ディアプラス2021年3月号掲載、夏目イサクさんの【花恋つらね 7巻】43話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
なんか今回は冒頭からちょっと惣五郎の髪の毛が長くてドキっとしちゃいました。これは・・・何だろう?ヅラ???それとも撮影のために少し髪の毛を伸ばしていたのかしら!?
髪の毛が長い惣様も素敵です♥
花恋つらね 7巻43話 コミックス紹介・あらすじ
今号の簡単なあらすじ・ポイント
- ドラマ撮影で壁にぶち当たる惣五郎
- そんな惣五郎は源介に勇気づけられて・・・
- 蔦丸にばったり会った惣五郎だけれど!?
【ネタバレ注意】花恋つらね7巻-43幕 あらすじ・感想
【全話まとめ】花恋つらね|ネタバレ含む感想&考察(結末まで)
2024/12/3
今号はやや短かったけれどなかなか読んでて楽しかったです。源介と惣五郎のやりとりにニヤニヤ。
ふたりとも可愛いなぁ~(≧∇≦*)と。
ドラマ撮影に関してはあっさりと終わってしまって、予想していた展開にはなりませんでした。
まぁゴタゴタするのは花恋つらねらしくないですもんね☆
それにドラマ関係者が入ってきたら脇道にそれて菊右衛門さんの活躍が後回しになってしまいますし・・・(寿一郎・菊右衛門さんのお話が薄れてしまう)
ではでは早速~。
初ドラマ撮影の惣五郎だけど・・・
6月になり、ドラマ撮影が始まった惣五郎。ちょっと髪の毛が長くなってますね(*^_^*)
ほとんどの役者さんが同世代で新鮮な感じ。
でも・・・撮影が進むにつれて惣五郎はどんより。
源介たちと会った時は・・・思いっきり暗い影を背負っていました。
『な・・・何があったんだ?これ』
驚く源介にヒロトは『ドラマの現場でうまくいかなくてへこんでんだよ』と教えます。
何がうまくいかないかというと・・・
惣五郎は歌舞伎しかしてきていないので、台詞などがどうも歌舞伎っぽくなってしまうのだそう。
本読みの時も指摘はされていたようなのですが、本番になるとかなりリテイクをくらい昨日は32回。しかも台詞は・・・短いようです(^_^;)
『おればっかミスして仮にも子どものときから役者やってんのに』
みんな上手いのに自分はダメダメだとすっかり自信をなくしている様子。
ヒロトはこの落ち込みようがすごく、手に負えないので源介たちに助けを求めにきたようでした。明日も撮影があるとのことで・・・。
すると源介は・・・
『でもおれ 惣五の「西園寺」見たいな 学園の王子役だろ?ハマリ役じゃん』
『源介 原作読んだのか?』(ヒ)
『うん どんな話なのかな~って』(源)
『でもおれがしゃべったらみんな笑う まじめにやってるだけなのに』(惣)
そんな目に合ってるのか!と驚く西田と源介。
ヒロト曰く、べつに虐めとかでは全くないのですけどね!現場自体はにこやかでイイ感じのようです。
源介は、もともとのキャラ(西園寺)だってクセあるから大丈夫じゃんと惣五郎に伝えます。
それに惣五郎以外にあの役ができるヤツはいないと。
『まず絶対ビジュアル良くねぇとダメだし』
『・・・ヒロインの子もすごい美人だし ほかにも可愛い子いっぱいいる・・』
『いや絶対惣五が一番美人だし』
そんな源介を見てヒロトは・・・源介に全てを託します。
惣五オタクの言葉は絶大な効果!
『いいのか?源介にまかせて』
西田が心配そうにしていますが。。。ヒロトは自分達より源介が適任だと言います。
『あのガチの惣五オタクの言葉の方が効果ある気がする』
笑。いいねぇ~!!!!
褒め倒して惣五郎に自信を持たせるということでしょうかね!?
源介の部屋にて。
まだ塞ぎ込んでいる惣五郎。
『ほんとにおれにあの役できると思うか?』
『思う』
源介は断言します。
そして惣五郎がやっている西園寺が見たいと。
会わない間にそんなことになっているなんて思わなかったと口にする源介。
ラインでは撮影について聞かれても惣五郎は『まーがんばってる』としか言わなかったようですね。
源介のインスタを見たら順調そうだから余計にかっこわるいこと言いたくなかったというのもあるようです。
『え?そんな風に見えた?俺のインスタ最近ただの宣伝ページじゃん』
『やっぱ会って顔見なきゃだめだな』
すると源介は、役にはまらないという話ならば自分も今苦戦中だと話し始めます。
それは歌舞伎の役のことらしい。
来月やるのは「天守物語」だそうで。
それを聞いて惣五郎も「え~~~!!」と驚いています。
『マジで?お役は!?』
『・・・図書之助』
『え~~~~~~~!!』
惣五郎は歌舞伎の話をしてるときの方がキラキラしててかわいいですね!でも・・このお役目はかなり大変のようですヨ。メインの若者でまっすぐで美しいみたい( ´艸`)
15年ぶりの上演らしいです。
『主役の姫様は誰がやんの?』
『富姫?兄貴』
稽古が大変だと顔を覆う源介・・・。あれ!?惣五郎を励ます会だったような・・・!?笑・
蔦丸もうまくいかなくてイライラしてるようですし、お父さんもなんか違うと頭を抱えていると。
すると惣五郎は・・・『でも観たい 楽しみだ』とわくわくしています。
『え・・・もしかして観に来る?』
『行く!』
少しだけ困ったなという感じの源介ですが・・・それなら自分は惣五の「西園寺」楽しみにがんばると伝えます。
惣五郎は源介の話を聞いて、源介に比べたら自分の方がマシな気がすると感じたようですね!
『だろ なんなら西園寺より惣五のほうがキラキラしてっから』
『それはねぇよ!』
『あるよ!』
とびきりの笑顔を見せる源介。
すると思わず惣五郎は抱きつきます。
抱きつかれた源介は・・もちろんぎゅ~~~~~っと惣五郎を抱き返します。
充電した惣五郎。
『よしがんばる!』
『おれもがんばろ!』
ふたりで意気込みます。
ふたりの付き合いに反対な蔦丸にばったり!
源介に会うまでは色々な不安でいっぱいだった惣五郎。
でも、彼に会ってすごく吹っ切れた様子。
(やっぱり源介はいい)
自分の中の源介の存在の大きさを実感しているようでしたね!
その後、撮影はなんとか最後まで撮り終え、オールアップ。
惣五郎は翌月の舞台稽古に入ります。
稽古はキツイようですが、何かあったら源介のところに行こうと・・・顔を見てぎゅ~ってするだけでもいいからと考えます。
自宅へ戻ると・・・蔦丸がちょうど出てきたところでした。
『・・・こんにちは』
『こんにちは』
『なんでうちに・・・?』
菊右衛門さんに稽古を付けてもらってると言う蔦丸。
蔦丸が演じる富姫は菊右衛門さんがやってたもののようですね!
何か言われるかと身構える惣五郎ですが、蔦丸は『じゃあね』と通り過ぎようとします。
『えっ』
『なんだよ』
惣五郎がどうして『えっ』と言ったのかわかってる様子の蔦丸は、『・・この家におじゃましてる時は何も言わない』と言います。
惣五郎のおかげで今菊右衛門さんに稽古をつけてもらえているからと。このことに関してはとても惣五郎に感謝しているようでした。
『でも淳平とのことはまた別の話だからね 反対してんのは変わらないから!』
そう言って帰っていきました。
惣五郎はそんな蔦丸の背中を見送りながら、家に居るときは責められないと言う事か・・・と。
それにしても蔦丸がどうしてここまで菊右衛門を慕うのか・・・何かきっかけとかあったのかな?と考えるところで終わり。
感想まとめ
源介・惣五郎の会話は可愛かったですね!!!
それにしても!次はちょっと蔦丸のお話が入ってくるのかな?と感じました。
菊右衛門さんのことが大好きな蔦丸。
そのきっかけは何だったのかな・・・と私も気になります。
寿一郎さん絡みでしょうか?
寿一郎さんとの舞台を見て憧れたのかな~!!!とは予想してます。もしかしたら寿一郎さんから何か聞かされているかもしれませんしね!
15年前に上演された『天守物語』はどうして15年もその後上演されなかったのか・・理由とかあったりするのかしら!?単にたまたま。。。かな(^_^;)
ドラマ撮影はあっさりと終わってしまいましたが、これでまた歌舞伎メインになってきますね!!!
その方がスッキリわかりやすくていいなと改めて思いました。
蔦丸と菊右衛門、そして惣五郎・・・これから女形を演じる彼らにスポットがあたるのかもしれませんね。
楽しみです(*^_^*)
ということで!今回はふたりの絡みがとてもかわいかったな~!!!!と印象に残った43幕でした。