キャラセレクション3月号掲載、日高ショーコさんの『憂鬱な朝』第43話のネタバレ感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回のストーリーは『憂鬱な朝8巻』に収録される予定です。巻末の先生のことばに「あと少しなので」という文字があって大事に大事に読んでいかないとなぁと思いました。
どんな形でこの2人のストーリーが終わるのか・・・すごく楽しみなようで終わると思うと寂しいです。
今回は・・・相変わらずの萌え。もう少しで離ればなれと思うと切なさもあるのですがまだまだ2人がどのような道を選ぶのかわからないところが日高さんらしくてドキドキです。
憂鬱な朝 第43話 キャラセレクション3月号の紹介
憂鬱な朝第43話 簡単な感想
- 暁人様と桂木のイチャコラがかわいすぎる!
- 総一郎様の頑張りどころはこれから!!!!
- 主従関係ではなく対等な関係になるために。
注意ポイント
憂鬱な朝8巻-43話 ネタバレあり感想
今回も鎌倉邸のお話。そして総一郎様のお話もありました!
案の定、総右衛門は激おこです。
激おこですが、ここは総一郎さまが頑張るかと!ここまでお膳立てしてもらったのですからなんとしてでも小ふさちゃんを結ばれないとね!
とても良かったし、総一郎さまの顔がすごく明るくなってて素敵でした(#^.^#)
あと!!これは書かなくては!!!
1P目からの桂木の顔と暁人さまの顔が(≧∇≦*)キュンキュンしました!
特に桂木!デレの威力が半端ないです。
桂木の本音を聞いてちょっと戸惑いながら嬉しそうな暁人さまの顔も!!!ありがとうございます状態でした。
と思ったら!次ページには更に萌えが★手を握ってのチュー・・・素敵でした。
桂木が本音を言ったからこそ、今回のラストに繋がっています。桂木のあの本音のセリフが無ければまた違った展開になったかもしれませんね。
まだまだどんな選択をするかは分かりませんが、それはお互いに納得した上での答えでしょうしこの2人はどんな選択をしても気持ちまでは離れたりしませんからね。
お互いをつなぐアイテムもありますし(≧∇≦*)
では早速!!!
あまり時間はありませんよ?
桂木の本音を聞き(本音は前回の最後を参照)キスをする2人。
もうね~このキスのカットが何カットかあるのですが愛しさがすっごく伝わってくるんです。
手や指、目線から・・・すごくそういうのが伝わってきてキュンキュンしました。
暁人さまは・・桂木の本音を聞いてすごく喜んでいます。
「桂木・・・もう一度言って ずっと一緒にいたいって」
ぎゅ~っと抱きしめます。
「二年は長すぎると思いました」=「ずっと一緒にいたい」に変換しちゃう暁人さまが可愛すぎて(≧∇≦*)
もう本当にすごく冒頭から眼福眼福!
すると。。。暁人様のセリフを聞き、ツンデレ桂木はちょこっと困り顔。
でも、そんなのおかまいなしな暁人さまは桂木に「海へいかないか?」とまたキスをします。
嬉しそう(#^.^#)
桂木も何だかんだでチューは好きなんでしょうか♪はぁ~(*´Д`*)この2人のチューはほんと絵になりますね。
ぎゅ~っと抱きしめられている桂木は・・・ツンデレらしく暁人さまの言葉に心の中で反論していました。
(だから・・・ そこまでは言ってはいないと・・・)
でも口に出さないところを読むと・・・なんだかんだでずっと一緒にいたいと思ってるんだろうなってこちらは思っちゃいますよね。
ぎゅ~っと抱きしめたままの暁人さまを押し、離れる桂木。
何のための隠居なのか?二年間この邸(やしき)にこもる人が海になど行くわけがないでしょう???と言い机に向かいます。
暁人さまは「バレないよ」って言うのですが、桂木はそれを無視して造船の設計図などをクルクルと丸めはじめます。
(なんだよ急に)
じ~っと桂木の後ろ姿を見ていた暁人様は桂木はもしかしたら照れているのではないか?と思います。
ぐっとまた桂木を引っ張り、自分の方へ。
2人して畳に横たわる形になりました。
「暁人様・・・いい加減にしてください」
「桂木 お前って時々・・・」
(無自覚にすごいこと言うよな)
そう言葉にしようと思うけど、桂木の性格からしてそれを言うとまた怒るかもと思った暁人様は言わずにまた桂木にキスを。
すると、桂木が上半身を起こし、暁人さまに言います。
「暁人様 お話があるのでしょう? あまり時間はありませんよ」
先ほどまでじゃれてた2人の空気が変わります。
暁人さまもスゴイ真剣な顔に!
「桂木 お前にー 渡したいものがあるんだ」
この閨閥結婚を望んだのは父上でしょう?
場面は変わり、「総一郎!!」と激おこの総右衛門が登場。
お見合いの場面に。
「待たんか総一郎!!」
やはり総右衛門は今回の見合いには反対のようです。
「私はあの娘を認めんぞ!! こんな茶番に付き合ってられるか!!!」
すると、総一郎さまが振り返ります。
「父上 桐生琴子様はお上への上奏を経て正式に公卿の御家より桐生家の養女となられた御方です」
「いまさら手遅れです!!この先は父上の好きなようにはできません!!」
総一郎さまがはっきり総右衛門に意見してる!って思ってちょっと感動。
総右衛門もちょっとびっくりしてましたよね!
すると、総一郎さまはさらに言います。
「この閨閥結婚を望んだのは父上でしょう?」
名門桐生家と姻戚関係になり、琴子様の出自である公卿家とも繋がりができた・・・これ以上何が欲しいのかと。
総右衛門は、琴子さま(小ふさ)の出自が公家の出に見えるかとバカにします。
「私の欲しいのは高貴なー・・・」
「父上 それを知るものは桐生伯爵ご夫妻だけー」
他の者の琴子様の態度をみていれば、皆琴子様が公家の出だと思っていると。
「騒げば恥をかくのは父上だけです」
「もう多くを望むのは止めてください」
総一郎様は、総右衛門に一代で成り上がった事を誇りに思っていると言うこともきちんと伝えています。
それで十分じゃないですか!って言いたいのかなぁ~と個人的には捉えました。
桂木にはどれだけ頭を下げても足りない
実は、総一郎様のお見合い場所に雨宮がいました(#^.^#)こっそり偵察です。
「雨宮」
総一郎様に居ることがバレてびっくりした様子。
「話がある」
このバレちゃってバツが悪そうな雨宮の表情にクスっとなりました。
2人で話をします。
「・・・よく私が桐生家に来ているとわかりましたね」
「俺が小ふさに会う前に逃げたら終わりだからな」
桂木は計画通りに事が運ぶか見届ける事ができないから信頼できる見張りが必要だと思ったようです(#^.^#)
「総右衛門殿はお怒りでしたか?」
「ああ でももう俺がなんとかするよ」
この先、総右衛門の怒りは桂木にも向くはずだから、それはどうにか諫めてみせると。
「桂木にはどれだけ頭を下げても足りない 俺は行動で返していかないとな」
総一郎様の表情がとても明るく、嬉しそうで読んでてこちらも嬉しくなりました♪
雨宮も同じように感じたのかな!嬉しそうに総一郎様を見つめています。
そして、雨宮が言います。
「あなたがいたからこそー 暁人様と智之様は訣別することなくここに至ることができたのです」
「お二人はあなたに感謝しておりますよ」
総一郎さまはそれを聞いて「それも困った話なんだけど」と笑
雨宮も2人の関係を知ってますからね(#^.^#)
「ですねぇ」と。。。
でも2人とも、暁人様、桂木が大好きですからね!困った話と言いながら心の中では応援しているのですよね。
「雨宮 俺は久世の事は心配していないんだ」
今の暁人様には何の迷いもないのがわかるからだと総一郎様は言います。
「桂木はどうするんだ?この先のあいつは・・・久世と同じように進んで行くことはできるのか?」
総一郎さまは桂木の心配をしているようでしたね。
桂木に迷いが色々とあるって言いたいのでしょうかね。それに・・・総右衛門も立ちはだかってくるでしょうし。。。
桂木を久世家から解放するしかない
暁人様の場面。
あの桐箱が登場してきましたね!何が入っているのだろう???思ってたけど・・・まだ謎です。
桐箱2つと一緒に手紙のようなものもありました。
壊れるようなものじゃないと言ってたけど・・・今回出てきたってことはやっと中身がわかるのでしょうか(#^.^#)
蓄生届とかかなぁ~と思ってましたが、今の桂木にはその届けもあまり重要ではないでしょうし・・・
すると嘉世子様との回想が入ります。
『暁人様 あなたは私に桂木個人に招待状を用意して欲しいとおっしゃったでしょう?それは何故かしら」
これは夜会の招待状の件ですね!
あの時は、直継様が出てきた時でしたよね!
この問いに、暁人様は桂木と一緒に来たかった、並んで歩きたかったのだと答えます。
『久世家の家令を続ける限りそれは不可能だわ』
『桂木は一生あなたの後ろを歩くしかない』
ここで嘉世子様は言います。
本気で肩を並べたいと思うのであれば『桂木を久世家から解放するしかない』と・・・。
回想が終わり、暁人様は桂木の事を考えています。
夜会の時は桂木が変わることなどあり得ないと思っていた。。。
(あいつは久世家のためにしか生きられないのだと)
(父上の命令にしか従わない男だとー)
でも今は。。。今ならと桐箱の隣にあった紙を手にします。
何が書いてあるものなのでしょうね。
ずっと 何でもいいから揃いのものが欲しかった
階段を上っていく暁人さま。
部屋に入ると桂木が荷物の整理をしていました。
「荷物まとめてる 帰るつもり・・・」
桂木は片付けているだけだと答えます。
「私の靴と服を返してください すぐに」
「返した途端帰りそうだからイヤだ」
「約束は守ります あなたを置いては行きませんよ」
ご出立の朝には見送ると言う桂木。
「暁人さま」
そう言って次は桂木からキス。
嬉しそうな顔の暁人さま~~~~~~たまらんですヾ(≧∇≦)
「靴を返していただけませんか」
「イヤだ 信用できない」
笑
桂木のキスでもダメでしたね!!!イラってしてる桂木がこれまた面白い~!
「そんな事よりこれ あけて」
中身は、暁人様が桂木のために作らせたもののようです。
あの桐箱が出てきましたね!手紙みたいな紙と一緒に作らせたものも入っていたのですね!
それは何かというと「銀の懐中時計」。
学院を首席で卒業すれば銀時計を貰えるのですが、桂木は持ってなかったのですね。
回想で首席で卒業はするなニュアンスのような事を暁直さまからいわれてましたもんね。平民が首席をとるのはあり得ないと。
今更・・・という桂木に、暁人さまは自分も同じ持っていると自分の懐中時計を見せます。
「揃いで作った」
「僕もこのままだと中退になりそうだしな」
頑張ればもらえるけどもう別にいらないし、と。このセリフに桂木もふっと笑います。
実はね、この懐中時計にはそれぞれの名前が書いてあるのですよ~。
家名は入れてなくて、「智之」「暁人」とだけ。
「"家”は関係ないから」
暁人さまは、ずっと何でもいいからお揃いのものが欲しかったのだと桂木に言います。
「これから同時に古くなっていくものが」
「・・・使わせていただきます」
暁人様が渡したいものがこれだけではありませんでした。
「桂木 それからもうひとつ」
この「もうひとつ」は暁人様も渡そうかどうか先ほどまで迷ってたようです。
すっと例の紙を差し出します。
「お前の旅券」
「僕と一緒に英国へ渡る気はないか?」
ここで次号です。
感想まとめ
旅券でしたか!!!暁人さまも離れたくなくてしっかり旅券を用意していたということなのかしら?
迷いながらも桂木は本音で気持ちを話してくれたから、出すことができたのでしょうね。
ただ、わからなかったのは嘉世子様から桂木と対等になりたければ久世家から解放すること、と言われていたのに旅券を渡した事。
ここで一緒に英国へ行くのはそれには繋がらないと思ったのですが・・・
なので、私の考えとしてはここで一度桂木は一緒へ行くことは断ると思うのですよね。
でも!桂木は英国へ行くと思います。
自分にしかできないやりがいのある仕事のために。
暁人様も英国へは目的があって行くわけで、、、桂木も自分のために英国へ行くのであればそれこそ対等ではないかと思うのですよね。
暁人様の用意した旅券で・・・ではなく、なんとか自力でGETした旅券で桂木は英国へ行く気がします。
そのための紡績工場、造船関連諸々が出てきたのかなぁ~と。紡績工場に関しても海外での知識は服を作るために必要になってくるでしょうし。
といってもあっさり受け入れる可能性もあるかもしれませんが(≧∇≦*)暁直様の命令にしか従わないと思ってた桂木が、暁人さまのために動くというのはもう読んでてもわかっているので。。。どちらを選ぶかまだわかりませんね!
桂木の次の返事に注目です!!!!
何気に水面下で英国行の手続きとかしてそうですけどねぇ・・・・。そうだと嬉しいですが。
先生も丁寧に描きたいとおっしゃってるので、私も丁寧に読みたい(T^T)この2人はずっと読んでたいです。
あと!!!!懐中時計のくだり素敵でしたね。
一緒に古くなっていくものが欲しかったと。暁人さまらしい!同じものを持ってたら繋がっている気がしますものね。
2人にとっては指輪みたいなものなのかしら。
最後に!総一郎さまと小ふさの件!
ここは総一郎さまが頑張ると思います。ここまでして貰ったんだからね!
はぁ~本当に面白かったです。桂木の表情も柔らかくなりましたね。また1巻から読み返したくなっちゃいました・・・。
1巻から読むとたいてい4巻で号泣しちゃうのでね・・。夜中に読むとほんとヤバイです。
外は雪でどんだけ積もるんだろう・・・って思ってたけど、2人を読んでなんだかキュン♥ほっこりとさせてもらいました。
暁人さまが可愛すぎます。。。
桂木のデレも読めて。。今回は個人的には神回!
2人の気持ちはもう変わらないし安定してる!って思ってたけどさらに上いくキュンをありがとうございました!!!!でした。
素敵です。
桂木がどちらを選ぶかはわかりませんが、自分の意志で色々と決めて言って欲しい。暁人様のためでもなく、自分のために桂木には選んで欲しいと思います。
桂木はツンデレさんということもあるし、色々総合して自力で行く方に私は1票です!!!(≧∇≦*)
キャラセレクションは電子配信が始まったので気になる人はまたチェックしてみてくださいね!配信はまた後日です。
1/26本日配信開始です!