ビーボーイゴールド2月号掲載、鹿乃しうこさんの『Punch↑』第20話のネタバレあり感想です。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の20話は『Punch↑6巻』に収録予定です。
こんにちは!今日は寒くてもお天気が良いので少しテンション⤴です★Pucnh↑もどんな結末を迎えるのでしょうね・・・壬生がちょっと不憫というか切なくなってしまいました。
渋沢センセイは・・・壬生を手放す事は出来ないと思うので別れを意識した今号以降にぐっと動くと思います。
次号もなんと!!!!掲載があるようなので今から楽しみ。一方通行だと思ってきた恋だけど、きっと・・・壬生が思ってる以上に渋沢先生にとっては大切な存在になっていると思います。
では早速!今号もすごく切なくて、甘々なところは牧・浩太でちょこっとくらいだったでしょうか。
ビーボーイゴールド2月号 Punch 20話
掲載P数 | 32P |
満足度 | ★★★★☆ |
雑誌をよむ |
Punch↑20話 簡単な感想・あらすじ
- 表紙の渋沢先生がかっこよくてキュンときてしまった・・・(T^T)
- 浩太は牧と壬生の関係に嫉妬しつつも、結局は壬生の事を心配してしまう優しい子。
- 壬生は渋沢先生との関係をもう諦めているのではないのかな・・・
- 自分をサイコパスだと認識した渋沢先生は・・・!?
- 壬生の涙が切なくてツライ。
注意ポイント
[topic color="yellow" title="渋沢・壬生はこの巻から登場"]
[/topic]
【ネタバレ注意】Punch↑6巻-20話 感想レビュー
切なかった・・・・でも壬生は今までこんな風に泣くことなど無かったと思うからこういうのが大事だと思います。
ラスト、渋沢先生も泣き顔は好みじゃなかったと思っているので・・・ここからどうやったら笑ってくれるのかとか考えてくれたら嬉しい。
サイコパスっぽい渋沢がどこまで壬生に歩み寄れるかわからないけど、彼らなりの幸せを見つけて欲しいです。
壬生と牧が関わった家で・・・きっと渋沢も感じるものがあるのなぁと思います。(まだ完成してないけど・・・)
牧と浩太
は・・・まぁ安泰かなぁ。
牧が色々と吹っ切れた様子ではあるものの・・・次は浩太の方が壬生の事を心配してしまっている様子。
浩太を巻き込んで悪かった、渋沢に燃料をやらないように粛々と仕事をこなすだけだという牧ですが・・・それも気にかかります。
「どういう意味?」
「壬生さんを救うだとか 青臭い独善はやめにする」
「・・・・ 見捨てるの?」
「え?」
浩太は、壬生はこのままでいいわけないと気にしているのですが、牧は壬生を見くびっていたのだと言います。
「あの人は全部承知の上で あのサイコ野郎と添い遂げるつもりなんだよ」
渋沢に騙されたりかどわかされたりしているわけではなかったのだと。
「そんなの 強がりに決まってる・・・」
そうだとしても、壬生が助けを求めているわけではないから救えると思ってた事自体どうかしていたのだと牧は言います。
「俺が体を張れるのはお前の為だけだ」
浩太と壬生
それでも浩太は・・・壬生の事が気になります。本当にこれでいいのだろうか?と。
すると・・・浩太の職場に壬生がやってきました。
壬生は浩太に会いたくてやってきたようです。
「こないだ 変な別れ方したやろ?」
「・・別に 俺と気まずくなったところで そっちに何の支障もないじゃん」
壬生の本心は・・・そういう事を気にしているのよりも他にあるようです。
「君 見とったら思い出せそうやったんや あの時」
「何を?」
「何やろな」
この返事に浩太はまた怒りをぶつけます。
どうって事ないと諦めて何か解決するのか?と・・・本当は不満だらけなくせに大人ぶるのはムカツクと言います。
「あんた 昔の俺みたいでイライラする」
渋沢みたいではないにしても、最低な奴ばかりを相手にしてきたからという浩太。
「でも俺 本当に諦めた事なんてないよ?」
「だから今 志青を見つけて志青といる」
これはどういう意味なのかなぁ?と思って読んでたのですが・・・おそらく諦めずにぶつかってきたから過去に縛られたり振り返ったり。。。。留まったりせずに前に進めているという事がいいたいのかなぁ????と。
そこで牧と出会って牧と暮らして自分なりに幸せを見つけたという事を言いたかったのかなと思います。
どこかで相手に対して諦めて、自分自身の事も諦めてそれで幸せになれるの?と浩太は壬生に伝えたかったのかもしれませんね。
「君も牧も同じ事しか言わへん」
「言って欲しそうに見えるからだろ」
浩太は壬生に、「自分で思ってるより不幸な顔してる」と言って去って行きました。
壬生自身も誰かに背中を押してもらいたい気持ちがあるけど・・・やっぱり抜け出せない感が漂ってますよね。というか自分自身で幸せは先生の隣と思い込んでるから・・・
本当にそれが幸せなのか自分自身でもわからなくなってしまっているような気がします。
牧は多分動くと思う
牧はビッグサイトへやってきています。仕事関係の何かでしょうか。
そこで白石という建築家に話しかけられます。彼は・・・渋沢の提案で壬生を抱いていたシーンがあったような・・・何話だったかな(^_^;)
なかなか牧と同じ匂いのする・・・男性です笑
なので牧が今特定の子を大事にしていると知って驚きます。
そんな白石に、牧は「昔はたしかうちの壬生にもご執心で」とショタコンの気がありましたよね?とからかうようにいいます。
「・・うちのって 君はもう同僚でもない他人だろ」
急に真顔になる白石。
そして、渋沢氏と壬生君は昔からああなのか?君も壬生君と寝たことがあるのか?と尋ねてきました。
「・・・”も”とは?」
真顔で聞き返す牧。
すると、白石は以前渋沢から壬生を抱いてみないかと誘われたと言います。
それは自分だけじゃなく、この業界でそっちのシュミがあると知れた奴であれば手当たり次第というところだと。
「寝たんですか」
「渋沢氏に見せる事を条件にな・・・っ 軽蔑してもらっても構わん」
それでもどんな形でも壬生の事を本気でものにしたかったのだという白石。
「・・・そんな事俺に告られても困ります」
白石は、壬生を自分の事務所に誘ったけれど断られたと牧に言います。
「彼があれを望んでるとは思えない どうすれば・・・」
う~ん・・・本当にどうすればいいのでしょうね。とにかく壬生が従順すぎるから歯止めがきかなくなっているのかもしれませんよね。
嫌なら嫌って意思表示も必要なのかなと。どこまで自分の言うことを聞いてくれるのか、許してくれるのか・・・渋沢が試しているようにも思えますし。
サイコパス
渋沢の場面。
自宅で爪切りを探しているときに壬生が読んでいる本を見つけます。
(心理学? 意外な趣味だ)
こんなものは建築の何の役にも立たないと思いながらもパラパラとページをめくり・・・そして読み始めます。
夜、壬生はお酒を飲んだのかいつもより上機嫌で帰宅します。
「珍しくご機嫌だ」
そう言いながら壬生をぎゅっと抱きしめる渋沢。
「昔はよく笑う子だったのに 俺のせいかな」
「俺の頭が粗悪品で君を傷つけるから」
渋沢は、サイコパスっていう言葉は知っていたけれど自分がそうだとは思いもよらなかったと言います。
「君はそう思うんだな?」
「・・・っ 粗悪品やなんて そんなん思たらいけません」
でも・・・渋沢は本に貼られた付箋をたどったら壬生の考えがよくわかったのだと言います。
「俺を肯定する言葉 態度 飼い慣らして導こうとでも思ってた?君の理想の俺に」
「こざかしい」
この言葉に・・・壬生は固まって反応しませんでした。
「何だ 君もどこか壊れたか」
「・・・そうですね」
壬生は思っていたことを話します。
渋沢の悩みを共有したいと思ったのは自分のエゴで思い上がりだったと。
渋沢と誰よりも深く繋がっていると思いたくて、そう(多分サイコパス)思わないとそばに居られなかったのだと言います。
「虚しいて気持ちわかりますか?」
「さあね 君の虚しいと俺の虚しいが同じかどうかわからない」
これを聞いて涙を流す壬生。
「正直に答えて下さって ありがとうございます」
涙の壬生を見て。。。渋沢は正直に答えたのはウソをつくメリットが何もないからだと思っていました。
そして。。。自覚してしまえばどうという事もないものだったと。
(志青が得た物の意味は おれにはもともと 理解するチャンスさえなかったと)
そう思いながら壬生が寝ているベッドへ向かう渋沢。
そして、壬生に覆い被さります。
「それでも抱きたいんだ」
「・・・?」
渋沢の行動に驚く壬生。
「今日は・・・ 別れ話をしたんやと思てました・・・」
「明日考えようよ」
そう言って壬生を抱き始めます。
抱きながら渋沢は考えていました。
壬生が自分に好意があるのを知っていたから容易かったと。
邪魔にならないから置き続けた・・・
でも、どうして俺はトドメを刺さないのだろうかと。
とどめを刺せばもっと面白い顔が見られるかもしれないのに・・・
(泣き顔は好みじゃなかった)
(それだけだ)
感想まとめ
結局・・・抱きたいと言われれば受け入れちゃう壬生がね(T^T)切ないし悲しい。
ただ、なんとなく次話は壬生は別れる方向で考えていくのではないかと思います。
渋沢は・・・・「抱きたい」という気持ちがどこからやってくるのか、それをもっと考えればいいのになぁと。
家を建築するのも何のためなのか・・・そこには壬生の居場所のあるのか。
壬生の部屋が入った時と同じようなのは、きっと壬生自身がここが本当に自分の居場所かどうかわからなかったからだと思います。
いつ捨てられるのか、もしそうならすぐ去っていけるように整然としていたのではないかなと。
壬生は渋沢を理解したいと歩み寄ろうとしていたのに、それを自分の想うように飼い慣らそうとしているとか感じてしまった渋沢にもイラっとするけれど・・・
渋沢がどうしてイラっとしたのか。
渋沢としたら牧が本当に好きな相手を見つけて幸せになっているのを見て、共感したいと思っていたのだと思います。
少しでもそれに近づきたかった。
だけど壬生は自分を「サイコパス」として見ていたの・
ここに怒りが湧いたのかもしれません。
きっと牧にサイコパス野郎!って言われても何の怒りも湧かないと思いますが・・・相手が壬生だったからそのショックもあったのかなぁって思います。
理解したいと思った事まで否定されるような・・・そんな感覚になったのかなぁって想像ですけども。
次話はどんな展開になるのかしら。
壬生は牧か・・もしくは白石の事務所に移籍するように動くかもしれないなぁと。
本人というよりは、牧が強引にでも引き抜こうとするのかも。
渋沢の行動は、壬生が自分から離れないと解った上での行動。だから壬生が離れてしまえば変化が起こるような気もします。
サイコパスってよくわからないのでその恋愛がどういう特徴があるのか・・・はほんと難しいのですけど・・・
渋沢が少しでも変化していってくれたら嬉しいなと思います。
ラストは壬生が笑ってくれていたらいいですね。このお話ももしかしたらあと1。2話くらいかなぁと思ったりします。
すごくズンと沈んじゃうので・・・早く牧・浩太のラブエロというか・・・バカップルさに( ´艸`)ってなりたいです。
ということで、Punch↑20話の感想でした。
電子書籍
ビーボーイゴールド
[topic color="gray" title="ビーボーイゴールド"]
[/topic]
Punch↑
[topic color="blue" title="Punch↑"]
[/topic]
ここにも牧さん登場します!
[topic color="gray" title="P.B.B. プレイボーイブルース"]
忍と牧さんちょこっと関係ありましたからね・・・・。
[/topic]