『あの頃から、君が一番輝いていた。』ディアプラス2月号掲載分のネタバレ感想です。花恋つらね2巻に収録されるストーリーになるかと思いますのでコミックス派の方はご注意ください。2巻は3月1日に発売決定です!
泊まっていけば?と惣五郎母のナイスアシスト!だった10幕の最後。今回はその続きから~!11幕は!!!個人的にはもうキュンキュン回でした。
花恋つらね2巻コミックス情報&11話のあらすじポイント
今回の感想を簡単にまとめると・・・・
①扉絵からすっごく萌える②源介の幼少期のストーリーになぜか胸がアツクなった!
③意外に行動力があるのは惣五郎の方だったという衝撃!
以下、花恋つらね第11幕の盛大なネタバレ感想になります。コミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
花恋つらね2巻/ネタバレ感想
生まれた時から歌舞伎は目の前にあった
今回は源介の幼少期のストーリーが冒頭からありました。源介のおじいちゃんは有名な歌舞伎役者だったんですよね!そんなおじいちゃんを見てとっても憧れて尊敬している源介がとてもかわいらしいです。
幼少期のあの目のキラキラがすっごく良く描かれてて源介可愛すぎる!とキュンキュンしました。
源介はおじいちゃんの真似事からこの世界に入ったようですね。真似をしたら皆が褒めてくれる。それがとても嬉しくてどんどん歌舞伎という世界が好きになっていったようです。
だけど「仕事」として舞台にたつようになったら楽しいばかりじゃない。稽古の日々。優しかった人も「仕事」ならば厳しくなっていくんですね。そして友達は遊んでいるのに自分は稽古ばかり。周りの大人はうるさくて・・・そして名門だからこその重圧。
そんな世界は子供の源介にはかなり窮屈におもえたのでしょうね。だんだんと稽古をさぼるようになっていってしまいます。
そういえば・・・源介のおじいちゃんいつも顔が見えないんですよね。いつか顔を拝見することができるかしら・・・。
歌舞伎ってそんなにいいものだっけ?
稽古をせず遊ぶ外の世界。子供の源介にはすごく楽しく思えたようです。なんのプレッシャーもない。だけれどいつも「歌舞伎」の事は心の中にくすぶっている様子。
そして源介が13歳の頃、おじいさんが倒れてしまいます。それでも何度でも板に立とうとするおじいさんに源介は聞きます。
「じいちゃんもう十分頑張ったじゃん 無理しなくていいじゃん 」
「なんでそこまですんの?」
するとおじいさんはバカだなおまえと言いながら・・・
「そんなの好きだからに決まってんだろうが」
「自分が作り上げた役を 舞台を観てお客さんがいろんな表情見せてくれるんだ」
こんな面白い仕事が他にあるか?と答えてくれました。そのおじいさんが源介にはとてもキラキラ輝いて見えたようです。
(カブキってそんなにいいものだっけ?)
おれもっかい歌舞伎がんばりてぇ すげぇやつがいた
カブキの面白さがわからなくなっていた源介。おじいさんの言葉は、おじいさんがすごい役者だからそう思うのかもしれないと考えていたようです。そしてその時観た舞台に惣五郎がいたんですね。
惣五郎と自分を重ねる源介。
彼も自分と一緒で毎日稽古ばかり。まわりに色々とうるさい人がいっぱいいるのになぜあんなにキラキラしてるんだろう?と思います。そして源介は惣五郎に会いにいったようです。
惣五郎の楽屋にはお友達が来ていました。今回自分が演じた役は、誰でもできる役じゃないと言う惣五郎。そんな惣五郎と友達の会話を聞いていた源介。
「おれはじーちゃんが今まですげー頑張ってきたからあんなかっこいいお役やらせてもらえんだ」
「だからおれはそのキタイに応えていかなきゃなんねーの」
大変そうだねと言われる惣五郎でしたが、ニコッと笑顔で
「おれもいつかじーちゃんみたいなすげー役者になりてーもん」
この惣五郎の言葉と表情をみた源介は、惣五郎には会わず帰って行ってしまいます。
病院に向かう源介。源介は惣五郎の先ほどの言葉がすごく印象に残ったようですね。おじいちゃんに会うと源介はもう一度カブキを頑張りたいと言います。
「なんだ突然」
「すげぇやつがいた」
この時の源介の顔が私はすごく好きです!もうここからきっと源介は惣五郎しか見えていないんだろうなぁ~と♥
(おれだっていつかじいさんみたいになって)
(あいつみたいにキラキラに)
いったいどうやって攻略すればいいのか・・・
場面は戻り高校生の源介。惣五郎宅でゆっくりお風呂に浸かっていました。
あのあと、おじいさんとたくさん歌舞伎の話をするようになって「最高の相方」の事も聞いたのだと思い出します。そして・・・惣五郎しか見てなかった源介だからその最高の相方は彼しかいないと思っていたようです。
昔はライバル視されてもスルーされても分かりやすかったからどうにかできたのだと思う源介。だけれど今の惣五郎は何を考えているのか全然わからないと・・・
(いったいどう攻略すればいいのか・・・)
おまえが好きだよ
惣五郎の部屋にて。相変わらず避ける惣五郎に、
「相方の話は・・・別に良かったんだよな?」
「なのに急にそんな風になったのってもしかして他に理由があんのか?」
赤面して黙り込む惣五郎。
「・・・・あるんだな」「だったらはっきり言ってくれよ」
「話したくない」
そういう惣五郎の背中をぎゅっと抱きしめる源介。離せと焦るのですが(笑)「いやだちゃんと話してくれるまで放さねぇ」と源介がんばります!でも・・・・今の態度が気に食わないならもうおれにかまうな、ほっとけよと言う惣五郎。
「そんなこと出来ねぇよ おまえ俺がどんだけお前の事好きでここまでやってきたと思ってんの?」
この天然タラシのような源介の言葉に・・・
「好きとか簡単に言うな」
次ページめくってびっくりしちゃいましたヨ!!!!きゃ~~~惣五郎からチューしてるぅ~💛((ノェ`*)っ))タシタシ
しかもかわいく押し付けるチューです。もうこの初々しい感じがたまりませんヨ!
「おれも」
「お前が好きだよ でも相方としてって事じゃない」
だから嫌なんだと言って部屋を出ていく惣五郎。
一方、源介は・・・・あまりの突然の出来事に固まっておりました。そして唇に触れ・・・・
赤面(〃▽〃)
あ~可愛すぎるぅこの二人!!!早く源介は歌舞伎と惣五郎を離してみて欲しいですね。キラキラして見えたのはきっとあの時点から恋してたんだと早く気付いて~~~~~~!!!
花恋つらね第11幕の感想まとめ
かわいかったぁ惣五郎も源介も!でも一番かわいかったのはチビ源介!病院でおじいちゃんの布団に顔をうずめながら「すげぇやつがいた」って言うときの顔が完全に乙女だったぁ。可愛すぎました。
源介のカブキの原動力って実は惣五郎だったんでしょうね。惣五郎も源介の歌舞伎を見て触発されていたし、この二人は本当にお互いを高め合える存在だと思うんですよね。これから「最高の相方」についてもちょっと出てくるのでしょうか?
そして!!!いちばんビックリしたのは惣五郎がとうとう告白しちゃったという事です。まぁね、カブキを通してしか見ていないと思っているから余計に「どんだけお前の事好でここまで~」って言われたらつらくなるのはわかるような気がします。
もどかしいなぁ~これからどうなっていくでしょうね。
こういう好きの気持ちが純粋だからこそ紛らわしくて自分でもわからないのがね・・・・このニブチン純粋男な感じが大好きですけども!!!でもやっぱりグイグイくる源介が大好きなので次回からはもっともっとグイグイ行ってほしいです。
花恋つらね第12幕はどうなるか予想!
次回早く読みたい!と思って巻末見たら・・・次号に夏目イサクさんのお名前なかったです(´;ω;`)残念・・・・。
12話はどうなるかなぁ~と思うのですが、源介のグイグイがパワーアップする事を期待!
でも歌舞伎の相方としての気持ちと恋愛感情をどう理解するのかなぁ源介は。
これだとよくあるあるな、惣五郎に近づく影!みたいなので嫉妬するうちに気持ちに気が付くとか?ベタすぎるかしら。
惣五郎にはヒロトがいるのでね。ヒロトにめちゃくちゃ嫉妬する源介というのも見てみたい気がします(n*´ω`*n)
次回は早くてディアプラス4月号だと思います。