GUSH2022年4月号より新連載スタート!丹野ちくわぶさんの【鷹神様と憐れな生贄】1話~3話まとめて感想です。3話目がGUSH2022年6月号に掲載の最新話になります。
まだコミックスになっていない作品ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の作品は・・・ちょっと最初は不憫なのですが、徐々に溺愛攻になっていくのでは!?と予想してます。受の状況が本当に可哀想なので、できれば鷹神様の元で幸せになって欲しいなと思ったり。
では早速!
このままあらすじ・ネタバレ感想と続きます。
4話目からはちゃんと雑誌の紹介もしますが、今回は省略しますね。ラストにGUSHの電子配信などのまとめは掲載しておきます!
読みたいなと思った方はぜひGUSH読んでみてください♥
鷹神様と憐れな生贄 あらすじ・ネタバレ感想
3分でわかる☆鷹神様と憐れな生贄1話 あらすじ
人間嫌いの神×アシの不自由な生贄
主人公の累(かさね)は足が悪く、日々下働きで年の離れたたった一人の妹と暮らしていた。
数年前、両親は仕事中に落石事故で他界。自身もその時に負った傷のせいで足が不自由になった。
足が不自由なために稼ぎも悪く、妹が大きくなるといずれ育てていけなくなるのではと不安になってしまう。
どうにかしなくてはと考えている時、生贄の話が出た。
干ばつで作物が全滅。村の為だと言われた累。
生贄になればその家族は生涯優遇されると聞き、妹のために生贄になる決心をする。
生贄になった後、気付けば黄泉国らしき場所へやってきた累。
ここで土地神様を探すも、いまは生贄は募集していないと狐くんに言われてしまう。
雨を降らせてもらわないと困る累は、必死に土地神さまに会わせて欲しいと願うが・・・・!?
そこへちょうど叢雲さまが現れる。彼が土地神さまということで、土下座し雨を降らせてほしいと懇願するも、彼からは早く立ち去れと言われてしまう。
しかし累も引かない。
叢雲は、逃げ出したくなるような屈辱を味わわせてやると言って・・・・!?
鷹神様と憐れな生贄1話 ネタバレ感想
ちょ~っと受くんが不憫なので・・・そういうのが苦手というのはこの1話はちょっと苦手かも。
村の人の扱いがねぇ・・・
足を悪くしてしまった累は、、、とっても優しいお兄ちゃんなんです。自分の食べ物も妹にまであげてしまうという。
そんな彼が妹のために生贄になる決心をするシーンは。。ちょっと悲しかった。
そして土地神さまのいる場所へ行っても不憫。
とにかく不憫です。
どこまでいっても苦しい受になんだか感情移入してしまいます。
今後、この土地神である叢雲が累を大事にしていってくれると嬉しいのですが・・・とにかく人間きらい。
この【人間嫌い】というのにも何かしら理由があるのかもしれませんね。
1話ラストではエロありですが、これは萌えるエロではありません。
ちょっと乱暴で痛々しいのがね・・・二人のはじまりとしては最悪のスタートだったように思います。
累が幸せを感じられる展開になっていきますように。
ちなみに・・・累も叢雲も黒髪でとっても綺麗!絵柄が好きなので丹野ちくわぶさんの作品はけっこう好んで読んでいます♥
鷹神様と憐れな生贄2話 あらすじ
叢雲に酷く抱かれた累。出て行けと言われ、さらに雨は降らさないと言われる。
部屋を出た累は、色々な所が痛むため馬小屋で休むことにした。
汚いよりマシだと冷たい水で体を綺麗にする累。そこで何日も食べていない事に気付く。
すると・・・凶暴な獣に追われている狐くんに遭遇。
ピンチを救った累に、狐くんはおにぎりを渡す。
狐くんに、ここに来た理由を話す累は、村人たちが少しでも累に価値があったと感じて約束を守るように雨を降らせたいと話す。
次の日も叢雲に抱かれに行った累。
叢雲は累が早く出ていくようにと酷い抱き方をするけれど・・・・
気を失った累のうわごとを聞き、優しさを見せる。
翌朝目覚めると・・・雨が降り始めていた。
空を見上げながら、一人残してきた妹を思い涙する累だった。
鷹神様と憐れな生贄2話 ネタバレ感想
叢雲が人間を嫌う理由・・・これから出て来るでしょうか。
何だかんだでこの2話のラストは、少し叢雲の優しさが見えたかな?という感じでした。
ただ、途中で「枷」さえなければ累を追い出せるのに、と考えている場面があるので、叢雲には何かしらの【枷】があるのだろうなと推測します。
累が素直でまっすぐな子だから。。。累の事を思うと本当に切ない。
妹の事を村人達は大事にしてあげて欲しいですね。
そうそう!お話の中で出て来る狐くん。
すっごくカワイイ(*^_^*)
子どもみたいな身なりなのに、全然累よりも長く生きてるんですヨ。
顔くらいの大きさのおにぎり頬張る姿も可愛くてきゅんきゅんしました。
叢雲の秘密・・・この子は知ってるのかしら?気になります。
2話ではまだまだ二人の距離は縮まらず。
いまの所は累も叢雲も・・・お互いに恋愛感情はないように思います。
これから先、どんな形で恋愛が進むのかしら・・・・
叢雲が心を開いていく展開になっていくとは思うけど・・・早くデレてくれますように。
鷹神様と憐れな生贄3話 あらすじ
降った雨が止まず、累は体が冷えていく。
自分ができることは全てやった、あとは妹の雛の幸せを願うしかできない事に歯がゆさを感じながら小屋へ戻っていく。
この日、累の体調は悪く震えがとまらない。
一度死んだはずなのに、また死にそうになっていることを不思議に思いながらも水を飲みに行こうとし、そのまま倒れてしまう。
目的は果たしたから、もう頑張らなくてもいいのだと意識を失うと・・・それを救ったのは叢雲だった。
叢雲は、屋敷に累を運び医者に診せていた。そして人間の薬草をとりに現世まで行ってきたという。
累は、雨のみならず自分の命まで救ってくれた叢雲に丁寧にお礼を言い、そして動けるようになったらすぐに出て行くと約束する。
しかし叢雲は、屋敷に人手が足りないから少しの間であれば置いてやってもいいと言う。
叢雲が去った後、医者が叢雲の事を話してくれる。
昔は人間に友好的だったが、数百年前にある人に酷い裏切りを受けその恨みから現世に天災をもたらしたらしい。
それを上位の神に咎められ、力を封じられてしまったという叢雲。このとき3つの誓いを立てさせられたという。
話を聞き、累はそれでも雨を降らせ居場所をくれた叢雲の役にたたねばと一生懸命働く。
しかし累の事を受け入れていないモノもいて、ある部屋に閉じ込められてしまう。そこで封印されていた箱をあけてしまった累は・・・
触手に襲われてしまう。
それを叢雲に見られてしまったのだが、触手の粘液には媚薬効果があり人間にとってはとても辛いもので・・・!?
今回は叢雲も酷い抱き方ではなく、優しく累の望み通りに抱いていた。
ラストはまた新しい神様らしき人が出てきて・・・!?
鷹神様と憐れな生贄3話 ネタバレ感想
3話からなんだか流れが変わってきた~!!!
叢雲がちょっと優しくなったかもしれない☆
本当は人間にも友好的だったけれど、昔にある人に酷い裏切りを受けた事が人間嫌いの原因だったといのがわかりました。
それは誰だったのでしょうね。
叢雲の好きだった人かしら?
気になる!!!
1話~3話、全部に叢雲×累のエロが描かれているのですが、3話はすごくよかった。
始めてチューしたんじゃないかしら!?
しかも叢雲から累の頭をぐいっと自分に引き寄せてのチュー・・・こりゃたまげた!
累が目を覚ました時も叢雲が大事そうに腕を回してる?し、いったいどういう心境の変化なのかしら!?!?
絵が綺麗で、叢雲の寝顔は本当に眼福~。累が見惚れるのもわかる。
ホントに綺麗な寝顔でした。
でも累は。。。去れ、と言われた事を思いだしてしまうのですよね。
そして叢雲が目を覚ます前に出ていかなければと。
ラストは新しい登場人物が。
神様なのかな?と思うのですが・・・女性か男性がよくわかりません。
こちらも超綺麗な人です。
『あなた 叢雲の番ですか?』と聞いてきたのは一体誰なのでしょうね。
身なりから途中の話で出て来た、上位の神 迦楼羅天(かるらてん)っぽいなぁと思ったけど・・・どうなのかしら。
『番』という言葉が出て来たということは、もしかしたら叢雲は番が人間だったのかな?その番に裏切られたとかそういうのだったりして。
何でも知ってそうな人の登場なので、4話目以降いろいろと叢雲のことがわかりますように。
感想まとめ
ざっくりとあらすじ・感想を書いてみました。
まだ二人の距離が完全に縮まったワケではないので、甘くはないです。
でも!!!3話目は1話・2話とは違って少し甘さがありました。
これからどんどん叢雲が変化していくのではないでしょうか。期待してます♥
最初これだけツンツンしてると・・・好きになったら溺愛系になりそうだなぁ~といまから楽しみ。
叢雲には枷もあるし、3つの約束もあるし。。。どうなったら迦楼羅天に許してもらえるのでしょうね。
あとは・・・本当に人のためばかりに動いている累が幸せになりますように。
不憫で仕方がないです。
それでも今回は・・・眠っている叢雲を見て少しだけ表情が緩んでましたネ。キュンでした。
4話はGUSH2022年7月号に掲載予定です。
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