ディアプラス3月号掲載、阿部あかねさんの【華と楽】第3話・4話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。 今回の3話・4話は【華と楽1巻】に収録予定です。 こんにちは!華と楽3話の感想を書いていなかったみたいなので、まとめて書きますね!
華と楽 4話 ディアプラス3月号
掲載P数 | 3話:32P 4話:32P |
満足度 | ★★★★☆ |
この雑誌をよむ |
華と楽 3話・4話 簡単な感想
- ラブラブな将大と椿だけれど・・・
- 椿をさらっていった男性は誰!?
- 椿の大阪のサロンで引け目を感じている将大は、椿をさらっていった男にイライラし・・・(超お金持ちっぽいので)
- もやもや将大がなんかカワイイ。
- 椿は将大を大事に想っているけれど、将大の気持ちはどんどん曇っていって・・・
【ネタバレ注意】華と楽 3話・4話 まとめて感想レビュー
3話のあらすじ
3話の簡単なあらすじを。
椿の大阪のサロンを見に来た二人。
そこは以前、将大が椿のために用意した部屋ではなく椿自身が契約したもののようです。
そして将大は「なんか・・・やっぱ役立たずだなぁ俺」と少し気にしている様子。
椿としたら「買って貰った」ビルなどではく、自分自身で地盤を作りたいと思っての行動なのでしょうけどね。
将大は自分のために大阪を拠点としてくれる椿に感謝しながらも何もできない自分自身へのもどかしさがあるようです。
「背伸びしたいねん 早くアンタに並べるように」
椿は育てる楽しみがなくなってしまうから成長するのはゆっくりでいいのだと言うけれど、将大は椿に思いっきり甘やかされていてこのままではダメになってしまうんじゃないかという思いも抱くように。
本当にこのままでいいのかという葛藤が将大の中に生まれてきているようです。
ラブラブなのですけどね。
3話はエロあり回。
3話は・・・椿のサロンで。まだリフォーム中なので何もないです(*^_^*)
相変わらず椿はセクシーですね・・・。
でもラブラブな二人に近づく怪しい影が。
ランボルギーニで颯爽と現れた一人の男性。椿を探していたと言います。
「やっと捕まえたぞ椿」
「竹田さん・・・」
彼は椿の腕をとり緊急だと言います。わざわざ東京から車で来たみたい。
そして・・・将大を見た彼は「君は椿のアシスタント?・・にしてはファッショナブルじゃないなぁ・・・」と。
荷物持ちか、と言ってサイフを取り出し「いつもご苦労さま」と現金を渡し「椿を返してもらうよ」と言って椿と共に去って行ってしまいました。
お金を握りしめ立ち尽くす将大。
「返してもらうよ」と言われた事がすごく嫌だったようです。
幸せな気分も一瞬でどっかにいってしまい・・・
感想
いやぁまたクセのある登場人物が( ̄。 ̄;)
椿の師匠とかそういう人なのでしょうか?あまりよくわかりませんが、椿が従うくらいには権力のある人のようですね。
あと・・・将大の健気なこと。
椿の事が好き過ぎて早く対等になりたいと思うようになったのでしょうね。肩を並べて歩きたい・・・
自分を石ころやう○こに例えてたくらいなのでほんと自分を卑下しているのだと思うのですが、将大はそままで充分椿は幸せえそうですけどね。
逆にバリバリな感じになってしまったら将大じゃなくなってしまいそう。
でもほんと面白いですね・・・将大と椿がすごく好き合っているのがわかるので二人の場面はいつもキュンキュンしてしまいます。
次話はこの竹田さんという人がどういう人がわかるでしょうか!?
↑このお話は2/15~配信されるディアプラス2月号で読めます。
4話のネタバレ感想
3話はちょこっっと短めにしましたが、長くなるので4話もあらすじっぽく書いていきますね。
竹田さんが椿を東京に連れ戻した理由は・・・ホームパーティーのためだったようです。
奥様のメイクをするためだけに呼ばれたみたい・・・。お誕生日だったみたいですね奥様の。
合間を見て将大にメールをしようとする椿ですが、竹田さんに見つかってしまいます。
「困るなぁ 帰ってもらっちゃ 今日一日は僕のものだと言っただろう」
メールの相手は昨日の子か?と尋ねる竹田さんに「えぇ」と答える椿。
「最近つれないと思っていたら 子供のお守りにご執心だったとはね」
いつも椿のまわりは年上ばかりで華やかだったから少し驚いたという竹田さん。
「若い男を宝石がわりに持ち歩いているのかい?」
「どう思われても構いませんよ あの子は光」
「私を明るく照らしてくれる太陽 どんな宝石より価値のある男よ」
(T^T)それが伝わればいいのですけどね・・・将大はまた自分は無力だとか思ってしまってそうです。
一方将大はというと・・・もんもんと・・・。
埋まらない溝に悩み中。(年の差や経済力、考え方や心の余裕・・・)
しかし!中村さん良いこというじゃないですか~~~~~~。
年の差ってどうやって埋めるのかと聞く将大に「埋まらんでしょうな」と。
「恋愛でも何でも人と向き合う時大切なんはお互いを尊重し合ういうことですわ」
「大事なんは差を埋める事より互いを思う心です」
名言じゃないですか~。差を埋める事より互いを思う心☆
それに将大から恋愛相談された中村さん・・・トキメクって(笑)かわいい。
椿と竹田さん。
竹田さんは椿が駆け出しの頃からずっとファンで椿は自分の光だと言います。
「君自身が太陽となって輝く存在なんだよ」
「今度君とNYに連れて行こうと思ってる」
驚く椿。
「空を見なさい椿 素晴らしい世界を僕と一緒に見に行こう」
帰ってきた椿とデート
気持ちは晴れないままなのですが、椿が大阪に帰ってきたのでデートをする二人。
「こんなすぐこっち帰ってきて仕事大丈夫なん?」
「平気よ」
そして手をつなぎながら歩きます。
「チューしていい?」
将大は人目もはばからずキス。
椿もかわいい将大にキュンキュンしながらいつものように楽しい時間を過ごしています。
椿は将大とははじめての事ばかりでとても楽しいと言うのですが、それを将大は・・・
(それは住んでる世界がちゃうかったからや)と。
椿の事は本当に大好き。でも押しつぶされそうな不安がどこからともなくやってくる。
(全然消えへん むしろデカなってる)
デートも終わり、マンションへ帰宅した二人を待ち構えていたのは・・・竹田さん( ̄。 ̄;)ス・・・すとーかー!?
「だまって居なくなるなんてあんまりじゃないか椿」
「今日大阪に戻ると昨日私言いましたよね?」
「僕がうんと言ったかい?」
竹田さんはチラっと将大をみてニヤリ。そして・・・将大の前でNY行のことを話します。
乗り気ではないような椿ですが、竹田さんは「ねぇ君はどう思う?荷物持ちくん!」と・・・
椿はもっと才能を伸ばすべきじゃないか?世界に通用するメイクアップアーティストになるんだと言います。
「この椿というブランドを世界に発信していきたいと思っている」
そのために椿を支援してきたしこれからもそのつもりだという。
「わかるだろう?荷物持ちくん」
「君みたいなのにチョロチョロされては困るんだ」
ここで椿が入ろうとするのですが、竹田さんは「黙ってなさい」と・・・
そして将大にはっきり言います。
「はっきり言おう 君は椿には必要ない 邪魔なだけだ
家がどうこうではなくて、将大に価値がないのだという。
「やめてよ 勝手なこと言わないで」
将大は・・・また自分はもともとその辺に転がってた石ころで椿に拾ってもらっただけの存在だと思ってしまいます。
大事にされすぎて舞い上がっていた
何者かになれると勘違いしていた石ころ
そして将大の目つきがかわります。
「行ったらえけやんどこでも」
「せいぜい頑張りや椿先生」
と言ったところで次号。
感想まとめ
切なすぎる。切なすぎるけど・・・面白い(T^T)
かわいいだけのお話じゃないのですね・・・一気に深くなったなぁと個人的に。
竹田さんはほんといけ好かない男ですけど、椿をずっと支援してきた人のようですし椿もキツイことは言えないのでしょうね。
でも将大に価値がないとかほんと酷い。
将大は闇堕ちじゃなくてなにクソと這い上がって欲しいですね。
もしかしたら・・・一度離れるのかもしれませんが、それでも最後は二人で肩を並べて歩いていて欲しい。
将大が荒れなければいいのですけど・・・。
椿のもとに自分探しに行って好きになって大事にされて・・・すごく素直でかわいくなっていたのに(T^T)
また自分を石ころだと思うようになってしまって悲しい。
椿はどんな宝石よりも価値のある男だと言っているのに・・・ちゃんと将大にそれが伝わりますように。
なんかこの展開・・・絶対盛り上がるところで泣いてしまうような気がします・・・。
将大ガンバレとすごく思った4話でした。
椿はNYに行ってしまうのでしょうか。椿だって前なら一人でいけたかもしれないけれど今はほんとうに将大はかけがえのない存在になっていると思うのでどうなるかですね。
将大のことを考えるとちょっと胸がぎゅっとなった展開でした。