Cab vol.60掲載、ウノハナ先生の【犬と欠け月】15話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の15話は【犬と欠け月3巻】に収録予定です。
少しだけ間が空きましたね。柳井のこととかすごく気になっているので楽しみにしていました!
岳と一弥もちょこっと微妙な空気になっていますし早くラブラブに戻って欲しいです。今号は萌えた台詞がいくつもあってキュンキュンしました!!!
犬と欠け月15話 Cab vol.60
掲載P数 | 33P |
満足度 | |
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犬と欠け月15話 簡単な感想
- キラキラが好きな岳にキュン。
- 一弥がやっとふっきれた顔に♪
- 柳井が岳に見てたのはやっぱり一弥!?
- 次号は柳井VS岳というまさかの展開
【ネタバレ注意】犬と欠け月3巻-15話 感想レビュー
楽しみにしてました!一弥が悩む姿というのもなかなかの萌えでしたけど・・・やっぱり早くラブラブしてほしいですね。
一弥が悩むと岳も暗い顔になっていきますしね(T^T)
今号は、まず一弥と岳の場面、柳井と岳の場面、岳と柳井と一弥の場面の3部構成になっていました。
ストーリー展開がほんとお上手ですよね。。。
一弥はラストではモヤモヤが晴れたように吹っ切れててすごくカッコイイ目をしてましたよ!
それに岳は・・・いつでも一弥だけ!なのがまたたまらないですね。
ボクシングが強くなりたいからとかではなくて、ボクシングは一弥がくれた生きていく理由という岳のセリフにズキュン。
始まりは全部一弥からだものね・・・。
J庭でやっとこさ手に入れた「髪を切る日」。それを読んだ時のあの切ない感じもまた好きですが、やっぱり岳には幸せを感じて笑ってて欲しいな。
生い立ちが生い立ちだから、これからは大事にされて欲しいしぜひチャンピオンになって一緒に夢を叶えてほしい★
とことん「俺」らしく
ロードワークをしている岳。横には一弥がいます。
橋のところで終るのですが、岳は橋の下の水がキラキラしているのを見て「キラキラしてるスゲー」とちょこっと感動しています。
一弥はそんな岳にクスリと笑いながら「お前キラキラしてるもん昔から好きなんだなって」と言います。
「そーすか?」
「リングとか」
「リングは好きです」
「その中で戦ってるカッコイイ俺とか?」
「・・・・・はい」(//・_・//)
これには少し一弥も満足そうにしてましたね!岳の頭をぐりぐりとなでる姿にちょっとにやけてしまいましたヨ。
すると、岳は、一弥に「世界戦のリングはデカいんですか?」と口にします。
一弥は、幅はルールで決められている。でもそれを取り巻く客が違うし、普段以上の熱狂的な声や強いライトが渦みたいに押し寄せてくると言います。
初タイトル戦は、そういう状況に圧倒されて充分な力をあせずに終ってしまうヤツもいるのだと。
そして岳を見る一弥。
「お前は大丈夫だろうけどな 岳」
「行かなきゃそこに 早く・・っ」
岳はそう言ってもう1周してくると走り出してしまいました。
そんな会話があったことを思いだしてた一弥。
ここは服装が違うので上の場面は一弥の回想なのかな?と思います。
そして現在の一弥はというと・・・あの橋の上から「うぉぉぉぉ」を大きな声で叫びます。
(こんなとこで足踏みしている場合じゃねぇだろ)
岳には情けない姿をさらしておいて、今更カッコつけたってどうせ岳にはバレている・・・だったらとことん自分らしくケリをつけなければと・・・どこかスッキリした表情でした。
このケリをつけるというのは「もやもや」の正体に対してなのだと思います。
決して岳とどうこうとかではないのだろうなぁとここで思いました。
一弥は岳に人生全部あげると約束してますからね!(1巻参照 読み返してうるっとしてしまった・・・)
岳と柳井
岳はジムで練習をしています。
そこに柳井がやってきました。
「なんだ まだ残ってたのか」
「はい 一人だと集中できるんで」
柳井は、岳にスポンサー契約の話が来ていると話します。
そして、この世界ではお金の心配がないというのはどんな必殺技よりも世界への近道であると。
それを聞いて岳は「俺は勝つだけなんで」とクールに答えます。
「お前は危ういな 黒後」
柳井は、このまま昌子についているといつか「情」で潰される、「情」ほど「強さ」の足枷になるものはないと言います。
「柳井さんがそうだった・・・?」
柳井はそれを聞いて自分のことを話しはじめます。
「言ったよな 実力だけじゃ世界は目指せねぇ ジムの力が大部分だ」
柳井のいたジムはすごく小さかったようです。
でも、一度裏切って出戻った柳井をまた受け入れてくれたという恩があったのですごく大切に思っていたのだと思います。
大きなジムから誘われても柳井の存在で成り立っているジムをまた裏切ることはできなかったのだと言います。
「「情」に完敗したのは俺だ」
「お前はそんな風になるな」
そう言って、一弥から離れて自分につけと言う柳井。
「俺 「強くなる理由」なんてどうでもいいっす なくてもいい」
ボクシングをやるのはただ「強くなりたい」からじゃない、生まれた時から何も持ってなかった自分に一弥さんがくれた「生きていく理由」だからだと岳は言います。
そう言い残して去ろうとする岳の腕を柳井はぐっと掴みます。
柳井さんが見てるのは俺じゃない
柳井は岳の顔を見ながら「同じ顔だな あの頃の昌子と」と・・・。
「ボクシングをケンカと一緒だと思ってるギラギラした目と剥き出しの本能」
「自分が勝つことしか頭にねぇ・・・」
そんな生意気な男をぶちのめせると思ったのに・・・・柳井と一弥の試合は結局は幻に。
ずっとずっとこの試合のことが柳井からは離れないのでしょうね。
「柳井さんが見てるのは俺じゃないっすよね」
「幻のタイトルマッチ そのリングから本当に消えてしまったあの時の一弥さ・・・」
そう言おうとした岳を壁に抑えつける柳井。
そしてバンコクでのキスの事などを話し、岳にちょっかいをかけようとします。
抵抗する岳。
ふと顔を横にそらすと・・・そこには一弥がいました。
「!」
次の瞬間・・・一弥の拳が柳井の頬にHIT!
「あ~あ聞こえちゃった バンコクで何してくれたって?」
このときの顔がなんか!!!すっごく好みです。ちょっと尖ってる時の一弥ってこんな感じだったのかなぁ(〃'▽'〃)って思ってしまいました。キュン♡
一弥は柳井の胸ぐらをつかみ、「人のもんに手出しやがって 殺すぞてめぇ」と。
「・・・は もう豆腐みてぇな拳かと思ったらまぁまぁのが来たな」
負けじと柳井も一弥に攻撃しようとするのですが・・・顔の前でピタリと止めてしまいます。
「俺が絶対殴って来ねぇなんて信じてんのか?」
「いやまさか」
一弥は・・・もし殴ったら柳井がぶちのめされる相手が変わるだけだと岳の方を見ます。
そこには・・・怖い顔して立ってる岳がいたんですね・・・・。
そうだよね、一弥がもしパンチされようものなら岳がだまっていないですよね。
俺は岳を離さねぇ
「岳は俺が世界に 頂点に連れて行く」
そう一弥に言う柳井ですが、一弥も引き下がる気などなし。
一弥に殴られた事をチクればトレーナーも続けられないぞと脅されるけれども、一弥は「それはそれで仕方ねぇや」と。
そして次のセリフが!!!!もう最高にキュンものでした!
「天国だろうが地獄だろうが 俺は岳を離さねぇ たとえ地の底でも」
「俺はこいつと一緒にもがきますよ」
そんな一弥の目を見て、、、柳井はなんか降参したような表情になりましたね・・・
柳井は、目を壊して再起不能・・・道半ばで引退した一弥がどんなみっともない負け犬になっているかと期待してきてみたら、岳に夢を託して意気揚々に世界を目指していたのだと言います。
「あの頃と同じ目で・・・」
そして柳井は明日ジムを辞めると去って行こうとするのですが、ここで柳井に岳が声をかけます。
「柳井さん 一弥さんの代わりに・・俺と試合してくれませんか?」
「このリングで 明日」
感想まとめ
えぇぇl柳井・・・岳との試合終ったらいなくなっちゃうのでしょうか?
それにしても一弥のセリフ。。。良かったです(T^T)
地の底までだなんて。
ほんともうプロポーズみたいなものですよね。
岳はもっと離れる気などないですし、ワンコちゃんですし(〃'▽'〃)
あと、柳井→一弥は好意というよりは嫉妬近いものだったのだろうなぁと思います。
柳井がずっと引きずってたもの・・・それは一弥との決着。
タイトルマッチで戦うはずだった一弥が目の負傷で引退することになって、どんな風になっているかも知りたかったのかもしれませんよね。
自分はこんなにも心にずっしり重く残っているのに一弥はどうなっているだろうか?とか。
でも目にしたのは・・・岳と一緒に世界を目指している一弥。
だから岳にも興味を持ったのかなと。あとは岳と自分がかぶったのかもしれませんね。
岳を通して一弥を見ていたというのはすごく納得。
今はもう一弥は戦えないから、そんな一弥のかわりに岳が柳井と決着をつけるということになりそうですね。
どんな試合になるでしょうね。できるなら、一弥と柳井と一緒に岳をチャンピオンに・・・というのが私の願い。
そしたら二人とも吹っ切れそうじゃないですか!?
柳井も一弥がずっと残っているなら上書きしちゃえばいいのですよ。一弥と一緒にチャンピオンを育てたといういい方向に。ちょっと柳井も去らずに残って欲しいな~って思います。
ということで!犬と欠け月15話の感想でした。
次話にお名前があったので、Cab vol.61でも犬と欠け月読めそうです(*^_^*)
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犬と欠け月3巻 ネタバレ感想まとめ