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日に流れて橋に行く日高ショーコ

日に流れて橋に行く 第3話/日高ショーコ-土脉潤起 よく俺の前に顔を出せたな!!

03/25/2017

日高ショーコさんの「日に流れて橋に行く」第3話の感想になります。今回は『土脉潤起』(つちのしょううるおいおこる)でしたね。前回予想した魚上氷(うおこおりをいずる)と草木萌動(そうもくめばえいずる)のみごとに・・・間でした(^_^;)外れました~。今回は初春のようです。だんだんと芽が出かかってきているのでしょうね。

日に流れて橋に行く 第3話の掲載誌情報

日高ショーコ/日に流れて橋に行く
 出版社 集英社
 発売日 2017/03/15
 価格 570円
 表紙 中原アヤ

[voice icon="/wp-content/uploads/2017/01/3363a408e6df77105838d4f81c0f7a49-e1485757486645.png" name="藤雪" type="l"]第3話の簡単な感想
①すごく躍動感のあるストーリーで面白い!
②ストーリーが進むごとに虎三郎の顔つきも変わっていくのは必見!
③兄の存寅と向き合う時、何が明かされるのか楽しみ。
④あれ?鷹頭玲司と虎三郎は仲良しではない???  [/voice]

日に流れて橋に行く 第3話の感想は以下より。ネタバレ盛大ですのでご注意ください。

時子と玲司

玲司が時子を三つ星の初の女性店員としてスカウトしにきたところで前回はおわりましたよね。今回はその続きから。

すぐに働く、働かないという話になったのではなく・・・来週面接をするということで2人は別れます。

時子のほっぺにずっとご飯粒がついていたのはカワイイです。

しかし・・・玲司・・・三つ星呉服店の名刺勝手に作ってますけど(^_^;)大丈夫かしら。しかも名前が「REIJI」って(笑)
ホストじゃないんだから(〃・ω・〃)←見えないだけでたぶん右側には名字かいてあると思うんですけどね。

この町の動きはまるで止まらない川の流れみたいだ

虎三郎の場面へ移ります。

まだ日も昇っていない夜明け前。朝早くから虎三郎の1日は始まります。

従業員の作蔵に起こされ、お店に向かう虎三郎。

ふと見渡すと、夜明け前だというのに町はすでに動き始めていました。

人々の動きを見ながら虎三郎は、まるで止まらない川の流れみたいだと感じます。

(俺はずっとこの”流れ”から逃げてたんだな)

それはどうしてかというと。。この町の流れに身を投じてしまったらもうにどと戻れないことがわかっていたからだと・・・。

金をかけずに出来るところから手をつけよう

お店に到着した虎三郎。

お店には若い従業員がたくさんいます。というのも、西洋化が進んだといってもまだ当時の日本の商家では奉公人制度が残っているからということでしょうか。

番頭さんは3人辞め、今は5人。

お兄さんに反抗して辞めた人のようですが、この辞めた人たちは年中威張り散らしてた年寄り連中だったようです。

(この先の展望を考えれば良かった気もする)

そう感じる虎三郎。どうしても新しいことをするには柔軟に対応できない年寄り連中というのはネックになってきますからね。

(とにかく今は・・・金をかけずにできるところから手をつけよう)

(まずは4月の日本橋開橋式!!)

この4月の開橋式で何をするのでしょうね。。。それにあわせてきっと何かをしようと考えていると思うんですけど・・・・。

橋が完成したら人もどっと流れてきて活気づくでしょうし、そこできっと他の呉服店とは違った何かをしようとしているのかなぁ~?って思います。

とはいえ・・・お店のなかではまだまだ虎三郎のことを良く思っていない連中が多いようです。
この人たちを見方につけるのもけっこう大変そうです。

(とにかく今は出来ることをコツコツやって)
(少しでも味方を増やすことを考えよう)

そう思って下足場の掃除をしていると・・・

「下足番はお店の顔ですよ」

五百雀が話しかけてきます。ちょっと嫌味っぽい雀サンですが・・・・

「虎三郎さん 旦那様のご様子は」

お前も兄さんの文句か、本人にいえよという虎三郎。ですが雀さんは、

「違いますよ あなたがお店に入ったこの1週間で・・・旦那様は以前と同じように誠実に商いにむきあっているような気がします」

それは虎三郎の影響だと。

「助かります」

そう言って仕事場へ戻っていく雀さん。

(言われてみれば そうかもしれない)

存寅がお店に来て挨拶をする姿を見てそう思う虎三郎。

呉服店というのはもっと間口を開くべきだ

朝9時、三つ星呉服店が開店。

下足番をしながら色々と考える虎三郎。下足番はお店に入る人にまず一番最初に関わる従業員なんですよね。

(俺の態度ひとつで店の印象が変わるよな)

下足番をしてると、お店の様子がみなくてもわかるようです。

「なぁ作蔵 土足のまま客を店にいれたらどうなると思う?」

作蔵は、外国ではそれが普通かも知れませんが・・・おれは下品だしお店も汚れるから不潔だと言います。

「土間に商品を並べて売るような田舎の店ならともかく、大店ではあり得ません!!」

そういう作蔵に虎三郎は言います。

「でもさ 呉服店ってのはもっと間口を開くべきだよ」

下足さえ預からなければ客は時間を気にせず好き勝手商品を見て回れると。。。陳列販売まではどこの大店でもやっているけどその先にはまだ進んでいないと言います。

「大店の暖簾をくぐり商品をみる その時は買わなくてもいいんだ」

それはどうしてかと言うと・・・その気軽さが次の機会をつくるからだと虎三郎は言います。

「店はもっとお客様を自由にするべきだ」

このときの虎三郎の顔付きがね・・・すっごくきりりとしてて素敵です。だんだんと商人のような顔になってきていると言いましょうか・・・。
熱意が伝わってくるのはやっぱり日高ショーコさんですよね(〃・ω・〃)

向き合いたいのに向き合えない

夜9時、呉服店閉店。

そのあとの掃除などでいつも日付が変わってしまうようですね。朝も早いしすごく働いているのですね(;゚ロ゚)

「三郎 疲れていても食べなさい」
「体がもたなくなるよ」

そう差し出してきた食事ですが・・・実はこれは存寅が作ったもののようです。

「お前が英国に行っている間 台所に入るようになったんだ 料理も友人に習った」

うまい!と食べる虎三郎を嬉しそうにみながら存寅は言います。

「三郎 この一週間・・・店で働くお前をみていたよ」
「本当にすまない 新店舗の工事が順調に進んでいたならお前に相応しい仕事はあったはずだ」

結局、虎三郎が嫌って立ち寄ろうともしなかった旧い店のままで・・・・と言いかけると、「違う!」と虎三郎は遮ります。

「兄さんそれは違う」

確かにずっとお店を避けてきたけど俺もかわったのだと虎三郎は伝えます。

その言葉に一瞬驚いたような存寅ですが・・・

「・・・・・それは見ればわかる」

以前の虎三郎とは別人みたいだと。

「英国で頑張ったんだね やっぱりお前には才能があると思うよ」

そう行って優しく頭に手を置く存寅。虎三郎は・・・・

(兄さん・・・俺が変わったように 兄さんもこの三年で変わってしまった)
(問い質さなくてはならないことは山程在るはずなのにー)

怖くて聞けないと。

それでも、使用人に暇をだし、台所で料理をつくり借金を友人にしている存寅に対しては(おかしすぎるんだよどう考えても・・)と不信感を募らせていきます。

玲司と虎三郎

お店にて。
考え事をしていてぼ~っとしていた虎三郎。

ドンッ

誰かとぶつかってしまいます。

謝るときに視線を下に向けると・・・綺麗な靴が。

ぱっと顔を上げる虎三郎。

すると・・・下から見下ろしていたのは玲司でした。

「虎 いったい何をやっている?」

「た・・・っ 鷹頭・・・?」

汚れた手、汚れた足の虎三郎の胸ぐらを掴む玲司。

「だから! その格好は何だと聞いている!!」

「お前はこんなことをするために日本に戻ったのか!?」

怒鳴る彼に・・・虎三郎の顔がみるみる変わっていきます。

「お前こそ・・・」

ドカッ

頭突きをくらわす虎三郎(笑)

「お前こそ!」
「よく俺の前に顔を出せたな!!」

ここで次号です。

日に流れて橋に行く 第3話を振り返って/感想まとめ

あれれ???玲司と虎三郎・・・(;゜ロ゜)一緒にお店を立て直す為に協力してたんじゃなかったようですね。

「よく俺の前に顔出せたな!!」って言っているところをみると・・・余計に玲司・・・大丈夫?って思ってしまいます。

だって・・勝手に名刺作ってるし(笑)←三つ星呉服店で作ってましたよ?

それに時子も勝手にスカウトしてたことになりますよね。虎三郎の承諾も得ずに・・・ひゃ~びっくりですね・・。。

これはますます次号の玲司と虎三郎の言い合いというか、話が楽しみです。

虎三郎を追いかけて玲司は日本に帰ってきたかも知れませんね←BL目線で申し訳ない(〃・ω・〃)

次号は時子の面談も入ってくるでしょうか。

そして・・・存寅にきちんと真相が聞けるかどうかも見物になってきますね。

それにしても、これ1巻で終わりませんよね?まだ橋も完成してないですし。

でも・・・BL関連で朗報なのですが、ルチル7月号に「アンチロマンス」掲載される予定になってました!今回ルチルも購入したのでその予告に載ってましたヨ♥

だからというのもあるのか・・・「日に流れて橋に行く」の第4話は月刊YOU7月号なんですよね。2号飛びます。なので私も月刊YOUは2号お休みですね♪

ということで、しばらく空きますが、また第4話の時に感想UPしたいと思います。

おっと・・・その前に・・・次号は七十ニ候の何が来るかを予想しておこう~。

第2話が立春の初候で、今回は雨水の初候だったので・・・・単純ですが第4話は啓蟄の初候「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」でしょうか?

個人的には、玲司も時子も出てきそうなので啓蟄を一個飛ばして春分の初候「雀始巣(すずめはじめてすくう)」がぴったりかな?って思ったりもします。

楽しみです。

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里先生の作品の中ではかなりマイルドで優しい二人のお話です。

とても読みやすく、きゅんありでとってもお気に入り。

もっと読みたいなと思うけれど、1冊でまとめてくれるのは読み手としてはありがたいですね。

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