Cab vol.49より。ナツメカズキ【MODS】続編、【NIGHTS BEFORE NIGHT】第1話のネタバレ感想になります。スピンオフ春編ということですっごく楽しみにしていました!どうにかして春さんには幸せになってほしい。そして今後時雨さんの死の真相が明らかになるのかなと思っています。ちなみに・・・生きてて欲しいって思っていましたが時雨さんは死亡確定っぽいです。
MODS続編/NIGHTS BEFORE NIGHT 1話/あらすじ・ネタバレ感想
NIGHTS BEFORE NIGHT第1話の簡単な感想
①やっぱり時雨さんはもういないのね(T^T)
②よくある展開ではあるけど、本当に楽しみ!
③この2人は心の傷や隙間を埋め合う関係になっていくのかしら?
スピンオフだけどMODSは読んでおいた方が把握しやすい!?
春さんの寂しさというか、そういうのを把握するためにはMODSは読んでおいた方がいいと思う。
あとは少し前に掲載された番外編みたいなのも。春さん時雨さんがいなくなってから喪失感すごかっただろうなぁ・・・って今回の冒頭を読んで思いました。
それがね・・・冒頭がすごくキレイで切ないの(T^T)
ナツメカズキさん、ますます絵が綺麗になってきていると思う・・・。
あの人が好きだった
こんな出だしからスタートするNIGHTS BEFORE NIGHT第1話。
春さんが好きだと言っているのはもちろん時雨さんです。
時雨さんとのピロートークがね・・・切ないなぁ。
「春ってのはいい名前だな」
そう言われた桜の舞う春の日。
「時雨さん」
そう手を伸ばすと・・・・時雨さんの姿は消え、真っ暗な部屋に。
夜中の3時過ぎ・・・春さんはまだ時雨さんを思いながら寝ていたのだろうかと思うと本当に切ない。
そして・・・春さん不眠なんですね。
布団のなかに小さく包まっているのがすごく印象的でした。
(あの人は もう二度と手の届かない所へ逝ってしまった)
同じ顔で俺の前に・・・
吉田ビルにて。(春さんの事務所のビルですね)
事務所に入ろうとすると、鍵が壊されていました。
「誰だかしらねぇけどうちは関係者以外立ち入り禁止だ 勝手に入られちゃ・・」
「よぉ春 遅かったな」
その顔を見てびっくりする春さん。
そこには2人の男性がいました。
一人は黒髪で目の下にホクロのある・・・そう、時雨さんみたいな感じの男性。(前回の番外編の最後に出てきた人ですね)
名前は雪鷹と言うのだそう。おぉ~雪繋がりですねワタクシと(≧∇≦*)
もう一人は、その人の付き人みたいな感じ。月守と言うそうです。
「ここは禁煙だ 雪鷹」
そう言ってタバコを取り上げると、「・・・へぇ あんた俺を覚えてんのか」と雪鷹は言います。
しかし、彼らのせいで事務所はめちゃくちゃになってしまっているようですね(笑)
「ヤクザの坊ちゃんはしつけもなってねぇのか」
後でわかることなのですが、この雪鷹は一条組の息子です!
さて、この雪鷹と月守が春さんの事務所に来た理由ですが・・・
「この方をあなたの所で匿ってほしいんです」
だそうです。この方というのはもちろん雪鷹ですね。
どうも問題を起こしてしまったようで、ほとぼりが冷めるまでカタギの人の家で謹慎するようにとの命令だったようです。
春さんは、一条組の組長のツテならいくらでもあるはずだし、実の息子なのになぜ自分のところに!?みたいな感じなのですが、八神さんという方の推薦で来たとのことでした。
いやぁ~でもこの雪鷹・・・けっこう態度デカイ(^_^;)
「今夜からたのむわ」
そう言って事務所を出ようとします。そして「そういえば」と・・・。
「デリヘル"Rain" これもしかして兄貴の名前?」
ここで繋がりましたね。この雪鷹は時雨さんの弟なんですね!!!
そして!!!前々から言われていた「Rain」は時雨さんの名前から来たんじゃないかというのもココで出てきました。。。
そう思うと春さん本当に時雨さんが大好きで忘れられないのだなぁと(T^T)
バタン
2人が部屋を出た後、晴さんはソファに座りながら「・・・クソガキが」と呟きます。
「・・・なんで・・・同じ顔で俺の前に現れやがる・・・」
大事なひとり・・・本筋の息子
中盤、徐々に時雨れさんの事とか雪鷹の事とかがわかってきます。
本筋というのがよく出てくるなぁと思ってたんですヨね。
時雨さんと雪鷹は腹違いの兄弟なんですね。ここに少し確執がありそうです。
春さんは以前自分がいた八神組?の組長の所へ行き、今回の経緯を聞こうとします。
やんちゃな雪鷹を扱えるのは春さんしかいないと八神組長が推したようです。
「俺はもうヤクザじゃありません」
「あいつを預かるのは無理です」
すると・・・八神組長は言います。
「春 お前店たたみてぇんだってな」
この言葉にぴくっと反応する春さん。シロが辞めた事も知ってましたね。
「最後くらい穏便にやりてぇだろうが なァ?」
う~ん、言葉の意味がつかみきれないのですが、ヤクザが関係しているので簡単には辞められないのでしょうね。
みかじめ料とか言ってますし。
だから、雪鷹を預かることで春さんもお店をたたみやすくなるのかしら?
春さんは、とりあえず1ヶ月ということで面倒をみることで折り合いをつけたようです。
お前がやめて10年か
組長と歩きながら話す春さん・・・。
「しかしお前が辞めて10年か 久々がこんな話で悪かったな」
「まったくです」
変わってないなと言いながら組長はじっと春さんの背中を見ています。
「春 お前俺の下に戻ってくる気はねぇのか?」
春さんはゲイでデリヘル店をやってるような男は戻せないでしょうと。
でも、組長はすごく春さんを気に入っているようですね。「能力は買ってる」と。
「八神さん 俺は戻りません」
「・・・・・・・時雨か?」
「時雨のことは仕方なかった」
なんだろう?時雨さんの死に春さんが絡んでしまったのでしょうか?ちょこっと意味深な発言ですね。
春さんがヤクザを辞めた理由は時雨さんが関係しているとして。。。「時雨のことは仕方なかった」という言葉がすごく気になります。
帰り道、雪鷹と初めて会ったときの事を思い出します。
時雨さんの葬儀の時にあってたようですね。
(15の雪鷹は時雨とは何もかも似ていなかったけれど)
「本筋の息子か・・・・」
俺のことを名前で呼ぶな
帰宅すると、ソファにで~んと座りながらタバコにお酒を食らう男が。。。
そして月守さんはお料理を(笑)
「すみません 鍵穴から勝手に合鍵作らさせてもらいました」
なんだか諦めたような春さんは、「説明するからついてこい」と雪鷹に家の事を案内します。
「勝手な外出は禁止」
「タバコは吸うな」
「・・・最後にもう一つ 俺のことを名前で呼ぶな」
このね、春さんのセリフを読んだら本当に切なくなりました。
だって時雨さんもけっこうスモーカーじゃないですか。。。冒頭に戻って読み返すとほんと切ない。
顔も似てるので、時雨さんと似ている所とか嫌なのかなぁ・・・。
でも、ふと雪鷹の裸とかを見ると固まってしまう春さん見るとほんとうに(T^T)
春さんきっと重ねて見ちゃうところあるんだろうなぁって。
もう時雨さんはいないのに、似た人が近くにいたら余計に切ないわ・・・って思います。
親父は俺自身に興味なんかねぇよ
雪鷹の腕に傷があるのを見た春さん。
「・・・その傷跡 喧嘩のか?」
そんな鉄砲玉のような事をしてたら一条の親父も気がきじゃねぇだろうと伏し目がちに言うのですが、雪鷹は父親は自分に興味なんかないと言います。
自分に預けているからそんな事はないと言い返しても、「面倒だからだ どんだけ騒ぎを起こしたって俺には何も聞きやしねぇ」。
そして雪鷹は言います。
「親父は俺を見るときはガラス玉みてぇな目してんだ」
「兄貴もそうだった」
ここで次号です。
NIGHTS BEFORE NIGHT第1話をふりかえって/感想まとめ
春さんと時雨さんの弟、雪鷹のストーリーになりそうですね。
最初は跡目争いに時雨さん巻き込まれたかな?と思ってたのですが、MODSを読み返すと時雨さんカタギなんですよね~。
前はヤクザでしたけど、シロが会ったときにはもう抜けてるっぽいです。
そして気になるセリフありました。
シロのお父さんがお金を持って逃げた事を知ったときなんですが・・・
「お前の親父もどうしようもねぇな」
「お前の親父も」なんですよね。このセリフと読んだら時雨さんと父親との間に何かあったのかなぁなんて。
MODS読み返すと、春さんと時雨さんの事ははっきりは描かれていないんですよね。カバー下だったかしら?
関係があったと知って読み返すと・・・本当に切ない。
だからこそ、春さんには幸せになってもらいたいなぁって思います。
雪鷹は・・・自分を見て欲しいっていう気持ちの強い子なのかな???って思いました。
雪鷹と春さん、どんなストーリーになるのかわかりませんが連載を追っていきたいと思います。
MODS久々に読み返したらこれまた面白かったです!
NIGHTS BEFORE NIGHT第1話を読むには?
今のところ紙書籍のみ。
電子配信が始まったらお知らせします(#^.^#)