canna vol.87に掲載、文乃ゆきさんの【ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-10話】のネタバレあり感想になります。
雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の10話は【ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-2巻】に収録予定です。
なんだか太一父が少し関わってきそうですよね。なんで急に父が出て来たのでしょうか・・・
ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-10話/Canna vol.87
【掲載P数】 | 40P |
【満足度】 | |
【雑誌詳細】 | 紙・電子・ラインナップ |
感想は以下より。藤雪が実際に読んで感じた感想&あらすじです。ネタバレ含みますのでご注意ください。
ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-10話/あらすじ・ネタバレ感想
また暫くは太一・航平がどうっていうようりは太一・太一父のお話になっていきそう。
いまの所は太一と航平はイイ感じなので、ちょいちょい萌えるところはあります♪恋愛メインで読みたいのに!という人ひは物足りないかもしれませんが、先生の作品を読むとわかるのですが、けっこう家族の関わりを重要視してらっしゃるなぁと。
太一も家庭環境がフクザツなので、その点に焦点をあててきたのでしょうか。太一・航平との関係にこの父がどう関わってくるのか楽しみですね。
あらすじ①父との久々の再会!?
航平と遊園地で遊ぶ予定の太一ですが、ここで太一父と会うのだと航平に伝えます。
どうして昨日のうちに言ってくれなかったのか?という航平。太一は、航平のお祝いなのに父を呼ぶことに後ろめたさがあったようですが、航平は父に会うと知ってもっとちゃんとした服を着てきたのにと言います。
急に知らされて怒るわけでもなく、航平は逆に太一の心配をします。
太一は、自分1人だとテンパりそうだから航平がいてくれたら心強いと思うと正直に話します。
それに対し、頼ってくれて嬉しいと笑顔で応える航平。太一も嬉しそうにお礼を言います。
あらすじ②太一の嫉妬
お父さんが到着するまで遊ぶことにした2人。
太一は小学生以来ということでも少しテンション高め。ですが今日の主役は航平。彼の乗りたいものにと考えている太一。
航平はまさかのジェットコースターを希望。驚く太一ですが・・・。
楽しそうにしている航平を見て、太一も嬉しく思います。
色々と絶叫系・回転系に乗った2人。さすがに航平はぐったりしています。そんな彼のために飲み物を買ってくると言って離れた太一。
1人残された航平は、女性に声をかけられます。
飲みものを買ってきた太一は、航平は女子2人といるのを目撃。声をかけられてると思ったのか、すぐさま航平の手を引いて連れ去ります。
所構わずモテやがって、ナンパされたことを愚痴る太一に、あれはナンパではなくて写真を撮って欲しいと依頼されただけだと航平は言います。
あらすじ③父からの電話
昼食をとりながら、父について話す太一。中3以来会っていないこと、久々に電話かかってきて声が変わってびっくりしたと言われたことなどを話します。
ちなみに途中で永奈ちゃんの話になり、彼女は今のところお叔母さん達と一緒に暮らしているという。それを聞いて安心する太一。
そこに太一父からの電話が鳴ります。急いででた太一ですが、すぐさま折り返しでビデオ通話にすることに。
久々に見るお父さんの顔。そして父もまた成長した太一を見て「大人っぽくなったなぁ・・」と話すのでした。
もう近くにいるのかと思った太一ですが、父からは今日は行けなくなったという悲しい知らせが。
仕事なら仕方がないし、仕事頑張ってねと太一は電話を切ります。
お父さんが来ないと知ってからはどこか太一はテンション下がり気味。そんな彼を心配そうに見つめる航平。
太一もどうしても「家族」の方へ目がいってしまいます。その姿に。。。。幼い太一が見えた航平は・・・最後に観覧車に乗ろう!と言います。
観覧車からの景色に感動する太一。少し気分も晴れたようです。
「今日ごめんな」と色々と振り回し、勝手にお父さんを呼んだことを謝る太一。過去にも遊びに連れていってもらう気満々でいたら仕事が入って無理になったとかというのがあったのだと話します。
仕事が忙しく、夜も遅い父を待っていたと話す太一は過去の思い出を航平に話します。
「いつもずっと待ってたんだよなぁ」
ふと航平を見ると、彼は下を向いたまま。もともと航平は高所恐怖症とうことで観覧車はあまりと言っていました。「大丈夫」という航平をぎゅっと抱きしめる太一。
すると航平もギュギュっと抱きしめ返します。航平は、観覧車が怖いということよりも太一に対して胸を痛めているようでした。
太一が人の気持ちには敏感なのに自分に対しては人一倍鈍感なのは、そうしていないと耐えられなかったから。傷ついている太一に対してどうしたらいいのか?どうすればこれ以上太一が傷つかずに済むのだろうかと航平は考えます。
あらすじ④おじいちゃんに知られてしまった!?
おじいさんの場面。
近所の人から昨日の太一の様子がおかしかったと話しを聞くおじいさん。
大事な電話がかかってきたとかなり焦っていた様子だったので、何か不幸があったのかと心配したのだと言われます。
それを聞いたおじいさんは・・・・!?
ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-10話を読んで
まぁ・・・人というのはいつになってもなかなか変わらない、ということでしょうか。
太一はお父さんと会えることに不安や嬉しさ入り交じっていたと思うのですが。。。まさかの会えずじまい。
忙しい人だったからこういうことはよくあった、と振り返る太一がちょっと可哀想だなぁ。。。って思ってしまいました。
自分で会えないか?と言っておきながらねぇ。。。予定の方は太一が明日、とかいって急だったとはいえ・・・なんかなぁ~って思ってしまいました。
無理なら無理って昨日の時点で言えばよかったのに。
それか仕事次第で行けるかわからないからまた連絡する、とひと言添えておけばこんなに落ち込むこともなかったのかなぁって思いますよ。
元々離婚の話にしたって太一の両親ってお互いが自己中だなぁ~って思っていたのですが、本当に自己中。
太一に会いたいっていうのだって、なんか太一がどうとかではなくて自分のことしか考えてないのだろうなって思います。
傷つかないといいけれど。。。
そういえば、太一父って再婚相手との子供がいました???読み返さないと。
おじいちゃんは・・・太一が父親と会おうとしていた事をしったらどう思うかしら?よかったと思うか、そうじゃないか・・・反応が気になりますね。
航平と太一に関しては、着実にお互いが心の支えになってる感ありでいいですね!
永奈ちゃんのことも今回触れられてましたが、よかったです!
太一は人のことには敏感なのに、自分のことは人一倍鈍感っていう箇所がありましたが・・・なんだか納得しました。
自分の事には鈍感になって太一は太一で自分を庇って守ってきたのだろうなって思います。
それほどまで大人たちが太一を傷つけてきたのかと思うとちょっと思うところはありますが・・・おじいちゃんも航平もいますしね。
お父さんにガツンと言ってやれ!って思うけれど、太一は優しい子だからそういうことはしないでしょうね。
今回も会えることが楽しみな感じでしたしね。
自分勝手な父だなと思っていても、そんな人でも太一の父には変わりないわけで・・・
太一が傷つかないように、前に進めるように願うばかり。そんな再会であってほしいです。
ということで!ひだまりが聴こえる春夏秋冬10話の感想でした。ここ最近すぐに嫉妬する太一萌えです♡
感想まとめ
なんだか太一父登場でまた一波乱ありそうですね。
良い再会になればいいなと思っているのですが、少し不安。
でもなにがあっても太一には航平がいるので。。。
次はどんなお話になるのか楽しみです。次話は・・・速くてvol.89に掲載予定になると思います。
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