8月9日発売の『リンクス9月号』より、丹下道さんの「差形怜司の解答2」中編のネタバレ感想になります。恋するインテリジェンス5巻になるでしょうか?まだ中編なので少しモヤモヤ展開なのですが、次話の後編に大いに期待したいと思います。
丹下さんですからね!後編にはすっごく盛り上がると思うのですがやっぱり中編は少し切ないですね。。。早く次話が読みたいです。
それではさっそく!最新話のネタバレ感想ですのでコミックス派の方はご注意ください。
差形怜司の解答2 中編/リンクス9月号の紹介
差形怜司の解答2中編の簡単な感想
◆2人の高校時代がもっと知りたい!
◆ますますなぜエロができないのかが不思議・・・
◆あの女性とは何も関係ありませんように!
注意ポイント
出会いは高校時代
今回は回想から。2人の高校時代からでした。
2人が通っている高校は都内の私立学校でしたが、その中でも一際目立っていたのが古賀だったようです。
高校でも政官界エリートの子供たちは自然と集まり、そこでもヒエラルキーをつくっていたのですがその中でも”王家”の血を引く古賀はトップクラス。
差形は外資系企業の幹部の子だったので古賀とはまったく違う世界で生活していたようです。
そんな2人がどうして付き合うようになったのか・・・。
それは古賀の猛アタックだったみたいですね!
高校時代は差形は40代の教師と付き合っていたようです。もともと、差形は年上の人に惹かれる傾向があったようですヨ。
というのも、片親で母親はビジネスパーソン。いつも不在がちだったので無自覚でもその寂しさから父親のような歳の離れた男性に相手がして欲しかったのかも知れませんね。
そんな40代教師とのあれこれを古賀に見られた事が2人が関わるきっかけになりました。
「言わないでね」
と口止めをした差形。
その差形に恋した古賀・・・。古賀の猛烈なアプローチに差形が落とされるわけですね♡
そんな事を思い出しながら差形は思います。
(確かに好きになったのは親國からだったかもしれない)
(だけど毎日すきだすきだと愛を告白されると 俺の心もさすがにまともじゃいられなくなってくる)
差形は古賀の優しさや真面目さ、頭の良さ、そして何よりも自分を優先してくれる事を知り、「大人」としての古賀を意識しはじめたようです。
(二度目の恋をした)
(好きになったのはあいつから でもきっと 今では俺の方が何倍もあいつに嵌ってる)
今は好きで好きで仕方が無いようですね。。。同棲の話も二つ返事でO.Kしたようですヨ。
純双くんと簀戸さん
今日も出てきましたね・・・差形のことが大好きな部下の純双くん。
差形と話すだけでお花が咲いちゃうくらい喜んでてかわいいのですが・・・この子はさらに関わってくるのかな!?
どうなんでしょうか。もしかしたら・・・次号この子をちょっと利用しちゃったりするのかな・・・?と思ったりも。
とはいえ・・➨は出てても差形は全く相手にしてない感じがするのでその線は薄いかも知れませんね。
そして次は簀戸さんという・・・以前差形とセフレ関係にあった議員秘書さんが登場してきます。
「このタイミングで君に会えるなんて運命としか思えない 最近なかなか誘ってもらえないが元気にしてる?」
「えぇ 財務省になんのご用で?」
簀戸さんは今仕えている議員さんが金融のプロである人たちに何か説明を求めているようでした。
そいうのも、先日の外遊先で他国の議員たちと交わした議論があったようなのですが、その中で少し思うことがあったようです。
なのですが・・・実際はね、
「国際的なディスカッションの場で言いくるめられてその腹いせになるようなサンドバッグを探しにきたんでしょう?」
この議員さんの話が描かれているのですが、まさにこんな感じでした(笑)
まぁ・・・簀戸さんがどうして差形に『金融活動作業部会に関しての説明』を求めにきたかというと・・・差形が以前この部に関わっていたことがあったからだそうですよ。
今関わっている人達を呼び出しているから、その間だけでも話を聞いて欲しいとういことで結局その議員さんに会いに行くことになります。
まぁ・・・この議員さんの話はあまり恋愛要素的な事には関係ないのではしょりますね。
要は恥をかいたから、色々と議題にあがってたことを確認をしろ!とむちゃな要求を差形にしていたっぽいです。
ただここで「岡土博」という名前が出てきたのでちょっと記憶にとどめておこうと思います。
彼はテロ団体に所属してた人物のようで・・・その時に隠しもっている口座があるようなので探し出せ!のみたいなのが議員さんの要求でした。
でね・・・言うだけ言って帰ろうとするのですが、帰り際に差形のお尻を触っていくという・・・・セクハラ(笑)
(当たり散らすだけ当たり散らして最後はそれか)
と差形もちょっとイライラ。
すると・・・差形の元へ簀戸さんから電話が入ります。
先ほどの議員さんの対応に対してのお礼と謝罪。
『お詫びに今度食事でもどうかな』
「いえ 私にとってはあなたはもう自然消滅し終わった関係なんです」
『チャンスはないのかな』
「もっと大人な付き合いをして下さる方かと思ってました 失礼します」
という会話をし終わって電話を切ったのですが・・・なんと目の前に古賀が立っていました。
不気味なまでの笑顔で・・・・余計にコワイ(笑)
残業のはずが本当は暇な古賀に不信感が増していく・・
お疲れ様というようないつもの会話をする2人。
ですが差形は今の会話を聞かれたのではないかとちょっと焦ります。
古賀は土門を探していたようです。
「このあと急な打ち合わせ入って暫く電話通じないけど何かあるかなって また見かけたら俺が探してたって伝えてもらえる?」
「あと、今日も遅くなりそうなんだ」
いつも忙しそうな古賀に無理していないかと聞く差形。
「体力的に無理はしてないけど 怜司とご飯食べられなかったり怜司と一緒にいる時間が減っちゃうのは相当無理してるかな」
「怜司もさみしいって思ってくれてる?」
本当は思っていてもそういうのをさらっと口にはできないんですよね・・・
「ばか言ってないで仕事戻れ 忙しいんだろ」
そう言って別れる2人。
廊下を歩いていると、「キレイだお前が日々を重ねるごとにますますキレイになるから俺は心配でたまらない」
イチャイチャする声が聞こえます。。。おぉ~まさか針生×眞御ちゃん!?と期待してたら・・・土門と円でした(#^_^#)
土門は、ずっと会える機会なかったから癒やしを得ようとやってきたと「モチベーションの補給です」とイチャイチャします笑
すると差形は・・・
「まぁ古賀も最近特に忙しそうだしな」と一定の理解をするのですが・・・
「あれ そうですか??? 古賀課長はむしろ今は暇な時期なんじゃないですか?毎日定時あがりできてるみたいですよ」
この言葉に・・・・
『今日もおそくなりそうなんだ』と言った古賀を思い出し不審感が募っていきます。
(なぜ嘘吐く必要がある? 退庁から帰宅までの間のことを俺に知られたくないから?)
(いったい何してるんだ?)
色々と考えながら歩いていると・・・古賀の部下と曲がり角でぶつかってしまいます。
ぶつかった彼が持っていた書類が散らかるのですが・・・その中にある1枚の紙を見つけます。
『21:00 N新宿 「Square Club」1F奥のエレベーター前で待ってます。』
ちょっと嫌な予感しますよね・・・差形もおそらく何か感じ取ったようです。
古賀と一緒にいた女性
差形は・・・鷹見との約束をその紙に記載されていたお店にしたようです。(気になってたんですね)
鷹見は楚和さんの相談を一生懸命しているのですが・・・差形冷たい・・・(笑)
すると・・・・そこへ古賀とある女性がやってきます。
ショートカットの女性・・・(顔は見えませんでした(・_・、))
その女性を見た差形は・・・
(嫌な予感が当たってしまった・・・)と。。。
帰宅後、書類に目を通している感じの差形ですが。。。先ほどの事が頭から離れないんでしょうね、、、、。
するとそこへ古賀が帰ってきました。
差形は遅い帰宅だった古賀に「残業だろ?」と訪ねます。
「うん」
先ほどのお店でのことをしっているので(嘘だ)ともう不信だらけ。
(どうして嘘吐くんだ 彼女と何してたんだ? 嘘吐く必要なんてないだろ 俺たちの間のルールでは彼女と何しててもO.Kなんだ)
(そういう 恋人同士なんだから お互い納得しただろ!)
と強く思いながら思いっきり動揺している差形・・・・。
本当の恋人は・・・土門と円みたいにいちゃいちゃキスをしたりするものだと思っちゃうんですよね。。。
そして古賀の腕をひっぱり・・・キスをしようとします。
なのですが・・・パッと拒否されてしまうんです(・_・、)
「ご、ごめん シャワー行ってくるね 俺汗臭いと思うから」
そう言って去って行ってしまう古賀。でもねぇこのときの古賀の顔がどんな風に取ったらいいのかわからないような表情しているんですよね。
何か、彼にも踏み込めない何かがあるのだろうとは思うのですが。。。
キスも拒否しちゃうのが。。。なんだろう理由知りたいです。
そして拒否された差形はもうね・・・すっごく落ち込んでいます。
(目覚めてしまったんだろうか 気づいてしまったんだろうか)
(あの春の終わりの出会いは本当の恋ではなかったことに)
(なぜ俺に興奮しないのかその理由を知ってしまったんだろうか)
その夜、差形は古賀と繋がっている夢を見てしまいます。
はっと目が覚め惨めさにため息・・・。
リビングへ行くと、もうそこには古賀の姿はありませんでした。昨日はソファで寝たようですね・・・
ゴムと疑惑
出勤しようとする差形。
郵便受けになにやら紙袋が入っていました。
「なんだこれ 宛名がない」
中をあけてみると手紙が入っています。
『ちかくんへ 昨日はごちそう様。
家に忘れて行った名刺入れ急ぎだと思うから持ってきました。 それと昨日用意してたの小さかったみたいだから大きめの買ってみました笑
”次”までに一度サイズ試して見てね。』
という意味深すぎる手紙・・・。
そして紙袋のなかには・・・ゴムの箱が入っていました。
ここで次号です!
差形怜司の解答2中編 感想まとめ
ちょっと切ないですね。。。でも色々と考えてみて・・・この紙袋を入れた女性は家族ではないかと思うんですヨね。
あのショートカットの女性はお姉さんとかじゃないかしら?
そうすると、「家に忘れた名刺入れ」も納得できるような・・・。(こじつけっぽいですが笑)
古賀は差形オンリーだと思いたいからやっぱり女性がうろうろするのはちょっと嫌だなぁと思ったりもします。
だからお姉さんとかだったらいいな・・・・。
「次」というのも差形との次という意味であってほしいなと。
あと、家族ではないかと思ったのは、マンション知っていたじゃないですか!?!?
だからその可能性あるかな?とふとおもったんですよね。
あとはタックスヘブンタックスヘイブンの件で古賀は何か頼まれ仕事をしてるようなのでその絡みもあるかと思います。
この状況で後編になるのですが・・・どうなるんでしょうか。
丹下さんだから最後は思いっきりラブラブで甘々を持ってきてくれるとは信じているのですが・・・。。。気になって仕方が無いです。
前回、古賀はインポ説というのを書いたのですがさらっと否定されてしまいましたね(^_^;)
最後の手紙に「昨日用意してたの小さかったみたいだから」って書いてありましたし・・・う~んますます謎ですね。
でもまぁ次号で答え合わせできると思うので楽しみに待ちたいと思います。
それにしてもリンクスって840円ですんごいボリュームですね。毎回ボリュームのすごさにびっくりしてしまいます!
執筆陣も豪華で多いし、なんかすごい大満足。
でも電子では配信されていないのが残念です。いつか配信されるようになるといいな・・・。
次号は丹下さんらしい小さな文字びっしりの会話がありますように~!!!!
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