ディアプラス9月号からスタート!南月ゆうさんの【ラブネスト 2nd】第1話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の1話は【ラブネスト2nd】に収録予定です。
ラブネスト2nd 1話/ディアプラス9月号
掲載P数 | 44P |
満足度 | ★★★★★ |
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ラブネスト 2nd1話 簡単なあらすじポイント
- ラブラブな二人の生活にキュン
- ナルとマスターに惚気る旭さん★
- 2ndでは二人が恋人から家族になるまでが描かれそう!?
- 穂積さんは家族には自分がゲイであることを話せてない。
- 逆に旭さんは意外にもオープン派。
- 同性相手は気が楽なのか茨の道なのか。
【ネタバレ注意】ラブネスト1話 感想
1話目から飛ばしてますね!!!すっごく面白かったし今後が楽しみになりました。
ストーリー展開的にはこれから一緒にいるためにもう少し超えなければいけない壁があるので・・・そこに焦点があたってくるのかもしれませんね。
それは何かというと・・・「家族」に認めてもらう事、知ってもらう事。
穂積さんに関しては、お母さんが穂積さんにとても期待しているようなので言い出しにくいのかもしれません。
それをどう二人で乗り越えていくかなのかなと。
二人の関係的にはとてもイイ感じでラブラブです。かわいくてエロくてほんと穂積さんが読む度に好きになっていきます(*^_^*)
旭さんも穂積さんへの愛しさがどんどん増しているような気がしてたまらないですね★
この二人がまた読めて嬉しいです【ラブネスト】よりもさらに深く濃い二人が読めそうで・・・今からとても楽しみです。
何かはあると思いますが、南月ゆう先生の作品だからなぜだか安心して読める・・・
多分葛藤もあったりで切なくなる時はあるとは思うけれど、二人はすでに将来の事を思い描いていると思うし離れるなんて考えてもいないと思うからそこを信じて読みます。
ラストは旭さんの理想の家が建っているといいですね(*^_^*)
ではここから下はガッツリ雑誌の流れに沿った感想になります。ネタバレこれ以上いらないという人はここでstopしてくださいね!
二人で補って
二人の同棲生活も特に問題なく仲良く進行中。
それぞれが出来る範囲で補いながら生活しているのは素敵だなぁと思いました。
例えば家賃に関しては旭さんの方が多く払ってて、穂積さんは家事全般。これは旭さんの苦手分野ですからね!
もっと多く家賃を出すつもりでいた穂積さんは浮いた分は家事代をもらったつもりで貯金すると言います。
(いつか旭と言えを建てるためにー なんつって)
そんな夢を思い描く穂積さん(*^_^*)
「これからよろしく大家さん」
↑これはね、実は事務所があるビルは旭さんがオーナーなんですよね。
3階は事務所、4階が住居。1階・2階はテナントとして貸し出しています。あとでわかるのですが、ナルの斡旋のようですよ♪
穂積さんは今の状況がとても嬉しいようですね。自分にとってはまるでお伽話のようだと思ってたことが現実になっているのですから(*^_^*)
旭さんが作ったキッチンは、穂積さんの身長に合わせて色々と設置してあり使い勝手も良いとのこと。
まさに穂積さんのためにつくられたものなのですよね。
「気に入ったか?」
そう言われてムラっとする穂積さんは・・・旭さんに「最っ高」と抱きつきます。
「惚れ直しちゃったよ俺ー・・・」
そういって旭さんのズボンにてをかけると・・・あっさりかわされてしまいます(笑)
穂積さんはムラムラしちゃったのでそのまま・・・と思ったようですが、旭さんはこれから用事があるからと。
旭さんのノロケ
その晩、旭さんはナルのバーにいました。
「俺には匡人のエロスイッチをコントロールできねぇ・・・」
はぁ~と大きくため息をつく旭さんを見るナルとマスターが・・・(笑)
ナルはそれなら自分に1週間預けてみる?躾けて聞き分けのよい猫ちゃんにするよ?と言うのですが、旭さんは速攻「断る」と(笑)
中年のノロケはやだね~なんて言いながらナルも楽しそうです。
旭さんが穂積さんの誘いに全部乗れない事情にはナルが絡んでいるのですね。
実は、旭さんの事務所・住居のビルはナルが斡旋した物件のようです。
とても条件のいいもので旭さんにとってもデメリットはなさそう。(古くてゴキブリが出たくらい!?笑)
これからローン等は払っていかなければいけないけれど、それはテナント料等でまかなえるみたいですしね!
ナルも「親友の愛情籠った引っ越し祝い」と言ってるのでかなり良い物件であることがうかがえます。
馬車馬のように働かなければいけなくなった、と旭さんは言っているけれど・・・それはビルのオーナーになった以外にも理由がありそうです。
「まぁ馬車馬にならなきゃいけない理由は他にあるもんね」
「最近また足繁く通ってるんだろう?親父さんのトコ」
「匡人は知ってるの?今もその帰りなんでしょ」
ここで・・今後旭さんのお父さんがストーリーに関係してくるのかな?とちょっと思ったのでチェック。
「別に 言って状況が変わるもんでもねぇだろ」
「僕はもう二人のことにクビ挟むつもりはないけどね おまえの一人で何でも背負い込もうとするクセはそうそう直んないだろうし?」
意味深なセリフが続きますよね。
なんなんでしょうね。
お父さんは怪我で仕事が思うようにできなくなってからはアル中?だったような記憶が。
今病気とかなのでしょうか!?それとも違う事でお父さんのところに通っているのかな!?働かなければいけない、ということは「お金がいる」とまず思うので・・・
入院費とかそういうことでしょうか!?
旭さんサイドに関しては・・・お父さんが今後重要な要素になってくるかもしれません。
ちなみに・・・マスターからも引っ越し祝いがありまして。それがね、マムシ酒なんです(笑)
「わぁスタミナつきそ~♥」(ナル)
「・・・・マスターまさかコレの為に俺を呼び出したのか」
「匡人のためだ」
「クソったれ」
ここで穂積さんから電話があり、旭さんは帰っていきました。
継手
穂積さんが帰宅。旭さんの事務所に寄ります。
そこでフクザツな形をした木材が目にとまり、手に取ります。
「木のパズルじゃないよな ん?これ嵌め方にコツとかあんの?」
旭さんは、それは「継手(つぎて)」と言って木と木を頑丈につなぐ木組の技術なのだと説明します。
「貸してみろ」
そう言って嵌めてみせる旭さん。穂積さんはその継手に興味を示します。
「へー面白いね 家建てるのに皆こんな細かい作業してんの?」
「今はボルトで繋ぐのが主流だからそんなフクザツなのはほとんど使われねぇ 廃れつつある宮大工の特殊技能だよ」
宮大工というのは神社とかお寺を建築する人の事を言うようなのですが、それを旭さんのお父さんは目指していたのだそうです。
ですが技術を習得するまでに時間がかかりすぎて食べていけないと普通の大工になったのだとか。
「・・・でも諦めきれなかったんだろうな よく端材でこういうの作ってた」
よく見てますよねお父さんのこと。そういえば、お父さんのような大工を最初は目指してた記憶が・・・。
「あんたも好きなんだ?」
「まぁな 鉄筋コンクリートで建てるのも面白ぇけどどっちかつーと木造に惹かれんだよなぁ」
「建物が生きて呼吸してるみてぇな感じがしてー・・・」
もうね、このときの旭さんがかわいいの何のって★好きなことを話す時ってキラキラすると思うのですが、本当に子供に戻った感じがするというか・・・
ピュア(●´∀`●)ってなりますね。
そんな旭さんを見て穂積さんは笑いを堪えます。
「・・あ?何笑ってんだ」
「笑ってないよ ナルが学生時代のあんたを目ぇキラキラさせたピュアボーイとか言ってたのを思いだしてさ」
穂積さんは目の前にいる旭さんがかわいくて仕方がないみたい。
人の知らないところでナルと何話してんだよ!と穂積さんにちょっかいかける旭さんですが・・・ちょっとした衝撃で旭さんの机から黒猫ちゃんの置物が転がります。
「うーわ ちょっと何このブッサイクな猫~~~~~っ」
↑これ穂積さんに似てるって買ってた経緯を思うと・・・面白いですよね(笑)
こういうのが趣味なのか?と尋ねる穂積さん・・・
「大事に扱えよ 俺のカワイイ恋人なんだ」
それを聞いた穂積さんの表情が変化します。
「へーえ?あんたには恋人が二人もいんのか」
「二人っつーか二匹だな」
ムッとした穂積さんは「人を猫扱いすんな」と拗ねて先に帰ると言って部屋を出ようとします。
さっきまで笑ってたのに今は拗ねてる穂積さんを見て「まーさとクン」と後ろから抱きしめる旭さん。
「怒んなって そんな顔しても可愛いだけだぞ」
この二人ほんとキュンしかない。。。。穂積さんだって本気で怒ってるわけでもないのですけどね!
拗ねてるのは拗ねてるけど確かに可愛いだけだと思う(●´∀`●)
「・・・ちゃんと機嫌とって」
「仕方ねぇなぁ」
からの流れは最高でした★食事より何より先に・・・ですからね!!!
エロはほんと破壊力ありすぎエロ。
これは期待して読んで欲しい。
ヤバイ。
絵はもちろんだけれどセリフからエロイんですよね。エロは9Pほどあります。
穂積さんがカワイイ事言うから旭さん思わず発射してますので(≧∇≦*)今回の旭さん・・・個人的に好きです!!!
穂積さんはほんとエロカワ。タチだったのが不思議なくらいです。
母さん俺に夢見てるし
穂積さんの言葉で達してしまった旭さん・・・この後の二人のやりとりにほっこり(≧∇≦*)
そんな時に穂積さんのお母さんから電話が。
どうやら住所変更した事を穂積さんがハガキで知らせてたようで。その確認をするためだったようです。
「うちの親 普段メールとかしないからわざわざハガキ出したのになー」
「声が聞きたいっつー親心だろ?本心は顔見てぇんだろうよ」
何かとタイミングを逃してしまって数年実家には帰っていないという穂積さんに・・・
「なんなら俺が一緒に行って挨拶でもするか?息子さんを下さいっつって」
旭さんはハハって笑いながら言ってたセリフですが、穂積さんはちょっと困った顔。
「・・んな報告したら卒倒しちゃうよ 母さん俺に夢みてるし!」
おまえとの関係話しちまってもいいか?
穂積さんの職場にて。
歩きながら昨日、旭さんがさらっと親に挨拶と言った事を思い出す穂積さん。
デリケートな問題だからお仲間以外には極力避けるように生きてきたけれど、旭さんに言われた事は嬉しいという気持ちもあるようです。
そこへ旭さんから電話が。
どうやら事務所に馴染みの仕事仲間が来ているということで・・・自宅も見せて欲しいと言ってきたようです。
「一応断ったんだがこいつら押しが強くてよー」
旭さんはめんどくさいから二人の関係を話してもいいか?と。
「ダメに決まってんだろ!絶対余計な事言うなよ?あんたと俺はただのルームメイトってことで」
心配な穂積さんは急いで帰ることに。
孤高の銀狼
帰宅すると急いで寝室へ。見られてヤバイものを片づけたようです(笑)(このときまだ家にはあげてない)
「そろそろ部屋上げていいか?あとよーつまみみたいなモンねぇかな」
冷蔵庫の中に・・・という穂積さんですが、旭さんはどれを出していいのかわからないと(笑)
旭さんの仕事仲間は女性と男性の2名。
一緒に飲もうよと穂積さんも誘われます。
最初は遠慮する穂積さんですが、旭さんが酔ってボロを出さないように見張っておくことに。
「えっと・・高見さん達は旭さんとは昔からの知り合いで?」
「そーそー八島とは大学の同期でさ」
そう話すのは女性の方。男性の方は哲さんと言って旭さんとは地元が一緒で整備屋だそうです。
「おい緒積!旭さんの同居人だからって調子のんなよー? 旭さんは俺ら地元のレジェンドだ・・・!」
哲さんは元ヤンみたいですね。
「レ・・・レジェンド?」
笑いを抑える穂積さん。
「おう ケンカ無敵"孤高の銀狼"と呼ばれた伝説の人なんだよ」
ぶほっ
思わず吹き出してしまいます。
「へ。へぇぇぇー・・・」
旭さんはその横で青くなってました(笑)
今も語り継がれ伝説を話そうとする哲さんに「それはナルが面白がってウワサに尾ひれつけたヤツだ」と訂正するけれど・・・
ちょっと哲さん可愛いなって思いました(≧∇≦*)
高見さんはよく旭さんと設計イメージが被り、コンテストや学生コンペなどでも目の上のたんこぶのような存在だったと話始めます。
高見さんはその後インテリアプランナーの道に進んだようですが。
「その八島が自宅をリフォームしたなんて聞いたら興味もわくでしょ」
というのが今回自宅を見たいと言い出した理由だったようです。
「リフォームしたって特別手が込んでるわけでもなし わざわざ見に来るようなもんじゃねぇっつったろ」
高見さんは部屋を見渡し、相変わらずシンプルで使う人のことよく考えてると言います。
「キッチン周りとか特にね」
キッチンにいる穂積さんを見てるのでここで気付いたのかな!?とちょっと感じました・・・。
同性なら気が楽になる部分も・・・
「今日はご馳走さま」
旭さんは二人を見送ります。哲さんがタクシーをひろいに行くと、高見さんが「あんたのことずっと心配してたんだよね」と話始めます。
どうやら・・・奥さんを紹介したのは高見さんだったようですね。
「二人の事も相談されてたのに 結局なんの力にもなれなかったから」
「はは 昔のことだ もう綺麗さっぱり吹っ切れてるよ」
「うん 今日久しぶりに会ってそうなんだろうなって思った」
昔の旭さんみたいに生き生きしていると高見さんは言います。
そして・・・旭さんの気持ちを軽くしてくれたのがあの子なら応援すると。
旭さんは・・・穂積さんから余計な事は言うなと釘を刺されているので・・「・・・何いってんだ おまえも結構酔ってんな」と誤魔化すの(^_^;)
「そりゃ大変な事もあるかもしれないけどさ 同性なら気が楽になる部分もありそうだなって」
そっか・・・高見さんは旭さんが子供できない身体だと知っているのですね・・・
それを聞いて旭さんの顔が・・・曇ります。
帰って行く高見さんを見送ったあと(・・・気が楽、か・・・)とちょっと暗くなってました。
う~ん、そういう見方もできるかも知れないけれど。。。それだけじゃないですよね同性同士は子供とかまた別もので色々とあるわけで。
高見さんに悪気があって言ってるわけじゃないし、穂積さんとつき合ってると言っても普通に応援してくれそうなのですが・・・
子供云々は旭さんは触れて欲しくない部分なのですよねきっと。(子供が出来ていたら奥さんと別れずに幸せに暮らしてたかもって気持ちがなくなるわけでもないですしね)
俺にとっては大事なことだから
部屋に戻るとすっかり綺麗に片付いていました。
「どうしたの険しい顔して」
「もしかして俺たちのこと隠せって言ったの気にしてる?」
旭さんの頬に手をあて「ごめん」と謝る穂積さん。
旭さんの気持ちを蔑ろにしたいわけじゃないけれど、自分にとっては大事なことなのだと言います。
旭さんが「わかってるよ」と優しく言うと・・・チュっと穂積さんからキスをします(*^_^*)
「・・二人でいるときにこんなことしてる・・なんて 誰かに想像されんのイヤじゃない・・・?」
かわいい穂積さんを見て旭さんの表情も戻りました(T^T)
愛しそうに見つめながら今度は旭さんからのキスで次号。
感想まとめ
ラブネストの続編・・・むちゃくちゃこれから楽しみ~!
期待してたけれど、どこかしら続編って怖いの。なんかあるのかまた・・・(T^T)って気持ちの方が先行しちゃって。
旭サン/穂積さんの場合は過去の彼カノが登場とかそういうのはなさそうなのと、恐らく切なくなるにしても前に進むためのものだと思えるので楽しみしかないです。
恋人になった二人が次は家族になるような・・・そんなエピになっていくのかなと期待。
恐らく今後はお互いの家族が関わってくると思うのですよね。
穂積さんに夢見ているというお母さんはやっぱり・・・結婚して子供ができてというのを期待しているのでしょうか?
穂積さんサイドは「お母さん」がけっこう関わってきそうですよね。
そして旭さんサイドは「お父さん」が。
ちょっと謎ですが・・・急にお父さんの目指してた宮大工のことが出てきたり・・・
旭さんが足繁くお父さんの所へ通ってることに対して穂積さんに言ったところで「状況が変わるもんでもねぇだろ」と言ってるので・・・
お父さんは入院か何かしてるのかな?と思ったりしました。。。以前お父さんのことを今はアル中だって言ってたので身体壊していても不思議ではないですよね。
ナルが「一人で何でも背負い込もうとする癖は」って言ってるので・・・背負いこむってことはマイナスってことですよね。。。
お父さんのことも気になるところ。
二人の関係に関しては・・・超がつくほど蜜月期。
とてもキュンキュンするので読みながらにやけると思います★
2話目は次号の【ディアプラス10月号】。南月ゆう先生はページ数がたっぷりなことが多いのでほんと読み応えがありますね。
面白かったです。
ラブネスト目当てな人は今号は買って損なし!です。(太鼓判!!!)
ということでちょっと遅れましたが【ラブネスト2nd】第1話のネタバレあり感想でした。
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