ディアプラス11月号掲載、夏目イサクさんの『花恋つらね』24話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話のネタバレ感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の24話は『花恋つらね4巻』に収録予定です。
菊右衛門のところに現れたヒデさん。敵か味方か!?というところで・・・ドキドキしながら待ちました。
今回は舞台のお話が中心だったかなぁという印象です。
では早速!
花恋つらね4巻24話/コミックス紹介・簡単な感想
花恋つらね24話の簡単な感想
- ヒデさんは敵か味方か。。。おそらく中立。
- 困った菊右衛門んはどうする?
- 惣五郎は実は富樫左衛門がやってみたかった!?
- 武市のことを未だに気にする源介ってやっぱりかわいい。
- これから菊右衛門と寿一郎(源介のおじいちゃん)の話も出て来るかも!
- もしかしたら・・・菊右衛門はこれから自分達が叶えられなかったコトを実現させようとするのかな!?
注意ポイント
【ネタバレ注意】花恋つらね4巻24話 感想レビュー
ヒデさんが何しに惣五郎宅へやってきたか・・・敵か味方かといえば。。。惣五郎達にとったらどうなのかな~結果的には味方になるのかな(*^_^*)
悪い人ではないのでご安心を。
むしろ守ろうとしてくれての行動なのだろうなと思います。
そして今回は、半分は舞台のこと。なので・・・惣五郎・源介は特に何かがあるとかそういうのでは今回ありませんでした。
報告にきたヒデさん
ヒデさんの話を聞き、驚きのあまり固まってしまう菊右衛門。
「ー源介と惣五郎が・・・?」
「やはりご存じなかったですか・・・」
信じられないと言った様子の菊右衛門に証拠写真もあると差し出すヒデさん。
でもそれは菊右衛門は見ませんでした。
菊右衛門はまず、このコトを話しに来たヒデさんにその真意を問います。
すると彼は、自分が黙っていたとして・・・このまま放っておいてもし他の誰かの目にとまればやっかいなことになるかも知れないと先に菊右衛門に話しに来たと言うことでした、
「俺だって小さい時から知ってるあの二人に あんまり痛い目には合って欲しくないんですよ」
賢明な判断かもしれませんね。
菊右衛門が知っていれば、何か会った時にそれなりの対応はしてくれるでしょうから。。。
悩む菊右衛門
惣五郎と宗円(惣五郎パパ)が一緒に帰宅。惣五郎の稽古のお願いに源介の家に行ってたんですね。
そこで父同士の話に花が咲き遅くなったようです。
「ヒデさん」
菊右衛門と一緒にいるヒデさんに気づく惣五郎。
「や~惣ちゃん久しぶり~」
「こないだ文化祭で会ったよ!」
なんでうちにいるの?と尋ねてくる惣五郎に。。。「菊右衛門師匠に用事があってね」と言いながら・・・なんとも言えない表情のヒデさん。
この表情を見たら、ヒデさんは惣五郎が可愛いんだろうなぁって思いました。
「じゃぁ 頑張ってね」そう言って帰っていきます。
すると・・・後方でじ~~~~っと惣五郎を見ていたのは菊右衛門。
「何!じいちゃんまで! なんか二人で俺の話でもした?」
「・・・・」
惣五郎の「雲の絶間姫」が不安だという話をしただけだというのですが・・・・
階段を上っていく惣五郎の後ろ姿をみてため息。
「余計な話を聞いちまったよ・・・」
稽古は厳しい
惣五郎・源介の稽古が始まります。
勧進帳。
源介は富樫左衛門で惣五郎は義経でしたね!
惣五郎はそれと同時に「鳴神」の稽古もしています。その話をしていると・・・ちょっと気になる源介。
「・・・・ おまえもしかしてまた武兄のこと気にしてる?」
「そりゃー気にはなるよ 鳴神はとくに絡み多いしな!でもしょうがねぇとも思ってる!」
いつまでライバル視してんだよと言われると・・それは多分ずっとだと返す源介。
どうしてかというと、惣五郎の一番の相方になりたいというのも諦めてないからだと言います。
これを聞いて惣五郎は、以前聞いたときは腹が立ったのに今回は嬉しいと感じます。
惣五郎の顔がカワイイので要チェックです(*^_^*)
「じゃぁ今回も評価してもらえるように頑張らなきゃな!」
「そのつもり! そのためにもまずは富樫クリアしねぇと」
じゃないと、弁慶役の武市とは対等に扱って貰えないという源介。
「弁慶はじーさんの当たり役だったしおれも早くやれるようになりてぇよ」
源介の祖父・寿一郎
惣五郎は、源介に「目標はやはり寿一郎さんか?」と尋ねます。
子供の頃から祖父の公演を見てきて衝撃をうけまくってきたという源介。
「ヒーローみたいな感じ」
「あっ それわかる!」
惣五郎もまた、菊右衛門の公演をみてキレイでかっこよくて感動したようです。
「それでおれもあんな役者になりてぇって思ったんだよな 一緒だな!」
このときの笑顔が・・・子供の頃の惣五郎の顔と重なります。(無邪気な顔!?!?すごくかわいい笑顔です)
くっと笑う源介。
「でもさ なんで寿一郎さんとじいちゃんってずっと共演しなかったんだろう」
「え そりゃ・・・仲悪かったからだろ?昔大げんかしたっておれじーさんから聞いたけど」
それでもふたりの共演は見たかったという惣五郎。源介もそう思うと共感します。
「でもあれだろ ずっと若い頃は普通に一緒に板立ってたんだよな?じーさん達ケンカする前は」
いずれこのケンカの原因がでてくるんだろうなぁ・・・って思いました。
源介は寿一郎になれるか
菊右衛門には何か考えがあるようで、、、行動に移していました。
これは。。。惣五郎と源介の仲を聞いたからだと思います。(どうしてかは・・わかりません。勘です(~_~;))
菊右衛門が会っていたのは歌舞伎役者の八代目高村雲之介。
彼に会って菊右衛門は「源介をどう思う?」と聞いていました。
「源介? 大谷屋んとこの孫か?」
雲之介さんは話というのは惣五郎の話だと思ってたようです。
「周吾はいいんだよ あれはあたしがどうにかする」
「どうって・・・どういう意味だ?」
「あの子が「寿一郎」になれるかどうか」
源介をみてやってくれないかという菊右衛門のお願いで・・・次号です。
感想まとめ
このお願いというのが・・・どういう意味を含んでいるのかがわからないですね。
「寿一郎になれるか」というのもどういうのが「寿一郎」なのかが分からないです。
好きな人を諦めて役者として生きるというのが「寿一郎」なのかな・・・とか色々と考えてしまいました。
二人が好き合えば歌舞伎に影響が出て来るという判断なのか・・・
それとも単純にに源介を寿一郎のように育てようとしているのか。
菊右衛門の思惑はなんなんでしょうね。それと・・・今後は菊右衛門・寿一郎のケンカの内容が出て来るかもしれませんね。
何でケンカしたのかな。
一緒に板に立ちたいと言ってた二人。
ケンカ別れするにはそれなりの原因があるのでしょうけど。菊右衛門が惣五郎と源介のコトを聞いて変に反応しなかったのは・・・
もしかしたら分かる部分もあったからなのかな~何て思ったりもしました。
菊右衛門と寿一郎はケンカ別れになってしまったけど、惣五郎と源介はなんとしてでも上手くいって欲しいです。
歌舞伎の面でもプライベートの面でも☆
ということで・・・次号もお名前あったので楽しみです♪