シェリプラス11月号掲載、夏目イサクさんの【飴色パラドックス】15話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の15話は【飴色パラドックス5巻】に収録予定です。
楽しみにしてました・・・飴色パラドックス★三条くんとの事が今回で終るとのことで・・・どんな感じになるのかなぁ!?とドキドキ。
蕪木は尾上がいると人間関係が円滑になるというか・・・蟠りがなくなっていくのでほんと尾上の存在ってとても重要!!!
では早速!
シェリプラス11月号 飴色パラドックス15話
簡単な感想
注意ポイント
【ネタバレ注意】飴色パラドックス22話 感想レビュー
面白かったぁ~尾上はやっぱり蕪木には必要ですね!
私も読みながら浄化されるような気が☆一家に一人尾上!だととても前向きになれるでしょうね。
(お前といるだけでいろんな物が違って見えてくる)
そう蕪木が思ってるけど・・・まさにそうだなぁ~って思いました。
そして・・・尾上と出会って毎日楽しいって感じてるんですね蕪木!!!もう終盤はキュンキュンしました☆
味方はいない
三条に会いに行った蕪木。
彼の手助けになればと、調べたものを渡します。そして応接室に通されるのですが・・・すごくオシャレな応接室!
三条は、蕪木が調べた内容を見て「よくわかったなウチが今こういう状況になってるって」と話します。
週刊誌のカメラマンはこんなことまでわかってしまうのかと。
「まるで探偵やな」
「芸能人のケツ追っかけてるだけでもねぇんだよ」
と会話をしながら本題へ。
三条は、情報漏れは可能性として考えていたけれど、それがまさか身内だったとは思っていなかったと話します。
「ここに名前ないやつはどうなんや 無関係なんか?」
蕪木は、行動は起してないけれど無関係ではないと言います。情報を売った人達の手回しのせいもあるけれど、悪事を知りながら黙っていると。
三条のことはよく思っていないからそうするのだと話します。
それを聞いて三条は「・・・・つまり味方はおらんってことか」と頭を抱えます。
「・・・味方そんなに必要か?」
蕪木は、昔から三条はまわりからのプレッシャーをすごく受けてきたけれど、一切逃げずにやってきたと言います。
「すげぇ負けず嫌いで ずっと自分でどうにかしてきたろ」
「一人でも戦える」
この言葉に、三条は昔の事を思い出します。
一番がとれず、家族からそのことをうるさく言われ泣いた時のこと・・・
それでもへこたれるわけでもなく、悔しいから次は絶対に一番をとって文句なんて言わさないと奮起する三条。
その時の気持ちを思いだしたかのようでした。
「そうや よくわかっとるな」
蕪木は、そんなに追い詰められてたのならどうして最初から事情を話さなかったんだと尋ねます。
素直に助けを求めてくれたらいいのに、頼み事ができないところは昔と全然かわってないなと。
「でも久々に会って いきなり俺が助けて~って泣きついたらお前引き受けてくれたか?」
「・・・・」
三条は、自分の知ってる蕪木は死ぬほど面倒くさがりで人のために労力使うなんて絶対しないヤツだと。
そして、それを知ってるからこそ今回の事が不思議だったんですね。
「お前 なんでこんなん調べてくれたんや」
俺と縁を切るための手切れ金代わりか?と言うと、蕪木は別にそうじゃないと答えます。
「じゃぁどんな気まぐれや」
そう聞かれ、蕪木は・・・三条に対する罪滅ぼしの気持ちもあるし、尾上に少し背中を押された経緯もある。。。
でも・・・何より・・・・
「俺は隠したいことが多すぎて それがちょっと嫌になった」
尾上に対してですね(*^_^*)だから三条との事だけでも解決できたら・・・と思ったようです。
それを聞いたあとの三条と蕪木の会話は・・・なんかちょっとほっこりしました。
昔の蕪木とは少し違うのを感じた三条は、「お前ほんまに元治か?」と聞くのですが・・蕪木は「10年もあればいろいろ変わるやろ」と。。。
関西弁で話す蕪木とか新鮮ですよね!
関東人になりきってるのに三条と話すと関西弁が出ちゃうとか・・・!!!
なんか可愛らしいなって思いました。
そして帰り際に「三条 悪かったな ずっと連絡せんで」と謝ります。これには・・・三条も少し驚いた様子で・・・でも嬉しそうでしたね!
三条は蕪木とのことを思い出していました。
皆が自分のことを「お前はいいな」と言う。でも蕪木は一度も「お前はいいな」と言わなかった。どうしてか・・・彼は誰にも何にも興味がないからだと付き合っていくうちに分かったと。
そんな蕪木が友達になって「今日もお前んち行っていいか」と言ってくる。蕪木にとって自分は特別なんだと思うとそれがすごく嬉しかったのだと・・振り返っていました。
あの蕪木が謝った事で・・・自分が特別なのだと思えたのかな? だから、どこに行っても負ける気はしないと思えたあの頃の事を思い出したのかもしれませんね!
やっぱ三条くんがいてよかったな!
家では尾上が気になって待ってました・・・(カワイイです!!!!)
三条としっかり調査報告もできたし話せたと知り、安心する尾上。
「それで三条くんどうするって?」
「そこまでは知らねぇ」
「けどまぁ どうにかすんだろ そんな簡単にへこたれるやつでもねぇし」
この言葉をきいてじ~~~~っと蕪木の方を尾上は見ます。
「なんだよ」
尾上は、「利用してた」なんて言ってたわりによく三条のことわかってるなと思ったようです(*^_^*)
「まー・・なんだかんだ高校3年間ずっとつるんでたからな」
それを世間では「友達」と言うんじゃないのか?と尾上が言うと、あの頃はだいぶ拗らせてたのだと話始める蕪木。
家族の事、そして人間不信だったこと・・・だから最初から誰のことも信用しなければいいと、そういう気持ちで人に接してたと話します。
これを聞いて、尾上はどん!っと蕪木の肩にぶつかってきました。
「何だよ」
尾上は、昔の話をどこかで聞こうかと思ってたけれど、何となくわかったからもういいと言います。
「それよりも! お前その時やっぱ三条君がいてよかったな!」
「・・・あ?」
尾上は、その時に逃げ場をつくってくれたのは三条君なんじゃないのか?と。
「二人でいろんなとこ行ってたんだろ? いいなぁ」
蕪木は尾上の言った言葉で三条と行った場所を思い出したようでした。
目をあけると・・・くすんでた三条が鮮やかに見え始めます。
外は・・・太陽が上がり始めていました。すごく美しい光景。。。その時の気持ちを思いだしたのでしょうね!
思わず尾上にキスをします。
「何??どうした?」
「なんなんだお前は」
「えっ おれなんか変な事言った?」
「言ったよ すげーこと言った」
尾上の言葉で、過去のすべてが悪かったわけじゃない・・・そう思えた蕪木は・・・
(前といるだけでいろんな物が違って見えてくる)
そう感じます。
こっからは・・エロです!!!!(≧∇≦*)ちょっとだけねちっこい蕪木さんのようです(笑)
尾上も相変わらずかわいいので必見ですヨ。
蕪木は、尾上と絡みながら思います。
(昔の自分に教えてやりたい)
(あと何年かすれば 毎日が楽しいと思える日がくるってことを)
だるまさんな三条
1ヶ月後、再び蕪木・尾上の前に三条が現れました。
再登場は想定してなかった・・・と思ってる蕪木にクスっ。
三条は、あれからの事を報告しに来たようです。現場の問題は解決したようなので・・・良かったですね!
チームはある程度三条について来てこれそうな人で再編成されたようです。
「これでやっと風通しよくなったわ」
「お前には・・・でかい借りができてもおた」
そう言われ、少し口角をあげる蕪木。
「役に立ったのなら良かったよ」
すると三条は。やっぱり蕪木以上におれのことわかってるやつはいないと言い出します。
「おれやっぱもっとお前といろんなことしたいし 仕事も一緒にしてみたい」だから気が向いたらいつでも連絡くれ!と・・・。
「・・・しねぇ と思う」
「やろうなお前は!」
だから前みたいにおれから連絡するという三条。元気よく帰っていきました。
「・・・なんか 三条君元気になったな」
「おう・・・」
元気だとあんな感じなんだなとちょっと驚いてる尾上ですが。。。。ここで蕪木の携帯がなります。
メールでした、
もちろん三条から。
ありとあらゆる連絡先が書かれてて・・・ちょっと面白かったです。
ここで終わりです♪
感想まとめ
三条とのことは今回で終わりのようですね!うまくまとまって良かったです。
ちょっとやそっとじゃへこたれない三条・・・ステキです!
蕪木と尾上の中にもっと入ってくるかと思ったのですが、ヘンに恋愛には絡んでこなくてほっとしました。
蕪木がもう尾上にぞっこんだから・・・入りようがないのですけどね。
基本誰にも、何にも興味がない人だからこそ一つ興味ができればそれを大事にするのだと思いますが・・・
やっぱり尾上のキャラは最強だと思いました★
三条くんがいてよかったな!って言ってた尾上ですが。。。確かにその時はそうかもしれませんが今の蕪木はそれを尾上に感じてるんだろうなぁ~と思う場面があってキュン。
ほんと尾上がいてよかった!って思ってると思います。
イサクさんのエロって基本あっさりですが、それでもエロあり回だとテンションあがりますよね!
これでさらに蕪木の尾上愛が高まったとして・・・これからもたくさん蕪木→尾上の場面が読めたら私は嬉しい!!!
たまに嫉妬とか・・大好物なのでお願いしたいです。
次号は休載。
いちおう区切りとしたら良い区切りなので・・・この回でもしかしたら5巻・・・と思ったけれど少し少ないかな!???
次はどんなエピがくるのかしら!楽しみです。
ということで感想でした。
電子書籍
飴色パラドックス