イァハーツ2023年3月号に掲載、ハルさんの『東京 臨界点 4話』のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の4話は『東京-臨界点-4話』に収録予定です。
神宮寺と恭平の絡みが読めた~!!!と思った3話ですが、4話は・・・ラストに衝撃が。
普通にびっくり展開で、なんかすっごく嫌な予感がするのですよね。これ・・・あのネタが来るんじゃないでしょうか・・・・。イヤだなぁ。
東京 臨界点 4話/作品紹介
感想は以下より。藤雪が実際に読んでまとめたものです。ネタバレ含みます。
東京 臨界点 4話/あらすじ・ネタバレ感想
この臨界点・・・幸せになれるのでしょうか。
なんとなくですが、恭平の幸せっていうのはあの毒親から独立することなんじゃないかなって思いました。
恭平の気持ちがちょっとはっきりしたところでえぇぇぇ~(´;ω;`)ウッ…って展開になってきてるので、ため息。どうなるのかなぁ・・・・
急に神宮寺の態度が変わってしまったのも気になります。
では早速!
4話を読んで、要点的にはこんな感じだったでしょうか。
- 神宮寺が恭平の前から姿を消した!?
- 大切なものは自分でつくると家を出ることを決めた恭平
- 雉真に狙われた神宮寺
- なんとか雉真を更生させたい父だったけれど・・・・!?
- どっちかがピンチ!
こんな感じだったでしょうか・・・なんかすんごく詰め込んであってえ!?どういうこと!?って思考が追い付かなかったです。
どこまでこの二人には試練があるのでしょうね。
では早速!
神宮寺が恭平の前から姿を消した!?
恭平が目を覚ますと、そこには神宮寺の姿がありませんでした。
神宮寺というよりも・・・神宮寺のものすべてがなくなっていたという感じです。残っていたのは恭平が寝ていたベッド、恭平からもらったお金、そしてコンビニかどこかで購入したのかサンドイッチ。
神宮寺がいなくなったことを悟った恭平が。。ちょっとかわいそうでしたね。
あれだけ嫌いだと思いながらもしっかりと恭平の中に神宮寺はいたんだな、というのがわかります。
恭平の回想が入り、神宮寺への想いは実は恭平もたいがいなんじゃなかろうか?と思ったり。
恭平から見た神宮寺って、自分が嫉妬できるレベルにさえいたってなかった、と思わせるほどの人なのですよね。
そして唯一彼(恭平)にぬくもりを与えてくれた人。
自分から逃げたはずなのに、何もなかったことにしたかったはずなのにできなかった。できるはずもなかった、という表現が正しいのかしら?
だって、恭平はすでに神宮寺と接点を持ってしまったのだからあったものをなかった事になんてできないの。
それを恭平自身もわかっていて、できないなら神宮寺が自分を嫌いになりますようにって祈ってたと作中にありました。
なんて切ないモノローグなんでしょうね。
でも実際に自分の前から神宮寺がいなくなり、『捨てられた』とわかったら・・・苦しい。
恭平はもうすでに・・・神宮寺がいないとダメなんですよね。
神宮寺がいなくなってからずっと彼の事を考えている恭平はちょっとかわいそうだなと思いつつ・・・萌えました。
大好きじゃないの~((ノェ`*)っ))タシタシって。
一度は自分から突き放したのにねぇ。。。自分がそれをされたら苦しいのね。人間って本当に身勝手な生き物よ。
大切なものは自分でつくると家を出ることを決めた恭平
家でも元気がない恭平。それを気に掛ける母親。
神宮寺が自分の前からいなくなったことが理解できないようで、これは復習なのか・・・それとも探させたいのか?と考えています。
(俺はー何もしない)
蓮のようにはできない、と考える恭平は・・・連の写真をみようとしまっていた机の引き出しを見ます。
ですが・・・写真はあるわけないですよね。あの母親に捨てられてましたから。
ちょうどその時両親が部屋へ入っていきました。蓮との写真をどこに隠したのかと問い詰める恭平。
ここのシーンね・・・恭平の想いに胸が痛くなりましした。
そしてここでわかったのは・・・クソなのは恭平母だけではなく父も。むしろ父の方がクソなんじゃ・・・って思ってしまいましたヨ。
蓮のエピの時にはこのお兄ちゃん(恭平)も冷たい目で蓮の事をみて追い出したと思っていたけど、、、
そうじゃなくて「なにもできなかった」が正しいのかもしれません。恭平は本当に連の事が大切で好きだったのだろうなって今は思います。
連の視点からだとそれは伝わっていないかもしれないから、いつか・・・いつか再会してほしいですね(⌒∇⌒)
「蓮との最後の一枚です 頼むから・・・頼むから返してください」
そう頭を下げる恭平にちょっとうるってきたのに・・・その後の両親の言葉に台無しにされました。
そういえばこの父親って蓮の時にも自分の事しか考えてなかったですよね。。。。神宮寺と恭平でこの父親の病院のっとってやればいいのに!!!
恭平はずっとこの家の生活が苦しかったのですね。でも我慢しながらも生きてきたのは、そんな中でも「何か」と見つけたかったから。
でも何もないことがわかっていたと感じています。
そして決心します。
自分の幸せのために恭平は一歩踏み出しました。
雉真に狙われた神宮寺
大学で神宮寺の事を聞きまわる恭平。
そしてある衝撃的な事を知ります。それは・・・「退学するって」という学生の言葉。
学校の前のコンビニで会ったという彼女の話を聞き、恭平はあわてて駆け出していきました。
その頃・・・神宮寺の動向を注視してる一人の人間が・・・そう雉真(-_-;)
「絶対に殺す」と殺意が半端ないです。
神宮寺を見つけた恭平。
退学の件を問い詰めると・・彼は学校にくる意味がなくなったからだとへらへらと話し始めます。
もともとは恭平のために大学に入学したけれど、結局恭平は俺を嫌いになっただろう?と。
そんな彼に恭平は。。。嫌いになったじゃなくて最初からずっと嫌いだったと言い、それでも神宮寺にはずっと隣にいろ、消えるなと。
真剣な顔になる神宮寺。
本気ならもっとはっきり言え、と話していると。。。いいところで邪魔者が。
雉真が突進してきたのですよ、、、ナイフを片手に(´;ω;`)ウッ…
絶対あの距離だと刺されると思った。。。人生どこで間違うかわかりませんね。
あのすかした男が今は薬漬け(前から??)・・・。変わるものですね、、、。
なんとか雉真を更生させたい父だったけれど・・・・!?
今回の9話冒頭では雉真父が登場するのですが、その時に実は神宮寺は雉真父からある話を受けていました。
もしかしたら神宮寺が消えた理由はこれ??
でも計画してたかのようにきれいに消えていたって恭平は思っていたし、何がなんだか。
本当に恭平の前から消えようと思っていたのかもしれませんし、そうじゃないかもしれない。ちょっとこのあたりは不明です。
雉真父は、息子を捕まえたいからと神宮寺に協力を仰いだようですね。
雉真父が息子のところに到着する前に、神宮寺は雉真に言います。
昔知り合いにジャンキーが二人いたけど、一人は薬物過剰摂取で死にもう一人は薬を手にするために体を売り凄惨な最期だったようです。
まぁこれは・・・あの人たちですよね。
神宮寺が刺したあの男・・・けっこうな最期ですね(-_-;)
さて。。そんな話をしていると雉真父がやってきました。でも雉真は父が来るや否や「来たら飛び降りる!」と。。。
雉真父は土下座をしながら息子に謝り、一緒に乗り越えよう、味方だからと言うのですが・・・
「罰を受けるのは俺じゃないか」ですって。。。(-_-;)
いや、悪い事したのは自分だよね?って言いたくなりますよね。とんだアマちゃんですわこの子。
そしてね。。。この雉真。。。ほんとにヤバい。
飛び降りるんです本当に。
ある人物を道連れにして。
もう衝撃的でした。。。。早く次読みたい(´;ω;`)ウッ…気になってしょうがないです。
毎回毎回本当に内容が濃くて落ち着かない(笑)
この二人には幸せになって欲しいのに、暗い雰囲気が漂ってますよね。でもこれ以上暗くはならないと思うのですが、、、
まさか今回の入院先が早乙女家の病院って事・・・ありますよね(-_-;)ありありですよね・・・
さらには下はコンクリではなさそうでしたので、頭は打っていたけど致命傷とかにはなっていないのでは?と考えます。
連絡通路から飛び降りたっぽいので、2階でしょうし。。。。っていっても状況がわからないのでなんとも言えず。
どう考えても雉真の下になってるようなので頭は強打してますよね(´;ω;`)ウッ…
で・・・思ったのは、ワタクシの超苦手な 記憶喪失ネタ が来るんじゃないでしょうか。
それか記憶力を失ってしまうとかそんな感じ???もしかしたら打ちどころが悪くて暫く寝たきりとか・・・今だったらどんな状況でも考えられるから本当に不安しかないです。
どうなっちゃうの二人。。やっと恭平の口から隣にいろ!って言葉がでたのに。。。
まとめ
今回は9話の感想でした。
もう衝撃的でびっくり。かわいさあまりに雉真をここまだ堕ちさせた彼の母親は。。。罪ですね。
土下座してまで味方だからと治療を勧める雉真父にはぐっとくるものがありました。彼の気持ちは届きませんでしたが。
蓮や恭平の父にも雉真父くらいの想いがあれば色々と変わったのになぁって思ってしまいますね。
これだけの試練を二人に与えちゃった先生・・・最後はちゃんと幸せにしてくれますよね!?!?お願いします(´;ω;`)ウッ…
そしてできれば!!!蓮の幸せな姿を恭平にも見せてあげて欲しいです。(時系列的には全然交わらないですが・・・)恭平が30代になったら幸せそうな蓮に会えるかしら?この兄弟、何歳違いだったか忘れちゃいました(-_-;)
蓮のお話の時に少しでも恭平の現状とか出てきてたら予想しながら読めたのに・・・・。何かヒントとかあるかもしれないからもう一回「4月の東京は・・・」を読み返そう☆
ということで!気になる10話は』イァハーツ5月号に掲載予定です。
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