ディアプラス7月号に掲載、待緒イサミさんの【十二支色恋草子蜜月の章 第4部】第4話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の第4話は【十二支色恋草子 蜜月の章(4)】に収録予定です。
虹悦の時を戻しすぎ事件がなんとか丸く収まり・・・新たな使者が登場。今回は巳の篝(かがり)が大将です!でも皆が大集合してるので、バタバタの展開は続きそう!?
すみません~だいぶ遅くなってしまいました(T^T)ディアプラスの感想の途中だったのに、どうも体調が良くなくてグダグダしてました。
暑くてまだ6月だというのにバテてるようです。。。ヤバイですね。
これはいかん!と気合い入れるために美容室で伸び放題だった髪の毛をばっさり切ってきまして・・・髪の毛も真っ黒なのでとてもハクコケシになった藤雪です。。。
段もないので手触りと髪の毛の弾力・・・気に入ってます(≧∇≦*)ぱっつんの良いところは、ツヤツヤ髪になるところですね!
髪の毛を切った後、担当美容師さんもこのぱっつんが気に入ったようでして。
どうしても写真が撮りたいとお願いされパシャリ。顔は写ってませんけどね(≧∇≦*)
さて気合いを入れて・・・。
十二支色恋草子-蜜月の章-4部4話/ディアプラス7月号
掲載P数 | 28P |
満足度 | |
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今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 前宮司と鳩の八尋の関係にびっくり
- 虹悦の件の余波はまだまだ続く
- 戌は宮司がかわるごとに辞めがちというのに笑った(忠誠心が強いため)。颯助は新参者。
- 前宮司には何か思惑があるようで・・・
【ネタバレ注意】十二支色恋草子蜜月の章(4)4話 感想
前宮司はもういないものだと思っていたので、びっくりしました。生きてたのね・・・。
でもこれには理由があって、実は今回飛んできた鳩さん(八尋)と前宮司が番なのだそう。そのため、宮司を辞めざるを得なかったと。
見るからに・・・前宮司が攻っぽいので八尋は受かな!?終わり頃には人型の八尋も拝んでみたいです!
なんとなく憑き物同士で番になった正隆達に嫉妬してるのかなぁ・・・って思ってしまいました。(前宮司が)。そして彼はけっこう強かな人みたいですね。
虹悦が憑いている時じゃなくて良かったです(笑)篝は疑い深いのでけっこう慎重に物事を考えてくれそうだから安心かも!
最初はワチャワチャやってた十二支達ですが、前宮司の所へは正隆・胡太朗・篝・コマ・颯助・楠が行ってます。
楠は何か聞きたいらしいのですが、恐らく・・・清忠との事だと思います。楠が十二支のままで清忠と番うことが出来ればいいのですけどね。
改めて縁を紡ぎ強固に
前宮司の伝書を持ってきたのは、鳩の八尋。
その姿を見て虹悦は驚きます。それもそのはず・・・前任者が存命の間はそれに連なる者はお休み処には立ち入ることはできないから。
禁を犯して来たのであれば、大将として厳罰を下さねばならぬと虹悦は言います。
「前宮司の伝書であると言ったはず!」
「此度 宮司と十二支との縁が一時薄れたことにより お休み処の結界がほころんだゆえ 急ぎ書を携えた」
怒ってた虹悦でしたが。。。自分が発端の騒動の余波なのでぐぬぬと黙ってしまいます(笑)
さて、前任者の伝書の内容は何か?ということなのですが・・・
結界がほころんだことにより、この神域に下界の者が迷い込む危険があるということ。だから十二支のしめ縄を宮司(正隆)の手で新調すべきだという事でした。
『改めて縁を紡ぎ強固にすれば結界も盤石となろう ご一考賜るよう 中平秀一』
前宮司は中平秀一というのですね!その名前を聞いて、仲能や詔も懐かしみます。
すると正隆は、しめ縄を新しくするには前任者の承認が必要、協力していただけるということか?と八尋に尋ねます。
「むろん だが先ほど虹悦殿が言った通り、秀一は俺より強い禁をかけられここへは入れん」
「そこで 宮司殿と・・・番の猫憑きを当方へ招きたい」
縁を紡ぐのであれば、番も一緒の方がいいという八尋ですが。。。これを虹悦が止めます。
ほころびであれば自分が力を注いで修復する、その間の迷い子も入らぬように守りも固めると。これは・・・とても虹悦らしい理由があります。
「存命中に退任した者と縁を断ち切るのは 我ら十二支 情による意志の揺らぎを無くすため」
「会うのは絶対に駄目だ」
虹悦もその他の十二支達も・・・・前任者に仕えてきたもの達ですからね。。。
そこの鳩と番って退任しただけ
「・・・そっかなー」
反対する虹悦に・・・篝は別にいいんじゃない?と言います。
「情に厚い奴らならやりにくいだろうけど 俺なら平気」
篝は、今回の件で思う所があるようです。
正隆と十二支に任せておけばいいだけの後始末に、なぜ前任者が口を挟んできたのか。
禁を犯してまで首を突っ込んできた理由が気になると。
それを聞いて虹悦も「・・たしかに」と言います。
ここで颯助登場。
颯助は・・・八尋のことを知らないようでした。
ここで八尋と前任者の関係がわかります。楠が教えてくれました(*^_^*)
「前任がそこの鳩と番って退任しただけのことだ」
颯助はへ~とあまり驚かないのですが、後ろでコマ・コタが同じ反応でびっくりしてたが面白かったです笑
宮司でも番ったら退任と聞いてびっくりしたようですね。
ただ、正隆・胡太朗はかなり特別・・・というか特殊?
憑き物憑き同士の番であれば特に問題は無いようです。
ここは密勝が説明してくれます。
「普通の人間が休み処にいては精気が保てず いずれ死に至るのでやむを得ず!」
「神使と番えば十二支以上の権限を持つことになりそれは許されない」
続けて正隆も、だから憑き物憑き以外の相手と結ばれたなら宮司を辞めるしかないんですよ、と。
前例のないこと
それを聞いていた颯助は「厳しいね~」と口にします。
「なんで颯助は知らないんだよ!!」
「だって俺 正隆の代からの十二支だもん」
新参かよ!と突っ込むコマですが、戌は宮司が変わるごとに辞めるからだそうです( ´艸`)
忠誠心が強いために、他の宮司には仕えられない!って感じなのでしょうね~。戌さんらしい★
そして正隆たちは結局・・・前任者の招待を受けることにします。
「日付が変わって今日からは巳憑きの月だ」
「真意はなんか知らないけどさ よろしく頼むね八尋くん」
ここまでが回想で、冒頭に戻ります。(カラー1P目は前宮司の所へ行った時の場面)
前宮司の所へ出向くご一行。
すると。。。八尋が出迎えてくれます。
「俺が招いたのは宮司とその番だけのはずだが!?」
すると篝が・・・
「俺は正隆に憑いてんだからしょうがないでしょ 颯助と楠はそちらのご自由に」
颯助は・・・コマが心配でついて来たみたい( ´艸`)
楠はというと・・・聞きたい事があるのだとか。
正隆は・・・
「なにぶん前任者とお休み処が邂逅するのは前例のないこと」※邂逅は。。。超簡単に「会う事」と思っていればおっけーです。めぐりあうとかそんな感じで。
前例のないことだから多少の身構えは許して欲しいと八尋に言います。
「ただいま戻った!秀一!宮司一行を連れてきたぞ!」
歩きながら胡太朗が楠に前任者に会っても大丈夫なのか?と尋ねます。情が湧いたら駄目なんだろう?と。
すると楠は「俺は清忠以外には揺るがない 問題ない」と(≧∇≦*)ここ好きなセリフです!!!
あの秀一が・・・
「胡太朗くんこそ 僕の側を離れないでくださいね」
そう言って胡太朗の手を握る正隆。胡太朗は・・・しめ縄を作るだけでしょ!?!?と照れてるのですが・・・
篝は「あの秀一が交換条件もナシにうまい話もってくるわけないって」と疑っている様子。
前任者と正隆とではちょっと性格とか違うようですね・・・強かな人なのかな?
ここで前任者の秀一が登場します。
見た目は・・・思ったより若くてびっくり!
そして八尋がベッタリでちょっとかわいいなって思ってしまいました。
人間ではなく動物のために働ける
少しだけ端折ります。
秀一の目的は・・という事なのですが、しめ縄を新調するだけではなく、猫殿(コマ)の名も記したらどうだろうか?という事でした。
「へ?俺?」
コマも急な事で驚きます。
名前を書くとどうなるのか・・・
「しめ縄は十二支の証 そこに名を連ねれば今後コマも十二支の次席として扱われることになる・・・」
最初はまじで?と喜ぶコマですが・・・これには大きな落とし穴が。
正隆はそれを知ってるようで・・・それはいけません、と止めます。
というのも、名を連ねればコマが氏神としての力を失ってしまうから。
土地の者を守るより次席としての役目が優先されるため、古万乃神社も潰れるぞと篝も言います。
「些細なことだ 土地にも社家の血にも縛られず 人間ではなく動物のために働ける」
「良いことずくめだろ?」
それを聞いてコマはシャーっと毛を逆立てて怒ります。
「んなわけねぇ!!」
「どうしてだ?戌殿とのウワサを鳩達から聞いてるぞ」
「ああ!?!」
秀一は、人の寿命は老いて尽きるけれど、次席になれば戌殿とは永劫離れずに済むだろう?と。。。
すると篝が「もういいよそれで?」と本題に入ります。
「そんな良い話の交換条件ってなんなわけ?」
「・・・お休み処の宮司を選んでいる人間ども その仕組みをぶっ壊したい」
まとめ
う~ん・・・ちょっと今回はよくわからなかったです。特に秀一の言ってる事がんんん????ってなってしまって。
まず整理してみると、前宮司は神使である鳩と番になっために退任。
その後は強い禁をかけられている。(お休み処に入れない他何かあるのだろうか?)
正隆と胡太朗のみを最初呼ぼうとしたのはどうしてだろうか?篝が来るのをすごく嫌がってたような感じに見えた。
正隆と胡太朗を見て少し秀一の嫉妬心を感じた。
「さすが花嫁行列までして皆に祝福されし者は臆面もない」
↑神使と番って退任した秀一は、祝福されるどころか禁をかけられているので当然か・・・
猫の名を連ねたところで、秀一のメリットは何なのだろうか?気になる。
交換条件としては「お休み処の宮司を選んでいる人間共 その仕組みをぶっ壊したい」と言っているのですが・・・
自分が宮司として選ばれた事を秀一は恨んでいるということなのでしょうか?
でも宮司にならなかったら八尋とは番にはなれなかったわけで。。。このへんどうなのでしょうね?
と書きながら、ちょっと解釈違いしてました。
秀一がぶっ壊したいのは、選んでいる人間共&仕組みですね。
八尋と秀一が番ったことで退任になるようなそんな仕組みを壊したいということでしょうか?
追い出されなければ、もっと幸せがあったのかとか秀一は考えているのかなって思いました。
もしくは八尋の事を想っての行動なのかもしれない。
「人の寿命は老いて尽きるが~」のセリフがすごく気になります。秀一と八尋は人間と神使。
先に秀一が死んでしまいますよね。
禁をかけられているのは秀一だけではなく八尋も。ここに秀一なりの何かがあるのかもなぁ・・・と考えながら読んでました。
これから秀一の考えなり想いが描かれると思うので注目してみたいなと思います。
ちょっと今回は・・・難しかったです( ̄。 ̄;)
あとは楠の聞きたいことというのは、秀一・八尋にも通ずるものがあるのかもしれないなぁ・・・って思いました。
楠と清忠。十二支と人間・・・あ、でも楠が十二支のままでほっとしましたヨ!!!今回の件で十二支のままで番えるような仕組みに変わればいいですね。
颯コマもどうなるやらです。
第4部も1巻でまとまるならば・・・あと多くて2話くらい?どんな風にまとまるのか気になります。