キャラセレクション7月号掲載、日高ショーコさんの【憂鬱な朝】第44話のネタバレあり感想になります。
雑誌最新話のネタバレ感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の44話は【憂鬱な朝8巻】に収録される予定です。おそらく・・あと1話。次回が最終回・・・寂しい。
連載10年くらいですよね・・・・1巻が2009年発売なのでそれより1年前から連載してたとして・・・ほんとうにスゴイ!!!
10年って・・・10年前って何してたっけな~って考えてしまいました。
とにかくあと1話(おそらく!)・・・気合い入れて感想書きたいとおもいます。
キャラセレクション7月号の紹介
掲載P数 | 42P |
満足度 | ★★★★★ |
44話の簡単な感想
- 違う角度から物事を考えたら見方もかわる。
- 暁人さまと桂木は相変わらずラブラブ。
- 桂木が素直すぎてこわい
- 暁直様はちゃんと桂木に情があった。
- 英国は行くと見せかけてラストでは行かない気がしてきた
注意ポイント
[topic color="gray" title="憂鬱な朝 7巻まで配信中"]
[/topic]
読み返すたびにスゴイなと思うのは・・・10年たっても絵柄が全く変わってないところですね。。。
10年でものすごい絵柄の変わる作品とかあったりするのですか・・・それが全くない・・・日高ショーコさんほんと絵がお上手すぎる。。。
大好きです。
【ネタバレ注意】 憂鬱な朝 44話の感想
今回たっぷりのページ数でした。42Pあったのですごく読み応えありました!
桂木は自分の方向性をどう決めるのかな。今回はいい方向に行きそう!?!?と思ったけれど・・・
最後の最後でやっぱり一緒には行かないのだろうなぁと思ってしまったのですが・・・根拠はないです。
ただ、今回「行かない」と言ったら最終回で「行く」という可能性大だと思ってたので逆パターンになるのではないかなと。
桂木は、買収した工場の社長。この工場をしっかり支えなければいけない存在なのですぐには渡英できない気が。
暁人さまが桂木を必要としているように・・・おそらく工場の従業員も桂木の事を必要としているんですよね。なので今回は難しいんじゃないかなぁと。
私はやはり、行くとしたら自分で行くのではないかぁ・・・と今回読んでも思いました。
一応、旅券は受け取っているのでどうなるかはわかりません!
では早速本編です。
今まさに・・・蜜月期ですよねこの2人(n*´ω`*n)
前回のあらすじ
前回も鎌倉邸でのお話。
暁人様に2年は長すぎると伝えた桂木に・・・暁人様はお揃いの懐中時計を渡します。
そして一緒に英国行きの旅券も。
「一緒に英国へ行かないか」と誘ったのが前回でした!
もっと詳しいネタバレ感想はこちら。
>>>>憂鬱な朝 第43話のネタバレ感想
今思えば 私は幸せな処に身を置いていたのだ
桂木が過去を思い返しているところから始まります。
暁人様と桂木が初めて会ったときの・・・ほんの少し前の事のようです。
きくは、桂木に暁人様が当主になったとしても自分は味方だと言っています。
桂木が望むのであれば蓄生届を世に出すこともできると。
でも桂木は。。。すでに暁人さまに仕える覚悟ができていましたよね。目的はどうであれ・・・
この時の桂木は暁人さまに与えるだけ与えてからすべてを奪う事を目的としてた時だからただ単に当主になるのは桂木の意にそぐわないんですよね。
だからきくにも「今後あなたに対する口調を改めます」と言っています。
「家令職でも同じ使用人だ」と。
桂木は、この時のきくの事を考えていました。
(きくは私に負い目を感じてるようだった)
久世家の籍にも入れず桂木の家にも戻ることが叶わなかった姿を憐れと思っていたかもしれないと。
今の桂木と昔の桂木は考え方も物事の見方も随分とかわりましたよね。
だから桂木は思うんです。
(今思えばー それほど悲観的な状況ではなかったのだ)
暁直様が亡くなり、暁人様が成人するまでのすべての権限は自分に与えられていた。
それを考えると
(今、思えば 私はー幸せな処に身を置いていたのだ)と。
この時の小さい暁人様の手を取る桂木のシーンが・・・とても印象的です。
目を覚ます桂木。。。
横には・・・随分成長した暁人様が横に寝ていました。先ほどのは夢だったのでしょうか・・・ね!?
寝ている暁人様を見てふっと笑います。
(寝顔だけは昔と変わらない)
顔に触れ・・・唇に触れそしてキスをして唇を舐める桂木(けっこうびっくり!!!あの桂木が!!!って((ノェ`*)っ))タシタシ)
それでも起きてくれなくてつまらないなと感じてるところもキュンどころじゃなくってえぇぇぇ~~~~なにこのご褒美って思ってしまいました。
お前がいないと寂しい 一緒にいたい
暁人さまが起きてくれないのでお風呂へ入ることにします。
歩きながら英国行きを誘われた時の事を思い出していました。
『僕と一緒に 英国に渡る気はないか?』
あまりに意外だったのか・・・桂木は驚いています。
旅券を差し出しながら暁人様は言います。
「これは僕のただのわがままだと思う」
桂木には桂木のやるべきことがあるし、自分も一人の方が頑張れるかもしれない。
でも、ここ数日この鎌倉邸で過ごしていて桂木が穏やかで・・どんどん離れるのが嫌になってきたのだと。
そして桂木に抱きつき・・・
「桂木 あとさき考えず僕の望みだけ言う」
「お前がいないと寂しい」
「やっぱり僕はお前とー 一緒にいたい」
暁人さまのこんな・・・こんな困ったワンコみたいな顔見せられたら・・・・私が一緒についていく~~~~~~って言いそうになりましたヨ。
桂木も暁人さまの言葉に胸打たれた感じでした。(本当は桂木だって一緒にいたいですもんね)
お風呂に入りながら桂木は色々と考えていました。
自分が久世家を出た理由・・・石崎家に仕えた理由・・・
そして暁人様に本音を隠していた理由。
(本音を隠していたのは いえば離れられなくなることがわかっていたから・・)
(箍(たが)が外れるとは こういうことか・・・)
おぉぉ~~~~~~桂木からそんな言葉が出てくるとは!!!抑え込んでたものがあふれ出てしまってる状態なんでしょうね。。。
ほんと鎌倉邸に来てからの桂木・・たまらないですね。
なのですが・・・・・桂木はお風呂からあがるとスーツを着始めました。。。( ,,`・ω・´)ンンン?何故!?!?
「!! 桂木様!?」
田村が驚いています。隠していたはずのものを全て見つけられていたからそりゃそうでしょうね・・・(-_-;)
「田村 隠すなら徹底的に隠せ 甘いぞ」
ってツン顔で言う桂木に萌えるし・・そう言われて「く・・・っ」ってちょっと悔しそうな田村にクスっとなりました(n*´ω`*n)
すると桂木は言います。
「世話になったな このまま東京に戻る」
暁人様には黙って帰ってしまうようです。でも・・・今の桂木は前とは違いますよ!
暁人様が喜ぶようなセリフを置いていきます。
「私も出立前に東京で仕事をしてくる そうお伝えしてくれ」
出立ですって!!!!英国行きオッケーっていう意味ですよね!!!
嫌な記憶から上書きされた鎌倉邸!?
人力車に乗り、鎌倉邸を後にする桂木。
後ろを振り返りながら暁直様の顔を思い出します。
(私は何におびえていたのだろうか)
暁人さまがいて田村がいて。。。そしてただ穏やかで時の経つのも忘れ過ごした別邸。
暁直様の顔が消え、そして暁人様と抱き合った場面にかわります。
「・・・私も・・・あなたと共に在りたいと思いました」
「二年は・・・長すぎますから・・・」
桂木のこの言葉にぎゅ~~~っと抱きしめる事で喜びを表現する暁人様がかわいらしいですね。
それを思い出し、自然と桂木の口元が上がります。(キュンですよほんと!!!今回神回すぎる!!!)
ここで・・・桂木がふと景色の方に目をやると海が見えました。
「おい止まってくれ 海に行ってほしい」
そこからは歩いていくと言って海までやってきました。
暁人様が英国へ行く理由
靴を脱ぎ、裸足になって海辺に行く桂木。
海は学生の時以来のようです。
そして空を見上げ暁人様の事を考えます。
森山候の夜会からずっと暁人様に卑屈な態度を取り続けてきたと。
(暁人様はよく 私のように面倒な者とつき合えるな・・・)
暁人様が英国へ行く決心をした理由を、桂木には話していたようで・・・それを思い出しています。
渡英する理由はこう。
どれをとってもとにかく人材育成なんですね。
人材が育って、事業も成功し久世そのものに金が力が集まるようにしたいようです。
それはどうしてか???
桂木のためなんですね。
「夜会のあと総右衛門に言われたんだ「桂木智之を死ぬまで働かせる」って・・・」
「あの時決めたんだ どんなことが起ころうとそれだけは許さないと」
暁人様は桂木を自由にするために総右衛門と戦う覚悟をしたんですね。
東京へ戻ろうと足を拭いていると・・・そこへ暁人様がやってきます。
起きたらちょうど桂木が出て行ったところだったようで、あわてて追いかけてきたみたいです(⌒∇⌒)
それを聞いて「・・・あまり露骨な事はしないでください」って言ってる桂木ですが・・なんか顔が嬉しそうで(*ノωノ)
桂木の横に座り、暁人様は「久しぶりに長く一緒に過ごせたのに結局寝顔も観られなかった」と言い・・少しだけ顔を近づけます。
すると!!!今度は桂木の方から口を近づけて重ねてきました((ノェ`*)っ))タシタシ
と思ったら・・・暁人さま主導になっててちょっとクスっ。
どんどん先に進もうとするもんだから「外ですよ」って久々のパシっと手を払うの出ました!!!
「誰もいないのに・・・」
「いなくても外ではご免です」
「そんなに嫌がるならいつかやってやる」
「やれば二度とあなたとはー」
なんていうちょっと(* ̄▽ ̄)フフフッ♪ってなるような会話をする2人ですが・・・桂木には暁人様が追いかけてきた理由が他にあるというのがわかってたようです。
「何かお話したいことがあったのでは?」
父もお前の姿を見て変わっていったんじゃないか?
大切なことだからいつか鎌倉邸で話すべきだと思ってたという暁人さま。
何の事かと思ったら暁直さまのことでした。
生前、暁直さまが暁人さまに言っていたことを桂木に伝えます。
「この前も話したけど 僕が知る父は穏やかで優しかった」
「お前のことも語る時はいつも表情は柔らかくてー・・・」
この言葉に桂木は驚きます。
「本当だよ お前の事をよく話していたんだ」
暁直様は、当主として本邸にもどったらその時は桂木智之から学びなさいと言っていました。
「私が・・・育てた」
そして遺言状にはいたるところに桂木の名前が記載されていたと。
『桂木智之を久世家の名代とすること 家令職を与えて財産を管理させること』
『嫡男が成人するまでは 久世家でのすべての権限を桂木智之に与える事』
これは逆に考えれば自分が成人したら「自由」になるという事だろ?と暁人さまは言います。
桂木家に戻るよりも久世家に居たほうが立場も固まる。そう考えて僕を託したのではないか?と。。。
ここは冒頭で桂木が思ってたように(幸せな処に身を置いていた)につながると思います。
「”どちらが本性か”ではなくて父もお前と同じだったのかもしれないと思うようにしたんだ」
今の桂木が昔とは違うように、父もお前の姿を見て変わっていったんじゃないか?と桂木に言います。
「違っていたとしても構わない もう僕たちの良いように考えようよ ”新しい久世家”のためにも」
桂木は。。その言葉を聞いて自分と先代、そして自分と暁人さま。。。暁人様と久世家の人々・・・すべては繋がり流れていると感じます。
この言葉で何か桂木も決心したのかなぁと思いました。
「私はこれから東京にもどります」
「苦労して買収した工場にも一度も顔をだしておりません 行かなければ」
旅券はもったので出向の前日、時間通りに横浜港に向かうと言い、そしてキスをします。
キスをしながら・・総右衛門の言葉を思い出していました。
『鎌倉へ行くことを止めはせん そのあとーどこに向かうのか聞く気もない』
『だがな桂木 それが貴様の望みに繋がるのか?』
「では、またあとで」
そう言った桂木なんですけど・・・暁人様の顔がすんごく意味深なんです。
ちょっと気になるところで次号です。
感想まとめ
う~~~~~~~~~~~やっぱり・・・読み返したら一緒に英国には行かないかもしれないなぁと。
桂木も暁人様も望みは一緒なんですよね。
肩を並べて歩きたい。
今一緒に英国へ行って満たされるのは寂しい、一緒にいたいという気持ちだけ。
そこで暁人様は未来の久世家を見据えて人材育成に力を注いていくのでしょうが・・・その間桂木は!?ですよね。
暁人様も言っています。
桂木には桂木のやるべきことがあると・・・。
このことを再認識したのではないのかなぁと。
「新しい久世家」を作るためには桂木の力も必要ですよね。
買収した工場もそう。
人材育成のために英国へ行っている間、日本で久世家を支える人も必要なのではないかなぁと。
桂木はもう一人の当主として暁人様がいない間、久世家を守っていくんじゃないのかしら?って思ってしまいました。
個人的には・・・後からでも英国に行ってほしいと思っていましたが2年ですからね。
これから長く一緒にいるために新しい久世家を作っていくのだから、2年はあっという間じゃないのかなぁと。
暁人様が桂木に恋い焦がれてた期間を思ったら・・・ね(o^―^o)
だから今回は一緒にはいかないと思います。(行ってほしいけど)
工場に行ったら・・・ここに自分の居場所があるって桂木が思うような気がします。
気になるのですが・・・次号すべてわかりますね。
寂しいですが・・次号クライマックス!
どうかなぁ・・・幸せな未来には変わりないと思うけど泣いちゃいそうです。
ということで感想でした。
あと!今回完結記念企画があります。
2号連続カウントダウン企画。
第1弾の今回は、完結記念フレーム切手だそうです。
1セット3000円。
郵便振替で注文するのですが、書き方等は雑誌を読むかHPに記載があるのでそちらを参考にしてください。
>>>公式HP参照
11月16日までが申込み期限です。
次号は巻頭カラー&表紙で登場。
表紙イラスト図書カードも応募できますね(n*´ω`*n)
そして!完結記念の第2弾・・・何でしょうか。気になります。
最後に、今号は雑誌が買いかなぁと。
というのも、クライマックス直前記念でスペシャルプレゼントが。
これは巻末のアンケートで応募するものなので、
スペシャルグッズセット3名様、直筆サイン入り複製原画12名様。
気になる人は是非雑誌を購入して応募してみてくださいね!
ということで・・・次号ドキドキです。。。
完結するので、ぜひ憂鬱な朝未読な方も読んでみてください(⌒∇⌒)
電子書籍
キャラセレの電子配信がはじまりました。他雑誌よりも早い配信だと思います。