ビーボーイゴールド10月号掲載、鹿乃しうこさんの【Punch↑】22話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の22話は【Punch↑7巻】に収録予定です。
6巻が配信されましたが、今回の22話は6巻その後になっています。気になっている人多いのではないでしょうか?ワタクシも・・ドッキドキしながらページめくりました。
久々に後ろをちょこっと見て「大丈夫読めそう」と思って読み始めたヘタレです(^_^;)
でもね・・・ほんと牧さんイイ男になりましたね(*^_^*)これは浩太のおかげというかなんというか。浩太の対応にもちょっと感動してしまいました。
Punch↑22話 ビーボーイゴールド
掲載P数 | 34P |
満足度 | ★★★★☆ |
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Punch↑22話 簡単なあらすじ・ポイント
- 牧に会いに来た壬生だけれど・・・
- 浩太は何も聞かずに牧を受け入れる
- 壬生が事務所を辞めたことで渋沢がピンチ!
- なぜか浩太と渋沢が食事をしてる・・・
【ネタバレ注意】Punch↑7巻22話 感想
もうねドッキドキ。牧さんが壬生に迫られて。。。断れるかなどうなのかなと思ってましたが・・・
牧さんも成長しましたね(T^T)良かったぁ~。
これから渋沢は壬生の存在の大きさに改めて気付いていくのではないかなと思います。では早速!
ここから下は雑誌の流れに沿った感想です。
Punc↑22話の流れ・ネタバレ
壬生が牧さんを訪ねてきました。そして彼は牧さんに嫉妬しながらも牧さんに好かれているということが救いで砦だったと伝えます。
「お前と寝ると愛されてると思えて 普通の恋愛しとる夢が見れた」
「やから牧 今だけ・・」
そう言ってきた壬生に対し牧さんはどうするのか!?とドキドキのまま前回終わりましたよね・・・
牧さんはどうしたかというと、優しく壬生を引き離します。
あの頃の俺にあなたを癒やすことができたとしたら、それは本気であなたを想っていたからだと。
今でも救いたいと思っているけれどあの頃とは違うと言います。
今救いたいと思っているその気持ちは「罪悪感と保身」だと。
これ以上自分にも壬生にも幻滅したくないという牧さんは「すみません」と頭を下げます。
「そうやな・・お前はもともとそういうちゃんとした奴やった」
壬生はわかっていたと言います。
牧さんがどうして渋沢の遊びに付き合ってたのか
それは先生の気を引いて的になり続けて壬生を守るためだったようです。
でも若かった壬生は。。。そんな牧さんにですら嫉妬し余計なお世話だと感じていたようですが。
「・・・もう目は覚めたんでしょ」
「時間かかってしもたけど 今ようやくな・・・」
壬生はゆくり息を吸い込み。。。
「お前の大事なあの子にまで酷いことするとこやった 先生のこと言えへんな俺」
スッキリとした顔してる
牧さんが部屋に戻ると。。浩太は起きていました。
「おかえり」
「お 起きてたんだ?」
「・・・うん」
何も聞かない浩太にちょっと戸惑っていると。。。浩太は顔を見るまでは色々と妄想して問い詰めてしまうかもと思ってたようです。
ですが、顔を見てわかったからもういいと。
「わ わかったって何が・・!?」
「スッキリした顔してるから」
浩太ってほんとできた子ですね(T^T)
牧さんは浩太に「壬生さんが本気で吹っ切れたかなんて結局俺にはわかんねーけど この心配を最後にするよ」と言います。
その後にぎゅっと浩太を抱きしめる姿にキュン♥
ほんと何もなくてよかった★
右腕を失って・・・
帰り道、渋沢からの着信があった壬生ですが。。。電話には出ず。
そして電源を切ってしまいます。
その後、渋沢の元を離れた壬生は白石さんの会社へ再就職します。
一方。。。壬生がいなくなった渋沢設計事務所は大荒れ。
普段あれこれ壬生が右腕として動いてきたからなのか、居なくなった穴埋めはそう簡単にはできません。
渋沢の態度にも不満が募っていく従業員たち。
そして壬生のところに渋沢設計事務所で働く雨河さんが訪ねて来ました。
「雨河さん・・・!」
「職場まにまで押しかけてスマンな」
引っ越し先も携帯もわからなかったという雨河さん。壬生は誰にも言っていないようですね。
「落ち着いたらこっちから連絡いれようと思てたんですけど」
「・・・そうか」
すると雨河さんは自分も事務所を辞めようと思っているのだと言います。
「ちょっと待って下さい 雨河さんまで辞めたら事務所は・・・」
「わかってるよ」
それでも限界が来ているのだといいます。
それは他の人達も。壬生が辞めてから急にそんな気持ちが出てきたようです。
「先生のお前への態度を見て これまでの疑念が吹き出した・・・ていうのかな」
壬生ほど尽くした奴にあの扱いだとこの先どうなるかわかったもんじゃないからと雨河さんは言います。
そして・・・壬生がいたからこそ頑張ってこれたのが一番大きかったようですね。
壬生がさじを投げた人についていけないと。。。
「お前のおかげで今まで耐えられて感謝してる そういうことだ」
その後・・・渋沢の事務所では。。。古株さんたちが3人一斉にやめるという事態に。
渋沢は無償のものと錯覚してこのザマ
渋沢の事務所で古株さんたちが一斉に辞めたことは牧さんの耳にも入ります。
「先生も気をつけなよ・あんたんとこも和久井さんの人柄でもってる所あるからな」
笑。これには笑ってしまいました。。。
「ボクってば働き者の現場主義だし 超気さくっしょ」
焦る牧さんの後ろでひさしが「働きものや気さくな奴は厚かましく自称なんかしないがな」って言ってて面白いです。
この二人の関係もいいですよね!ひさしが確かに支えてる感あります(^_^;)
「壬生さんは責任感じてるだろうな」
牧さんは自分の居た頃から出入りの激しい職場だったから、壬生のような長くいる人が奇跡のようなものだったと言います。
「それを渋沢は無償のものと錯覚してこのザマだ 自業自得だな」
渋沢と浩太
浩太が仕事から帰ると・・・そこには渋沢の姿が。
「事務所に寄るんじゃねぇの?」
「・・・出禁を言い渡されてる ついでに君ともおしゃべり禁止だ」
「志青に何の用?」
牧さんに害獣扱いでもされれば少しは奮い立つかと思って来たのだと渋沢は言います。でも、浩太の冷ややかな目で十分だったと。
「じゃ」
そう言って帰ろうとする渋沢に浩太は「飯でも食ってけば?」と。。。(^_^;)
浩太が用意したのは2日目のカレー。
「人の家で残飯を食わされるのは初めてだな」
そもそもカレーは食べないという渋沢ですが、一度だけ恐ろしくマズいカレーを食べたことがあるのだと言います。
それは。。。渋沢のために壬生が作ったカレー。
思い出したときの渋沢の顔がね・・・・なんかちょっと切ない。
「・・何?」
「別に あんたでも年相応に見えることがあるんだなって」
「・・それは朗報だ 少しは人扱いして貰えるかもね」
浩太は、以前渋沢が「変わりたい 足りないものが知りたい」と言ってたことがあったと言います。
「もうわかったんじゃねぇの?」
渋沢は、それは生涯手に入らないことであることがわかっっと言います。
もともと人と情を交わす機能(思いやあり)が備わっていない、そういう病気みたいだと。
「・・・よくわかんねぇけど 思いやりっていつでも100%本心から・・・なんて人いるのかな?」
浩太は続けます。
誰でも思いやりという気持ちの中には人に好かれたいとか、いい人でいたいとかそう言ったエゴが混じっているのでは?と。
「好かれたいって気持ちがあるなら 努力のやりようはあるよ」
「ハッ 努力・・・そんな事だろうと思った そうまでする価値を感じたことがない」
「相手が壬生さんでも?」
「君は僕らを別れさせたいんじゃなかったの?」
浩太は牧さんや壬生のこれまでが全部無駄だったって思いたくないだけだと言います。
「だからせめてあんたに変わって欲しい」
そう伝えたところで次話へ。
このとき牧さんが帰宅し、渋沢の靴に気付いて部屋にすごい勢いで入ろうとしています。次話は。。。最初は修羅場かな!?
靴も脱がずに部屋に急いでいる牧さんにちょっと萌えました。
感想
この作品を読んでいると・・・ちょっとどうなったらハッピーなのかわからないですよね。
壬生に対して一緒に居て欲しいとかそういう気持ちは持っていると思うので。。。それでけで十分なのかな?
急に渋沢がデレる事もないと思うし、、、、
あとはやはり渋沢の家がキーなのかなと思います。
今後は渋沢が設計するのではないかと。
そこにちゃんと壬生の居場所があるのかなと思ったりしています。壬生の事を考えて作る部屋ならそれが伝わるのかなと。
好きとか嫌いとか。。。渋沢の口から出るとは思えないので、何が伝わりやすいかと考えたらやっぱり家なのかなって思います。
でも壬生が作ったカレーを思い出したりしてますし、一緒にいた時間は無駄ではなかったのかなとは思いますけどね(*^_^*)
6巻部分では。。。ほんと渋沢はクズだと思いましたが・・・
あのモブおじさんが気持ちわるくてですね。。。しうこさん絵がうまいから余計に。
しかも。。。帯にまでこのモブおじさん登場しててウェってなりました(T^T)ああいうシーンはもう見たくないですね。
何がこの二人にとっての幸せなのか・・・色々と考えさせられますね。
渋沢から壬生に電話しているのと見たりしても、やっぱり特別ではあるのだろうなと思いました。次から好転していけばいいな・・・
それにしても浩太ができすぎ君で(T^T)なんていい子なんだろう。
牧さんって見る目ありますよねぇ。
壬生もすごく一途な人ですし、ちょっと手をだした忍にしてもそう。浩太にしてもそう・・・
それに一緒に仕事をしているヒサシにしてもそう。壬生が「お前はもともとちゃんとした奴だった」って言ってけど納得。
周りの人を見てたらそう思う本当に・・・ちょっと残念なところはあるけれどね(笑)
渋沢も自分を少しでも理解しようとしてくれる人が近くにいるのだから、それに早く気付いて欲しいですね。
6巻で渋沢たちのお話終わるかなぁ~と思ったけど、次巻ではちゃんと答えが出ていますように。
若干・・・牧さんの変態な感じが恋しくなってきました(笑)
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Punch↑
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