ディアプラス12月号掲載、宝井理人さんの「テンカウント」がいよいよ最終回。。。読みたいような読みたくないような・・・そんな気持ちでページをめくりました。まず最初に、宝井先生には4年間お疲れ様でした!という気持ちでいっぱいです。4年って長いですよね・・高校生で読んだ人はもう成人してるくらいの年数ですヨ。。。ほんとうは次の作品早く読みたいなっていう気持ちもありますが、暫くはゆっくりされるのかな(*^_^*)
ということで、テンカウント最新話のネタバレ感想になりますのでコミックス派の方は十分にご注意ください。
テンカウント6巻は来春発売予定みたいです(*^_^*)
テンカウント最終話 ディアプラス12月号
テンカウント48話の簡単な感想
◆その後のダイジェスト版な感じ
◆黒瀬くんも城谷さんも穏やか。
◆また新たなテンカウント・・・!?
注意ポイント
テンカウント48話のネタバレあり感想
最終回ということもあって、なにか劇的な変化がある!?!?とかではなくておだやか~に流れている時間・・・
その後の2人が描かれていたと思います。
最終回までハラハラするパターンと、最終回前にはもうまとまっててあとは本当にまとめの回と最終回には2パターンあるかと思うのですが今回は後者です。
前回までが本当に山場というか盛り上がる所だったかな???と思いました。
では早速!城谷さんと黒瀬くんのストーリーはここからまた始まるのだろうな~と思える締めくくりはさすがでしたね★
職場を辞めた黒瀬くんのその後
電車に乗っている城谷さんのモノローグ的な感じでその後の黒瀬君がわかります。
黒瀬くんは本当に医院を辞めてしまい、今はさらに一歩先へ・・・もっともっと臨床心理の専門知識を得るために大学院へ通っているようです。
大学院ですが博士後期課程なので3年だったかな?いわゆる博士号取得するための過程ですね!
臨床心理士になるには一番最短ルートで指定大学院を出てからの受験だと思うので・・・今回博士課程ということは黒瀬くんはすでに修士号は持っているんでしょうね(≧∇≦*)
黒瀬君は学生・・・・(女子学生たちがが寄ってきそう(;゜ロ゜))
今は大学の講師や研究室でバイトをしながら通っているようです。
ここで2人の会話が入ります。
「どうしてそうしようと決めたんですか?」
「どうしてでしょう 改めて聞かれるとよく解りません」
でも黒瀬君は、城谷さんに会ってしまったからだと言います。
もともと臨床心理士になったきっかけは西垣さんのことがあってからなんですよね。
黒瀬くんの中で西垣さんの事がおそらく決着が付いたというか・・・・自分の知らないところでもちゃんと西垣さんなりに生きて行けてた(しかも売れてた)というのがわかり、一度は目標を失ったのかも知れませんね。
でも。。。城谷さんがいるからこそ、また新たに目標を見つけることができたのかなって解釈しました。
城谷さんを通じて、より「不潔恐怖症」に対してのなにかが勉強したくなったのではないかなぁって思いました(*^_^*)
待ち合わせをする2人
どこかで待ち合わせをしていた2人。。。
本屋さんへ向かいます。
というのもどうしても城谷さんが読みたい本があったからだそうで( ´艸`)その本を手にした時の顔すごくかわいらしいです。
「黒瀬くんはなにか買いたい本ないんですか?」
いやオレは・・・と言いながら目を本が並ぶ所へ移すと・・・【真夜中の楽宴】というタイトルで東山佑一さんの本が出ていました。
西垣さんの本ですね!それを手にします。
「この人確か去年なにか賞獲ってた新人の・・・ 新作でたんですね」
だまってパラパラとめくる黒瀬君をみて「好きなんですか?」と聞く城谷さん。
「いえ あ、はい」
「どっちですか?」
↑さらっとこういうツッコミできるのが・・・なんか仲良くなってる感あっていいですよね!
城谷さんは西垣さんの本を手にし、自分も読んでみようかなと言います。
それを見て少し嬉しそうな顔をする黒瀬くん。
「・・・読んだら詳しく感想教えてください」
「? はい」
実は城谷さんが手にしてたの「黒い光の少年」の方なんですよね~!!!だからこそ「読んだら詳しく感想聞かせて下さい」なんですヨ。
自分がモデルの作品ですからね!(おそらくですが)
私もその感想聞きたいです。もし・・・もし6巻で描き下ろしがあるならばこの城谷さんの感想が描かれるのかな?とかふと思いました。。。
ようやく俺はスタートラインに立ったくらい
喫茶店にて。
コーヒーを口にし「はぁ あったまる・・・」と幸せそうな城谷さん。
もう喫茶店のコーヒーは気にせず飲めるようになったようですね。
その姿を見てふふっと笑う黒瀬くん。
「なんですか?」
「あ いえここのコーヒーおいしいですよね」( ・`ω・´)キリッ
笑えばいいのにね・・・そんなキリって顔変化させなくても(笑)
城谷さんがかわいかったから~って言えばいいのにぃ!
というのはさておき・・・・
手帳に10項目書いてあったのを一つずつ消していく黒瀬くん。
まだ微妙なものはあるという城谷さんですが、一応10まで終わりました。
「嬉しいですけど これは普通の人ができて当たり前のことばっかりですし ようやく俺はスタートラインに立てたくらいですかね」
すると・・少しだけ黒瀬くんの表情が暗くなります。
「俺 城谷さんに最初に嘘ついてたんです」
【10クリアする頃に必ず完治する】という事に対してですね!
良くはなるけどそれでも不潔恐怖症というのは完治することはあまりないですと。
「・・・・ 知ってました本当は」
城谷さんもネットで調べてたので知識としてはあったのでしょうね。
「でも俺も色々嘘ついてたことがあるのでおあいこですね」
↑嘘って何かあったっけ・・・?って思ってたのですが、次のページで黒瀬君がちゃんと指摘してました(笑)
「城谷さんが嘘ついてたのって 俺のこと好きなのに散々嫌いって言って焦らしたことですか?」
「き」
「嫌いとは・・・言ってないですよ」( //・_・//;)
「気持ち悪いって言われて傷ついたなぁ(棒)」
必死で言い訳しようとする城谷さんかわいいので必見です!!!
そんな城谷さんをじ~っと見つめていると・・・
「何ですか・・・っ」
「せっかくスタートラインに立てたんですし 普通の人もしないようなことしましょうか」
黒瀬くんは手帳の新しいページを用意し、城谷さんの前に出します。
「ここに1から10の番号をふって」
「城谷さんが俺にして欲しいことを書いてください」
本当にして欲しい事を偽りなく書いてという・・・・。
「城谷さんが望まない限り俺からは何もしません」
「「何も」って?なんですか?」
にっこり微笑む黒瀬君。。。
すると次の瞬間城谷さんが「ひゃっ」と言って驚いています。
何が起こったかというと・・・黒瀬君が城谷さんの足に自分の足をスリスリしてたようです。。。
慌てる城谷さん。
でも黒瀬君は。。。
「けど懇願してくれたら何でもしてあげます」
この「懇願」という言葉に支配欲を感じますよね~。Sっぽさが出てる言葉だなぁ~!!!って思います( ´艸`)
その言葉に一瞬考え込む城谷さん。
「何でもって・・・俺は・・・」
「何でも好きなようにしてあげます」
城谷さんが今絶対ここに書けないってことでもしてあげるらしいですヨ・・・・。
城谷さんは何でもなんていうのはムリだと。命に関わるようなことをお願いされたらどうするのかと尋ねるのですが、黒瀬君の顔を見て「冗談です」と引き下がってしまいました。
というか【城谷さんはそんなことお願いしないでしょ】みたいな感じだったんでしょうね(*^_^*)
黒瀬君の顔をみてぞくぞくってしてる城谷さんが。。。なんかもうね黒瀬君にむちゃくちゃにしてほしい!って思ってる感じがしましたヨ・・・。
自分がねだらない限り何もしてくれないのかと考えてしまう城谷さん。。。
最後は黒瀬君からペンを受け取り・・・・・・。。。
そして黒瀬君のセリフで終わります。
「ゆっくりでいいのでここに記入してください」
このね一言がしろ~いページに書かれててなんか余韻がすごかったですね。
不潔恐怖症の克服のためにはじまったテンカウントでしたが・・・・この2人はまた違うエロエロな10項目を描き込みそうでドキドキ♡
もともとお父さんに対して性的な興奮を覚えた城谷さんだから(ここから不潔恐怖症がはじまっているので)エロエロ10項目を達成するころにはそういう気持ち悪いとかっていう気持ちも少なくなっていくかもしれませんね。
相手が居れば自分がおかしいとか感じることもないでしょうし、黒瀬くんならどこまでも付き合ってくれそうです(≧∇≦*)そこがミタイゾ!!!
ということで最終回はけっこうあっさりした感じで終わりました。
テンカウント 48話(最終回)の感想まとめ
最終話はさらっと読める感じではあったのですが、うまくまとめられてるなという気がしました。
ただ、西垣さんと黒瀬君の会話が欲しいなと思ってたのでそこはなくて残念。
あれから西垣さんと黒瀬くんは会ってなかったんですね・・・・・・。
それと城谷さんのお父さんも出てくるかと思ってて(不潔恐怖症になった根本ってお父さんにもあると思ってたので)全然でてこなかったのは意外でした。
不潔恐怖症って元になったトラウマみたいなものを取り除いたとしても治るとかにはあまり関係ないのかな?
確かに私も潔癖なところあるのですが、始まりがどうでどうしてこんな気になるのかってのも今ではわかりませんしね。
あとは植田さんがあれで結局あっさり消えたのか・・・もう少しつきまとってくるかと思ってたからそれもあれれれれ???なぜ出てきた彼女・・・と。
でもあれ以上出てきたら余計にムカっとするので出てこなくて良かったですけどね!黒瀬君にこてんぱにやられたからもう出るに出てこれない感じかな!!!
それと・・・植田さんはお父さんとは終わってるでおっけーなんでしょうか。。。お父さん今ひとりってことなのかな???
またコミックスが出たら通して読み返したいです。
最後に、またまた言いますが・・・宝井先生4年間という長い間の連載本当にお疲れ様でした(*^_^*)
思い返すと一番私が好きなシーンは・。。。やはり初合体だったでしょうか。
あの黒瀬君の我慢できない感じとぶるっと出てきたT子・・・忘れられません(〃・ω・〃)
城谷さんも黒瀬くんと出会って好きになって・・・最後は「好き」だと言い合えて本当に良かったですね!
あと今になってふと思ったのですが・・・やっぱり城谷さんってDTだったのかな?というか今でもDTなのかしら?イヤラシいことに嫌悪感あったりしたからやっぱり誰とも経験ないですよね。。。
そう思ったら余計に萌え♡
お初が黒瀬君なのですよね!(ん?未だにDTはDTかな・・・・)
初恋は実らなかったけど、次に好きになった人と結ばれることができて本当に良かったです!
宝井先生・・もう暫くは連載はされないのでしょうか?
できれば!!!!三上くんがかなり気になってて、三上くんでスピンオフこないかな~って思ったりしています(#^_^#)
(私の)お友達が三上くんももしかして不潔恐怖症じゃないか?って言ってたのもあってそれ繋がりで三上くん・城谷さん・黒瀬君と繋がっていったら面白いなぁってふと思いました。
私は三上くんが不潔恐怖症とまでは気づかなくて。。。同じ匂いがする(男の人が好き???)とかと思ってたけど・・・もしかしたらもしかするかもとこの最終回を読んで思いました。
黒瀬くんの見てた求人情報も気になりますしね!(そのお友達が求人情報は城谷さんの会社ですしね!ってさっきやりとりしてて言っててやっぱり三上くんフラグか!?と)
その三上くんのスピンオフでちょろっとラブラブな城谷さんと黒瀬くんがたまに出てきたら嬉しい。。。。
たま~にでいいので番外編とかあったら(黒瀬くんと城谷さんのその後とか!)超喜びます。。。。いつかまたこの2人に会えますように!
あ~・・・本当に終わっちゃったんですね・・・・後からジワジワ寂しさがやってきそうです。