ディアプラス2020年7月号掲載、南月ゆうさんの【ラブネスト 2nd】第9話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の9話は【ラブネスト 2nd】に収録予定です。
大スキな要祐が登場でテンションあがりました♡相変わらず可愛い★
それにしても!いつからこんなに穂積さんといい関係になったのかしら(≧∇≦*)ツンがマイルドでした。なんだか・・・微笑ましかったです笑
ラブネスト2nd 9話/ディアプラス7月号
掲載P数 | 32P |
満足度 | |
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今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 要祐・有村の家で寛ぐ穂積さん
- 旭さんは仕事でトラブル!?
- 今度は旭さんの問題解決に向かっていく・・・のかな!?
【ネタバレ注意】ラブネスト2nd-9話 感想
32P なのですが、結構お話的には濃厚でした。それ以上のページ数があるのでは!?と思うほど。
穂積さんの気持ちが軽くなったところで・・・次は旭さんの番なのかな?と。
「欠陥品」についてはそれを欠点と思うのか個性と思うのか・・・で変わってくるのだろうなぁというようなエピになりそう。
今回もナルが巧い具合にアシストするのかもしれませんね。
まさかのダブルデート計画!?
穂積さんは・・・要祐とこたつでまったり(笑)
帰省したときの話を聞いて要祐も「実家に旭さんを連れて帰ったんですか?」と少し驚いてる感じ。
そして親は二人の関係を知っているのか?と尋ねます。
「いや 知らないけど 連れてったのはまぁ成り行きで・・・」
ここで実家を出る時の回想が入ります。
お母さんに「また連れてきてもいいかな?あいつ」と言う穂積さん。
「もちろん いつでも待ってるよ」
とお母さんは笑顔で見送ります。
回想おわり。
さらっと関係を話せたらいいけれど、やはり親を目の前にすると勇気がいると話すと・・・
要祐はどういった心境の変化かとびっくりします。
「波風たてずに過ごす事を理想としてませんでしたっけ」
「んん・・・上手く言える自信ないなぁ いろいろあんのよ俺にもー」
穂積さんは、そういう伊藤くんも郁の実家にしょっちゅうお呼ばれしてるからもう嫁として認知されてたりして~とからかいます。
「よ・・・っ そんなこと軽々しく言わないでください 俺達だってまだご両親には内緒なんですから!」
このときの要祐・・激カワです(≧∇≦*)
有村は両親いてもけっこうなスキンシップとってくるようで。。。んん。。。。もう知ってるんじゃないのかな(≧∇≦*)って思いますけどね★
ここで有村が帰宅。
有村は旭さんがいないことを残念がります。
どうやら・・・4人で遊びに行く計画を立てたかったようです。
「あれはてっきり社交辞令なのかと・・・」
と要祐は言うけれど・・有村・穂積さんは4人で遊ぶ事にかなり乗り気。
アクティブですね・・・二人は。
まさかのダブルデートですか・・・なんか・・・有村と穂積さんははしゃいで、旭さんと要祐は座ってまったりしてそう(笑)
仕事のトラブル
お父さんの所へ行っていた旭さん。帰りに有村の家へ寄ろうとするのですが・・・
ここで仕事の電話がかかってきます。
どうやら・・・決まっていた仕事が競合になりそうだと。
電話を受けてから高見さんの事務所へ寄った旭さん。そして家へ戻って仕事をしていました。
ここで穂積さんが帰宅。
二人で晩酌をしながら話します。
旅行の事も話すのですが、旭さんの仕事の関係で駄目になるかもしれませんね。
「そんときゃ3人で楽しんでこいよ」
「えーやだよ!あいつらが無自覚に垂れ流すピンクの空気一人で吸い続けろってー?」
そんなのは寂しいとちょっと拗ねると、それを見てちょっと嬉しそうに旭さんは手を握ります。
「暫くはバタつくが 今度の件は来月頭にはケリがつくから 予定立てんならその後だな」
俺らも負けずに見せつけてやるか?と・・・。
「何いってんのこのおっさんはー」って穂積さん言ってるけど、絶対喜んでると思う( ´艸`)
旭さんの仕事のトラブルというのは、クライアントからのダメ出しが出たのだそう。
不良品混じりの建材業者を旭さんが使うというので、契約を一旦白紙に戻して別の設計事務所の設計プランと合わせて再検討するとのこと。
「今さらコンペになるってこと?その建材業者を変えれば問題ないんじゃないの?」
穂積さんはそう言うけれど、旭さんとしたらとてもその建材に惚れ込んでプランと作ってるから、今さら他の業者探してる暇はないと言います。
「不良品たってほんの少し虫食い穴や変色が混じってるだけで耐久性に問題はねぇし」
仮に虫が中に残ってたとしても加工段階で死滅するのだと言います。
旭さんは、そういう通常では欠陥品として廃棄されてしまう木材を見えないところに利用することでコスト削減も狙ってるようですね。
それを聞いて穂積さんは。。。確かに捉え方にもよると言います。
「欠陥品なんて嫌だと思う人もいるだろうし」
「・・・お前もそう思うか?」
「俺?まぁ・・・イメージは良くないな 「表面綺麗でも 裏は虫食いです」って」
その建材を選ぶのに納得できる理由があれば別だけれど、納得できなかったら他を探すかな?と穂積さんは言います。
まぁ・・・知らないとはいえけっこうこの言葉は旭さんには辛いかもしれませんね(T^T)
その後の旭さんはすごく忙しくなり、穂積さんとは時間がなかなか重ならない日々を送ります。
久々のナル♪
事務所にて。
穂積さんがお弁当を持っていくと・・そこにはナルがいました。
「やぁ匡人 元気そうだね入って入って」
「お前の事務所かよ」
旭・ナルコンビは息ぴったりですね(笑)
ナルもステーキの差し入れに持ってきたようなので、穂積さんのお弁当と交換して!って言うけれど・・・旭さんが渡すわけですよね!!!
二人のお弁当の取り合いが。。。微笑ましかったです(≧∇≦*)何歳なの!?とツッコミたくなるくらいかわいい。
あ。でも・・・代わりに穂積さんがそのステーキに釣られてました(笑)
食後に珈琲を飲みながら、旭さんの仕事について話す3人。
もとはといえば、旭さんが同業者から嫉まれているせいもあるのだとナルは言います。
ナルがスポンサーだから仕事がコンスタントに入ってくる。だから旭さんをやっかむ同業者もいるようで。。。
今回のコンペもそういう相手の可能性が高いらしいです。。。
旭さんは、すごく例の建材業者に惚れ込んでるようでして。扱いの難しい無垢材に真摯に取り組んでるような会社だから、個人的な諍いが原因で悪いウワサが立つようなことはあってはいけないと言います。
「・・・欠陥品なんかじゃねぇんだよ」
その言葉を聞いてナルは「自分のことと混同するなよー旭」と口を挟みます。
はっとした様子の旭さんは、そのままタバコを買いに行ってくるといって部屋から出て行ってしまいました。
何考えてんのか正直わかんない
旭さんが出ていったあと、穂積さんはナルに対して「やっぱナルは旭のことよくわかってんだなぁ」と口にします。
「なぁに改まって」
「昔からちょっと気になってたんだ」
と旭さんについて話し始める穂積さん。
時々渋い顔をするけれど、あとで何もなかったような顔をされる事がある。それを見ると、自分に対し気を遣ってはぐらかしてるのかと感じることがあるのだと。
「ああいうとき旭が何考えてんのか正直わかんない」
そして、先ほどナルが旭さんに言った「混同してる」の意味を尋ねます。
「またあいつ何か抱え込んでんの?」
知りたそうにする穂積さんに、、、ナルはにこりと笑いながら「匡人は旭が苦しんでるなら一緒に背負ったあげたいんだよね」と言います。
はき出せば少し楽になるし、自分もそうだったと穂積さんは言うけれど・・・・
ナルは、誰かに心の内を打ち明けて救われることもあるかもしれない、でも必ずしも救われることばかりとは限らないのではないかと。
「例えば、はき出すことで傷口を拡げてしまう可能性があるとしたら」
それでも同じような事が言えるの?とナルは問いかけて・・・・。
次話へ。
感想まとめ
ナルは旭さんの理解者ではあるのでしょうね。
穂積さんも以前は触れて欲しくない傷はあったけれど、自身の経験から誰かに話せば少し楽になると身をもってわかった過去があります。
だから、旭さんも同様に・・・と思ったのと、大スキな人だから一緒に背負いたいと思っているのかも。
「欠陥品」以外に事に関しては、旭さんも穂積さんに吐きだして楽になった事はあったでしょうが(離婚の事とか色々)、やはり。。。「欠陥品」という言葉は旭さんの心の奥底にかなり深い根を生やしているようです。
旭さんのお母さんの言葉があったからなのかしら・・・。
基本的に、旭さんと穂積さんの考え方にもよるのだと思うのですが・・・ナルのように理解者になれるといいですね。
ナルと同じようにではなく、穂積さんなりの理解の示し方で十分だと思う。
「欠陥品」に関しては、旭さんの自己肯定にも関係してくると思うので・・・旭さん自身とやはり穂積さんの力も必要なのかなとは個人的には思っています。
まずは!コンペを勝ち取る事が先決!かもしれませんね。
欠陥品ではなく、優れた建材ものとして認められたらいいなって思っています。
自分と無垢材を混同しているのならば!無垢材が認められたら旭さんの気持ちが変化することもあるかも!?
あとは、有村・要祐とのお出かけ時に何か・・・どちらかと話して気持ちが楽になるとか!?そういうのがあるといいですけど。
どちらかというと、要祐が親からのプレッシャーみたいなのは感じているので・・・話すとすれば要祐と旭さんという珍しい組み合わせが読めるのでは!?という期待も。
有村は・・・家庭的に幸せいっぱいで育てられた人なのでどうなのかなぁ。。。
ただ、有村のまっすぐさももしかしたら旭さんを救うかも?しれない。コンペも大事だけれど、人と人との関わりの中で旭さんの考えが変わってくれたらうれしいな。
次話は7月14日発売のディアプラス8月号に掲載予定です。楽しみです。
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