リンクス7月号掲載、丹下道さんの【恋するインテリジェンス】のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の内容ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の第4話は【恋するインテリジェンス6巻】に収録される予定です。
柳と先森、先森と秋草室長・・・秋草室長と我玄さん・・・色々と微妙な関係がありそうな予感で終った前回。
今回は・・・その原因となる過去が描かれていました。切ないですね。。。
作中でも千散が言ってましたが・・・ほんと柳はいい男だと思いますヨ・・・・。
そういえば!ルチルが電子配信始まったので・・・もしかしたらリンクスも可能性出てきたかも知れませんね☆電子になったら読む!って人も多いのかな?って思います。
リンクス7月号の紹介
簡単な内容/感想
- 柳と先森はやはりイイ関係だった!
- 急な任務で秋草室長から呼び出された先森は・・・メンバーに加わることに。
- 我玄×秋草室長はほぼ間違いなし・・・かな!?
- 秋草室長の命令に最後まで従えなかった先森(でもそれは秋草室長の事を思えばこそだから切ない)
- 我玄ってほんと漢だと思った!!!一気にファンに・・・。
- 国か個人か・・・考えの違う2人に亀裂。
- 任務は失敗、国家間の大問題になりけが人も出て先森は責任を感じてしまう→自分だけ柳と呑気に関係を続けてなんていられない→今みたいな関係になる。
- 最後・・・面白くなってきた!!!!
注意ポイント
54P で長いです。
[topic color="blue" title="恋するインテリジェンス5巻"]
N国財務省関税局課長の差形怜司は、一つ年下で同省主計局課長の古賀親國と長年付き合い同棲もしている。しかし二人はなんと十九年もの間、身体の関係がないプラトニックな間柄。なぜなら、かつてセックスを試みた際、古賀が勃たずに断念した経験が二度もあり…!?
[/topic]
【ネタバレあり】恋するインテリジェンス6巻ー4話 感想・レビュー
今回は。。。緊迫した内容でした。
秋草室長と我玄の関係が切ないです。我玄ってちょっと謎でしたけど私は今回読んですごく好きになりました。
秋草室長の考えもわかるし、我玄の考えもわかる。こればかりはその人たちの価値観なのでなんとも言えず。でもやはり別れというのはツライものですね。。。
秋草室長と我玄もいつかまた。そんな期待をしてしまいます。
柳と先森は・・・まぁ柳はとんだとばっちりというか。
だからこそ、一途に先森をおっかけることもできるのかなぁと思ったりもしました。これがもし柳が少しでも今回の件に絡んでいたら・・・
好き好き言ってたりしないだろうなぁと。
ただね、先森の気持ちもわかるけど・・・・やっぱり柳への扱い酷い(~_~;)へこたれない柳がスゴイと言うべきなのか・・・。ここはもしくっついたら先森のツンツンはどうにかして欲しいですね笑
タガが外れて先森→柳になってもいいのかな~そのくらい柳にはご褒美あってもいい!って思いました。
では本編の流れです☆
以前は柳×先森は身体の関係があった
今では着替える姿すら見せることもない先森ですが・・・・以前はちゃんと身体の関係がありました。
柳は・・・針生に似たところがありますね(*^_^*)全身から先森大好きが伝わってきます笑
どんな先森になっても昔も今も変わらないのはスゴイ。
ランチも一緒にと言う柳ですが。。。ここで先森に電話がかかってきます。秋草室長からでした。このときは補佐になっているので秋草さんって書いていきますね。
緊急な任務に同行する先森
呼び出された先森は、ある任務について聞かされます。
この時の室長は小野寺サン。。。彼が引き受けてしまったようです。
任務は・・・
D国共和党本部に侵入し秘密文書を入手してくること
本来ならば先森の任務ではないのですが、秋草さんは先森も付いてこいと言います。これも勉強になるからと。
秋草さんは今回の件に関して簡単に説明をします。
[topic color="yellow" title="任務の説明"]
- D国の現政権とN国は一応の友好国にある。
- しかしD国共産党とは仲があまり良くない。
- この共産党はテロ組織との関係もウワサされていて、今回はその証拠を探し出せとの事[/topic]
私、読んだ時頭が???ってなってしまったのですが・・・・。
秋草さん達が侵入して秘密文書を入手するのはD国共和党本部のはずなのに・・・なぜD国共産党のお話になってるんでしょ????
D国の現政権がD国共和党なんでしょうか・・・
普通ならばこのテロ組織との繋がりを探るためにはD国共産党に侵入するんじゃないのかな????と思ったりでしばらくう~んう~んと考えていました。
でも、侵入したところはD国共産党本部になっているので・・・誤植かな?D国共和党本部じゃなくてD国共産党本部だとしっくりくるので。
秘密文書の入手は・・・秋草さんが担うみたいですね。
[topic color="blue" title="それぞれの任務"]
- 秋草さんがD国共産党本部に侵入
- 我玄さんと坂遊(ばんゆう)さんはターゲット階に事務所を構え、議員の監視と引き留めを行う
- 唐式さんは警備システムへのハッキング
- 先森は車の運転
[/topic]
無理だと思ったらすぐに引き返せという我玄さん。
そして・・・・任務に向かおうとする秋草さんに我玄さんはキスをします。
「やめろ」(秋)
「絶対無理するなよ」(我)
「先森 途中までしっかり頼んだ」(我)
我玄さんは今回の任務には最初から難色示してましたからね・・・念押しがスゴイなと思いました。これも・・・何か不吉な予感とかあったのかなと。(読んでから思いかえすと)
アクシデント
無事に秘密文書を入手した秋草さん。
先森に、車を出すように指示します。すると・・・秋草さんが乗ろうとしたときに1台の車が衝突してきます。
「すみません 娘が運転練習中で 大丈夫ですか!?」
「どうしました」
警備員みたいな人たちがやってきます。
車をぶつけた男性は、追突してしまったのでと話します。(これは・・・わざとぶつけたのかな・・・とタイミング的に)
衝突事故なので警察を呼ぶという警備員たち。警察には身分証や持ち物を見せなくてはならないようです。(政府施設前なので)
秋草さんは。。。持っている秘密文書を先森に渡します。
「いいか合図をしたらっ車に乗って逃げろ 警備員の発砲は俺が止める」
そして・・・この文書を持って皆と一緒に帰国しろと言います。(文書は唐式さんが外交文書として持ち出してくれるはずだからと)
自分は身分を明かして大使館経由で帰国するから安心しろと。
でも先森は・・・・秋草さんが何をしようとしているのか分かっていると言うんですね。(大使館経由で帰るというのは嘘でしょ?という意味ですね)
わかっているならさっさと了解して、自分の仕事をしろという秋草さん。
「逃げる三段はある」
「本当ですか」
「ああ」
「何度も言ってるだろ お前は俺がやれといったらやるんだよ 今までどおり そしてこれからもな」
「・・・・・・・・・・・・・了解しました」
我玄に話してしまった先森
先森は無事に我玄さんの所へ秘密文書を持って帰ります。
「・・・秋草は?」
「補佐は無事です 文書もここに」
先に帰国するようにとのことですと伝言を伝える先森ですが、我玄は秋草さんの居場所だったり聞いてきます。
先森は、まだ秋草さんは文書の事で残ってやりたいことがあるので大使館にいると伝えます。
「先森 計画では二人とも帰ってくるはずだったお前の話を信じていいんだな」
失敗して捕まり、N国の人間だとバレたら重大な国家間の問題に発展する。だから彼は絶対に自分の身分は話さない。そうなった場合どうなるかわかるな?と我玄さんは先森に言います。
「こんな途上国でスパイ容疑にかけられた人間がどのような扱いを受けるか分かってるよな」
周りの皆はきっと大丈夫だと言うのですが・・・我玄さんだけは微妙な先森の行動に違和感を覚えて不安になったようです。
先森は、我玄さんの後ろ姿を見ながら葛藤します。
『おまえは俺がやれといったらやるんだよ』
命令をとるか・・・秋草さんの命をとるか・・・先森には究極の選択だったのだと思います。
『裏切りは許さない』
『さすがは俺の部下 よくできたじゃねぇか』
こうなったときどうするでしょうね・・・先森は結果として秋草さんの命を優先した事になります。
秋草さんの命令に背いてしまったってことになるのですが・・・それでも失いたくない上司だったのだというのがすごく伝わってきました。
秋草さんを上司だと認めているからこそ、助けたいそう思ったのだと思います。だから我玄さんに話してしまったのかなぁと。
秋草さんのケガは先森のせいではなかった
実は、秋草さんの目のケガや手のケガなどは・・・先森が何か命令に背いたから?って思ってましたが違いました。
あれから秋草さんは捕まって拷問にあってたみたいです。
その時に負傷してたんですね。
やっとの思いで手錠を外すことが出来たのですが、逃げようがなく必死で考える秋草さん。
すると。。。そこへ我玄さんが突入してきます。
「おまえ・・・」
「よしいたな 帰るぞ」
我玄さんは秋草さんをバイクの後ろへ乗せ、先森が待っている場所まで連れて行こうとします。
ガガガガガガガ ドォォォン
先森のいる場所へはなんとかたどり着いたものの・・・我玄が次は負傷してしまったようです。
必死に我玄の心配をする秋草さん。
「う・・・、おまえは大丈夫か」
「人の心配してる場合か!」
秋草さんは負傷した我玄さんを引っ張り上げ車に乗せます。
「我玄 大丈夫か息できるか?」
どうやら肩や足など撃たれてしまったようです。
「大丈夫だ・・・致命傷じゃない・・・」
「なら、さっさとこの大量の血を止めろ!」
秋草さんの動揺がすごく伝わってきます・・・いつもどこか飄々としてる彼がこんなに取り乱す姿・・・(T^T)
我玄さんは秋草さんを庇って全部銃弾を受けた形になったから余計に取り乱しちゃうんでしょうね。
「大馬鹿だ 大馬鹿だおまえは! 死んだら許さないからな!聞いてるのか我玄!許さないからな!!!」
それを・・・だまって聞いている先森。
自分が話したせいで次は我玄さんが負傷したと感じてしまったかもしれませんね。秋草さんを助けたいという思いで話し、次は我玄さんを命の危険にさらしてしまったと。
裏目裏目に出てしまったのでしょうか。でも我玄さんが行かなければ秋草さんは脱出できてたかどうかもわからないですよね・・・。
別れ
任務は失敗。国家間も緊迫した状態になってしまいます。
我玄さんは・・・命にには別状もなく、神経なども大丈夫なようですが・・・。
ここで秋草さんと我玄さんの会話が入ります。
秋草さんは自分を見捨てろと言ったようですね。
「俺に見捨てろなんてどういうつもりで言ってるんだ 正気か!?」
自分達が政治家のキャリアの犠牲になる必要なんてないという我玄さん。
それに対し、秋草さんは引き受けた以上やり遂げると言います。
国益を損なうような事に直面してそれが自分一人犠牲になることで回避できるなら喜んでそっちを選択すると。
秋草さんは、政治家キャリアの犠牲ではなく国益を守ることに対しての代償だと言います。自分の選択はそうだと。
あの時はもう手錠の解錠に成功してて建物を出るだけだったのにお前が来て台無しにしたのだと言う秋草さんに・・・我玄さんはあの状況でどうやって出るつもりだったんだ!と声を荒げます。
「おまえは・・・こんな取り返しのつかない傷を負って・・・頼むから自分を大切にしてくれ」
国も大切だけれど、自分達だって一人の人間なんだと我玄さんは秋草さんに言います。
「俺は国を優先する そんなに自分が大切なら官僚なんて辞めればいい」
「そうか・・・・・・・・そうだな、それがいいのかもしれない」
こんなに意見や考えが違うのにそばにいるのは堪らないと結局・・・我玄さんは内調へ職場を異動したのでした。
バディがこんな形で解消になったなんて・・・なんか辛すぎますね。
「それじゃ・・・・・・元気で」
そう言って去って行った我玄さんに一言も話すコトはなかった秋草さんが余計に切ない。その姿を先森が本当に辛そうな顔をして見つめていました。
「先森・・・」
「・・・柳」
先森の心配をする柳・・・先森は自分がしゃべらなかったら補佐は自力で逃げられてこうはならなかった、我玄さんも唐式さんも坂遊さんも傷つくことはなかったと話します。
「本当に逃げられた?失敗した場合補佐は今ここにいないんだぞ」
「補佐が失敗するはずない きっとうまくにげられてすべてが上手く収るはずだった なのに俺はそれを信じなかった」
とことん自分を責めているんですね…先森。
そして・・・先森は自分がこんな結果を招いてしまったから呑気に今までの関係を続けてなんかいけないと柳に言います。
「お前と距離を置きたい」
柳のお見舞いに来たのは誰!?
病院にて。(過去シーンは終り現在に戻ります)
痛みで冷や汗をかいている柳の額を優しくタオルで拭いてあげる手・・・・。
柳の視界はぼんやりしています。そのシルエットは髪の毛を横に束ねている女性みたいな感じでしょうか?
その人はぼそっと「よかった」と言っています。
柳は鎮痛剤とかの影響なのか・・うとうとしているのではっきりとわからないのですよね。
これは・・・先森だったらいいのですけどね(*^_^*)
翌朝、目が覚めると千散がお見舞いに来ていました。
「早朝こっちで仕事があったからついでに色々届けに来た」
先森は昨日仕事入ったみたいで先森じゃなくてごめんね、って千散が言っています。(仕事の後に実は・・・病院に寄ったのかもしれませんよね(*^_^*))
あの女性の姿は仕事の時の変装かもしれませんしね。。。。
と言っても柳は・・・昨日汗を拭いてくれたのは千散だとカンチガイしてるようですけどね。
「夜明けごろ汗拭いてくれただろ なんとなく覚えてるわ 迷惑かけたな」という柳に・・・
「・・・そう 気にしないで」っていう千散の対応からも彼じゃないのだろうなというのがわかります。
髪型は似てますけどね笑
あとであの時拭いてくれてたタオルが先森のものだと柳が知るパターンかもしれないですね~~~~~~~~~~これは!!!
~千散と先森~
「千散 今日わざわざ病院寄ってくれたんだろ 迷惑かけたな」
「いえいえあ、ちょうどよかった コレ間違えて持って帰っちゃった柳の洗濯物の一部 先森に預けていい?」
この洗濯物のなかにあのタオルが入ってて、自分のものだからしれっと先森使ってる→あれこのタオルは?の流れなんじゃないでしょうか(妄想でニマニマ)
千散は今日から柳が出勤するらしいから後で渡してと。(ん?今日柳に渡しちゃったら・・・・タオル・・・短い妄想でした。。。(T^T))
「でもなんともなくてよかった」
「ああ 頑丈だけが取り柄だからな唯一」
その言葉に・・千散は・・・
「唯一ね・・・ ・・・・・・柳っていい男だと思うよ」
付き合いたいとは思わないけれど一般的にみて相当いい男だと思うと言います。
「そうか 俺はそうは思わないけどな」
「人生は短いし別れた突然来る 昨日がその時だった可能性もある」
だから自分は訓臣(ときおみ これは牛通堂のことです)に毎日愛の言葉を伝えると言います。
でも先森は・・・俺たちの関係はお前達のとは違うと。
「もう完全に過去のものだ未練も何もない」
↑未練ですって・・・なんかこの言葉に反応してしまいました。先森から未練って言葉が出てくるなんて思ってなかったから・・・
やはり当時は好きで付き合ってたということでいいのかなと。よかった柳・・・。
ここで柳が登場。
相変わらず先森に向けて♥ばっかり飛ばしています笑
すると・・・今度は柳に来客が。
「介次! よかった生きてる♥」
やってきたのはジェシカという女性。彼女はアメリカの麻薬取締局(DEA)の人で今回の調査に協力してくれてるようです。
彼女はとっても柳がお気に入りみたいですね。ベッタリ。
心配で職場まで来てしまったという彼女・・・
♥が・・・スゴイです。
先森の目の前でイチャイチャしている2人のシーンで次号です。
千散は先森の反応をみてなか楽しそうにしてましたね。
感想まとめ
今まで柳からの♥がすごくて、おっかけてばっかりだったから先森はそれだけで安心してた部分ってあると思うんですヨね。
絶対離れていかないと。冷たくしてもあの柳の調子ではそう思っても不思議じゃないですよね笑
でも!そんな時にジェシカが現れて・・・こんなに柳に対して♥飛ばしてたら・・・心の中では焦ってしまうのではないでしょうか。
ただね・・・この先森の気持ちを楽にさせてあげる方法ってないのかなと考えた時・・・
私は秋草さんしかいないと思ったのですよね。
あの時助けを呼んでくれてありがとうと。仕事を全うすると言う点では確かに先森のやったことは秋草さんの考えに反することだとは思うのですが・・・
一人の人としてはお礼言ってもいいのかなってちょっと思いました。秋草さんもクセ強いからどうかしらねぇ。
でも柳も言ってる通り、あの時助けが来なかったら秋草さんが助かったかどうかすらわからないので、先森の行動に対して秋草さんが理解してくれると一番心が楽になるのかなぁって思います。
我玄さんの行動も、バディだからこそ、好きな相手だからこそ見捨てられない助けたいって気持ちも分かって欲しいですね秋草さん、、、。
あと我玄さん秋草さんもほんと蟠りをなくしてちゃんとくっついて欲しいです(T^T)
それで「あの時助けに来てくれてありがとう」っていうセリフでもあれば・・・私は泣きます。でも生きててなんぼですからね。
柳先森、我玄秋草カプは秋草さん次第のような気がします。超キーマン・・・あまり出てこないのに!!!
次回は…先森が嫉妬してしまうターンでしょうかね?楽しみです。というか楽しみすぎます・・・
たまには柳にご褒美あげてもイイと思います!!!!
あと!!!今回ね、びっくりしたのですが扉絵・・・すんごい長いの。
スペシャルピンナップですって!なんか並びに法則でもあるのかな~って思ったのですが・・・眞御ちゃんと針生も一緒にいないし、順番も違うっぽいから・・・
よくわからない並びでした(私には)こういう順で描かれてるんだよ!!!っていうのがあったら教えてください~。
あと思ったのは・・・我玄さんデカッ!!!!!!!でした。針生よりもかなりデカイんですね。
全員名前が言えない(ぱっと見わからない)ワタクシ・・・まだまだ修行が足りないなぁ~~~~~~~~って思いました。
ということで感想でした!!!
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