イァハーツ2022年9月号に掲載、ハルさんの『東京-臨界点- 2話』のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
大学に無事合格した恭平。神宮司と離れる選択をしたのがエピソード1のラストでわかりました。
>>>>東京-臨界点-エピソード0.1話のネタバレ感想はこちら
今回は大学に入ってからのお話。
神宮司・・・恭平への執着が強いですね~。ちょっときゅん。お互いにちらちら見ちゃって(n*´ω`*n)
とはいいつつ、本編内容はかなり暗め。前話で登場した警視総監の息子がこれまた最低な奴なの。
東京-臨界点- 2話 作品紹介
最新話【東京-臨界点-】エピソード2 あらすじ・ネタバレ感想
読んでたら本当にハラハラしてしまう。嫌な当て馬が登場ですね。ちょっと神宮寺もこれから目をつけられて大変そう。
警視総監の息子で医学部生なのに・・・とんだ悪党ですわ雉真先輩とやら。
恭平も目をつけられててヤバかったですね。この先輩・・・バイなのか。。
それにしても・・・・扉絵の神宮寺の執着よ・・・【誰にも渡さないし、絶対に、逃さない】。
恭平は自分自身は見てもらえていないというような気持ちも抱えているから、神宮寺くらいがちょうどいいのかもしれませんね。
まわりは頭が良く、医者になる子供が大好きであってそれは【恭平自身】というわけでもないので。
でも・・・この二人はどうやったら上手くいくのかしら。二人の間には邪魔者がたくさんいるのよね、、、。
雰囲気自体が暗くて。
蓮と和真は、和真に救われる部分も大きくて、うまくいくだろうな~~って思っていたけど・・・。
この恭平と神宮寺はちょっと先が見えないのよ~。なんとか二人で手をとりあって笑っているラストであってほしいのですが。。。ちょっと不安。
3分でわかる☆東京-臨界点-2話 あらすじ
神宮寺の部屋に先生と子供がやってきた。先生は、神宮寺の食事の心配などをしながら冷蔵庫をあけると、そこには賞味期限が2か月以上過ぎているケーキが置いてある。
捨てようとする先生に、まだ食べられると言って止める神宮寺。
大学では、雉真と恭平が一緒にいて話題の中心に。
生徒達は、神宮寺と恭平が同じ高校だと知っているようで、仲が良かったのかいろいろと聞いてくるも神宮寺はそっけない返事ばかり。
天才神宮寺は大学でも謎の男になっているらしい。そんな彼だけど、高校も大学も毎日通っているから不思議だと言われている、
遠くからでも恭平を見ている神宮寺。
講義室で寝ていると、どこからか男女の言い争うのが聴こえてきた。それは、雉真と女性との言い争い。
口論の末、女性とは雉真を殴って出て行ってしまう。悪態をついているのを見ている人物に気づいた雉真は一瞬固まったものの、神宮寺の身体にタトゥーがあるのを見てにやりと笑う。
そして【賄賂】と言ってある薬を渡してきた。
その後、教授や全学年が参加する飲み会に神宮寺・恭平・雉真も参加。
神宮寺と恭平は話さないものの、お互いが気になっている様子。しかし、それを邪魔するように神宮寺の目の前にきたのは雉真だった。
雉真は神宮寺に、渡した薬を今夜恭平に使うと言い、自分の後ならどうだと神宮寺も誘った。
しかし神宮寺はそんな誘いに乗るわけでもなく、雉真に飲み物をぶっかけてしまう。
怒った雉真だったが、余裕の神宮寺。乱闘になりそうだったが、教授もいるということで雉真がおとなしく引き下がった。
一人イライラしながら帰る雉真。すると・・・誰かから背中を押され、歩道橋の階段から落ちてしまう。
入院中の雉真は、警視総監の父親から例の薬についてかなり問い詰められていた。
証拠があがっており、言い逃れもできない。取り調べも始まるという。雉真の恨みは神宮寺へとむけられるのだった。
恭平は、神宮寺の事を考えていた。そんな時、彼からメールが入ってきた。
急いで神宮寺の家に向かった恭平は、お金を返される。
すると神宮寺は、いきなり恭平にキスをして薬を舌にのせる。吐き出そうとする恭平を止める神宮寺は、催淫剤だと言って・・・。
東京-臨界点-2話 ネタバレ感想
残されたケーキと神宮寺
まさかあのケーキをちびちび食べていたのだろうかと思うとちょっと切なくなりますね。
先生が捨てていい?と言おうとしたら怖い顔になってて。でも先生にはニコニコの神宮寺は新鮮でした。
先生の子供とも仲良しなんですね(⌒∇⌒)
恭平との関係が切れてから81日・・・そういうのもしっかりと覚えているのが余計に切ない。
恭平からの言葉が【下衆】が最後とか。。。でもあれは、彼の母親が来なかったら二人で過ごせてたのではないかな?とも思ってしまうのですけどね。
ケーキを大事にとっているとか。。。どれだけ恭平のこと好きなの。
大学での噂の中心
医学部では、雉真と恭平が噂の中心になっているようで・・・フェラーリの王子様って(-_-;)運転して大学に来てるのかな?
院長の孫に警視総監の息子。。。まぁ注目はされるでしょうね。周りは、神宮寺と恭平が同じ高校だと知って色々ときいてこようとするのですが、神宮寺は【全然】というのみ。
興味なさそうな返事にも聞こえます。
恭平がトップ合格したのはこの神宮寺のおかげなのですけどね。
そんな彼らから離れようと出ていくときに、心の中で【臭い 臭くて鼻が腐りそうだ】って・・・ごめんなさい、笑ってしまいました。
神宮寺にとっては唯一、恭平だけがいい匂いに感じる人物なのでしょうね、、、。
部屋を出てから恭平を遠くから見つめる神宮寺の切ないこと。
高校の時もああやって遠くからじっとみつめていたのかな(´;ω;`)ウゥゥ
神宮寺が高校や大学に来る意味って・・・恭平しかないような気がする。
下衆男の雉真
神宮寺が講義室で寝ていると、言い争う声が聞こえてくるの。
女子学生と雉真の言い争いなのですが、彼女は記憶がないのに雉真とホテルへ行ったらしい。
最初は雉真に憧れていたようですが、あまりの下衆さに女子学生もいっぱつぶん殴って出ていきましたよ。。。
そしてそれを神宮寺に見られたと知った雉真は最初びっくりするのですが・・・神宮寺のタトゥーを見て仲間に引き込もうとするの。
自分が使っている薬を神宮寺に渡すのですが、最初はいらないと断ります。そりゃそうだ。
それでも強引に渡していたので、この薬は神宮司が持っていることになります。
医学部と教授たちが参加する飲み会があり、そこには神宮司も恭平の姿もあって・・・お互いに意識はしあっているのにじれったいなぁ~~~~~~!!!!って場面があります。
神宮司は恭平をちらっとでも見ていたいのに、その前に雉真が現れるもんだから・・・思いっきり顔に出てて( ̄m ̄〃)ぷぷっ!ってなりました。
外面はいい雉真ですが、神宮司の前では隠さなくなりましたね。
わる~い顔で話しかけてきます。
そんな彼ですが、今夜は恭平を狙っているのだと神宮司に話すのよね。馬鹿だねぇ。。。この人は。
神宮司に恭平の事を話すとか(;^_^A
そして一番傷つけたらダメな相手なのに~~~~~~~。神宮司が黙ってるわけないでしょう。
飲み物の中に薬を入れ、それを恭平に飲ませようと思っていたみたい。
「どうする?」って言われて、神宮司のとった行動は・・・その飲み物を雉真の頭にぶっかけること。よくやった!!!!!!
さすがに怒った雉真は。。。人前なのに殴りかかろうとしてましたね。猫かぶってたのにねぇ・・・こんなところで本性あらわしちゃって。
「俺を誰だと思ってる!?ぶっ殺すぞ」って・・・えらいのはあなたじゃなくてお父さんでしょうよ、と言いたくなりますね。
典型的な勘違い野郎ですわ。医学部に入っているので、彼自身も努力家なのはそうでしょうが・・・やはり下衆な感じがします。
止めに入った人がいたけれど・・・彼はなんとなく雉真の本性しってそうですね。。。
そんな雉真ですが・・・夜に歩道橋から転落し、入院するのよね。誰が突き落としたのか・・・やっぱり神宮寺なのかしら?
結局彼は、お父さんから色々と問い詰められます。
薬がみつかり、その袋に彼の指紋があったこと。携帯に電話番号があったこと。これによって彼は取り調べを受けることになるらしいです。
薬は最初は雉真は自分のじゃないと言ってましたよね。
確かに・・・彼が持っている薬は全部なくなってたはずなのですよ。雉真は3つ持っていて、2つは神宮寺に、もう一つは恭平に使おうとグラスの中に入れたけど神宮寺に頭からかけられたから。
転落する前に電話でも薬がないからもってこいって言ってましたしね。
やはり薬は神宮寺が雉真の持ち物に紛れ込ませたのでしょうかね??・ということは・・・背中を押した人物は神宮寺が一番怪しいってことになりますね(-_-;)
神宮寺じゃなかったらいいな~と思ってましたが、恭平が狙われていたと知ったらやりかねないですもんね。
これできっと雉真の将来は思い描いたようなものではなくなってしまいそうですし・・・恨みが全部神宮寺に向かってしまっているのが気になります。
神宮寺が恭平に飲ませた薬は何?
神宮寺からお金を取りに来いというメールがきた恭平は、急いで彼の部屋へ行きます。
お金を返された恭平ですが、「いやだ 今更何の・・・」というの。ということは、もしかしたらお金を置いておけば神宮寺からすぐに連絡が来ると思っていたのかな?
だけど彼からは連絡が来なかった。
神宮寺もまた恭平に逃げられたと思っているし、ちょっとこの辺は二人のすれ違いだったのでしょうか?
そんな恭平に気づいたのか、神宮寺はクスクスと笑い「お前けっこうピュアだね」と言ってキスをします。
その時に恭平の口の中には薬が入れられて。。。!?
催淫剤だというその薬。検査しても何も出ない、記憶もなくなる明日になったら覚えていないから素直に・・・という神宮寺に恭平はどう行動するのでしょうか。
さて・・・この薬なのですが、ちょっと読んだ時に引っかかってしまいまして。
雉真からもらった薬は神宮寺はもっていないはずでは?と。
それが手元にある可能性を考えると、3つの可能性が。
- 雉真ルートでなくても神宮寺は薬を手にすることができる
- これは雉真が使っていた薬ではない
- 雉真の指紋がついていた袋に入っていた薬は実は違うもので、雉真からもらった薬はそのまま神宮寺がもっていた
まず、雉真ルートではなくても薬を手にすることができる、というのと薬はそのまま神宮寺の手元にある説なのですが・・・
これはかなり可能性は低いのでは?と思っていて。
なぜなら、自分の母は死に、自分も薬でらりった男に侵されそうになった記憶が神宮寺には残っているはず。
だから、人一番薬がどんな風に人を壊していくのか、命を奪うのかは知っていると思うの。
そんな人を変えるような薬を大事な恭平に使うと思います!?!?いくら飲んだ本人は記憶をなくすからと言って。。。怪しいものを使うとは思えない。
そう思うと・・・恭平の口にいれた薬はビタミン剤とか睡眠薬とかそんな類のものなのでは?と。思い込みで作用することが薬にはあるので、ここでの神宮寺の行動は・・・そう思い込ませるためなのではないかな?と。
雉真が渡してきた薬の形状ともちょっと違いますしね。
恭平に「お前結構ピュアだね」と言って飲ませた薬・・・それは催淫剤で記憶もなくなるから素直に楽しめばいいと。これをピュアな恭平は思い込むのではないかしら。
まぁ間違っても恭平に対して危ない薬なんて絶対使わないと思う。あんなに大事そうに遠くから見つめてるだけの神宮寺がね。。。
やっと二人の時間が読めると思うとわくわくしますね。恭平はどんな感じになるのかしら?
最初は抵抗するのかな?でも、恭平自身も神宮寺との関係は忘れられなかったようですし!!!楽しみです。
感想まとめ
前回出てきた雉真なのですが、思った以上に下衆野郎でした。
ただ、神宮寺にすごい恨みを持ったようなのでそこが気になります。最後にまた登場するでしょうね(´;ω;`)ウッ…
神宮寺のタトゥーも気になるし、ラストはピュアでまっさらな恭平の身体にもタトゥが入ったりするのかなぁと思ったりもするのですよね。
傷ができてしまう??(雉真が神宮寺を殺そうとする場面がありそうなので、そこをかばうとかあったりして・・・と)
神宮寺のタトゥは、最初は刺された傷を隠すためのものなのかな?とも思ったのですが。。。なんか今回範囲が増えてましたよね???
以前は肩までなかったから、びっくりしてしまいました。
彼のタトゥが増えていくのには理由があるのかもしれません。蝶・十字架・・・花は何だろうだろう?といつも考えてしまいます。
記憶力のいい神宮寺だからこそ、何かしらの理由があって彫ってるのかなぁなんて。理由はないかもですが。
まだまだ謎が多い神宮寺ですね。気になります。
エピソード3はイァハーツ2022年11月号に掲載予定です☆
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