ディアプラス8月号掲載、夏目イサクさんの【花恋つらね】第29幕のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の29話は【花恋つらね 5巻】に収録予定です。
こんにちは。源介のズドンと落ちてしまった感じが気になる展開になってきましたね・・・逆に惣ちゃんは評価もうなぎ登り・・・
横で輝いていく惣五郎をみながら源介が焦るのもわかる気がします。
雲之助さんをあっといわせる歌舞伎役者に是非なっていってほしい・・・その前に源介が早く元気になりますように・・・
花恋つらね5巻29話/コミックス紹介・あらすじ
花恋つらね29話 簡単なあらすじ・箇条書き
- ついにセリフをどばしてしまった源介
- 惣五郎は「あんまり考えんなよ」と言うけれど、「しばらくほっといてくれ」と源介は言う
- 今がすべてではないし、終わりじゃない
- 歌舞伎が好きだという気持ちを忘れかけてた
- 源介はなんとか乗り越えられそう。
【ネタバレ注意】花恋つらね5巻-29話 感想
【全話まとめ】花恋つらね|ネタバレ含む感想&考察(結末まで)
2024/12/3
源介大丈夫かなぁ・・・と心配しながら待った1ヶ月・・・。
やっと光が見えてきましたね。源介が浮上するにのは惣五郎がきっかけになるだろうと思ってましたが・・・
惣ちゃん可愛かった。うん。。。
可愛くてすごく強くて源介が惚れ直すのもわかる気がします。
惣五郎と話してから源介の目が全然違ったので、これならもう心配いらないなと思いました。
イサクさんの絵の表現がスゴイ。。。源介の目にちゃんと力があるからこれで大丈夫!ってすごく思いましたヨ。
次は雲之介さんが観ている前で演じるようですので・・・評価が楽しみです!
ではここから下は雑誌の流れに沿った感想です。これ以上ネタバレいらない!という人はここでSTOPしてくださいね(*^_^*)
惣五郎に会いたくない
グルグルと考えて。。。結局あまり眠れなかった源介。
そして惣五郎にも会いたくないと思うようになってしまったようです・・・
(まさか自分が 惣五郎に会いたくないと思う日がくるなんてー)
そう思ってるけど・・・会いますよね。まだ新春浅草歌舞伎は終ってないのですから。
「・・・おはよう」
惣五郎にあいさつをするけれど、どこかぎこちなく・・・会話もあまりしなかったですし、明らかに避けてる感ありました。
とりあえず失敗だけはしないように、と舞台にあがったのですがなんと台詞をとばしてしまいます。
その場はなんとか武市のアドリブでやり過ごすことができたようですが・・・
源介は終ったあとに「本当にすみませんでした!! フォローありがとうございます!」
「すみませんでした!」
と頭を下げていました。
惣五郎が源介に会いに来ます。
「あ 今お前にも謝りに・・・」
「別に謝んなくていい それより話があるからちょっとつき合え」
お前は今調子いいからそんなこと言えんだよ
惣五郎について行きながら、最近他にもボロ出てるのかなと気になってしまう源介。
でも惣五郎の話というのはボロとかそういうのではありません。
「・・お前 なんで何にも・・・相談とかしねぇの?」
惣五郎は源介が台詞をとばすなんて初めて見たし、最近変だと言います。
「・・・っ それは・・・だから・・・ごめん」
「謝れってことじゃねぇ!そうじゃなくて・・・」
惣五郎は、雲之介さんに言われたことをずっと気にしてるんだろう????と。。。
でも雲之介さんの言ってるような事は他の人は言ってないし、そこまで重く受け止めなくてもいいのではないか?と言います。
雲之介さんは源介が寿一郎さんの孫だから特に厳しく言ってると言っていたと伝えるのですが・・・。
「・・・そうなのか」
「そう!だからもうあんまり考えんなよ」
この言葉に源介が噛みつきます。
「なんで? 厳しい目っていやそうかもしれないけど 言われたことは嘘じゃねぇよな?」
「じゃぁ聞かなかったことにしようとはならねぇよ」
イライラMAXになってしまったのか、キツイ言葉で源介は・・・
「お前は今調子がいいからそんなことが言えんだよ!」
はっと惣五郎にあたってしまった自分に気づき、「おれ今ダメだわ しばらくほっといて」と言って惣五郎から離れようとします。
「いつまで?」
ぎゅっと源介の手首を掴む惣五郎。
「しばらくっていつまでだよ」
熊じいに褒められるまで?それまでずっとそういう感じでいるつもりなのか!!と惣五郎は言います。
「褒められるためにやってんのかよ」
そうじゃないけど、、、と源介が答えると、それならばちょっとダメだしされたくらいでいつまでも引き摺るなと惣五郎。
源介は「でも全否定されたんだぞ!」と反論します。
惣五郎は自分もエゴサしてお客さん(たぶん)に玉乃屋のお先まっくらだと言われた事があるが、あれだって全否定だと言います。
「そんな誰かもわかんねぇやつに言われたところ別に・・」
「お客さんが喜んでくれないならダメだろそれは!なんのために芝居してんだよ!」
だからすごくへこんだし、言っておくけれど源介よりいっぱい色々なダメ出しはされていると惣五郎は言います。
「凹むことならおれの方がプロだからな!」
このときの惣五郎がけっこうかわいい(笑)でも本当に伝えたいのは自分の方がダメだしされてるとかそう言うのではないのですね。
「でも 俺は いつか絶対菊右衛門みたいに良い役者だって言われたいから」
「ここで終わりじゃねぇからいいんだ」
源介だってそうだろ?それに相方になりたいって言ったの忘れてないだろうな?と惣五郎は源介に言います。
もうこのとき~源介の目が変わって表情も変わってきています(*^_^*)
「忘れてない」
「・・・だったらもっと ちゃんと俺のことみてろ」
頬を赤くそめながら惣五郎は源介の横を通って行ってしまいました。
好きだからに決まってる
惣五郎の絶間姫を観ながら源介は考えていました。
惣五郎はプレッシャーには弱いし凹みやすい性格。しょっちゅう浮き沈みしてるのに毎度ちゃんと彼は立て直している。
いつでも・・・
源介は寿一郎さんとの会話を思い出していました。
『なぁじいちゃん』『無理しなくていいじゃんなんでそこまですんの?』
寿一郎さんは「ばかだなおめぇそんなの 好きだからに決まってんだろうが」と・・・。
今の源介は恐らく・・・寿一郎さんと惣五郎が重なってるのではないでしょうか。
絶対ぶれない、キラキラの正体は・・・『歌舞伎が好き』だという気持ち。
そして源介はもうひとつ惣五郎に言われていたことがあるのですね。
絶間姫がうまくやれている理由。。。
「おれが絶間姫うまくやれてるって言うなら それはお前のこと考えながらやってるからだよ!」
ちょうど今、絶間姫を演じてる惣五郎観てるんですよね(≧∇≦*)ここで色々と伝わるものがあったのだろうなぁと思います。
松川惣五郎最強説
ふぅ~っと大きく息を吐き出し、キリッと顔を上げる源介。
もう彼の目には不安や迷いはないように思えます。
結果・・・・舞台後に「ばっちりだったんじゃねぇの?」と惣五郎に言われます。
嬉しそうに笑う源介がすごく印象的。
惣五郎が観てくれてたのも嬉しいでしょうし、彼から「ばっちりだった」と言われるのも嬉しいですよね。
終演後、二人は一緒に帰りながら話します。
「なんか今回改めてさーやっぱ松川惣五郎最強だわって思ったわ」
「はぁ?なにそれ」
「いやまじで」
今朝までかなりぐるぐる考えて昨日はほとんど眠れなかったりしたのに、惣五郎がかっこよすぎて目が覚めた感じがしたと話します。
「惚れ直した」
ここはちょっとツンデレ惣ちゃん(*^_^*)
「お前って・・勝手だよな!」とぷいっと顔を背けます。
今までずっと何言っても俺のこと追っかけてきてたくせに、凹んだとたんに急にそっけなくなるし・・・と。
武市さんにもここ最近は嫉妬しなくなってたらしいです。
「えっそんな風に見えたか?」←ドロドロに嫉妬はしてたらしいです(笑)
でも、武市さんに気付かれそうだからやめろと言ってたし、惣五郎にとってはそっちの方がよかったんじゃないのかと源介は言います。
「そうだけど!・・・・・嫉妬はしとけ!バレない程度に 何か物足りないから」って惣ちゃん♡
かわいすぎる!!!!かわいいよぉ~。って思ってたら源介も(かわいすぎなんですが)って思っててププってなりました。
わかる、ほんと惣五郎はかわいい。
「・・・お前今日うち来ないよな?明日も早いし」
「は?行かねーけどなんで」
↑こういうの汲み取れないのが惣様ですわね。でも理由をちゃんと説明するのも源介で・・・やっと読みたかった二人に戻ってきた感じがします!!!
「今ものすごくくっついたり色々したいけど」
帰り道だから人の視線感じるからここじゃ何もできないと・・・。
そして源介は惣五郎の耳元で言います。
「アレの続きもやっぱ浅草終ったら・・・かなー」
まぁ意味がよくわからない惣五郎は「アレ?」と一瞬考えて・・・意味がわかると。。。(//・_・//)カァ~ッ…と赤面。
バンっと源介の背中を叩き「もう早く帰って寝ろ!」と言ってわかれます。
「ありがとうな惣五」
にっこり手を振る源介をみて惣五郎も・・・(いつもの源介にもどった)とすごく嬉しそう。
源介は惣五郎の後ろ姿を見送りながら色々と考えていました。
誰に何と言われようと、自分は惣五郎の隣にいたい。
そしていつか、惣五郎にも俺が一番だと思って欲しいと・・・。
だから迷ってる場合じゃない
雲之介さんが観にやってきた!
どうやら千秋楽を迎える新春浅草歌舞伎。
準備をしていると、他の人達が雲之介さんが来ていると騒いでいます。
「客席にいるってよ~」
「わ~出の前にききたくなかった~~~~~」
そんな会話を聞きながら惣五郎は「だってさ」と隣にいる源介に言います。
「おう でも」
「もう大丈夫だよ」
源介の中でも迷いが無くなったようですね(*^_^*)雲之介さんがはっとするような源介がついに読めるかもしれません!!!
次話がすごく楽しみです。
そしてラストで何気に萌えたのが・・・源介が準備してるとなりにピタっと惣五郎がいること!!!
またかわいい二人に戻って安心しました(T^T)
感想まとめ
よかったぁぁぁ。浮上するまであと1話・2話あるかな・・と思ってましたが、気づくことができてよかったです。
一番は「歌舞伎が好き」といいう気持ちを思いだしたことですね(*^_^*)
そして惣五郎の絶好調の秘密も知ることができました♪
源介は雲之介さんに言われた事で、彼に認められるように・・・そればっかり考えててどつぼにはまっていってしまったところがあります。
だから惣五郎の問いかけや言葉は源介にはガツンときたのではないかと。
誰に何を言われようと、自分には目指すものがある。
キツイ事を今言われたとしても、自分はここで終わりじゃないのだからいいんだって言う惣五郎には私も痺れましたヨ。。。
っていったあとに「だったらもっとちゃんとおれのこと見てろ」って(≧∇≦*)
これは・・・嫉妬するしないの方の言葉なのかしら!?とキュンってなりました。
ダメな時はフォローしあって・・・なんか今ですら最高の相方ではないですか!?って思ってしまいますが・・・
二人がどんな風に成長していくのか楽しみですよね!
歌舞伎が「好き」というのを源介が次にどんな感じで表現するのか・・・源介もきっと惣五郎同様にキラキラするのかな!?って思います。
早く次が読みたい~~~~~~~!!!!
面白かったです。
やっぱり源介はこうでなくっちゃね!と思った回でした~。長引かなくて良かった(T^T)
ということで!!!源介浮上の花恋つらね29話でした(*^_^*)