Canna vol.83に掲載、文乃ゆきさんの【ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-6話】のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の6話は【ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-2巻】に収録予定です。
前回は、家に太一父から電話がかかってきたところで終わっていました。6話はその続きからです。
ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-6話 Canna vol.83
掲載P数 | 35P |
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ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-6話 あらすじ・ネタバレ感想
今回はかわいい二人に注目♥思いがけず一緒に眠ることになった二人。どんな会話をしながら眠るのでしょうかね!?
3分でわかる☆ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-6話 あらすじ
家にかかってきた電話。太一が出ると、それは父親からの電話だった。
なぜ家に電話してきたかというと、それははっきりせず。『父親には言わないでくれ』と言っているあたり、太一に電話をしてきたのだろうと推測。
なんでいきなり電話なんてしてきたのだろうか?本当は何かあったのでは?と気にかかる太一だが・・・
その後すぐにまた電話がなり、あわてて出る太一。電話は・・おじいさんが飲み過ぎて潰れてしまったという内容。
仕方がないのでこのまま寝かせるということになったらしい。
おじいさんが帰って来ないと聞いた航平は、今日は色々とあったしこのまま太一を一人にして帰りたくないと言い、泊る事にした。
二人は布団を並べて寝ることに。
修学旅行の話とかして、自然と笑顔になる太一に少しほっとする航平。
すると太一は。。。『・・・あのさ お前の父ちゃんってどんな人?』と尋ねた。
航平の父は、新聞記者でロンドンにいるという事だった。(単身赴任)
太一は・・・父親と離れて暮らすようになってからあまり考えないようにしていたが、今回声を聴いて無性に恋しくなったのかもしれない。
『会ったらどんな感じだろう』とぼそっと言う太一の言葉を、航平は少し勘違いし、自分の父親に会うと・・・と思ったらしい。
その後、泊ってくれたことに対しお礼を言う太一。そんな彼の側に航平が寄り・・・太一の背中に抱きつく形に。(ぴたっとくっつく感じ?)
こんな状態では寝れない!!!!と振り返った太一は・・・びっくりする光景を目の当たりに。
そして色々あったのは自分だけれはない、航平も疲れていたのだと知る。永奈の事を思い出しながら彼女はとても長い間航平を好きだった、もし二人が隠さず本当の事を言っていたら、別れてなかったのかなと思うけれど!?
ここで太一は、航平が泣きながらも自分に気持ちを伝えてくれた時の事を思い出す。
そして航平を離したくはないと抱きしめながら寝るのだった。(実はこのとき航平は起きていたヨ)
久々にマヤの場面。ヤスくんとデート!?と思いきや、映研の皆と出掛けていた。
ヤスくんは本当はマヤだけを誘う予定だったが、部室で誘ったために皆も参加になったらしい。
マヤはヤスくんに『映画監督になりたいんですか?』と尋ねる。マヤは真剣に活動に取り組んでる彼を見ていてそう思ったようだ。
でも彼は、好きだけど好きだけでやっていける世界ではないと消極的な返事。それに対しマヤは、なれるかどうかは誰にもわからないがなりたいかどうかは自分で決められると言う。
なりたいと思うならきっとそれが答えだと。
ラストは太一父が登場。何か手にしながら決意したような表情である部屋に入っていく。
ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-6話 ネタバレ感想
今回はキュンが多くて良かった~。航平が太一を大事にしているのもわかるし、太一が航平の事好きなのも伝わってくるから相変わらずかわいい二人だなぁ~ってなりました。
急に太一父(声)が登場してびっくりでしたが・・・離婚理由とおじいさんに引き取られた経緯はどこかに描いてあったと思いますが・・・
調べたらリミット1に描いてありましたね。
両親ともに浮気してたっぽい(~_~;)そして実の子どもである太一をどちらで引き取るかで揉めに揉め、おじいさんが怒って自分が育てると引き取ったのがおじいさんが倒れたエピで描かれていました。
このエピ読み返したら・・・ちょっとウルウルして・・・・また最初から読み返したくなりました。
でも、そう思うとよく電話かけてこられたな💢って思います。
あれだけ離婚の時に太一を押しつけ合って、要らないみたいな話をしておいて・・・。
おじいさんに金輪際関わるなと言われていたのに。
そう思うと、そんな中電話してきたということは・・・ホントにお父さんの方で何か声を聴いておきたいと思う出来事があったのかもしれません。
『おまえの声が聴けてよかった』
とかってなんか不穏~。自殺でもしようとしているのかも・・・と思ったけど、ラストに出て来たお父さんはそんな風には見えなかったのでほっとしました。
忙しい人のようなので、、、何の仕事をしているのか気になりますね。
航平のお父さんが新聞記者というのも何か関わってきたりするのかしら!?どうなのかな・・・そこまで世間は狭くないかな。
航平と太一の仲良しお泊まり会
おじいさんがお酒で潰れて寝てしまったということで、航平が太一の家に泊ることに。
布団並べて寝る姿のかわいいこと~。
航平は近くにいたいでしょうけど、そうなったら太一はテンパって大変そうですからね。
でも、今回はさらに太一の気持ちが強く出たシーンだったかな!?って思います。
航平を離したくない、そう思うだけでスゴイですよね。
最初は背中を向けいた太一が寝ている(寝たふり)の航平と向き合ってぎゅっとだきつくところ・・・萌えました。
かわいい。
航平は・・・起きてたから、太一の思わぬ行動に眠れない夜を過ごしたに違いない(笑)
ここは。。。想い合う二人にきゅんきゅんする場面なので絶対注目して読んでみて☆航平の狸寝入りもね・・・食べたのがどん兵衛のたぬきなだけにね( ´艸`)
それに、、、太一が永奈ちゃんと航平の関係に嫉妬してるところとか、少し不安になっているところとか。成長したなぁってしみじみ思います。
作品自体はカプとしてはゆる~く進展中ではあるけれど、こうやてみると太一も航平も成長しているなと思ってしまいますね。
太一は大丈夫そうですが、航平の性欲が爆発するまで・・・そう時間はかからないかも(笑)
好きな人と一緒に寝てて、抱きつかれても我慢してる航平・・・偉いでよね。
ヤスくんの気持ちにマヤは気づいていない!?
ここもゆる~く進行中。
ヤスくんは頑張ってるのですけどね。いまいち伝わっていない気がする。もっと気持ちを前面に出さないと!!!
マヤちゃんにははっきり言った方がいいとは思うけど、でも同じサークルだから関係が壊れるもの怖いのかな・・・。
ヤスくんがマヤちゃん好きなのはすごく伝わってきます。
そしてヤスくんの背中をさりげなく押してる彼女を見ると。。。すごくお似合いのカプだと思う。
それにしても!!!!マヤちゃん逆ハーレムじゃないですか~~~~。先輩達にも可愛がられてて、読んでて嬉しい(*^_^*)
そうそう・・・今回これは名言~と思ったのがありました。
監督になりたいのか?と聞いた時に、好きなだけではやっていけないというような感じのセリフを言ったヤスくんに、そういうのは自分で決めたらいいって言うのですよね。
『だってなれるかどうかは誰にもわからないですけど なりたいかどうかは自分で決められるじゃないですか』
当たり前のセリフのようで。。。すっごく深いなって思ったのですよ。
ヤスくんには色々なところで本当に頑張ってもらいたいな。
マヤちゃんは製薬会社に就職したいのだそう~。研究職につきたいんだって(*^_^*)
ということは・・・マヤちゃんは大学院までいくのかな!?
製薬会社の研究職って・・・大学院卒とかドクターとかが多いイメージ。
でもタイミングがあえば4年生でも就職できるかもしれないですね!マヤちゃんは理学部だったので、、、研究者かっこいい(*^_^*)
『恋する暴君』の森永君は農学部から製薬の研究職で就職してますし!色々な学部から研究職にはつけますよね。(でも森永は多分修士はもってますよね?)
マヤちゃんも頑張って欲しい☆
そしてそして!!!!またも世間は狭い的な!?
やっとラストで太一父の仕事先がちょこっとわかったように思います。
お父さん・・・マヤちゃんが希望してる会社の1つ、ニシワ製薬に勤めてるっぽいです。
『きちんと説明してくれるんだろうね』
って上の人に言われてるので、何かトラブルにでも巻き込まれているのか・・・気になります。
ちょっと険しい顔をしているので、何かしらあるのだと思うのですが・・・太一に電話したのはちょっとした勇気が欲しかったのかもしれませんね。
まぁ。。。自分に何かあったからと言ってあんなに押しつけあった息子に連絡って虫が良すぎますが。
太一にとっては誰であっても両親には変わらなくて、実は恋しい人たちなのでしょうねぇ・・・おじいさんが知ったらどう思うだろう。
色々と気になる展開でした。
まとめ
2巻はなんだか太一父が色々と出てきそうな予感。
でも彼は新しい家族を持っているはずなので(~_~;)太一の立場はどうなるのでしょうね。あまり出て来てほしくなかった人ではあります。
そんなに家族の方に広げなくてもいいのにな・・・。
マヤちゃんヤスくんの進展の方が気になるので、そちらを中心に進んでくれたらいいなと思ったりもするのですが彼女たちはまぁ・・脇役といえば脇役ですからね。
しかしなんで急にお父さんが出て来たのでしょうね。
気になります。
ということで!次話はCanna vol.84に掲載予定です。
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