マガジンビーボーイ9月号掲載、緒川千世さんの『やまない不幸の終わらせ方』第1話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の1話は【やまない不幸の終わらせ方】に収録予定です。
すごく大好きな作品である『終らない不幸についての話』『誤算で不幸な恋話』の続編です!!!
すっごく嬉しい!!!烏童兄のお話がすごく好きで何度読みかえしたことか。にしても・・・GUSH作品から完全に移動しちゃいましたね。。。
GUSHのテイストがけっこう好きなので。。。リブレで掲載となるとなんか病み系になりそうだなぁって思ってしまいます(そんなことないのですが)。
GUSH作品はわりとライトな作品が多いので、安心して読めるというのが個人的にはありまして。というのも・・・カーストヘヴンが病み入ってるからそういうイメージになるのかもしれませんね。
緒川千世さん×リブレ=ちょっと病みみたいな。。。。この二人だけは病み系とかじゃなく進みますように。
やまない不幸の終らせ方1話 コミックス紹介
やまない不幸の終わらせ方1話 簡単なポイント
- 社会人になってから3年のお話。
- 会社では頼れる先輩だけれど、後輩に清竹との関係がバレてしまう!?
- どんな手を使ってもこの恋を守ると誓って・・・・
【ネタバレ注意】やまない不幸の終わらせ方1話 感想
烏童兄・・・健気だなぁって思うような展開でした。
清竹とつき合って4年・・・社会人になって3年の烏童兄ですが、会社ではなかなか頼れる先輩でエースのようです。
それにしても!清竹の前ではほんと優しい乙女なところも出てきてそういうのが好きです。
仕事しているときとは表情も違うのでそこも要チェックですね!!!
今回は・・・今井くんという烏童の後輩が関わってきそうです。う~ん、烏童の弱みを握ったと思って暴走しちゃうのでしょうか。
登場したときはすごくかわいらしい感じの子だったのですが。
ではここから下は雑誌の流れに沿った感想です。ネタバレ盛大ですのでご注意ください。
後輩の今井くん
烏童は会社ではとても信頼されていてプロジェクトのエースだそうで・・・
そんな彼の後輩に今井君という子が出てきます。
彼はちょっとどんくさいというか・・・わりと失敗が多い子のようです。
気にかけてくれる烏童を慕っているのがわかります。
「お疲れ今井」
「烏童さん・・・ 今回もダメダメでした」
「俺だって最初はそんなもんだったよ 若いんだから失敗恐れずガンガンいけよ」
「烏童さん1個しか違わないのに完璧なプレゼンだったじゃないですか」
落ち込む今井くんに「今度飲みに行こうぜ 話聞くよ」と励ます烏童。
否定する奴が現れたときに
そんな今井くんと飲みに行くと・・・まぁグダグダですよね(笑)
日頃の鬱憤も溜まってるでしょうし。
それをじっと聞いてる烏童はすごい(笑)
「みんなどうせ俺のこと役立たずだと思ってるんでしょ うう・・・」
「俺・・この仕事向いてないのかも」
そういう今井くんに、まだ適正がわかるまでやってないだろ?冷静さも必要だぞと助言する烏童ですが・・・烏童さんにはうまくいかない奴の気持ちなんかわからないと言われてしまいます。
「何でもできて 何でも持ってって 苦労したことなんてないんでしょ」
「そう見える?」
烏童は、自分もそれなりに色々あると言います。
この仕事はキツイし、辞めたいと思う時はあるからどうしてもムリなら引き留めないと言うと・・・今井くんは「それなのにどうして頑張れるんですか?」と尋ねます。
「武器が欲しくて」
「学歴・会社・肩書・年収・人望・人脈なんでもいい」
自分たちの事を否定する奴が現れたときにそいつをボコボコにするためのありとあらゆる武器を集めているのだと言います。
作中には「俺たち」と表現してありましたが、これは清竹と烏童のことですね(*^_^*)
それから暫くして今井君は潰れてしまいます。
今井くんをおぶっているところで清竹からのメッセージを受診した烏童ですが・・・表情の変化に胸キュン♡かわいいですねやっぱり。
いつもと口調が違う
「ごめん呼んじゃって」
「気にすんな」
どうやら・・・清竹が迎えに来てくれたようです。今井くんは後部座席で寝ています。。。
清竹は後輩のフォローをしている烏童に「ちゃんと先輩してんな」と☆
「ほんと大変だなー広告代理店は」
「慣れるまでキツイかもな」
「烏童もあんまりムリすんなよ」
うっすらとした意識のなかで烏童の声を聞いてる今井くん。
話している口調がいつもと違うと感じます。
話しているのは男の人。二人は旅行について話していました。
「車で箱根とか伊豆とか行ってさ二人でゆっくりしようぜ」
「うん すごく楽しみ 色々調べとく」
この時に今井くんは目を開けているのですが、烏童の表情が明らかに違うことにびっくりしていました。
まぁ・・・清竹限定ですからねかわいい烏童は。。。
てめえを全力で潰してやる
「昨日はすみませんでした・・・!!」
翌日会社で謝る今井くん。先輩達にもその様子をからかわれ「お前は飲みの関ですら役立たずかよ」と(^_^;)
ぐっと怒りを我慢しているところで【伊豆 へ行こう】というパンフレットが目に入ります。
「それ・・・旅行でも行くんですか」
「ん まあなたまには」
すると今井くんは、昨日見たことを話します。迎えに来た男の人の前ではすごく可愛い顔をするんですね、と。
「あの人とつき合ってるんですか?みんなに言っちゃおうかな?」
若干脅しが入ってる?今井くんに。。。烏童の表情が一変します。
「言ってみろよ その代わり俺の全部使って てめえを全力で潰してやる」
二度と立ち上がれないように徹底的に追い詰めるから覚悟しておけと言います。こ・・・こわい。
今井くんはすぐさま冗談だったというのですが、烏童はそのまま今井くんとは関係を切りそうですね・・・。
これから今井君が豹変していきそうでそれが怖いですけど。
俺の隣でも変わらず笑っていてほしい
早めに帰宅できた烏童は夕ご飯作り。
でも・・・清竹はちょっと帰りが遅いようで、待っている間にうたた寝をしてしまいます。
清竹が帰宅してから一緒にご飯を食べるのですが、美味しそうに食べる彼を愛しそうにみつめてるのがイイ!!!
「ご馳走様」
そういって部屋に戻るという清竹に烏童はよっかかります。
「まだ起きてたいんだけど お前と」
赤面しながら言う烏童のかわいいこと!!!もうキュンキュンです(≧∇≦*)
パチっと目があってニカっと笑う清竹。
「実は俺も」
そう言ってキスをします。
ここからはエロタイムですね!!!
烏童は清竹に抱かれながら今までの事を振り返ります。
彼は小さくてかわいい女の子が好きな人間だった。そんな彼に8年も叶うはずもない思いを抱いて腐ってた自分を受け入れてくれた。
そしてつき合って4年。
関係を隠したいと言ったのは烏童。
清竹はまっすぐ育った人だから世界が無遠慮は無理解に満ちていることをわかっていないと烏童は感じているようですね。。。
けっこう清竹は烏童の想像以上に強いと思いますけどね(*^_^*)
(俺の隣でも変わらず笑っていてほしい)
(清竹 どんな手を使っても俺が守る)
「この恋は俺が守るよ」
眠っている清竹に呟くところで続く。
感想まとめ
久々の二人にテンションあがりました!!!!実は緒川千世さんの作品のなかでこの二人が一番好きなのですよ・・・・
クズだと思ってたのに超一途で、好きな相手にはとっても可愛い。ギャップ萌えってやつですね。
でも1話から不穏な空気・・・。
こういう・・・相手には知らせずに自分だけで処理しちゃおうというのがダメダメパターンなのですよね。。。
今井くんはこれから烏童の弱みにつけ込んでくるかもしれない。
「他の人には言わないで欲しい」と言って今井君の要求をのむ可能性もある。
例えば、仕事でうまくいってない今井くんの代わりにプレゼン資料作ったり!?ああいうのは最初が肝心で、ひとつ手助けしたらどんどんつけあがっていきそうなので怖いですよね。
憧れのエースを従わせてるという優越感に浸ってしまったら・・・かわいい今井くんが壊れてしまうかも(でも展開的にはそうなっちゃうのかな?と予想)
清竹だって覚悟して一緒にいるのだと思うし、そういうのはちゃんと清竹にも話して欲しいですよね。
烏童が思っているより清竹って強いと思うし、男性とつき合う事はどういうことかというのもちゃんとわかってると思います。
烏童が暴走しませんように・・・(T^T)
それにしても!清竹がいるとほんと烏童の表情が可愛らしくてすごく好き。
今はマンションの部屋が隣同士で住んでいるけれど、最終的には同棲するかもしれませんね!!!
今後の展開は。。。あまり病み系じゃありませんように・・・今井くんが変化したらドロドロになる可能性もありますからね。
次話は9月発売のマガジンビーボーイ10月号掲載予定です!これからはちょっとドキドキで見守らないといけないかもしれません・・・。
二人の関係が壊れそうになるだけで本当に嫌なので、二人はラブラブで進行してほしい(T^T)