ディアプラス2022年1月号より連載スタート。待緒イサミさんの【十二支色恋草子】スピンオフである外伝・第1話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の1話は【十二支色恋草子・外伝】に収録予定です。
こんばんは。藤雪です。十二支色恋草子、続くとは思っていたのですがまさか外伝がくるとは!秀一と八尋のお話でびっくりしました。でも今回は清忠と楠がわりとたくさん載ってましたヨ。
ちょっと登場したときはこの秀一・・・嫌な人なのかなとも思ったのですが、そういうイメージが一気に変わりそうなそんなお話になりそうです。
十二支色恋草子・外伝1話 ディアプラス2022年1月号
掲載P数 | 34P |
満足度 | |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 八尋は秀一と繋がりたい
- 秀一達のもとに楠・清忠が訪れた!
- 秀一は八尋を穢したくない
- 楠はどこでも盛る( ´艸`)
- 楠・清忠の情事を八尋は目撃し・・・
【ネタバレ注意】十二支色恋草子・外伝-1話 あらすじ・感想
今回は秀一と八尋のお話でしたか~。まさかここが来るとは思っていなかったので良い意味で意外!新鮮でした。
そして・・・秀一のイメージがちょっと変わりました。
この二人の馴れ初め、もっと詳しく知りたい♡
今回わかったのは、秀一の一目惚れだったのかな!?ということ。初めて会った時にとても八尋が綺麗で、そしてその時に自分が声をかけなければ、出会わなければ八尋には違った道があっただろうと思っていたりと八尋大好きなのが伝わってきました。
そしてこの気持ちがもしかしたら秀一の潔癖さに関わっているのかなぁ・・・・なんて思ったりもしました。
そんな二人と同じように人間と神使の番である楠・清忠も登場。この二人は・・・秀一・八尋とはまぁ・・・正反対な感じ!?(笑)
でも清忠もしっかりと楠を受け止めてるし、番っぽさが以前よりも増しててグー!
楠・清忠が秀一・八尋の関係に変化をもたらしてくれるといいですね。では早速~!
八尋は秀一と繋がりたい
この二人、まだ合体していないのですね・・・番になって10年らしいのですが・・・
八尋はとても人間の交尾に興味は持っているものの、秀一は頑なに拒否してる感じがします。
寝込みを襲おうとして眠り込んじゃう八尋・・・かわいいですけどね( ´艸`)朝の反応を利用してペロペロしようとしたみたいですけど、、、眠気には勝てなかったようです。
秀一はというと・・・八尋にはそんなことはさせられないと感じています。
『冗談じゃない ほんと 穢らわしい』
この言葉も恐らくなのですが、八尋のことをすごく綺麗だと一目惚れした秀一は・・・人間の行為で穢したくないのかもしれません。
秀一達のもとに楠・清忠が訪れた!
秀一の元に八尋が駆け寄ってきます。
鳩さんからの報告で、どうやらお客が来るらしいとのこと。
『・・・で 君達を招いた覚えはないんだが』
お客とは・・・楠・清忠でした。
何をしに訪ねて来たかというと、『仕事の依頼』。
放鳩のため都合のつく鳩を探しているのだとか。
※放鳩とは、儀式や葬式などで、鳩を放つこと。
秀一は、現役の十二支が前宮司である自分を訪ねてきたことを嫌がります。というのは、退任した前宮司は生存中お休み処と縁を切らねばいけないらしい。
この場面ね、楠は色々と事情も知っていて来ているのでしょうが・・・清忠は何も知らなくてちょっとクスっとなりました。
依頼は断る、と言った秀一ではありますが、楠は『この依頼は休み処は関係ない』と言ってごり押しします。
鳩が必要なのは清忠の方だったようですね。
神葬祭で放鳥の儀を執り行いたいからと。
儀式を執り行ないたい、と言われては前宮司だからなのか断れなくなりましたね☆
『秀一!俺は手伝うことに異論はないぞ!』
八尋に言われては秀一もさすがに折れます。
『・・・で それっていつ?』
『今日だな』(楠)
「ああそう今日・・・・・・・・今日!?』
秀一は八尋を穢したくない
文句たらたらの秀一ですが、八尋は久々の外出でご機嫌。
でも、鳩が準備できたら早々に帰ろうとする徹底ぶりなのですよね。この10年、本当にひっそりと暮らしてきたのだろうなぁと思いました。
清忠は、お礼に食事を準備するので休憩していかれては?というのですが、『やだね とっとと帰りたい』と。。。
これには清忠もちょっとイラっとしてました(笑)
『秀一! 俺はもう少しここに居たい』
久しぶりの外出だから、今日くらいは外の世界と触れ合っていたいという八尋の願いに・・・秀一は断れなくなりました。(八尋には弱いんですね( ´艸`))
そうそう、八尋って幼く見えるのですが、楠よりも先の時代らしく・・・かなり年上なんですね。幼い顔して酒豪のようで・・・(このときは一升瓶抱えて寝てます)
『神使と成した者を見目だけで計るほど無意味なこともないだろうよ』
『ほう わかっているなら進展したんだろうな?』
『・・・なにがだ』
『無論お前と八尋の性生活だ』
や今リアルでそんな発言したら!!!!楠~セクハラ認定されちゃうわよ。
秀一はギロリとにらみ『下世話な話をする気はない』と言います。でも・・・楠は、それは八尋の悩みであったと。
『番に求められぬ程虚しいことはない』
そういって清忠とぐいっと引き寄せる楠。
八尋はそういう行為をしたいようですが、秀一は『八尋が人間の真似をしているだけだ』と言います。
鳩の交尾に挿入は必要ないからと。
『加えて 今八尋の人型は発情しない齢のはず 無理に俺とする必要なんかない』
その言葉を聞いて楠は、八尋のことばかり言っていると言います。秀一自身はどうなのか?と。
『八尋がお前を想って、求めているなら』
『俺にこそ必要ない 即物的な欲望で八尋を穢したくはない』
お酒を飲み、寝ていたように思えた八尋ですが・・・この秀一の言葉をしっかりと聞いていました。
楠はどこでも盛る( ´艸`)
秀一の言動に少し苛々している清忠。
『お休み処の宮司というのは・・・本来ああまで潔癖なものなのか?』
正隆は愛に生きているようなので随分違うと。
コレに関しては、特に何の決まりもなく秀一は以前からああだったと言います。
楠は清忠にキスをし、こうやって触れるだけで満たされるというのにな・・と。盛る気満々です☆さすがイノシシ!
客がいるから今日は絶対しないからな!!と最初は清忠は言ってたのに。。最終的にはせめて寝室へ・・・ですって~( ´艸`)♡
人がいるからと言われたら『うむ 人の気配がしていい刺激だ』って興奮してる楠(いのしし)にも笑っちゃいますが。
楠・清忠の情事を目撃した八尋は・・・
一人残された八尋。秀一は泊る事になったからお風呂に入ってくると書き残してました。
『・・・ふん 寝たフリにも気付かぬとは薄情者め』
八尋は秀一のことばに突き放されたような気持ちになっていたのですね・・・ちょっと切ない。
でもめげないのがいいところ。
『この10年で同じ寝具に寝るとこまでは漕ぎ着けたんだ!!』
お風呂に入っているならば一緒に入ってあわよくばキスくらい。。。と考えながらお風呂場へ向かいます。
が・・・そこで怪しげな声が聞えてきます。
(仲睦まじきにはどんな秘訣が・・・)
見てみると・・・ちょうど清忠がBIGな楠のT子舐めてるところでした・・
楠は入れてからが長いから、その前に何度か出しておかないと・・・と。
『今更何を言う清忠 種付けが肝要だというのに』
このときね、楠は恐らく・・・八尋の存在に気付いています。どのように発破かけるか見物ですね。
それにしても!!!!!
清忠すっかり楠の番になってますね♡
自分から。。。(≧∇≦*)主導権は相変わらず楠ではありますが、それでも以前とは違うなと思いました。
今回は今から!って時に終わっています。
次話はこの続きからでしょうね。
お風呂から戻ってきた秀一に見られたら大変~~~~~~!!!
感想・まとめ
八尋の悩みは楠・清忠が登場したことで解決されるのでしょうか。
秀一は・・・八尋が自分と出会ったことで神使としての仕事を行えなくなったと自分を責めてたりするのかしら?
あとは自分の欲で八尋を穢したくない、という気持ちも強いようですね。
もともとお休み処の宮司だった秀一ですから、きっちりとはしているのでしょうが・・・今どんな風に八尋のことを考えているのか知りたいです。
ただ、読む限りは秀一は八尋のことが大好きですよね。
お堅い人ですが、とても八尋への気持ちは伝わってきます。
まぁ愛情表現というのは・・・人によって違うと思うので秀一なりの愛情表現もあるでしょうけどね。
でも繋がった時の感情はまた違ったものになると思うので、いつか・・・そういう日が来たら二人の繋がりもまたより強いものになるのかな!?って思います。
八尋、以前読んだ時よりもなんだか可愛い。
ピュアなのでしょうね。ピュアで一生懸命で秀一が大好き。
ちゃんと八尋の願いが叶いますように。
次話はディアプラス2022年2月号に掲載予定です。
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