ディアプラス2020年5月号掲載、南月ゆうさんの【ラブネスト 2nd】第8話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の8話は【ラブネスト 2nd】に収録予定です。
楽しみに待ってました!穂積ママが登場した前話。旭さんVS穂積ママかと思いきや・・・とってもさっぱりしていて素敵な女性でしたね!
穂積さんがお風呂に入っている間に、二人で話をすることになったのですが・・・どんな話をするのか楽しみです!
ラブネスト2nd-8話 ディアプラス5月号
掲載P数 | 40P |
満足度 | |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 穂積さんの母親への想いにうるっとくる
- いつかお母さんには伝えたいと気持ちに変化が出てきた!
- 母は勘が鋭くて強し!
【ネタバレ注意】ラブネスト2nd-8話 感想
やばい、今号も読みながらウルウルしてしまいました。
なんて毎回毎回ぐっときてしまうのでしょうか(T^T)ほんとこれは・・・すごい作品だと個人的には思ってます。
それぞれの親子関係が対比されてるのかなとも思えますね。穂積ママほんと素敵。
今号は読んで胸がいっぱいになりました。
是非この8話はみんなに読んで欲しい!って思います。ちなみにエロとかそういうのはナシです。嘘ですちょろっとあるけどホントにちょろっとです!
お母さんにいつか旭さんとのこと伝えたい!と思えるようになって良かったなと。
穂積さんの母への想い
前回、一緒にお酒を飲もう!という流れになった穂積ママと旭さん。
今回冒頭ではすでに穂積ママは寝てしまっているので・・・ここでどんな会話があったかは後半までお預け(*^_^*)
穂積さんの部屋に移動し、寝る準備をする二人。
一応・・・寝る場所は別々のようです( ´艸`)布団に入りながら何を二人で話していたか聞きたがる穂積さん。
旭さんは色々と幼少期のことだったり、スナックのことだったり面白い話が聞けたと話します。
「久しぶりに匡人と正月過ごせるってはしゃいでた お前のイベント好きは母ちゃん譲りだな」
それを聞いて穂積さんは小さい頃の出来事を思い出していました。
自分の誕生日の日に嬉しそうにケーキを作るママ。
そしてその笑顔を向けるママを思いだしながら・・・「特別な日」は大好きな人と一緒にいる日とだ、と言われて育ってきたと穂積さんは言います。
普段は一人でいることが多かったけれど、イベント事があると必ず一緒に過ごしてくれてそれがとても嬉しかったようです(*^_^*)
「なのに俺は 逃げるみたいに家を出て ずーっとあの人のこと一人にしちゃってたんだよなー・・・」
すると旭さんは、とっくに親離れしてるのだからいつまでも一緒ってワケにはいかないし、それを気に病む親には思えないとフォロー★
それでも顔を見ると色々と考えてしまうようです。
「今でも俺の結婚を望んでるなら 俺にそのつもりがないこと ちゃんと言わなきゃなって思ったんだよ」
「言ったのか?」
穂積さんは、自分の好きなように生きろとママから先に言われてしまったと伝えます。
そしてずっと言って欲しかった言葉だったのに、なぜだか突き放されたみたいな気がして、彼女が何を求めてるのかもわからなくなってしまったと。
するとここで旭さんが穂積さんのベッドへ移動してきます。
多分色々と考え込んでる穂積さんをリラックスさせるために入ってきたのかな!?と思いました(*^_^*)
このまま寝るのかな!?と思ったら・・・そうでした!初日の出を見にい約束してましたよね!
ペーパードライバーの穂積さん
穂積さん・・・目の覚めるような運転で笑いました。ペーパーだから旭さんに運転任せようとしてたのですね!!!
運転に慣れてきたと思ったら。。。道を間違えてたり、ちょっとドタバタな二人ですがそれはそれで楽しそう。
車の運転ももう少し慣れておいたほうがいいかもと言う穂積さん。
「二人とも運転できた方が何かと便利でしょ?」
「それにあんたに何かあった時 俺ができること一つでも多い方が安心だしね」
それを聞いて旭さんは穂積さんを見つめます。
「あーあんた今「匡人くん 可愛いコト言うじゃん♡」っておもったろー?」
茶化すように言う穂積さんですが・・・・
「思っちゃ悪いか?」
と予想もしなかった言葉が返ってきて照れてしまいます(≧∇≦*)ここの穂積さん超かわいいので注目して!!!
ほんとかわい。
旭さんには勝てませんね(●´∀`●)
そしてイイ雰囲気になった二人は・・・ちょこっとイチャイチャタイム!!!
ここは読んでのお楽しみなのでさらっとだけ触れておきます♪
でね・・・二人らしいと思ったのがイチャイチャしてたら日が昇る瞬間を見逃してしまってたという( ´艸`)
「くっそー 日の出の瞬間に間に合わなかったじゃん せっかく早めに出たのにも~」
旭さんは残念がる穂積さんに、また拝みに来たらいいと言います。
「この先何度でも付き合ってやるからよ」
「・・約束だからね」
他の誰にも匡人の代わりにはなれねぇ
すると穂積さんはどこかスッキリしたような表情で旭さんにこう伝えます。
「なぁ旭 母さんは俺の幸せを見届けたいって言ったんだ」
「それって今の俺でもいいのかな・・・」
「俺、あたなと居るときの自分が一番好きだからさ いつか母さんに話したい」
そうでなければいつまで経っても自分のことは後回しにしてしまう人なのだと言います。
ここで旭さんと穂積ママが一緒に飲んだ時の回想が入ります。
何を話したかというと、緒積ママはやはり二人の関係に気づいていました。
そのコトに関しては、旭さんも薄々は感じてたようです。
穂積ママは、これでも母親だからそばで見ていたらわかることもあると言います。
「あの神経質な子が他人と暮らしてるってだけであんたは十分特別な相手なんだよ」
そして一番聞きたいのは旭さんの気持ちだと言います。
旭さんはおちょこに入れられたお酒を飲み、ゆっくり話し始めます。
一度は離婚している身だから必ず幸せにしますなんて大口は叩けそうにない、でも一緒にご飯を食べたり他愛ない話で笑ったりケンカしたり。。。そういうのがもう自分の根っこみたになっていると。
「他の誰も匡人の代わりにはなれねぇ」
そう話す旭さん。
それを聞いて穂積ママはすごく嬉しそうに笑います。
そしてママは穂積さんが話す気がないなら自分からは何も言うつもりはないけれど、旭さんは別、どういう相手か知りたかったと。
穂積ママの気持ち
「・・・なら俺も 匡人のツレとして訊いてもいいですかね」
旭さんはママに、穂積さんがゲイだと隠していることに気づいてから、今までどんな思いでいたんですか?と尋ねます。
「意外と直球できたね」
「お互い様です」
ママは、些細な引っかかりは何度かあったのだと言います。それが確信に変わったのは、穂積さんが大学生の時。
帰省した時にスマホにそれを裏付けるようなメールが入ってきたのを見てしまうの。
その時はかなりショックを受けたと言います。
穂積さんがゲイになってしまったのも、夜もひとりぼっちにさせて寂しい思いをさせた自分のせいではないか、母親失格だと自分を責めたと。
ここにちょこっと穂積さんとママのエピが描かれているのですが・・・穂積ママのセリフにギュっとなってしまいます。
穂積さんってすごくママが好きで優しい子だったのだなぁ・・・と感じました(T^T)
そして自分を責めているときに、ママはある人に言われた言葉があるのだと言います。
「自分を責めるのは 子供のためじゃない 自分が救われたいだけだ」
それを言われた時にすごい衝撃を受けたと。
「何年もかかっちゃったけど その人に少しずついろんなこと教わってようやく自分の気持ちが整理できた」
ママは穂積さんに何をしてやれるのかを考えるようになったみたいですね(*^_^*)
そして・・・上に出て来る「ある人」というのはゲイバーのママだったみたい♪今じゃ親友なんですって!!!
穂積さんを知るためにそういうところに行き、色々と話を聞いたり聞いてもらったりって・・・素敵なママ!!!
「あたしは匡人が幸せでいてくれたらそれでいい 隠しておきたいならこのままでもいい」
「ただあの子が吐き出したくなった時はいつでも受け止めてやれるように」
「どんな匡人もあたしの息子だから」
ここで涙腺崩壊してしまいました(T^T)もうもう!!!ほんと素敵ママすぎる!!!あったかいし優しい。こんなママだから穂積さんにあんなに愛されているのだなあって納得しました。
それを聞いて、旭さんは「いい母親じゃないですか」と。
ここね、一箇所あぁ・・・親子だなぁ~って思える場面が描いてあります★読んだ時にふふってなりました(*^_^*)
~回想終わり~
納得できたらそれが答えだ
ここで回想に入る前の場面に戻ります。
「・・・がっかりするかどうかは 言ってみねぇとわかんねぇが 決めんのはお前だからな」
匡人が納得できたらそれが答えだと旭さんは言います。
それを聞いてにっこり笑う穂積さんが!!!たまりません(≧∇≦*)
なんかすごく吹っ切れたような表情で素敵だなと思いました。旭さんもママはこう言ってた!って言えばいいけど、それを伝えずに穂積さんの出す答えを見守る姿勢は好感しかないです!
とっても素敵な8話でした!!!
感想まとめ
ママ~ほんと素敵!!!大好き!
穂積さんはママが大好きだし、ママもまた子供を大切にしていてすごく優しい気持ちになりました。
色々悩みはあっただろうけど、自分の気持ちを優先せず穂積さんに寄り添い理解しようとゲイバーに行くママ・・・こんなことなかなかできないです!
穂積さん幸せ者ですよね!
ちゃんと自分の口から素直に言えるといいですね。。。
ラブネスト、本当に大大大大好きです。毎回読んで気持ちが揺さぶられてしまいます。
はぁ~ちょっと余韻が。。。
次話は・・・6月号の予告にお名前がなかったので、早くてディアプラス7月号でしょうか。。。早く読みたいです!!!
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