本日発売のディアプラス8月号に掲載、夏目イサクさんの花恋つらね3巻14話のネタバレ感想になります。最新話のネタバレですのでコミックス派の方は充分にご注意ください。今回のストーリーは【花恋つらね 3巻】に収録されると思います。
連載再開しましたね!楽しみにしていました。惣五郎が告白して源介が自分の気持に気がついていくのですが、源介のストレートなぶつかり方がすごく好きで毎回読んでて楽しいです。ただ、惣五郎が少し拗れ気味なのでどう気持ちを知って貰うのかなかなか難題になってきていますよね。
ちょっと間があいたので前回のストーリーを忘れてしまった・・・という方はこちらを参考にしてみてくださいね(*^_^*)
実はね、今回も第13幕ってなっているのですが・・・間違いだと思うのですよね・・・。ディアプラス5月号の時が13幕だったので・・・。それとも13幕の続きということでしょうか?いちおう14話と書いておくのですが、次号が14話になってたら記事のタイトル修正しようと思います。
花恋つらね3巻14話/コミックス紹介・あらすじ
花恋つらね 14話(13その2話)の簡単な感想
①源介と惣五郎って、源介のおじいちゃん菊右衛門みたい!
②源介がかわいすぎてキュンキュンした。
③惣五郎との関係はゆっくりゆっくり進展していきそう。(でももどかしい)
注意ポイント
ネタバレ注意! 花恋つらね3巻14話 感想
14話は源介のターンにしっかりなっている
すごく楽しみにしていた再開!源介が惣五郎のおじいさんである菊右衛門のところに惣五郎と一緒に板にたちたいとお願いする場面で終わってましたよね。
惣五郎が気持ちを伝えてから、源介が頑張るターンになってるかと思うのですが・・・今回はすごくその頑張りが伝わってきてキュンキュンしました。
拗れちゃってもどかしいんだけれどもう暫くこの両片想い展開を楽しみたいなぁと思ったりもします(*^_^*)
なんていうのかピュアだから余計にそれが楽しいですよね。変な駆け引きとかなくて素直にぶつかっていくんだけれど色々と経験しながら模索していく姿がいいなぁと。
惣五郎と一緒に出させてください
本編に入る前に!!!今回の扉絵最高にキュンとなります。目をそらしている惣五郎をじっとみつめる源介・・・そして手を繋ごうとしている姿のカットですね。
アオリも『逃げないで、俺の声を聞いて。』です。源介の表情にキュンキュンしてしまうと思います(〃・ω・〃)
「今よりももっとお客を呼んでみせる・・・?」
「はい」
源介のこの言葉に大笑いをする菊右衛門。
「大きく出たね」
源介はそのくらいしないと使ってもらえないと必死になって訴えます。
「そんなことが今のお前に本当にできるとおもってんのかい?」
菊右衛門は源介の様子からして端役でもなんでも使ってもらえればいいと思って言っているわけではないのだろう?と。
それに、もう来月の舞台の配役はほぼ決定しているからそんな中無理矢理ねじ込んで目も当てられない結果になったらどうするか?と尋ねます。
そんな事にはならないように頑張りますと源介は言うのですが、歌舞伎の舞台は厳しいですからね。
「頑張ったけど無理でしたじゃ通らないんだよ」
お客を満足させられず、お偉方に批判されたら誰が責任とると思っているのかと厳しいことを言う菊右衛門。
「あたしかあんたの親か 少なくともあんたじゃない あたしはあんたのせいで各所から恨まれんのはごめんだよ」
その言葉を聞いてうぐぐっ・・と我慢しながらも「すみません」と謝る源介。
「でも!」
「それなら再来月・・・いやその月はうちの舞台があるのでその次でも!」
と食い下がります。どうしても惣五郎と一緒に出たいと・・・。
「・・・そんなに惣五郎が気に入ったのかい」
「はい」
菊右衛門は再来月もダメというより無理だと答えます。
「なんでですか!?」
「惣五郎の出る予定がないからさ」
惣五郎は再来月から三ヶ月休みの予定だったようです。
その可能性を考えてなかった源介は少しがっかり・・・。
「悪いね肩透かし食わせて」
「いえ すみません俺が・・・勢いで来てしまって」
すると菊右衛門が言います。
「でもあんたのその望みならうちに来なくともよかったのにさ」
話を聞いてみると・・・実はね、菊右衛門も2人が組むのは賛成なんですよね。
2人が組んだら面白いことになるんじゃないかと思っていたようで、玉乃屋では無理だったけれど源介の家の方で惣五郎を使ってもらえるように話をしていたようです!
「三ヶ月休みの予定「だった」んだよ惣五郎は あんたんとこに出してもらえなかったらね」
思いがけない菊右衛門の言葉に「ありがとうございます」とすごくうれしそうにお礼を言う源介がかわいいし面白いです。
菊右衛門それ見ながら ( ̄。 ̄;)ってなってます。
惣五郎と共演できるとわかった源介はほんと水を得た魚みないに元気になってご機嫌で帰って行きました。
その姿を見て口元が緩みます。
「・・・ふっ ふふふくくく」
どうして菊右衛門が笑ったかは・・・源介のおじいさんの行動と似ていたからなのでしょうね。
『おい雅臣! おれァお前と板に立ちたい!もっと! もっとだ!』
『なんだい突然 』
『突然でもねぇや おれァ前から考えていたんだよ!』
『そんで箱いっぱいのご見物を呼ぶんだよ!な!』
『大それた事言うもんじゃないよ 怒られるよ』
『おれァお前とならできる気がするんだよ!』
かつて交わした言葉を思い出す菊右衛門は「ふふ 面白いねぇ」と呟きます。
同じような勢いの源介に源介のおじいさんとのことを思い出したのでしょうね~。源介のおじいさん・・源介そっくりでイケメンです(〃・ω・〃)
そして源介父もイケメンでした!!!
嬉しそうな源介
家に帰り、詳細を聞く源介。
来月の巡業には間に合わないから再来月の巡業についてきて貰う予定だと父は話します。
「巡業ならそれなりのお役もやらせてあげられるしな」
細かいことは決まり次第話すと言われ、出て行く源介。もう顔が少年みたいでかわいらしいです。
楽屋を出ると・・・そこには源介兄の姿が。スゴイ顔しています(笑)惣五郎のこと目の敵にしてますしね。
「兄貴 お疲れ様」
「お父さん・・・いったい何を考えてんだよ・・・!」
お兄さんはとっても嫌そうです(笑)
「なぁ 頼むから邪魔とかあいつにいやがらせしねーでくれよ」
「しないよ!?!?あたしをなんだと思ってんだい!」
(心せまい人)
心のなかですが絶妙な突っ込みにクスっとなりました。
とにかく再来月から一緒に巡業ということで拳を握りしめ何かを決心したかのような源介・・・。
なんか言葉と顔が一致してないね
一方、巡業の事を知らされた惣五郎は・・・
「ちょ ちょっとちょっと待って それってもう決定事項?」
なんでそういうことを決める時に話してくれないのかと少し不満な様子です。
「泊まりだろ?一応本人に確認とか」
でも菊右衛門は、仕事をどんどん入れて欲しいって言ってたじゃないかと一蹴します。
(そりゃいつもならそうだけど 今大谷屋ってなると・・・・)
「・・・?なんだい嫌なのかい?」
「ちっちがう!舞台は出たい!大谷屋のおじさんと一緒にできるなんて超ラッキーだし!」
「すげぇうれしい」
と言っているのですが・・・顔がものすっごく嫌そうなんです(笑)
「なんか言葉と顔が一致してないね」
この場面すごく個人的にはツボで笑ってしまいました。惣五郎らしくて(≧∇≦*)
ここで歌舞伎の巡業についての説明みたいなのがありましたヨ。ちゃんとわかりやすくこうやって書いてくださるのは嬉しいですよね!
歌舞伎の巡業
・1ヶ月間ほぼ毎日移動しつつ各地で公演をして回る事
ということは、1ヶ月朝から晩まで源介と一緒・・そう思うだけでなんだか軽くパニックになってる惣五郎が可愛いですよね。
(避けないって決めたわりにあいつのせいで結果的に逃げ回ってるこの状態で・・・)
でも、源介の態度や言葉を思い出し赤面します。
「何をしぶって・・・・」(菊右衛門)
「しょうがない・・・やるしかない」
受けてたつぞ巡業め!と言って部屋に戻っていきました。
まだ信じたわけじゃない
部屋へ戻りながら惣五郎は考えていました。
源介がぎゅっと抱きしめてきた13話の場面(ディアプラス5月号の場面ですね)を思い出していたのでそのことについてだと思います。
(だって あのときの源介は今までとなんか違ってた)
すると、源介からLINEが入ってきました。
『再来月の話聞いた?』
出るかどうかの確認でしょうか・・(≧∇≦*)そして出ると知った源介は・・・
『今からちょっと会えないかな おれそっち行くから』
玄関で待っている惣五郎。向こうから源介が走ってきました。
走りながらぶんぶん手を振る源介がかわいいです(笑)すっごく嬉しそうなのが伝わってきます。
若干引き気味の惣五郎・・・それもそのはず・・なんと家から走ってきたようで汗だくになっているんですよね。
「えっお前走って来たの?家から!?」
「おう 親に出かける言い訳思いつかなくてさ だから走ってくるっつって」
そんなのバスとか使ってもバレないだろと惣五郎は言うのですが(けっこう遠くて30分~40分かかったようですよ)・・・これが源介なんでしょうね。
素直というかまっすぐというか。走って来たことも、
「どうせそわそわして落ち着かなかったからちょうどよかったよ」
と・・・。そして惣五郎を見つめる源介。まっすぐ見られているので惣五郎もドキッとして目をそらしてしまいます。
「巡業のこと聞いてすげぇうれしかったんだけどさ 考えてみたらまだ断られる可能性もあるんじゃねぇのかなって思えて確認した」
そのことばに一瞬びっくりしながらも惣五郎は答えます。
「・・・断るわけねぇだろ 舞台立てるチャンス逃してたまるかよ」
「うん!お前はやっぱそうだよな よかった!」
すると源介は・・・
「じゃぁ帰るわ ごめんなこんな時間に」
この言葉に固まる惣五郎。
「えっお前用事それだけ!?」
「そーだよ 顔見たかっただけだから」
「次は・・・間違えねぇようにする だから一ヶ月よろしくな!」
そう言って帰って行ってしまいます。
惣五郎は帰って行く姿を見ながら思います。
(だって絶対 告白なんかしたら あいつの方が気味悪がって俺のこと避けると思ってた)
(なのになんでこんな時間にまで会いにくるんだよ)
そう考えながら心のなかでは色々と葛藤しているようです。
(まだ信じたわけじゃない まだ信じられない)
(でも もしかしたらって)
そう思っている惣五郎の場面で次号です。
花恋つらね 13幕(14話???)を振り返って/感想まとめ
もどかしい~!!!もどかしいけどそれがすっごく面白いです。
ピュアですね(〃・ω・〃)ほんと源介も惣五郎もすっごくかわいい。
源介のまっすぐさがすごく好きだし、惣五郎のなかなか素直になれないところも好き♡
この2人はどうやってくっつくのかしら。早くみたいような・・・もう少しキュンキュンしたいような・・・
いやぁこの両方想でまだまだくっつくのに一踏ん張りいりそうなのは『明日はどっちだ!』と被る物がありますね。どちらも大好きな作品でほんとキュン萌え作品だなぁって思います。
ぐっと動くのはやはり巡業でしょうね。朝から晩までみっちり1ヶ月・・・きっと惣五郎は源介の気持ちにちゃんと気づくと思います(*^_^*)
2人は役者だから、板の上だったり稽古の時に伝わる気持ちとかがあったりするのかな・・・
本当に面白かったです。次回は巡業かな?楽しみです。これ・・・ずっと続いて欲しい気がします。
飴パラみたいに付き合ったあとも読んで見たいですよね。夏目イサクさんの作品はほんと安心感があるのですごく好き・・・・。
ディアプラスのインモーションアニメを購入したときにWEBサイン会・・・イサクさんで注文したんだけどあたったらいいなぁ・・・・。こういうのに当たったことナイからあまり期待はしてないけどやっぱり欲しいですよね(*^_^*)
ということで第13幕(14話だと思うんですけどね・・・)の感想でした!次回も楽しみです。
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2024/12/5