Canna vol.92に掲載、文乃ゆきさんの【ひだまりが聴こえる 春夏秋冬 13話】のネタバレあり感想になります。
雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の13話は【ひだまりが聴こえる 春夏秋冬 3巻】に収録予定です。
ひだまりが聴こえる 春夏秋冬 13話/Canna vol.92
【掲載P数】 | 【38P】 |
【満足度】 | |
【雑誌詳細】 | ≫≫紙・電子・ラインナップ |
ひだまりが聴こえる 春夏秋冬 最新話を読む方法
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ネタバレ注意【ひだまりが聴こえる 春夏秋冬 13話】感想
13話も相変わらず面白かったです。
今回は太一・航平の絡みもあってよかった~!まぁ・・・仕事していて何が辛いかって仕事内容とかよりも人間関係なのですよね。
それって障碍があるなし関わらずほとんどの人がそうなのかなって思います。
なんとか乗り越えていって欲しいですね。
では今回の13話のポイントはこちら。
- 久々にヤスくん登場
- 航平は熊取谷さんとまったくそりが合わず・・・
- デザイン化の上野さんとの面談で・・・
- 五十嵐くんはある意味素直な人
- 太一と食事に行くことになった航平は・・・・
パートとしては大まかにこんな感じだったでしょうか。
それにしても熊取谷さん・・・ちょっと大人げないというか、何かコンプレックスでもあるのだろうなって思いました。
ではここから下はさらにネタバレ含む感想になりますのでご注意ください。
久々のヤスくん登場!
ヤスくんとマヤちゃんどうなってるのかな?って気になっていたので、ヤスくん登場むちゃくちゃ嬉しい★
とは言っても・・・ヤスくんとマヤちゃんは特に進展はないようですね。
これからじっくり・・かな!?この2人うまくいって欲しい。。。
元気かな桜上さん・・・って思ってるヤスくんにキュンです。
今回、ヤスくんがどうして登場したかというと、彼が好きな監督の新作の撮影が延期になるということで。
一旦チーム解体、スタッフ解散になるとの情報が。
そしてヤスくんは「お前スタッフに応募してみれば」と言われます。
制作再開するのは恐らくヤスくんが卒業してからだろうからと。
でもヤスくんは、撮影は海外で英語もロクにできないと必至に無理アピール。。。
それなら夏休み利用して海外に行ってこいと背中を押されます。
知り合いの制作会社にインターンで入れるか聞いてみてくれるということで・・・・って・・・ヤスくんむちゃくちゃ可愛がられてますね(*^_^*)
ヤスくんにはこのチャンスは是非ものにして欲しい。
でも・・ちょっと迷ってる感じはありますね。
熊取谷さんとは全くうまくいかない航平
会社にて。
五十嵐くんを紹介された航平。その後、熊取谷さんに呼ばれるのですが・・・
何度か呼んでたようで、「お前嫌味なやつだな 堂々と無視しやがって」って言ってくるの。
たまたま聞えなかった、という航平ですが高橋に呼ばれた時は反応早いくせにって熊取谷さん( ̄。 ̄;)
人によっては聞き取りやすい声と聞き取り辛い声があるって説明するけれど、どうでもいいと突っぱねられます。
はぁ・・・この2人大丈夫かしら。
熊取谷さんのような感じの人って、なかなか人を受け入れないけど受け入れたらどこまでも手厚く面倒みてくれそうなのですけどね。
なっかなか気むずかしい・・・
ここで仕事の話になります。
名刺の申請があったので確認しておくようにとのこと。
すると航平は、名刺の件で相談があるのだと言います。
もっと効率よく名刺業務ができないか?という航平の提案ですが、それがどうやら熊取谷さんの逆鱗にふれたもよう・・・
「お前何か勘違いしてないか?」と。
業務の簡略化や予算の見直しとかインターンに求めていない、社員でもないのに出しゃばって人の仕事に難癖つけようなんて何様のつもりか!と。
そんなに自分は優秀だって見せたいのか?思い上がりもいいとこだと酷い言われよう。
しかも極めつけは「聞えていたなら今のも全部メモしとけよ」ですって( ̄。 ̄;)
えぇぇぇ・・・ちょっと大人げないですよね熊取谷さん。
そりゃ航平も頭にきちゃいますよね。
って何かあったときに太一を思い出す航平・・よきよき。そしてご飯も誘うというね。
色々と話したい事もありますよね。溜まってるもの吐き出さないと!!!
面接の上野さんってまさか!?
なんかこの子の話を読んでてんん!?!?!?!ってなったのですよね。
この上野さんってまさか!!!太一と千葉さんたちが研修したあの上野さん!?ですよね。
リミットに出てきてた子じゃない!?って興奮しちゃいました。
リミットを読み返してたら、就職して離職率が一番高いのが聴覚障がいって天童さんが言ってましたね。
それだけ仕事においてコミュニケーションは大事だと。
航平も色々なことに直面して大変な思いをするのだと思います。そんな時にちゃんと太一なり他の人なりに相談して欲しいですよね。
いやぁ・・リミット読み返したらふつにバートって出て来てたし高橋さんの名前も既出でした・・・
リミットからもうこの春夏秋冬の構想はあったのかしら!?すごい繋がり~
航平がどこにインターン行くとか太一は知ってますよね・・・自分が研修した会社なのにね★
上野さん・・・太一に会ったらどんな反応するのかなって思うとちょっとフフってなりました。
まさか航平が太一と知り合いとかビックリするんじゃないかしら!?!?
今回、上野さんとの面談で、航平は状況は一番近いのかもしれないと考えます。
最初は仕事の話を聞く航平。
彼女は、最初は専門用語が多くて理解するのが大変だった、室団を面倒がかる人もいるから唇を読まないといけない、それでもダメな時は携帯のアプリで会話をしていると言います。
ここで航平は、聞えないで仕事をするのはやはり大変ですか?と尋ねます。
そしてサークルを立ち上げたり、内部でも積極的に交流されていてすごく前向きだから、うまく関わっていくコツがあれば伺いたいと。
上野さんは、聴覚障がい者は我慢強い人が多いと言われるが何故だと思いますか?と。
理由は置いて行かれることが多いからだと言います。
健聴者の中の話の中にいても話についていけない。教えてと伝えても後回し、、、だから自然と我慢するようになるのだそう。
でも、入社研修の時に班で課題をすることになり、同じ班の子がコーチ達に相談に行ってるのがわかってすごく悔しかったと伝える上野さん。
自分のせいで班の課題が遅れるのはいやだけれど、何より自分が劣ってるみたいに思われるのがいやだった、我慢できなかったと。
自分たちは健常者と同じスタートラインに立つまでにすでにもう必至に走ってきている。
そこからまたスタートするのだから、疲れるのも大変なのも当然。
コツなんて知らない、でもきっと悔しいうちは頑張れるからそれでいいのだと、、、
上野さんは、それとも皆の背中を眺めるだけで航平は満足なのか?と発破をかけます。
研修の時は少し弱々しく感じた上野さんですが、と~~~~っても逞しくなってましたね!!!!なんか自分に自信が持ててるなって感じました(*^_^*)
五十嵐くんとは仲良くなれそう?
面接が終わったあと、社内カフェに行く航平。
そこで五十嵐くんと会います。
彼もちょうど休憩だったようです。
写真ととりながら拡大してチェックしている彼をみて、よかったらメニュー読み上げようか?と航平は声をかけます。
ですが五十嵐君は大丈夫、と。
「君は何の障碍なんだ?」
同じチャレンジドだからと聞いてきたようです。
聴覚障がいであると伝える航平。すると五十嵐くんは「・・・聴覚か」と顔が曇ります。
ちなみに五十嵐くん・・手話が少しできるようです。
去っていく彼を呼び止めた航平は、知り合いに聴覚障がいの人がいるのか?と尋ねます。
手話サークルにも誘う航平に・・・五十嵐くんは「俺はそっちとはうまくやれない」と。
そっちというのは恐らく「聴覚障碍」の人ってこと?と思ったら、ちょっとにユアンスが違いそう。
手話を使える人は障碍を肯定している人が多い。その人の考えは関係ないけれど、五十嵐くん自信は障碍があってよかったと思ったことはないと。
辛いことに意味を見いだそうとしたって無意味、そんなの気休めでしかないと言う。。
ここを読むと、そっちの人というのは障碍を受け入れて肯定している人たちってことなのかな?と。
五十嵐くんの言っていることも理解できますよね。
障碍を受け入れている人はそれはそれでいい。でもハンデがあって良かったなんて思えない人だっている。
色々な考えかたの人がこの作品にはたくさん出て来るので、そこがまた魅力ですよね。
みんなが前を向いて受け入れて頑張りましょ!じゃないですから。
リアルにそんな人ばかりじゃないですしね。だから五十嵐くんのような考えの人もたくさんいると思います。
太一・航平ラブ♥
太一を待ち合わせをしていた航平。
太一が来たというのにあの表情・・・元気がないのがわかりますね・・・
ちょっと太一の元気を貰って帰らなきゃね。。。
そう思うと・・・太一って何があっても元気だし、悩んでいても溜込むタイプじゃないから航平と真反対ですよね。
なんか元気ないと航平に言った後に「意地悪な先輩がいんのか!?イジめられてんなら言えよ!? 俺が部と飛ばしてやっから!」
っていう太一にちょっと癒やされました(笑)
真剣に怒ってても可愛い♥
まぁ航平も色々と考えて成長する時期にいるということですね。。。
だけど本当に太一の前だけは素直に気持ちを出していってほしい。
ラストの太一が無茶苦茶かわいいのでここは読んだ時のお楽しみでとっておきますね!
もうキュンキュンきちゃいました。
太一のような存在がいるからきっと・・・きっと航平も自分なりの答えが出せると思いますヨ!
感想まとめ
今回は上野さんにもってかれました~。
久々に読んだ彼女は堂々としてて、強さが出てたように思います(*^_^*)
あとは五十嵐くん。。。ちょっと航平との間に壁ができそうですね。きっと打ち解けたらむちゃくちゃ仲良くなりそうですが。
熊取谷さんは。。。。優秀な人に対してコンプレックスがあるのかな?って思いました。
でも航平が提案したことは今まで誰も考えていなかったとは思えないのですよね。
だから、あえて今のようなスタイルをとっているのかな・・・って感じてるのですが。
早く熊取谷さんとも普通に接して仕事ができるようになるといいですね。。。
ちょっとギクシャクというかお互いが苦手意識があるように思えて読んでてハラハラしてしまいます。
そんなハラハラも太一・航平の場面で吹っ飛びましたけども(*^_^*)
太一に癒やされました。
ということで!ひだまりが聴こえる 春夏秋冬13話の感想でした。