ディアプラス 2019年1月号掲載、南月ゆうさんの【ラブネスト】第8話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の第8話は【ラブネスト】下巻or2巻に収録予定です。
こんにちは!ラブネスト・・・待ってました(T^T)旭さんの弟が登場し、人の心をもてあそぶような人が旭さんに近づくのは許せないと言われた穂積さん。
そして穂積さんはマンションから消え・・・が前回のあらすじ。
その後どうなったのか気になりますよね。私はすごく気になって、まずこちらの作品を一番に読みました。
いや。。。やばくないですか。むちゃくちゃ面白くて、ぎゅーっとなってキュンとなってまたぎゅ~っとなって・・忙しかったです。
特に!ある穂積さんのカットに感情がどばっとなってしまいまして。表現力ありすぎます先生・・・。゚(゚´Д`゚)゚。ってうるうるきてしまいました。
これぞ漫画。セリフ以上に絵で感情揺さぶられたシーンがありました。素敵すぎる。
ラブネスト 下巻・8話/コミックス情報
ラブネスト 8話 簡単な感想(あらすじ)
- 旭さんもコウくんも真理江さんも・・・みんな優しい。
- 真理江さんと穂積さんの関係が正直羨ましい。
- 旭さんのターン!!!
- 花火大会は一緒にいけなかったけど、ナルがナイスなアシストしたヨ
- あれだけ人の心をもてあそんできた穂積さんが、旭さんのことをすごく考えていて切ないけどキュン。
- 「俺は泣かないよ」で私が泣いた。
- 旭さん→穂積さんへの感情爆発が見応えあった!
注意ポイント
【ネタバレ注意】ラブネスト 8話 感想レビュー
ものすごく面白い・・・面白すぎる。なんだこれは。
切ないのにキュンキュンしてしまって、何度も何度も読み返したくなる。そんな8話でした。
それぞれが思いやりそしてすれ違う
コウくんと旭さんの場面。
旭さんと穂積さんの事をナルから聞いたとコウくんは言います。
自分のされたことと重ねて考えてしまうのでしょうね。「彼にもしなにか裏があって兄サンを陥れるようなことをするなら僕は・・・」と、
どうやって穂積さんを信じれというのかと話すコウくんに・・・
旭さんは「匡人がお前の信用を失うようなことをしたのは確かだ」と。でも、自分の痛みを紛らわせようとして他人を攻撃してしまうやつもいるのだとフォローします。
「あいつはそれを後悔してんじゃねぇかって、俺は思う」
でもコウくんには旭さんの話すら信じる事ができません。
旭さんは結局、、、「すまん おまえの気持ちも考えねぇで 心配かけてすまなかった」と話を終らせてしまいます。
一方、穂積さんは・・・真理江さんの家にいました。
真理江さんの彼女である日和さんは夜勤で出勤。
穂積さんとはなんだかんだで仲良さそう(笑) 真理江さんは穂積さんの事を心配します。
あれから真理江さんと日和さんの家にいたみたいなのですが、明日出て行くという。
会社近くのウィークリーマンションを借りたようで、そこに住みながら新しく住む場所を探すようです。
「アタシが言ってんのはひとりで大丈夫?ってことなんだけど」
「平気だって 仕事もあるし失恋くらいでそこまで落ち込んでいらんない」
真理江さんは、穂積さんが和臣と別れたときも家に呼んで面倒みてたみたいです。そういうのもあって穂積さんは「ありがとな」と感謝の言葉を口にします。
真理江さんはたまらずぎゅっと穂積さんを抱きしめ、バカな事はしたけど、それが穂積さんの全てだとは旭さんは思っていないかもしれないと言います。
だけど穂積さんは、自分もコウくんの立場ならば同じようなことをしたかもしれない、とコウくんの行動に理解を示します。
すると真理江さんはそんな穂積さんに「やっぱり変んないね」と・・・
穂積さんは寂しがり屋で臆病で、愛したがりな人なのだと真理江さんは言います。
だから逃げたって無理矢理諦めようとしたってどのみち苦しいなら、いっそのこととことん愛したらいいじゃないのと素晴らしい助言。
この場面は、本当に真理江さんと穂積さんの関係にぎゅっときてしまいました。
真理江さんすごく素敵。
穂積さんがいっぱい
旭さんの場面。
朝起きてリビングへ行く旭さん。
ドアを開けると、いつもなら穂積さんがソファに座っててコーヒーを飲んでたりしたようで・・・
それを思い出してしまいます。
穂積さんのいないリビングは・・・どこか寂しい感じがします。
冷蔵庫をあけ、ビールを取り出す旭さん。
飲んでいると、後ろから「朝からビール飲んでるの?」と声がします。
「・・・ああ恒生」
今日は仕事もないからたまの贅沢なのだと言うと、,コウくんはお酒弱いのだから飲み過ぎないでねと言葉を返します。
コウくんは今から出掛けるようですね。
ただ、コウくんが気になったのはビール。。。
旭さんが飲む他にさらにビールが置いてあるの。
穂積さんの分なのかな。
コウ君が出て行ったあと、旭さんはそのままソファに寝っ転がります。
(恒生のことを知れば匡人は俺の前からいなくなる その可能性は高いとわかっていた)
(それでも俺といることを選んでくれたら 失くしたものをもう一度取り戻せるんじゃないか )
(そんな甘い夢をみてた気がする)
そして、ある意味このモノローグから何がわかるかというと・・・
穂積さんが旭さんを選んだら、旭さんは穂積さんを受け入れようと思っていたことですね★
一人で食事をしていても、美味しいと感じない旭さんにもちょっとギュっとなってしまいますが・・さらにお土産で買ったネコちゃんを手にしたところでギュギュっですよ。。。
「何浮かれてんだか・・・」って。
ゴミ箱に入れようとしても入れられないところとか・・・・切なすぎる。
花火大会
コウくん・ナルと一緒に花火を見に来た旭さん。
コウくんは花火を見に来て少し興奮気味。嬉しいようです。
でも旭さんは・・・・
一方その頃穂積さんは、マンションに荷物を取りにきていました。
リビングはまた散らかっています。
テーブルの灰皿には溢れたタバコの吸い殻。
「またこんなに吸って 身体に悪いっつってんのに・・・」
吸い殻を手にしながら、旭さんは自分の前ではさりげなく気にしてくれていたこと、そして本当はすごく優しい人だと知っていると・・・
しばらく距離を置いて頭が冷えたおかげで色々なものが見えてきたのだという。
旭さんが気持ちに真摯に応えようとしてくれてたことや、コウくんの事を黙っていたのも彼の優しさからだったということ。
だけど現実と向き合うのが怖くて「報復だ」と思い込んで逃げてしまったこと・・・・
ここで外が気になる穂積さん。
ベランダに出てみるけど、花火は見えません。
「・・・やっぱここからじゃ見えないか残念」
さっさと荷物をまとめようと部屋に入ると・・・・「よぉ 今までどこをほっつき歩いてたんだ?」とそういって目の前にいたのは旭さんでした。
このときの旭さんが(≧∇≦*)汗かいててね。。。必死で走ってきたのかなぁ~って思うだけで激萌えです!
でも旭さんも言いたいこといっぱいあるだろうに、「急にいなくなって心配する」ってね・・・こういうセリフい優しさがいっぱい。゚(゚´Д`゚)゚。
「・・ごめん・・・」
って謝る穂積さん見てあの顔は愛しさが溢れてるわ・・・(*´Д`*)ってなりました。穂積さんの事をわりと理解してる旭さんだからこその表情のような気がします。
そういえば・・・花火大会はあのお気に入りの場所でみるんじゃないのかな~何て予想しましたが、マンションのベランダからでした。
小さいけど少し見えるのだそう。
音の聞こえない、小さな花火を一緒にみながら穂積さんが口を開きます。
「・・・ナルから旭は恒生と花火に行くって・・・」
「ああ 俺も匡人がここに来ること聞いたから」
「おまえに会いたかった」
ナルと旭さん
花火大会の回想。
コウくんが屋台をみてくると言ってふたりのいる場所から離れます。
ナルは旭さんと二人になると、「怖い顔してんなよ せっかく楽しみにしてたのにコウくんが気遣うだろ?」と注意します。
すると旭さんは「俺は余計なことすんなっつったよな?」とナルに言うのですが・・・
ナルは遅かれ早かれ事実を知ったら匡人は罪悪感に耐えられなくて逃げてしまったかもと旭さんに言います。
そして、相手の出方を見てから自分の答えを決めるなんて楽でいいよなと。。。旭さんの考えを見透かした感じがしますよね。
バツば悪いのか舌打ちして寝っ転がってしまう旭さん。
そんな旭さんにナルは、「幸せにしてやれない なんて思い上がりだ そんなものに縛られてバカだよおまえは」と。。。
そして花火大会の時に穂積さんがマンションに荷物をとりにくることをさらっというのですよね・・・・。それで慌てて帰ってきたのですね・・・旭さん(*^_^*)
なんか流石はナルだなぁ・・・って思いました。
前回の怖いナルは、やはり穂積さんの気持ちを確かめるためというか引き離そうとしているわけではなく、二人がくっつくために何が障害なのかそれを取り除くためには何が必要かを考えるきっかけと時間を与えたのかなぁなんて。
もっと二人が仲良くなれば、コウくんは置き去りになってしまいますし、そうならないタイミングだったのではないかなと。
旭さんにとってコウくんは大事な弟だから・・・ナルなりに不幸にならないタイミングをみてコウくんに話したのかなとちょっと思いました。
旭さんと穂積さん
ふたりの場面に戻ります。
「恒生のことは悪かった」
そう謝る旭さんですが、穂積さんは元は全部自分が悪いから謝る必要はないと言います。
「おまえの気持ちに気づいた時にいつかは話さなきゃいけねぇと思った このまま一緒にいりゃ隠してもそのうちバレるしな」
だけど、話せなかったのは考えがぐらついたからだそう。
穂積さんにぶつかってこられて可愛いと思ってしまったのだと。
コウくんの事を知ればきっと穂積さんが側にいづらくなる。。。だから何も言わずにこのまま旭さんが部屋を出るべきなのかどうなのかと悩んでたようです。
それはどうしてか。
穂積さんと一緒にいる時間を終わりにしたくなかったから。
「俺は・・・終わりにしたくねぇ」
そして、穂積さんとのことをコウ君には自分から話すという旭さん。
でも穂積さんは首を横に振ります。
穂積さんは旭さんと話してて彼の優しすぎるとことろに胸が痛みます。
「なぁ旭 恒生の反対を押し切って俺といればあいつはずっと思い悩むよ あんなに兄貴思いでさ」
「それを見たあんたが何もかんじないわけない 板挟みになって苦しむんだ」
旭さんにそんなことをさせて笑っていられるほど自分も強くないのだという穂積さん。
「そんな未来は誰も・・・幸せじゃないよ」
その言葉を聞いて旭さんは「・・・・わかった・・・」と返事をします。
気持ちが溢れて
別れの時。
荷物をまとめ、出て行こうとする穂積さんは、鍵はナルに直接返しに行くのだと言います。
「・・・匡人 今度はちゃんと終らせられるのか?」
ここのセリフは5話と関連があります。
辛さを堪えながら穂積さんは「あんたを好きになったこと後悔なんてしてないし心配すんなって」と言います。
「俺は泣かないよ 想うだけならあんたは許してくれるだろ」
だぁっぁぁぁ~!!!!!!!もうねココです!!!!ここの顔をほんと見て欲しい。
俺は泣かないよって言ったあとの顔。
この顔をみたらうるって泣けてきたのはワタシの方でした。゚(゚´Д`゚)゚。もうね・・・ぎゅぎゅぎゅぎゅぅぅぅぅぅ~~~~~~って胸が。
締め付けられる。
そのあとの旭さんの表情にまたもギュってなってしまって( 。-_-。)
切ないけど最高。
「そんなんじゃ終わんねぇだろうがっ!」
ぶちゅ。
って最高です。
旭さんからのチューきた・・・キター!!!!!ってほんとテンションあがるシーンです。
この盛り上がり方はスゴイ。
ベロちゅーがイヤラシイ。チューしながら「行くな」ってね。はぁぁぁぁ(*´Д`*)ですよほんと。
これ時間あったらベッドへGOのパターンなのですけど・・・タイミングがいいのかわるいのか・・・
コウ君達が帰ってきたみたい。
それに気づいた穂積さんは旭さんを押し退け荷物をもって出て行ってしまいます。
「匡人!」
ガチャ
「え、匡人く・・・」
そのまま穂積さんは何も言わずに出て行ってしまいました。※ただしお顔はかわいく紅潮シテマス。
それで何があったのか察したのでしょうね・・・コウくんは旭さんの方をみて「兄さん・・・っ」
と言ったところで次号です。
いやぁ・・・ラストのナルの顔がねぇ~計算してたんじゃないの!?!?って思ってしまいました。
結局、順番的にコウくんが穂積さんをみとめてくれるのが一番最初で最難関。だから盛り上がってコウくん無視する形になるのは避けたいところ。
ナルなら旭さんをけしかけてマンションへ帰らせても・・・変な感じにならない絶妙な時間帯に帰ってきたのではないかなと疑ってしまいます(笑)
で旭さんの気持ちをコウくんに見せるのも大事なわけで。
このタイミングはほんとすごい絶妙。
だからラストのあのナルの顔なのかなぁ~って。「早すぎた?」じゃないのよね多分。
本当に気になるのなら電話してから帰ってきてもよかったわけで。絶対二人がどうなるのかわかってて帰ってきたと思うのヨね。。。。。(*^_^*)
感想まとめ
この8話・・・すごく好きです。面白かった。もう何度読み返したか。
すぐ次号予告みちゃいましたからね。次が早く読みたいです。
ナルはやはりちゃんと二人を応援しているのだなぁとわかってほっとしました。
コウくんは。。。どうなったら穂積さんを許して受け入れてくれるのかしら。
そこが解らないのですが・・・
旭さんが説得といってもどう説得するかもわかりませんし。
あと思ったのが・・・・穂積さん今住む家がないわけですよ。
これはラスト旭さんもマンションを出て一緒に暮らすのではないかなぁ~って。
そして一緒に暮らす家をまた旭さんが模型とかつくって、新たな仕事への意欲が増すみたいな。それを見てコウくんが納得するとかそういう流れだったりするのかしら?
今までやる気になれてなかった事が一気にやる気になったのなら、穂積さんは旭さんにとってプラスの人だとコウくん納得する気がします。
違うかなぁ~!!!単に旭さんが感情ぶつけて納得させるのかもしれませんね。
でも今回は旭さんが動いたというのがポイント。
もう心は決まったのかなと。
ここから旭さんのターン!!!!きますね♪
次話からの展開もすごく楽しみです。
あと・・・要祐出てこないかなぁ。穂積さんと有村が一緒にいて、旭さんが嫉妬するとか読んで見たい(≧∇≦*)デス。それを影みてて、むむむむ・・・ってこっそり嫉妬してる要祐も。
とにかく今号は凄かったです。何度読んでも面白い流れ。
気になった人は是非!!!!