Cab vol.54掲載、ナツメカズキさんの【NIGHTS BEFORE NIGHT】第6話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今6話ですけど・・まだまだ続きそうですよね。と言うことは、巻号がつくかもしれませんね。
春さんが再生していく姿がじっくり読めて嬉しいなって思います。時雨さんが今回も出てきて切ないのは切ないけど・・・雪鷹がなんだかすごくいい男になってきた気がする。
読み始めた時には春さんと時雨さんが好きだから義兄弟が相手はイヤだなぁ。。って思ってたけど、読み進めていくと春さんの相手は雪鷹以外いないかもなぁ・・・って最近思いはじめてて。
というのもね、2人とも時雨さんが大好きっていう共通点があるんですヨ。
春さんがちゃんと時雨さんの事を話せる相手は雪鷹しかいない。話すことで春さんも思いを消化していける事とかあると思うんですヨね。
時雨さんという存在を雪鷹となら大切にできるんじゃないかなぁと。
雪鷹も時雨さんの事好きだから、時雨さんを嫌うわけもないですしね!
だから春さんが立ち直っていくには雪鷹の存在は必要だよねぇ・・って思うようになりました。今回も雪鷹のいい男度がぐぐっと上がったエピだったと思います。
この作品好きだなぁ・・・・MODSより私は好みです。
NIGHTS BEFORE NIGHT あらすじ・ポイント
- 時雨さんの事をムリに忘れなくてもいい、ずっと心のなかにいてもいいって雪鷹に言われて春さんの心が少し軽くなった!?
- 時雨さんの事を愛してたと言って涙した春さんに涙。
- 八神がやっぱり怪しい。(ただの勘)
- これから雪鷹が動く・・・!?
注意ポイント
春さん・時雨さんが出てる作品
NIGHTS BEFORE NIGHT第6話のネタバレあり感想
相変わらずハラハラ展開です。
八神って春さんの事変な目で見てる気がする。だから余計に時雨れさんが邪魔だった説も自分の中で出てきました・・・。
時雨さんが前に薬関連に関係していて破門になった時ありましたよね?あれも実は八神がやらせたかやってたかで罪を被ったんじゃないかなぁとか色々考えます。
時雨サンはヤクザの世界が好きじゃなくてカタギになりたかった。
交換条件みたいなので店も用意してもらったのかなぁとか・・・。八神がガッツリ関わっているような気がしてならないです。
まぁ組長だから派閥争いもあるし、色々と上昇志向の強い人なのでしょうが今後が怖い。
雪鷹がここは八神に近づいて真相発覚!みたいな展開になったりするのかなぁ?一条組の組長に三原って人がなったら雪鷹の地位って何になるんでしょう。
若頭???その前に雪鷹はまだ盃かわしてないからヤクザではないんですよね。息子っていうだけで。
なかなか複雑~。雪鷹がもしすでに組員だったら雪鷹が組長だったのかしら?難しいですねヤクザの世界・・・ちんぷんかんぷんになっちゃいます。
では早速。
あんたは救いたかっただけだ
シロを時雨さんの所へつれて行ったから・・・だから自分のせいで時雨さんは死んだのだと苦しむ春さん。
そんな春さんを抱き寄せ雪鷹は言います。
「あんたのせいじゃない」
「あんたは救いたかっただけだ兄貴のこともあそのガキのことも」
そして・・・雪鷹は、一番傷ついたのは春さんだと。
「あんたのせいじゃない あんたは悪くない」
抱きしめられ、抵抗する春さんですが雪鷹は絶対離さないと言います。
「俺が眠らせてやるって言っただろ」
あの人を 愛してた
ベッドに横たわりながら、春さんは八神にシロをつれて行ったことを忘れるなとクギを刺されたと話します。
「チッあのクソジジイなんで・・・」
雪鷹を見つめながら、腕の中で眠れたらと思ったと口にします。
「俺は・・・このまま眠ってもいいのか・・・?」
雪鷹は春さんに覆い被さるように上になり、そして春さんの頬をさわりながら話始めました。
「あんた前に言ったよな 兄貴を愛してたって」
「それだけでいいんじゃねぇのか 囚われたり無理に忘れようとしなくていい」
今でも心の中にいて、これからもずっといる・・・それだけでいいと。
(後悔していた 何かを責めなければやりきれなかった)
春さんは・・・自分自身の事を責めてしまってたんですね・・やさしい人ですね。シロを恨むこともできたのに・・・自分を責めて苦しんで・・・
本当に幸せになって欲しいです。
春さんは時雨さんへの想いが溢れているようでした。。。
(失いたくなかった ただそばにいたかった あの人をー)
「・・・愛してた・・・」
春さんの目から涙が溢れます。
そんな彼を優しく抱き寄せる雪鷹。
「もう眠れよ・・・春」
雪 ありがとう
翌朝・・・雪鷹の腕の中で春さんは目を覚まします。
ずっと抱きしめられたまま眠ってたみたいですね~(≧∇≦*)春さんが起きると雪鷹も目を覚まします。
「今日は「かわいい」はねぇのか?」
「・・・・・調子に乗るな」
雪鷹は春さんの腕をひっぱり抱きつきます。
「なんかたまんねぇな あんたいい匂いするし・・・」
「よく眠れただろ?」
「・・・ああ」
このとき、雪鷹は春さんにキスしようとするのですが・・・春さんがぐっと押してキスできなかったぁ・・・(T^T)
「・・・・雪・・・ありがとう」
なんかね、春さんの気持ちが少し軽くなったんじゃないかなって思いましたヨ。
[topic color="yellow" title="ナツメカズキ デビューコミックス"]I HATE
お前は俺の味だけ知ってればいい。
10年振りに偶然の再会を果たしたヒロと桐谷。2人は高校最後のひと夏だけ“キス友”だった――。忘れたい過去の記憶。>>>詳しくはこちら
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雪鷹の謹慎も終わり
八神と春さん。
「雪鷹の謹慎は今日で終わりだ」
「・・・ずいぶん急ですね」
「そうか?お前には朗報だと思ったが」
雪鷹とやりあった紫藤会の方は問題はないのかと気にする春さんに・・・なぜか八神はいらっとしています。
お酒をぶかっけ、「雪鷹に入れ込むなと言っただろう」と・・・。
「お前は時雨のことが関わるとろくでもねぇ」
そして八神は春さんにまかせたいシノギがあると言い出します。
この言葉にはびっくりですよね。春さんはもう店もたたむつもりだったのに、まだ店を続けてシノギを・・・と言われているんですから。
「オヤジ 話が違う・・・!謹慎が終われば店をたたむとー」
「春 10年前、お前みたいな若造がガキ連れて外で商売できたのは誰の恩情だ」
「最後くらい穏便に の意味がわからねぇのか?」
八神はシロは自由にすればいいけれど春さんは手放さないと言います。
このときのさわり方がね~~~~~~~~・・・怪しい・・・。
「来週また顔見せに来い」
昨日抱いちまえば良かった
歩いて帰る途中・・・・春さんは雪鷹のことを思っていました。
一度入った穴からはそう簡単には出られない。わかっていたこと・・・
でも雪鷹は自分から入る、入らないではなくもうその道しかないんですよね・・・。
すると、雪鷹が春さんを待っていました。
「勝手に出てくなよ」
春さんがいなくて待ってたなんて・・・なんかワンコみたいでかわいいですね(*^_^*)
「八神と話してきた お前の謹慎は今日で終わりだ」
まだ日にちは残っているのにと驚く雪鷹ですが、もう問題ないから終わりだと春さんは告げます。
「八神に何か言われたのか」
「別に何もない すぐに荷物まとめろ」
目線を合わせない春さんをひっぱり、壁ドンする雪鷹。この身長差がたまらないですね(≧∇≦*)
「こっちみろ春 俺はお前を・・・」
「頼むから出てってくれ」
お店をたたむ条件で預かってただけだと春さんは冷めた声で言います。
「・・・そうかよ」
そう言った後、雪鷹は春さんにキスをしました・・・。
いやぁ・・・濃厚なヤツですね・・エロい。
必死そうな顔の雪鷹が印象的でした。
「はは・・・昨日抱いちまえばよかった・・・」
一条組長の死で色々と変化が起る
3週間後・・・・八神の所を訪れた春さんは一条組長が亡くなったと事を知ります。
次期組長は三原の叔父貴だそうで・・・・。
八神とはあまりいい関係ではない人っぽいです。
「叔父貴は一条組長のシノギのやり方に納得してなかったよな 八神とはウマがあわねぇ」
雪鷹と八神。
葬儀も終わって、八神が雪鷹に話しがあると呼び出したようです。
「あんたが俺に何の用だよ」
「お前これからどうするつもりだ」
八神はこの間みたいに自分が面倒みてやろうか?みたいなことを雪鷹に言います。
「一条組は今とはなってはもちろん三原のもんだが全部じゃない」
息子の雪鷹が相続できる分の莫大な力に目をつけたようです・・・。
「三原と盃を交わしたあと俺と兄弟盃を交わせ」
八神は雪鷹と手を組んでシノギをやれば組の中でも権力を持つことができると考えているのでしょうか???
でも雪鷹は自分は父親みたいには生きないと言って出て行ってしまいます。
八神は、ハンパ者の雪鷹が唯一持っているものは「一条の血」だけだと言うのですが、雪鷹はその血がうんざりだと。。。
春をたすけてくれ
一条の家に帰ってきた雪鷹。
シロが彼を訪ねて来てたようです。
「時雨さんの弟だって 二見のジジイ言ってたけど」
「あんた全然似てねぇな」
この言葉になぜだか雪鷹は話を聞く気になったようです(*^_^*)
「何しにきた ここはお前みたいなガキが来るところじゃ・・・」
「頼みがある 春をたすけてくれ」
シロの話では・・・春さんは店を畳むどころか続けると言い出したようです。
「最近店のケツ持ちしてるヤクザの家によく行くようになった」
シロが聞いても何も答えず、もう会いに来るなと言ったのだそう。
「こんなこと今までなかった・・・何かワケがあるんだ」
もう自分には何もできないからと雪鷹を頼りにきたようです。
シロが帰ったあと、雪鷹は何かを考えていたようです。
「八神に縁切らせてもらえなかったみてぇだな」
「月守 俺初めてクソ親父の血をありがてぇと思ったよ」
雪鷹は八神の家を訪れていました。
「八神 あんたと取引がしたい」
ここで次号です。
感想まとめ
取引したいってことは・・・ヤクザの世界にはいるんですね・・・・。でも春さんを守ろうとする雪鷹はすごくかっこいいなって思いました。
春さんが時雨さん・シロを救いたいって思ってたのと同じで、雪鷹も好きな春さんを守りたい救いたいって思っているんでしょうね。
春さんもこういう状況になって守られた側の気持ちがわかるんじゃないかな・・・って思います。
自分のために犠牲にして欲しくないって春さんなら思うはず。
もしかしたら時雨さんもそう思ってたかもしれませんね。解放しなきゃって思ってたところがあるので・・・。
シロと新しい場所で生活する決心をしたのは春さんのためを思ってのことだったのかもしれませんし。
それぞれを思う気持ちがね・・・なんか切ないですね。
今後はどうなっていくんでしょうね。取引は何なのか。
まず1つ考えられることは春さんをカタギに戻すこと。
一番先に私はこれを思ったのですが・・・・
もう1つは、八神と手を結ぶ条件として春さんを自分の元へ引き渡すこと。
どうにかして八神との縁を切らせてあげようとはするのですが、雪鷹が春さんを手放すかどうか・・・ですね(*^_^*)
八神がまだ何かしてきそうだから、ハラハラは続くと思うけど・・・早く春さんの心の中雪鷹でいっぱいになればいいなぁって思います。
ということで感想でした。
次号もお名前ありです!!!一番最初に読むと思います・・・・・気になる~~~~。