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【花恋つらね 7巻】40話(ネタバレ注意)感想-夏目イサク/ディアプラス12月号 『あの時違う選択をしていたら』

12/14/2020

ディアプラス2020年12月号掲載、夏目イサクさんの【花恋つらね 7巻】40話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。

先月の40話の感想を書いていませんでした・・・話が続かなくなってしまいますので、まずはこちらからちょこっと感想を。

もう少ししたらディアプラス12月号は電子配信されるかと思いますので、ちょこ~っと端折らせてもらいますね(T^T)ワタクシとしたことが・・・ディアプラスまでお休みしてしまって申し訳ないです。

では早速~。続けて最新話の感想も書くつもりなのであわせて読んでいただければと思います☆

あと!!!最新話の方でも書きますが・・・12月28日は【花恋つらね6巻】の発売日です☆

花恋つらね7巻40話 コミックス紹介・あらすじ

花恋つらね7

今号の簡単なあらすじ・ポイント

  • 寿一郎・菊右衛門が源介・惣五郎だったころのお話
  • 惹かれあう二人。気持ちはふくらんでいくばかりで・・・
  • 家を背負っている者同士、障害は多くて・・・
感想は以下より。ネタバレ盛大ですのでご注意ください。

【ネタバレ注意】花恋つらね7巻-40話 あらすじ・感想

今回はざっくりとしたあらすじから書いていきますね。

源介と惣五郎

寿一郎と菊右衛門の若かりし頃。ちょうど源介と惣五郎の時でこの二人も【源惣コンビ】と言われる人気コンビ。

同じ舞台に立ちながら、お互いその魅力に引き込まれていきます。

この二人は同じ年の幼なじみ。子どもの頃から兄弟のように育ってきました。

そういうのも関係してなのか・・・二人の共演は息ピッタリ。

こうしたいと思えば相手もそのように動いてくれる。自然と心と体が動く・・・そんな芝居ができるのは源介(寿一郎)とだけだと感じる惣五郎(菊右衛門)。

このままずっと共にやっていくのだろうと思っていたけれど・・・

惹かれあう二人

それでも成長するに従って、必ずと言っていいほど出て来るお見合い話。

お互い家を背負う者同士。

ただ、お互い今はお見合いする気にはなれません。というのも・・・お互いに惹かれあっているから。

お互い彼女ができたとしても長続きしなかったようですね。

いつしか源介も・・・『おれはお前といるほうがいい』と思うようになっていきます。そして『いっそお前と結婚できたらいいのになぁ』と真剣な顔。

ここではびっくりして話をはぐらかしてしまう惣五郎。。

ただ、源介と惣五郎の共演も・・・今までと何か違う『違和感』が現れはじめます。

源介から向けられる視線や態度がどんどん変わっていったからというのもあるようです。もちろん、その違和感に気付くというのはそれだけ惣五郎も彼を意識しているから。

源介からは『なぁ雅臣 もう気付いてんだろ おれはお前が』と言われるのですが、とっさに口を塞いでしまいます。

『ダメだ』

『お前もそうならいいじゃねぇか』

『いいわけないだろ・・・!』

自分たちの気持ちだけでそれを放棄することは許されない

惣五郎の中では、二人の恋愛という問題ではなく家の問題であるという認識が強いようです。

いつしか誰かと結婚して子どもをつくる。そうして受継がれてき芸や血・・・この歌舞伎の世界を次の世代に残していかなければいけない・・・

だからこそ、この瞬間の自分たちの気持ちだけでそれを放棄することは許されないのだと。

いずれ寿一郎になる源介が一番解っていることだろう?と惣五郎は手をつっぱねます。

『大丈夫だよ雅臣 なんとかなる なんとかするから』

そう言って手を差し出す源介。

でも惣五郎は・。・・『・・・あたしたちは 外の世界を知らないから』と。

『きっとこれからいい相手が見つかるよ』

そう言って部屋を出て行ってしまいます。

この時の惣五郎は・・・源介の手をとるわけにはいかなかったのですね。これからも一緒に・・・この歌舞伎という世界で生きていきたいから、、、。

ラストは惣五郎の涙ですごく切なくなる終わり方でした。

感想・まとめ

はぁ・・・本当に今の源介・惣五郎を見ているかのようでした。寿一郎さんはまんま源介!って感じですね。

ただ。。菊右衛門さんと惣五郎は少し違う気がします。

これは二人が気持ちに気づいたのが少し年齢的にも上だったから、とうのも理由にあるのかな?と。

22歳頃の話なので。

今の源介・惣五郎は18とか19歳ですもんね。

寿一郎・菊右衛門さんの恋愛は。。。家の事などを冷静に考えてしまった菊右衛門さんが結局は手をとることができませんでしたが・・・

既に今の源介・惣五郎は恋仲。

ちょっと状況が違うのでこれからどんな感じで展開していくのかすごく気になるところです。

菊右衛門さんがこうやって思い出す、ということは・・・なんらかの気持ちが残っているからだと考えるので、、、やはり何だかんだで二人を応援してくれるのは菊右衛門さんなのではないかなと。。。

それと、二人(寿一郎さんと菊右衛門さん)をずっと見てきた雲之助さんも協力者になってくれたら嬉しいですね。

まだまだどんな展開になっていくのかわかりませんが、見守っていきたいです☆

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