Canna vol.55掲載、文乃ゆきさんの『ひだまりがきこえるリミット第6話』のネタバレ感想になります。最新話感想ですのでコミックス派の方は十分にご注意ください。
今回のストーリーはひだまりがきこえるリミット1巻に収録されるストーリーです。今回が6話ということで、コミックス1巻のアナウンスもそろそろ流れそうですね!(絶対1巻では収まらないです)
さて・・・今回は・・・もしかしたら航平と太一が!?というところで終わってたのでわくわくしながら待ってました。結果は・・・ですよねぇ~~~(≧∇≦*)です。
あと気になったセリフがひとつ。
航平が「男同士ははじめてだから」って言ってるんですよ!!!えっ待って!!!航平DTじゃないんか~い!!!と・・・なぜだかすんごいショックを受けてしまいました・・・。
航平モテるから仕方ないけど、そっか・・・そっかぁ・・・(T^T)という私の心境です(笑)
ではさっそく~。
あ、その前に今回Cannaさんがいつもの22日発売じゃなく30日発売でびっくりしました。これからずっと30日なのかなぁ?
Canna vol.55/雑紙情報
ひだまりがきこえるリミット第6話の簡単な感想
◆航平・太一が先に進むのはまだまだ先になりそう。
◆まだ千葉さんの事がきになってるみたい
◆う~・・・最後の真っ黒な感じがちょっと苦手・・・(T^T)
注意ポイント
ひだまりが聴こえるーリミット―第6話の感想(ネタバレ注意)
今回は場面はおおきく2つに分かれてたと思います。
まずは気になってた、航平と太一の絡みがあるかどうかですよね。
結果としては・・・まぁみなさんの想像の通りかと(笑)そんなにすんなりとはいきませんよね。なんせ太一はDTですから( ´艸`)
もっと先まで行ってくれたら良かったのになぁという気持ちはあるものの、さすがに一気に進む事はないと思ってたので予想通りだったなぁと。(ココで意外にも!!!という期待はちょっとしてました笑)
文乃ゆきさんですからね、この先あったとしても朝チュンで終わりそうな気がします。。。それでいいと思ったりもします。
航平と太一のエロ、見たいけれど見たくない・・・なぜだかそんな葛藤がある作品ですね。ただ、気持ちもですがいずれは身体も繋がってくれたら嬉しい。そう思いながら読んでいます。
そしてもうひとつの大きなパートは、航平とリュウくんですね。
リュウくんとの会話で、なんだか航平が闇堕ちしそうな・・・というか負のループに陥りそうなそんな予感。
耳が聞こえる人の世界、きこえない人の世界、それぞれあるとは思う。
でも、航平はいまその間にいるんですよね。そういう子の背中を押せずにリュウくんの今回の言動は、分かる気もするけどちょっと悲しくなりました。
ただ、リュウくんが今回のような言葉を発するに至った経験がかならずあるのだろうと思います。
今後、千葉さんが絡んで来ることは必至で、それがさらに航平を不安にさせるのかもしれないけれど・・・目をそらしたらダメなのは耳が聴こえる、聴こえないで太一は航平と一緒にいるわけじゃないということ。
見失いがちになるのだけれど、太一は航平だから「男の子」でも好きになったし、彼のいる世界をもっと明るいものにしようと仕事もしている。太一を動かしているのは航平自身なんだというのを航平にはわかって欲しいなとすごく思いました。
リュウくんの言葉と太一の言葉、これから航平にとってどっちが大切になっていくのか・・・航平がどちらに進んでいくのかドキドキしながら見守っていかないといけない展開になるのかなと今回は読んで思いました。
ちょっとしんどくなりそうなターンになりそうです。
では本編へ!ちょっといつもよりは簡潔に書こうと思います。(←といいながら毎回長いですが・・・)
お互いこう、技を掛け合うみてーにすんのかと
「おっしゃー!!!かかってこいオラァ」
服をまくり上げ、なぜだか戦闘態モードの太一。
(色気ないなぁ・・・)とそれを見ている航平(笑)
これを見ていたら太一は意味がわかってるのか不安になりますよね。当然航平も太一に本当に意味がわかっているのか?と聞いています。
「わっわかってら 馬鹿にすんな!」
知識くらいあるけど、(したことないけど)男同士だからどうしればいいのかわからないという。
だから技を掛け合うみたいにするのかと思った・・・と太一(笑)
航平は、そんな太一を見て「ムリしてない?」と気遣います。
ムリなんかしていないと太一は答えるのですが、太一は『すれ違いが多くなったりして』と言われ、社会人と学生の付き合いに少し不安はあるみたい・・・。
だから何か安心できるものが欲しかったのかも知れませんね。今回の行動の動機はここだったのかなと思いました。
すると・・・航平は言います。
「・・・俺も 男同士は初めてだから 最初からどこまでできるかわからないけど」
そう言って太一の手に自分の手を重ねます。
ちょ・・・ちょっと待って~!!!!男同士は 初めてだからって・・・女の子とはあるんか~い!!!
太一、ここ突っ込むところ!!!って思ったけど太一は突っ込んでくれなかった(T^T)
太一は手を触れられたことで一気に緊張感が増してしまったのか・・・指遊びでごまかそうとするのだけれど航平に抱き寄せられてしまいます。
抱き寄せられた太一・・・
心臓がバクバクと激しくなります。
(心臓! うるせーっつの!!!くっそこれじゃまた笑われる・・・っ)
そう思っていると、・・・実はそれは自分だけの心臓の音じゃないと気がつきます。
航平も一緒にドキドキしていたんですね(〃・ω・〃)
そして航平はベッドに太一を押し倒します。
となったら~そりゃぁ次のステップですよね(#^_^#)チューです・・・。
「お、おまっ!いい 今しっしししっした・・っ」
「何???」
「何だ今の!!! び、びっくりすんだろおが!!!いきなり・・・っ」
おぉ~~~~~~~~お初のベロちゅーでしたか(≧∇≦*)航平の舌がちょろっとでも見えたらもっと良かった!!!(見えなかったけど)
「太一 好きだよ」
ちょっと切なそうに、そして切羽詰まった感じの航平・・・。ここのカット・・・キュンキュンです。
この言葉に太一はさらに赤面し・・余計に余裕がなくなっていくという。。。
航平は太一のおでこにキスをして・・・
「ちょ、まっ 航へ・・・!」
いつもと違う雰囲気の彼に太一はとまどいます。
すると・・・
「・・ちょ、まっ待った たんま!」
ケータイが鳴っているとカバンの方へ行ってしまうという・・・( ̄。 ̄;)。
たいち~~~~~~~~~^それはダメだぁ~こんなんで中断されたらケータイのほうが大事なん!?!?ってことになっちゃう・・・。
航平もそんな姿を見てちょっと呆れぎみでしたね。
やっぱ、もう寝ようか
電話は千葉さんからでした。
太一の「千葉さん!?」という言葉にすごく反応する航平・・・。
千葉さんは太一の事が心配で連絡をくれたみたいですね。
病院の事もあるから、明日は午後からの出勤でいいと配慮してくれる千葉さんに感謝する太一・・・
電話を切って航平をみると、航平は下を向いていました。
「わりぃ!!航平っ おまたせ! 電話終わった!」
焦って航平の元へいきます。
「今の千葉さんから?」
心配してかけてきてくれたこと、明日の仕事の事などだったと伝えます。
「ふーん 仲良くなれたんだね」
前はムカつくとか言っていたのにと少し冷たい言い方をする航平ですが、太一は・・・素直に千葉さんに対する自分の変化を話します。
千葉さんの事がきになってひっかかったのか、航平は「・・・やっぱ、もう寝よう」そういって寝ることにしました(T^T)
やっぱりね・・・今回の進展はキスがベロちゅーに変わっただけでした・・・。
ベッドに入りながら太一は思います。
(・・なんか拍子抜けっつーか・・航平怒ったんかな・・)
近くにいるのに、離れていた時よりもなぜだか寂しさを感じてしまいます。
(あれ以来こいつの笑った顔見てないや)
・・・ごめんね 太一
朝、目覚める航平。
太一はまだ爆睡中・・・。ベッドから落ちそうな彼を支えながら、病院で泣きじゃくった彼の顔を思い出します。
「・・・ンバーグ・・・食いたい・・・」
太一の寝言を聞き、愛おしそうに髪の毛に触れている顔がね・・・たまりませんね(〃・ω・〃)
すると、太一の袖の間からやけどの痕がちらりと見えました。
航平はあの描き下ろしの旅行の出来事がずっと気になっているんですねきっと・・・。
あの時聞こえてたら、太一にこんな痕を残すこともなかったかもしれない、そういう気持ちがまだ残っているのかなと。
「・・・ごめんね 太一・・」
アラームの音を消そうとその場を離れようとすると・・・
「・・・こーへー」
太一の声が。
振り返ると、太一は眠ったまま。
(・・・気のせいか)
そう言って部屋を出ました。
2人のやりとりはここまでです(T^T)
ヤスくんとマヤちゃんはイイ感じ!
今回、ちょこっとマヤちゃんが出てきます。ヤスくんがマヤちゃんを飲みに誘っていたりして、ここも早く進展してくれたらいいなぁ(≧∇≦*)って思いながら読みました。
きっと、マヤちゃんが航平・太一の間に入って活躍すると思うんですヨね。
何気にマヤちゃん太一の事好きですからね( ´艸`)
太一の頑張りも知ってるし、航平の事も知ってるからきっと彼女の存在が今後かなり重要になってくるような気がします。
リュウくんと航平
マヤに連れて行かれたサークルに(リュウくんのいるところ)足を運ぶと、リュウくんがひとりでボールを蹴っていました。
「いつもここで練習してるの? どうも」
航平は話しかけます。
手話で会話をする2人・・・。
航平に暇なのか?彼女いないのか?とあれこれ質問し、なぜだか女の子を紹介してあげようか???って言い出します。
航平は、「ごめん 俺好きな人いるから」と断ります。
『付き合ってる子?』
この質問に少し照れながら「・・・一応」と答えます(#^_^#)
(なんか・・・恥ずかしい・・・)
すると、リュウくんはこの「一応」という言葉に引っかかったようですね。その意味を聞くのですが、
航平は、たまに自信がなくなると言います。
自分の方から好きになってずっと片想いだったこと、今でも自分の方が好きなんだろうと思うと、それでも良いって思ってたのにこれ以上聴力が落ちたらいざというときにその人を助けてあげられない、だから自分ではダメなんじゃないかって思うと・・・。
リュウくんは航平の話を聞き、なぜだか怒りをボールにぶつけます。
『まるで聴こえなくなったら何もできないみたいな言い方 むかつくなぁ』
急に手話が早くなります。
『じゃ 別れたら? どの道いまくいきっこない 住んでる世界が違うんだから』
『君は聴こえる人として生きたいの?聴こえない人にはなりたくないから?』
「そ・・・そんなことっ」
そう思いながら航平は自分自身を振り返ります。
(一瞬)
耳の聴こえない世界にいたのはたった一瞬の事だった。
(一瞬ですんでよかったと思ったくせに)
(それでもいいと 思ってたはずなのにー)←ちょっと文が漫画のほうとは前後しますが、繋がった方がいいと思うのでここに記載します。
ここの意味がちょっとよくわからないんですよね。一瞬ですんでよかったと思ったくせにはわかるのですが、最後のページの『それでもいいと思ってたはずなのに』がどこにかかるのかちょっとわかりにくい。
それもいいというのは2回目なので、もしかしたら自分の方が好きでもそれでもいいと思ってた、という場面の言葉にかかっているのかな・・・。
それとも、今の耳の状態のままでいいと思ってたはずなのに(選択する日が近くまで来てるということと示唆)という意味だったのかな?
う~ん、う~んとなりながら読みました。
でも分かることは・・・・最後のページが暗いのであまりいい雰囲気じゃないということですね。
あと、リュウくんの言ってる事はわかるのだけれど、聴こえる人が聴こえなくなるかもって思う不安を理解できない子なのかなと。
彼はずっと聴こえない世界にいて、だからきっとやればなんでも出来る!って思ってるとおもうんですよね。
彼は聞こえる人を自分の世界から排除していますし、それで問題なさそうですものね。
現に自分の思っているとおりに仕事もできていますしね。
でもこれから今まで出来てた事を失うかもしれないと不安に感じている人に投げかける言葉ではないですよね。
『聴こえる人にはなれないんだから』
『だから君も こっち側においでよ』
この言葉を聞いて一気に航平の不安というか耳が聴こえなくなるという怖さにはっとしたような場面で次号でした。
ひだまりがきこえるリミット第6話を振り返って 感想まとめ
いやぁ・・・リュウくん苦手ですね。わかりますよ。。。言っていることはすごく。
それでもリュウくんのこの「こっちへおいでよ」というのは本当にもやっとしました。
「どっちみち別れる」っていうセリフにもちょっとまてぃ!ってなっちゃいました。世の中、聴こえない人同士ばかりが恋人になったり夫婦になったり、パートナーになったりしているわけじゃない。
ちゃんと補い合って、生活している人だっているわけですヨ。。。
この切り捨てたようなこのセリフは、う~ん・・・って思いました。
でもこういう考えに至るまでにそれなりの経験を彼はしてきているのだろうなぁと。
ちょっとリュウくんと千葉さんの今の関係は破綻しているのだろうか?と考えてしまいました。
近くに千葉さんがいて一緒に生活していたら、リュウくんがこんな事を言うのは考えられないと思うんですヨね。
『聴こえる人』に対してのすごい嫌悪感が伝わってきて、なんか怖いなぁと思いました。
また千葉さんとリュウくんの話も入るかと思いますが、すごく気になる・・・。
太一と千葉さん似ているってあったけど、太一に会った時のリュウくんの反応とかすごく読んでみたいです。
航平は・・・この先『聴こえる世界』と『聴こえない世界』の間でちょっと葛藤とうか苦しむのかな・・・と不安になってきました。
ーリミットーですからね・・・。
私も航平の笑った顔が好きなので、はやく笑顔になりますように。
人工内耳の事も今後でてくるかと思うけれど、航平がどんな選択をするのか、ドキドキしながら続きを待ちたいと思います。
次号は・・・ちょっとお名前なかったので休載かもしれません。
あと、文乃ゆきさんのファンの方は茜田 千さん名義の『さらば、佳き日』も読んでるかなと思うのですが、最新話が掲載されていますヨ!
ちょっとBLでない事でスミマセンが、私は「さらば、佳き日」も好きなので(#^_^#)
ということで感想でした!
ひだまりが聴こえるーリミットーコミックス感想
10月28日発売のコミックスの感想を書きました。こちらも参考にしてみてくださいね!
https://snow-blmanga.com/hidamatigakikoeru-limit-01kan/
電子書籍
ひだまりが聴こえる-リミット-2巻
Cannaは電子でも読めます。ひだまりが聴こえるーリミット-は単話でも読めたりするので電子で是非チェックしてみてください。
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