ディアプラス2024年3月号に掲載、夏目イサクさんの【花恋つらね 10巻最終話】のネタバレ感想になります。
雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
とうとう最終回を迎えてしまいましたね。
どんな締めくくりなのかな?とこの1ヶ月は予想しながら過ごしましたが・・・予想してたのとはちょっと違ったかも。
読後、一番印象に残ったのは寿一郎さんと菊右衛門さんの会話。だからあと1話源介・惣五郎のお話が読みかったなぁという気持ちもありますが、こういう最終回もまた良きかなと。
コミックスには恐らく描き下ろしもあるでしょうし、楽しみに待ちたいですね★
花恋つらね 10巻・最終話/ディアプラス3月号
花恋つらね 10巻・最終回/あらすじ・ネタバレ感想
【全話まとめ】花恋つらね|ネタバレ含む感想&考察(結末まで)
2024/10/30
今までのネタバレ感想一覧は↑にまとめています。振り返りなどに活用してみてください(*^_^*)
花恋つらね 最終話・簡単なあらすじポイント
- 花形歌舞伎が開幕!二人の息もぴったり
- 寿一郎さんと菊右衛門さんの会話
- 最高の相方に
こんな感じでした。たっぷり40Pですが、面白くてあっという間に読み終わってしまいます。。。
もっともっと読んでいたい、そう感じた最終話。コミックスは6月発売なので少し先ですが本当に楽しみです。
ここから下はさらにネタバレ含む感想になりますのでご注意ください。
花恋つらね 最終話ネタバレ/ついに八月花形歌舞伎初日がやってきた!
今回の最終話はほぼ舞台のお話が中心です。
演目がどんな内容かざっくりと説明しながら進んでいくので、お話を知らない人でもある程度の枠は理解できるようになっています。
初日にしっかり蔦丸も観に来ていて、イイお兄ちゃんだなぁ~って思いました(*^_^*)
やっぱりなんだかんだ優しいですよね蔦丸って。
舞台も始まり、お客さんの反応もいい感じ。体調も万全で源介補給もできた惣五郎。
この「源介補給」って文字を見た時におぉ!?♥って思ってたら!楽屋で握手しただけとか。
この握手している場面が可愛いので好みポイントでした。
二人は与三郎とお富を演じ、そして惣五郎は観客の拍手や感嘆の声を浴びてなんとも言えない気持ちに。
源介のセリフも心地よく、掛け合いのテンポも最高。
源介も多分、同じことを思っているだろうと感じています。
そんな二人を見ていた菊右衛門さんは、寿一郎さんの事を思いだしていました。
花恋つらね 最終話ネタバレ/一緒の舞台に
寿一郎さんが入院していた時、ちゃんと菊右衛門さんは御見舞いとかに行ってたみたいですね。
このシーンが出て来てどれだけほっとしたか。。。。
良かった。゚(゚´Д`゚)゚。
会話を読むと、たまに会ってたのかな?と思ったり!?
寿一郎さんは病院のベッドで源介の事を話していました。自分にそっくりだと。
見た目もだけれど舞台にのめりこむきっかけまで同じだと話す寿一郎さんはすっかりおじいちゃんの顔でしたね。
ということは寿一郎さんが舞台にのめり込んだきっかけは菊右衛門さんだったという事でしょうか(*^_^*)
そして・・・源介が誰に触発されているのかも寿一郎さんはわかっているってことなのでしょうね。
二人は断絶しているという設定上、長居はできないと帰ろうとする菊右衛門さん。
帰り際にもうそろそろいいんじゃないか?と寿一郎さんに言います。
次、寿一郎さんが舞台に戻った時、また一緒に板にたとうと。
それを聞いた寿一郎さんは笑います。
理由は自分が言おうとしていたことを菊右衛門さんが言ったから。
嬉しそう(・_・、) もう寿一郎さんが居ないのわかってるから余計に切なくなります。
寿一郎さんは、二人で板にたって箱いっぱいお客を沸かせようじゃねぇか、と言っていました。
その言葉は叶わなかったけれど、彼に似た源介が・・・惣五郎と一緒にお客を沸かせていました。
ずっと寿一郎さんと道を違えたことを悔やんでいた菊右衛門さん。
もっと早く「もう一度」といえばよかったと。
でもあの時の選択の先に今があるとジワリ。
ここで寿一郎さんに想いを馳せている菊右衛門さんにすごくウルウルときてしまいまして、、、(・_・、)
最終話で一番好きなシーンだったかもしれません。
花恋つらね 最終話ネタバレ/最高の相方に
舞台はクライマックス。
与三郎とお富の二人がまた気持ちを確かめ合ったところで終わります。ワァ~っていう観客の歓声って読むだけでゾクゾクってしてしまいますね。
舞台は大成功。
そして惣五郎は幕が下りたあと、源介に今の気持ちを伝えます。
自分達の関係は、これからきっと色々な負担になるのはわかっている。
それでもこんな舞台ができると知ってしまったら一生源介を手放せないと。
それを聞いた源介はとっても嬉しそうに、一番欲しかった言葉を言ってくれたと喜びます、
源介は、寿一郎さんが言っていた”最高の相方と板に立つほど楽しいことはない”というのがわかったと。
あとは二人の会話を読んでいると。。。
跡継ぎの問題は色々とあるのはわかってるようですが、源介は養子って手もあると言っていましたね。
本当に跡継ぎ問題は色々と大変だと思うけれど、きっと菊右衛門さんも理解してくれそう。
惣五郎パパはわかりませんが。。。うまく解決してくれるといなぁって思います。
武市さんがいるからなんとかなりそう、、、と思うのはちょっと楽観的かしら。
感想まとめ
最終話も最後までノンストップで面白かったですね。
色々と問題はまだまだあるんだろうな、とは思うけれど、二人は絶対離れないだろうなっていう安心感があります。
ここで終わっちゃうの?とは思ったけれど、それでもいい終わり方だったなぁとも。
だって跡継ぎ問題なんて短期間で解決する問題でもないですしね。
そこはあえて描かずに、それでも二人はどこまでも、、、何があっても一緒にいるんだろうなって思えるラストが最高の終わり方なのだろうなって思いました。
良かったです!早くコミックスで読みたいですね。描き下ろしも楽しみです!!!
9年間。。。本当に9年間こんなに楽しませていただいて感謝しかないです。
1話から連載を追ってきたので、終わってしまったらポッカリ穴があいてしまいそうですが笑
コミックスは6月予定なので、発売日は6月1日でしょうか。。。特典つくなら最終巻だし全部ゲットしたい(≧∇≦*)
また近くなったら色々とチェックせねば。
ということで!!!花恋つらね 最終回のネタバレ感想でした。