ビーボーイゴールド2020年6月号掲載、鹿乃しうこさんの【Punch↑】24話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の24話は【Punch↑7巻】に収録予定です。
長かった・・・待ってましたよ~。Punch↑すごく楽しみにしてるので、毎月でも読みたいくらいです。もうね・・・動いているようで動いていない感じですね。
切ないしじれったいのですが・・・面白い。。。切なくてギュっとなるところでの牧の変態さ。
いいバランスですね。重いのに重たくなりすぎないのは、この牧さんのキャラのおかげだと思います(*^_^*)
Punch↑ 24話/ビーボーイゴールド6月号
掲載P数 | 37P |
満足度 | |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 意外に頑張る渋沢だけど、壬生には伝わらない
- 実はみんな渋沢・壬生を応援してるの・・・かな・
- 久々に牧さんのど変態ぶりを読んだ笑
- 壬生だって渋沢が諦められなくて本当は苦しい。
【ネタバレ注意】Punch↑7巻24話 感想
今回は牧×浩太は安泰、渋沢×壬生は・・・まだまだ時間がかかりそう。
ただ、渋沢には明らかに変化が出てきているので・・それを壬生が受け入れられるかどうかですね。壬生も諦めたいのに忘れたいのに、まだ渋沢の事が好きで苦しんでいるような気がします。
二人の関係はすんなりいくようなものではないですが・・・でもやはり読んでたら壬生の中ではまだまだ渋沢の存在が大きいのだと、今回すごくわかったような気がしました。
牧は今回、渋沢にとって壬生は唯一無二の存在だと言ってますが・・・きっと壬生にそってもそうなのだろうなぁと。二人の関係はどんな結末を迎えるのか本当に気になります。
どう見ても白石さんに愛された方が壬生は幸せになれるとは思うのですが、壬生の幸せはきっと違うところにあるのだろうなって。
きっと壬生を幸せにも不幸にもするのは・・渋沢なんだろうなぁって思いました。
早くイイ方向に進むといいのですが(^_^;) 次話ではもう少し進展して欲しいです。
別れて思い出したのは君だけだ
「じゃぁ君が教えてくれよ 君が望む形を 僕はそれに従う」
渋沢は、壬生が望むならば壬生の求める恋愛像を演じると言う。でも、壬生は・・・演じているとわかった上でやり直せると本気で思っているのか?と。
「代償を払っても君と居たいと言ってるんだ そこに嘘はないよ」
「代償・・・」
渋沢が自分に対し、代償を払うとか考えられないと。壬生ってすごく自己肯定感が低いのが気になります。
渋沢が自分に対し、そこまでする価値があるんですか?って言ってたり。
それでも諦めないと言う渋沢。
「俺は戻りません」
「また君が受け入れる気になるまで待とう」
「待っても無駄や思います」
今回の渋沢はすっごく粘るの。これも変化だろうなぁ・・・って感じます。
この先の事はわからない、現に僕は気が変わってここにいると口にした渋沢に・・・「・・・っなんでですか!?」と壬生は言います。
一度はいいらないと言ったのに、なんで急にこんな風になるのかと。
渋沢は、浩太の事を話し始めます。
浩太の作ったカレーを食べて壬生のマズいカレーを思い出したと。
「別れて思い出したのは君だけだ」
そう言われても拒絶する壬生ですが・・・壬生は渋沢が嫌いとかではないのですよね。
自分が渋沢にとって何もプラスになる要素がない、とすごく思い込んでる節があります・・・。
ダメンズハンター
白石さんが牧さんの自宅を訪ねてきました。
浩太がちょうと居合わせたので、上がって待ちますか?と言うと・・・牧さんから聞いてた【パイパン嫁】を思い出し・・・興奮(笑)
白石さんとってもキャラいいですね!個人的にはすごく好きです。
そしてすんごい顔して扉を開ける牧さんも好き。きっと・・渋沢がまた来たと思ったのかな!?
白石さんだと知ってほっとしてます( ´艸`)
「・・・何だ白石さんか 紛らわしい靴履かないで下さいよ」
「靴!?紛らわしいとは・・?」
そりゃそうだ。白石さんにしてみれば何!?!?って感じですよね(笑)
それで何をしに牧さんに会いに来たか・・・ですが、やはり壬生の事でした。
「壬生さんと知り合い・・・?」
「この人が壬生さんの新しいボスなんだ」
「・・・壬生さん どうかしたんですか」
白石さんは、毎日のように渋沢が事務所のエントランスで壬生を待ち伏せているのだと話します。
「ちっ 今度はストーカー化か。あいのクソサイコ」
特に強引になにかするとかそういうのではないけど、壬生の態度も煮え切らない感じで気になったようですね。
「・・・ひょっとして壬生君もまだ彼に未練が・・・」
すると牧さんは、白石さんをさっさと帰そうとします(笑)
というのも、牧さんにとっては渋沢・壬生・白石さんの恋に関しては全く興味の無いことであり、関わらないと決めてるからと。
白石さんを送りながら牧さんは言います。
壬生が白石さんを選んでくれたらと自分も思っていると。
「少なくともこんなヘタレ相手じゃ傷つく心配も無用でしょうし」
「毒を吐かずにいられんのか・・・君は」(~_~;)
こんな事を言うのは・・・浩太の前で渋沢・壬生の名前を出したからと言います。
浩太は壬生にシンパシーを感じているから・・・これ以上浩太に首を突っ込ませたくないらしい。
「・・・シンパシー?」
「重度のダメンズハンターでね」
(あー成程・・・)
って思いながら牧さん見てる白石さんに思わずぷぷってなりました。牧さんは自分がダメンズに入ってるとは思ってないみたいですけどね(笑)
そんな相手なら執着しない
白石さんは、牧さんが羨ましいと口にします。
「俺は壬生君の視界にすら立ててない」
もしかしたら、壬生こそが魔性なんじゃないかと白石さんが話すと・・・牧さんは「壬生さんは一途なだけですよ」と。
「渋沢の建築に憧れて状況した頃のまま そこだけは今でもおそらくブレてない」
「要は才能かァ 俺には途方もないよ」
でも憧れで尽くすにも限度がある。渋沢は壬生が離れていくとは思っていなかったから、彼の無償の奉仕は永遠だと思い込んでた自分にびっくりしているのでは?と牧さんは話します。
「あいつはいつも人の足元を見てるような奴だが」
「壬生さんについては鈍感すぎた」
でも白石さんは、渋沢が壬生にしてきたことを「鈍感」という言葉で表すには生ぬるいと怒ります。
「あの人は元来 人を人とも思ってないんだ あんなに健気な壬生君ですら・・・っ」
「そんな相手なら執着しない」
牧さんは、渋沢はただ壬生に甘えているだと言います。
「母親にねだるみたいに たぶん唯一無二だ」
牧さんから見ても、渋沢にとって壬生は特別なのだとわかるようですね。
良いか悪いかは俺らが決めることじゃない
自宅にて。
浩太は・・・渋沢の行動は自分のせいかもしれないと考えこんでいました。
自分が渋沢を焚きつけるような事を言ったから、それが良くない方に動いたと。
でも。牧さんは・・・浩太の言葉が、渋沢を元気にしてしまったのは否めないなと言います。
「それが良いか悪いかなんて 俺らが決めることじゃないよ」
「志青は あの二人がやり直せるって思ってんの・・・?」
ここでは書きませんが、その後の牧さんのセリフは・・・二人を見守ってる感と渋沢の変化に期待してるように取れました。
きっと・・・壬生も渋沢を嫌いになったわけではなくて今でも好きなのだろうと感じてるようです。
その後は・・牧さんの変態が炸裂してますので・・・笑って読みました。
せっかくのエロなのに・・・牧さんの興奮した顔に笑ってしまう(~_~;)
今回は綿棒で浩太の尿道責めです。(牧さんこれ好きですよね・・・)
ちなみに浩太も・・・牧さんのしたいことならと全面的に受け入れてます(≧∇≦*)
まだ渋沢さんが好きなの?
浩太の現場に壬生が訪ねてきました。
「その顔は 何言いに来たかわかってるみたいやね」
「何で君はいつもいらん事・・・」
「ごめんなさい 渋沢さんの事 白石さんから聞きました」
この言葉に少し驚く壬生。。。そして自分も謝らなければいけないことがあると言います。
牧さんに泣きついて浩太を裏切るような事をさせるとこだったと。
でもそれを浩太は知っていると答えると・・・「君は俺に嫉妬した事ある?」と尋ねてきます。
そして壬生は、今とても浩太に嫉妬していると。
何に対しての嫉妬かというと・・・
浩太の言葉で渋沢に変化が出てきたこと。
それは自分が出来なかったことで、それを浩太が簡単にしてしまった事に対しての嫉妬のようでした。
壬生は、失くすのが怖くて出来なかったし努力すらしなかったと言います。
浩太は・・・それは自分が他人で子供だから食ってかかれただけの話で、渋沢が後悔して傷つけばいいと意地悪で言っただけだと言います。
「壬生さんは まだ渋沢さんが好きなの?」
この問いに対し壬生は・・・
「・・・やとしてもどうにもならん事はあるよ」と否定はしませんでした。
そして、もう一度渋沢にいらないと言われたら多分生きていけないと。だから自分からいらないと言い続けるのだと言います。
「さすがにそのうち嫌われるやろ」
「・・・そう」
「そんな相槌いらん」
急に大きな声を出した壬生・・・。
浩太に、何でもいいから自分にも言ってくれと言います。
「どうしたら変われる?諦められる・・・!?」
浩太だったらなにか言ってくれるのではないかと、壬生も浩太に縋りたくて会いに来たのかな・・・とこのシーンを読んでぎゅっとなってしまいました。
思った以上に壬生は。。。すごく追い込まれているような気がします。
大丈夫かしら(T^T)と心配になったろころで次話へ。
次話は10月号掲載のようです(T^T)長いよぉぉぉぉ。気になりすぎる!!!
Punch↑24話 感想まとめ
壬生は一途だからこそ・・・渋沢に追われれば追われるだけ苦しくなるのですね。
自分が渋沢の隣にいても何もしてあげられない、何も得にならない存在だと思ってるから。
ここまで来たらほんと・・・渋沢は壬生にとって神みたいな存在なのでしょうね・・・渋沢だけがサイコパスっぽく描かれてるけど・・・壬生も相当だと思う。
壬生がサイコパスってことではなくて、とにかく壬生はどんな渋沢でも良くて、彼しか見えてないのだろうなと。
だって結局は酷いことされても何されても嫌いにもなれないし、諦められないのですから。
それに。。。自分が渋沢にとっては無用な人間だと思ってしまってる。自分が要らないではないんですよね。
彼が自分を要らないと言う事が怖いのですよ・・・壬生は。
でもこれって、まわりが何を言っても効果ないのだろうなって思いますよ。壬生のこの感じだと、彼の考えを変えることができるのは他の誰でもない渋沢にしかできない事だと思います。
渋沢にとって壬生が唯一無二のように、壬生にとってもそうなのでしょうね。
この二人は渋沢の欠けてるところを壬生がカバーして、ニコイチなのだろうなって思いました。壬生が白石さんを選べば。。。と思うけれど、きっと白石さんに対してはこの壬生の献身さは発揮されないのだろうなと。
じゃぁ渋沢の何が壬生を変えることができるのだろうか?と考えた時・・・
作中にあった「渋沢の建築に憧れて上京した頃のまま そこだけは今もおそらくブレてない」という牧さんのセリフがヒントになるのでは?と考えました。
牧さんと壬生が任された渋沢の家がありますよね?
アレがやはりラストには活躍するのではないかと個人的には思っていて。
家を渋沢が設計して壬生の居場所をちゃんとつくるのではないかと思います。最初は楽しむために牧さんに依頼してきたのかもしれない。
でも、ちゃんと自分自身で壬生の事を考えながら実家を設計するのでは?と思いました。もしくは、壬生と一緒に共同設計するのかなと。
もうそれしか考えられないな・・・・って。
あの実家は・・・「君のための新居だったのに?」って渋沢も言ってますしね。
そう思ったら、二人で住む家なら二人で設計したほうがきっといい。きっと渋沢なら・・・遊び心ある素敵な家を設計して、そこで彼に憧れた時の気持ちが壬生に蘇ってくるのかなと思いました。
渋沢はあんなですけど・・・建築に関しては天才ですからね★
渋沢はすごく苦手だけれど、今の彼ならきっと。。。壬生を大切にしてくれそうな気がします。
今は辛いけど・・・もっともっと壬生も自分も気持ちを伝えて怒ったらいいのにって思いますヨ。
ここまで来たら渋沢×壬生に幸せになってもらいたい!!!
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