ディアプラス9月号掲載、夏目イサクさんの『花恋つらね3巻15話』のネタバレ感想です。雑誌最新話のネタバレ感想になりますのでコミックス派の方は十分にご注意ください。今回の第15話は花恋つらね3巻に収録されるストーリーです。
待ってました!ディアプラスで連載している作品の中で楽しみにしている作品のひとつです。。。夏目イサクさん大好き!ですからね私( ´艸`)今回どんな展開になってるのかわくわく。
前回は、源介の頑張りがすごく感じられるストーリーだったように思います(#^.^#)
前回の第7話はこちらです。
そういえば今回15幕になってましたね!前回は14幕で良いということで・・・修正しておかなくては!
花恋つらね3巻15話/コミックス紹介・あらすじ
花恋つらね第15話の簡単な感想
◆惣五郎のプレッシャーはかなりのもの!
◆浮かれている源介カワイイ。
◆2人の雰囲気にきゅんきゅんする!
注意ポイント
花恋つらね3巻15話 ネタバレ感想
今回は巻頭カラーでした!イサクさんのカラーキレイですね(#^.^#)特に惣五郎はカラーで美しさUPするような気がします。
扉絵の2人もすごく素敵!アオリも
『出会いを"運命"にするためにー。』です。
そして・・・再び惣五郎のターンになるみたいです!!!そうだよね、今度は惣五郎が源介の気持ちを信じて応えていくターンにならないとくっつかないですよね。。。楽しみ!
では早速本編へ!
想像以上のプレッシャー
9月はお互い舞台で忙しく、学校で会うこともない。
やりとりはLINEだけ・・・。
そして惣五郎は巡業でやる役が想像以上の大役だったらしく・・・菊右衛門(惣五郎のおじいちゃん)の猛稽古でクタクタの日々。
そうこうしているウチにあっという間に10月になりました。
10月といえば!!!巡業ですね~♡
2人は大阪に向かいます。
「集合時間早すぎるよなァ 寝坊するかと思ったよ」
「・・・おれほとんど寝れなかったから今から寝る そっとしといて」
マスク姿の惣五郎は言います。
そういえば!源介の首のところに青い点みたいなのがあるのですが「集合時間早すぎるよなぁ」のところ・・私だけでしょうか?私のボールペンついたかな笑
あと、さっきまでマスクしてたのに1カ所マスク無いところがあったのですが・・・描き忘れ!?!?
と話脱線してスミマセン。
源介は惣五郎の寝不足の原因に心当たりがあるようですね。
「え それって・・やっぱ昨日のが原因で・・・?」
「そうだよ それ以外にあるかよ」
この原因というのは・・・回想に入ります。さかのぼること4日前。
今回の『巡業』の顔合わせがあったようなのですが、その時に・・・源介の兄蔦丸(つたまる)に絡まれたことから始まります。
今回、惣五郎は大谷屋の巡業についていくので玉乃屋の人は自分一人。完全アウェイなわけですね・・・。
「よろしくね惣五郎さん ほんときれなお顔だよ」
「これはさぞかし素敵な静御前を拝ませてくれるんでしょうねぇ」
そう言ってやたらプレッシャーをかけてくる蔦丸。
惣五郎は「なんで?おれ嫌われてんの???」とブルブルしています(笑)
今回の惣五郎の役は舞踊の主役ですからね!大きな役で同じ女形として言わずにはいられなかったのかな~と思います。
今回巡業でやる演目は、歌舞伎の三大名作のひとつである『義経千本桜』から四段目「道行初音の旅」だそうです。
惣五郎は静御前、源介は静御前と旅を共にする家来の佐藤忠信を演じるようです。(※忠信は狐が化けているという設定のようですね)
もともと静御前は源義経と恋仲であり、少し前の段で彼とははぐれてしまうんですよね。
その義経を探そうと義経の家来である佐藤忠信と共に旅としているのが今回の四段目だそう。
義経と恋仲でありながら・・・実はこの忠信とも少し恋仲っぽくみえる静御前・・・(微妙な感じであやういらしい)。気になりますよね~!!!
これは簡単に作中に説明書きがされています(#^.^#)(※私の記事はちょこっと調べたものを若干付け加えています)
イサクさんの作品はちゃんとわかりやすくかみ砕いて説明が入っているのでいいですよね!
惣五郎はそんな静御前と忠信役を自分と源介がやると知った時にはちょっと戸惑ったようですが、今はそれよりもこの役がきちんとこなせるかどうかが一番の問題だと感じています。
頑張ろうと全体稽古は乗り切ったようですが・・・最後の最後で源介父に
「菊右衛門さんの孫だからにはやってくれるでしょう 期待してますよ」
とすんごい重圧をかけられます。
惣五郎はプレッシャーに弱いんですね( ´艸`)
そして・・前日・・・。
玉乃屋の看板を背負っている惣五郎はすんごいプレッシャーで・・・・見事にミスを連発してしまうという散々な初日を迎えてしまうことになります。
(帰り際に蔦丸さんにもまたイヤミ言われたし)
寝るといいながら色々と考え込む惣五郎の眉間をグリグリと源介(〃・ω・〃)
「・・・・何?」
「いやなんかすでに思い詰めてるっぽいから そんなんで寝れんのかなって」
パシっ手を振り払います。
「寝れる!眠いし」
「そうか?じゃぁオヤスミ」
ちょっとそんな気がしなくもない
相変わらずのツンデレさんなのですが、源介を見て惣五郎は思います。
源介が家まで走って来た前回から今回の稽古まではLINEのやりとりしかしていなかったと・・・。
離れていて顔は合わせていないのだけれど、惣五郎のなかでは
(実はほんとにおれのことスキなんじゃないかって思って)
(様子を見ていたら ほんとにちょっとそんな気がしなくもなくて まぁまだわかんないけど!)
とちょっとずつ源介の気持ちに向き合おうとし始めているのかな!?!?と思える描写がありました!
というのもね~LINEのメッセージも源介からは愛が感じられますよね(笑)
冒頭では惣五郎の舞台は観に行けないとメッセージを送ってた源介。でも実際は・・・
『どーしても顔見たくて今日の千秋楽実は観に行ってた』
と・・・。そして稽古で会えるのをすごく喜ぶメッセージも送ってきています(#^.^#)
稽古の日も源介は超浮かれていて、移動の新幹線もしっかりと惣五郎の隣をGETするんです。そういうのを見ていてちょっとずつ本当に俺の事・・と思い始めたようです。
じっと源介を見て考え事をしている惣五郎に・・・
「ん? 寝ねーの?」
という源介。
「寝る!」
源介もあのとき 実はこれくらい不安だったのかな
大阪での舞台が始まります。
楽屋で準備をしている惣五郎はガッチガチに緊張しています。
そうそう・・・このときの惣五郎の衣装というか小物がね・・・描くの大変だっただろうなぁスゴイな!きれいだな!と思って暫くじ~っと眺めてしまいました。
何て言うんでしょ。。。簪???すごい細かいんですよね。チョウチョがさりげなく描かれてて細かい~!!!って思っちゃいました。
「花恋つらね」は衣装もすごく素敵でみどころありますよね。
心臓バクバクの惣五郎・・・
ハッと何かに気がつきます。キョロキョロと当たりを見渡すと・・・探していたものはべんけいだったみたいです。(シャチのぬいぐるみの名前)
それをぎゅっと抱きしめて緊張をほぐそうとするのですが、うまく緊張がとれません。
(やべェ冷や汗出てきた)
稽古の時はミスせずできははず、だから今日はちゃんとできるはずと言い聞かせるけれど、それでもそう思いながら挑んだ昨日の初日は散々だったわけで・・・
また失敗するのではないかという負の感情がおそってきます。
すると・・・
「惣五? おい惣五郎!」
源介が声をかけてきました。
「そろそろ行くけど・・・ 大丈夫か?お前」
「おっ おう行こうか」
返事をする声が震えます。
源介にも惣五郎がガチガチに緊張しているの伝わってきたようですね。。。
「・・・・・」
(ホントにプレッシャーに弱いね)
すると源介は惣五郎を呼び止め手を握ります。
「?」
「わ すげー冷えてんな 緊張するとこうなるよな」
そう言いながら握った手をぷらぷらさせます。
「おっ・・・お前の手すげーあったかいな! 緊張してねぇの?」
源介はそりゃしているけど、惣五郎の所(玉乃屋)の座組で出してもらったときよりはしていないと・・・。
その言葉に,惣五郎は今の自分とを重ねます。
(そっか あの時の源介と今の俺完全に同じ立場なんだ)
あの時は茶化してしまったけれど・・・と惣五郎は思います。
(源介もあのとき 実はこれくらい不安だったのかな)
「お前すごいね 全然そんな風に見えなかった」
惣五郎の顔が変わります。(なんか尊敬!っていう感じの顔に変わっています)
そのセリフと惣五郎の顔にぎゅうっっと胸がなる源介(カワイイ!!!)
「・・おれができたんだからお前だってできるよ」
菊右衛門師匠にみっちり稽古つけてもらったんだろ?だったらそれ以上の厳しいチェックマンはいないからと元気づけます。
「それはそうだな」
単純な惣五郎にはやっぱり源介の言葉は効きますね(*´ェ`*)
「それにお前踊り好きだろ?今回舞踊でラッキーじゃん」
「!!ほんとだ!そうだった!?!?俺踊り得意な方だわ」
「なんで忘れてんの!?」
はは!!と笑う源介。
「じゃぁ静様 また後で」
そういって笑顔で楽屋を離れていきます。
源介を見ながら頬を染める惣五郎・・。
(あ 震えが止まった)
そう感じた所で次号です!
花恋つらね 第15話を振り返って/感想まとめ
面白かったぁ~!!!キュンとなりました。
一番好きなシーンはなんか手を取り合って見つめ合う所かな(〃・ω・〃)
何だかんだで最後まで手を握ったままでしたしね~(何気にこのあたり萌えました)
それにね、今回は歌舞伎をする2人なので惣五郎がすっごくキレイ!!!ほんとイサクさん絵が上手ですよね(T^T)好きすぎます。
惣五郎のガッチガチの緊張を一瞬で解きほぐしていった源介にもキュンです。
でもでも惣五郎に「お前すごいね」って言われた時の源介の反応が一番かわいくてニヤニヤしてしまいました(〃・ω・〃)
かわいいなぁこの2人・・・。
惣五郎のターンになったということだけれど、くっつくときはまた惣五郎が気持ちを伝えるのかなぁ!?!?ドキドキしちゃいますね。
この2人はつきあってエロにいくまでにも惣五郎がドタバタしそうだし、みどころありそうなのでずっと続いて欲しい!!!
くっつくまでのこのもどかしさも好きですが、つきあってからの発展とかも好きなのでイサクさんにはそこまで描いて欲しいなぁと思ってしまいます。
案外この2人ってつきあったらバカップルになりそうじゃないですか!?そういうのをニヤニヤしながら読むのもたのしいかな~なんて(〃・ω・〃)
おっと・・・まだくっついたないのに先ばしってしまいました。
次号には残念ながらお名前がないので次話は早くてディアプラス11月号でしょうか・・。
11月号!?とびっくりしましたが・・早いですね(T^T)ということで、今回のストーリーは電子書籍でも読めます。
ディアプラス9月号は9月20日前後に配信開始されると思います!
電子書籍
夏目イサク先生 BL漫画・コミックス作品まとめ/完結したものから最新のものまで
2024/12/3