってタヌキを間違うか普通!?」と颯介に怒っています(T^T)
「なんだお前らタヌキを探しているなら・・・」
「ほれ連れて行け」
楠が連れてきたのはなんと!子供。これが円でした!やったね颯介!!!
「そこの人間から楠殿の気が漏れ出ていてなぁ」
「こりゃ力になるわい少々吸わせてもらうかと近づいたらば 楠殿に捕まったというわけじゃ」
これ、何気に萌えポイントですよね!?!?
楠の気が漏れ出てる→合体してた!?☆、近づいたら楠に捕まった→清忠に近づく者はガード(笑)
と勝手に想像して楽しみました。そう思うと、楠の円の掴み方も納得。。。(≧∇≦*)
円はそう話すとすぐにタヌキの姿に戻ってしまいます。どうやらもう人型も維持するのが難しくなってきているようです。
「直に頼まれて探しに来たんだけど・・・逃げた理由があるんでしょう?」
そう胡太朗に言われ、円は話しはじめます。
「故郷に帰されるのだけはいやじゃ 直と共にあればなんでも楽しい」
それでは駄目なのか?と・・・
それを聞いて胡太朗はたまらずギュっと抱きしめます。
「だめじゃない!!良い方法考えよ!!」
楠と善博もバチバチ
ここで颯介が正隆達の匂いを察知。
「こっちに来るよ」
「!!いったん逃げよ!」
対策を立ててから交渉しなきゃと・・・胡太朗は清忠に「正隆には言わないで」と言ってその場を離れます。
「えっ コタ 言わないでって何が・・・?」
「ふん 意見の相違があるらしい」
すると楠は、正隆にタヌキを差し出すか胡太朗の頼みを聞くかどちらかを選べと清忠に言います。
清忠はもちろん胡太朗を庇うと言うと、「そうかわかった 任せておけ」と言って楠はやってきた正隆達に胡太朗の居場所は「知らない」と言うの。
最初、清忠もとぼけてたのですが・・・忘れてはいけませんよ~。
今回は寅憑き。
先ほど善博が怒った時に皆がびっくりしてたでしょう?正隆もちゃんとそういう善博の影響も受けているんですよね。
怒るとぐるるるる・・って牙がでてしまうの。清忠もそれをみてビクっとするのですが・・・そこを楠が前に出て守るんですよね清忠を。
恐らく・・・楠は善博が憑いた時の正隆がどうなるのか知っているからこそ、清忠がどちらを選ぶのか聞いたのかなと。(当然胡太朗を選ぶとは思っていたでしょうが)。
このシーンを見て楠カッコイイなぁって思いました。
「楠・・・この質問は大将命令だ」
「おうとも そのうえで 知らんと言っている」
バチバチの三人で続く。
あ、、、、善博に抱っこされてる直もいました(^_^;)ビクビクしていて可哀想・・・・
感想まとめ
前半は颯介~~~~~~~~ってなりながら読んで、後半は楠ぃぃぃぃ!!!ってなりました(笑)
楠カッコイイ。全力で清忠を守ってる感じがすごくしましたよ☆
虎と猪だったら虎の方が強いとは思うし、しかも2対1なんですよね。それでも清忠の選んだ方を守ろうとする楠・・・
惚れますわこれは。
あとは颯介・・・コマは無自覚だから仕方ないけれどちょっと可哀想ですね。
善博に張り合おうとする姿が健気で(T^T)
颯介・コマもきちんとくっつきますように。コマだって颯介は特別なのに・・・多分それにも気づいていないのでしょうね。
面白かったです。
タヌキとキツネの件ですが、、、これは清忠の「神職講習会」で何かヒントになるものないのかな・・・と。
直の立場なら、直の言ってることは正隆も言うようにいい判断だと思いますが・・・円の立場だとやっぱり一緒に居たいですよね。
どうしたらいいのかなぁ。
これから新しく社をっていうわけにはいかないのでしょうか。子供の姿の直と円もかわいくていいですが・・・
大人の姿のふたり。。。絶対イケメンですよね!それもラストは見れたらなぁ~と思ったりしました。
ということで!第3部スタート!また感想のほうもこれからお付き合いいただけると嬉しいです(*^_^*)