シェリプラス1月号掲載、キヅナツキさんの【ギヴン】柊mix-8話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の8話は【ギヴン7巻】に収録予定です。
柊と玄純の恋も動き出しそう!?な感じになってきてドキドキしながら2ヶ月待ちました♥
でも今回を読む限りは・・・もう少しだけごちゃっとしそう!?それだけ玄純が溜込んでたものが大きいという事なのだと思います。
あとは立夏と真冬もちゃんと向き合えたらいいですね。ちなみに今回はまるまる柊と玄純のお話。真冬と立夏は登場していません。
ギヴン 7巻 柊mix-8話 シェリプラス2021年1月号
掲載P数 | 18P |
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今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 由紀の事が好きだっただろう?と言われた柊は思わず・・・
- 玄純は柊の『好き』を少し勘違いしている???
- 玄純に言われた言葉で自分を振り返った柊は・・・
【ネタバレ注意】ギヴン 7巻-柊mix8話 あらすじ・感想
今回もちょこっと短かったですが、それでも二人の関係が変わるきっかけの回だったのかな?と思います。
まだ二人の気持ちが通い合うところまではいっていなくて、ちょっとすれ違ってるのかな?という印象は受けたけれど・・・柊が今回の件でどう気持ちを整理して玄純と向き合うかがキーになってくるような気がします。
では早速!
由紀の事が好きだっただろう?と言われた柊は・・・
玄純のセリフから推測すると・・・柊が由紀にむける感情は真冬と同じものだったと彼は感じていたようです。
『お前も 由紀のことが好きだっただろう?』
そのセリフを聞いて柊は混乱。
玄純が何を言っているのか、何の話をしているのか、そしてなぜ玄純が怒っているのか理解できません。
(由紀を好き?待て 待て待て待て 違うだろ)
心の中で好きなのはお前だ!と誤解だと叫ぶ柊ですが...
『おっ俺は・・・』
誤解を解こうとするけれどなかなか言葉が出てきません。
すると玄純は、『だいたいお前なんで今更 由紀の曲がやりたいんだ?真冬のため? 本当にそうか? お前が今も寂しいからだろ』と・・。
この言葉にまたも固まってしまう柊。
玄純がどうして急にこんな事を言ってくるのか、勝手にわかった顔しているのか・・・自分が好きなのは玄純なのに。
『 っ俺はッ!!お前が好きなんだけど!?』
おお~柊!!!とうとう気持ちを口にしましたね!でも確かに・・・どうして急に玄純はスイッチが入ったかのように柊➨由紀と言い出したのでしょうね。
真冬の事と関係があるのか・・・それとも柊自信は本当は由紀の曲はやりたくないけれど、それでも今の柊が楽しそうにしているから由紀に嫉妬しているのか。。。
普段は無口っぽい玄純ですけど、真冬との会話の時も思いましたが結構・・・ズバっと言ってしまうタイプですよね。
柊からの告白に玄純は!?
柊から『好き』と言われた玄純。でも・・その反応は意外にもそっけないものでした。
そして『じゃぁどうしたい?』と柊に問います。
柊は彼とどうしたいのかとかまではあまり考えてはいなかった様子。でも『好き』という気持ちを聞いたのなら玄純から何か言って欲しいと柊は思っているようです。
だけど・・・『ほら 具体的に俺とどうこうしたいとかはないよな』と玄純は言います。
読んでて思ったのは・・・柊はきっと自然と玄純の事を好きになって、恋愛経験がないのかな?と。だから手を繋いだりとか段階を踏んで・・・という考えが浮かんでしまうというか。
玄純はもう随分前から柊を性的対象として見ているようで・・・ここはすれ違いというか格差というか。そういうものが見え隠れします。
今の柊の様子からいって、もう少し時間が必要なのかな!?と思いました。
ピュアですね(〃・ω・〃)
玄純が体と顔を近づけてきて・・・ギュっと目を瞑る柊とか可愛かったです。
そして・・・玄純ったら!こんな外で興奮しちゃってるのか・・・・・カタくなったものを柊にあてちゃって。
それに気付いた柊はかぁぁぁっとなり焦ります。
玄純は『好き』というのはそういった行為も含むことだけれど、自分とそういうこととかできないでしょ?と怖い顔。
『お前がちゃんと“境界線”を守るなら 俺も大人しくしてるけど』
『お前が決めていいよ』
と答えを柊に求め、その場は一旦おさめます・・・というか帰っていってしまいました。
けっこう玄純は攻めてましたね。ちょっと攻撃的というかなんとうか。
あれだけ大切に大切にしていたのに、どういった心境の変化だったのか・・・そこが知りたいです。
あとは柊は純粋に玄純が好き、という風に今は捕らえていますが・・・玄純の言うとおり、寂しさの埋め合わせで近くにいた玄純を好きと錯覚してるという可能性もち少しあるのかもしれません。
玄純に言われた言葉を振り返る柊は・・・
玄純の態度にイライラしながら帰宅した柊。
彼が何に怒っていたのか、普段の彼とは違っていて戸惑っている様子。
でも・・・冷静に考え直すと彼の言う通りなのかもしれないと振り返ります。
(俺は 曲を完成させてみたいとか 真冬に聴かせてやりたいとか 全部言い訳で)
(由紀がいなくなって ただ、ずっとさみしかったんじゃないか?)
そして、ずっと玄純によりかかって甘えてたのかもしれないと涙を流すのでした。
ここのラストを読んだ時、最初は雰囲気でそうか~と思って読んでいたのですが・・・『好き』という気持ちとラストの気持ちがいまいち結びつかなくてう~ん・・・となってしまいました。
要は好きな気持ちはあるのですが、玄純が言ってた『今でも寂しいだけ』という言葉がひかっかったのかもしれませんね。
玄純からしたら由紀の代わりになってた、という事で腹を立てたと・・・。
幼なじみだからこその複雑さがここにあるのですが・・・やはり由紀ですか(^_^;)
真冬もそうですけど、ほんと由紀は皆を縛ってますね。それは彼が皆の中心であったがゆえのものだとは思うのですが、居なくなり方も急で・・幼い彼らにとってはなかなか心がついて行かなかったのだろうなと感じました。
玄純からしたら柊は由紀が好きだった、という気持ちがあったから、自分に対する柊の『好き』も由紀の代わりとしか考えられないのかもしれません。
だからあんなに試すような事を言ってみたり、イライラをぶつけてみたり。
この件があって、柊と玄純がどう変化するのか見物だし楽しみです。
まとめ
気持ちを伝えてすぐにラブラブ!とはいきませんね。
二人の間には見えないしこりというか、障害があるようです。そういうのもちょっとずつ解決していって欲しいですね。
でも玄純もちょっとズルイなぁって思いました。
『お前が決めていいよ』って・・・。攻めてるのか守ってるのかよくわかりません~。
どちらにせよ、由紀の歌が完成して何かが変わるのかなと思います。
柊・玄純とともに・・・真冬・立夏の関係もちゃんとスッキリしますように♪
ということで!次話はシェリプラス3月号に掲載です。