Canna vol.59掲載、文乃ゆきさんの「ひだまりが聴こえるーリミットー」第8話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回のストーリーは【ひだまりが聴こえるーリミットー2巻】に収録される予定です。
千葉さんの弟リュウくんと航平が仲良くなってきましたね・・・。そしてリュウくんの言葉に耳を傾け始めてしまったような航平。
そんな時に太一が大学を辞めたのは自分が関係していると知ってしまい、ここから徐々に太一との関係にちょっとした溝が。
太一と航平の意思疎通がいま上手くいってないっぽくてちょっとハラハラしてしまいます。
今回も、2人で会ったりしていい雰囲気かと思いきや、航平の態度がけっこう気になる(T^T)
Canna vol.59の紹介&ひだまりが聴こえるーリミット-8話の掲載P数など
第8話の簡単な感想
- 太一もどことなく航平の変化に気づいてきてる!?
- 太一のおじいちゃんの病気がすっごく気になる・・・。
- 世の中、障碍があると知って逃げる人、利用する人色々いるんだなぁ(T^T)
- 航平の今回の態度はちょっと残念。
- リュウくんの所へ行って航平と太一の関係が良くなるか悪くなるか・・・すっごく気になる。
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ひだまりが聴こえるーリミットー2巻第8話のネタバレあり感想
今回は29Pということで、いつもの感じよりは少し少なめだったでしょうか。まだまだモヤっとした展開が続いています。
太一がだんだんと航平の変化に気づいてきているようなので、2人がぶつかり合うのも時間の問題かなぁと思います。
この2人は考えている事、思っていることをもう少し口に出して欲しいです・・・。
蟠りもあるので、それを解消するためにももっとぶつからないと今の関係は発展しないのかなぁと。。。
大切な存在だからこそ、やっぱりいいことも悪いことも話ていきたいですよね。
あと・・・なんか今回は太一のおじいちゃんの様子がすごく気になりました。
おじいちゃん前回の入院で先生から何か言われているのかな・・・と。あまりいい状態じゃないのかもしれませんね(T^T)
亡くなったお祖母さんの写真見て「おめーも何笑ってんだよ・・・」っていうセリフのところでなんかぐぐっときてしまいましたヨ。
こういう演出の上手さというか表現の仕方が文乃ゆき先生らしくて・・・ほんの1コマなのに感情移入しちゃいました。
あと・・・今回の最後のほうの航平・・・ちょこっとモヤっとしました。太一に遠慮しているのかしら。
気になるおじいちゃんの体調
今回は太一の夢から。
航平が線路のほうに向かってふらふら歩いているのを見ている太一。
線路は遮断機が下りようとしているところだったので焦ってるのですが、何度航平の名前を呼んでも太一の声は届かずどんどん歩いていってしまいます。
「待て。。。っ」と言っているところで「太一」と呼ぶ声で目が覚めます。
「起きろ!!太一!!起きやがれ!!」
起こされた太一は時間を見てびっくりします。
今日は航平と会う約束をしてたようですが・・・11時待ち合わせなのに時刻はすでに10時38分(~_~;)
おじいちゃんに若干怒りながらも出て行こうとする太一(着替えずに出て行こうとする姿にくすっとなりました)
その横で・・・ゴホゴホとおじいちゃんが咳き込みます。
「じーちゃん大丈夫かよ 風邪なら病院行けよ」
「ケッるっせーや 風邪ぐれーでくたばりゃしねーよ」
屁理屈いってないで、病院に行って欲しいと念押しする太一ですが・・・・急ぎなのでそのまま待ち合わせ場所に向かいます。
ゴホゴホゴホッ
太一の居なくなった部屋でさらに咳き込むおじいちゃん。
「・・・っはー・・・とによぉ・・・」
「シャレになんねーぜ全く・・・」
おばあさんの遺影をみながらおじいさんは呟きます。
「おめーも何笑ってんだよ・・・」
この見せ方からいって、おじいさん・・・・病気なんでしょうね(T^T)
太一には伝えてないような病気を抱えているのかなぁって思いました。
注目される航平
待ち合わせ場所で待っている航平。
太一と久しぶりに会うので、どこへ行こうか・・・太一の行きたいところ・・・と考えています。
すると・・・『お前の役にたてたら そう思ってー』
そう言った太一の言葉を思いだしてしまいます・・・この辺はずっと航平の中でひっかかっているんですね。
「すみません ちょっといいですか?」
急に声をかけられる航平。
太一は急いで待ち合わせに向かっています。
一生懸命航平を探していると・・・航平が男性と話してて困っているのが目にとまります。
「何やってんだゴルァー!!」
突進してしまう太一(~_~;)こういうところは今も昔もかわってないですね笑
「なっえっ誰キミ!?」
航平に話しかけて来た人は、なんと芸能プロダクションの人でどうやら航平をスカウトしてたようです。
航平は顔もいいし、スタイルもいいし舞台映えすると思って声をかけてきたようですね。
「もし他の事務所に入ってないならねっ?一度うちの事務所見学にきてよ、ね?」
「え、あの・・・」
ここで太一がもういちど航平にわかるように話します。
「すぐ決めなくていいって 今度事務所見学来いってさ」
「あれ?もしかしてキミ耳とか悪い?」
「え?」
「耳わりーのかって」
「あ・・・はい 難聴で補助器つけてます」
「あー・・・そうなんだ」
がっかりしてため息をつくスカウトマン。急にそれじゃ難しいよねといって帰ろうとします。
この態度の変化にやっぱり太一は怒ります。
「何だよその言い方 何が難しいんだよ あんたこいつの事何もしらねーくせに何決めつけてんだよ」
「もういいから行こうよ」
航平が太一を止めるのですが・・太一は怒りがいっこうに収りません・・・。
なんだかんだしているうちにスカウトマンは逃げていってしました。
「太一 本当にいいからっ」
「よくねーだろいあんな言い方されて!黙ってられっかよ」
「太一はっオレのためにそんなことしなくていいから!」
このセリフに・・太一はすごくびっくりした様子でした。
航平ママのこたえは?
珍しく航平ママの場面。
撮影だったようです。
「すみません杉原さん急な日程になって」
「いいのよ~今日は生徒さん少ないしちょうど良かったわ」
すると・・・撮影スタッフさんが航平ママに今日は息子さんはいないのかと尋ねてきました。
「あー・・・あの子は今日はちょっと出掛けてて」
「何時頃戻られます?」
「あの・・・あの子が何か?」
「あーいえ、鈴木さんからお聞きしたんですけど 息子さん聴覚障碍をお持ちなんですよね?」
そしてかなり美形だと。だから、障碍を持つ息子を支えながら料理で仕事をする母親というのでドキュメンタリーなんかを制作したら盛り上がるんじゃないかと言い出します。
「よかったら後で息子さんにも取材させてもらえませか?」
航平ママは・・・
「・・・わかりました そういう事なら」
と言って場面が変わるのですが、きっとこれは断りの言葉だと思いました。
そういうことなら取材はお断りします、だと思います。。。
航平にドキドキしている太一がかわいい
航平と太一の場面。
外で食事をしてました。バーガーを頬張る太一・・・かわいいですね(*^_^*)
「ははっ太一ってば」
急に航平が笑い出します。
「ソースすごいついてる」
「んあ?」
「口紅みたいになってるよ」
それを取ろうとするのですが、なかなかうまく拭き取れないでいると・・・・
航平が手でソースをぬぐってくれました(≧∇≦*)
そのソースをなめる航平の色っぽいこと!!!
それを見て動揺してる太一がこれまたかわいい★
(なんでこんな動揺してんだ俺・・っ なんかすげーはずかしい・・・っ)
こんなことがサラっとできるなんて慣れてるのか!?モテるし彼女とかいただろうし・・・とちょっとモヤっとしてそうな太一・・・
こんなことを考えるだけでもすごく成長したというか・・・恋愛っぽくなってきましたよね(*^_^*)
航平は・・・そんな太一を見てたかと思ってたのですが、見てたのはまくり上げた袖から見える太一の火傷の痕でしたね・・・
まだ気にしてるんですね。。。
自分が太一の負担になっているんじゃないかとか、自分のせいでとか思っちゃってるのかなとか・・なんか航平の考えている事はマイナスな事のような気がして・・・
ちょっとため息★(私がです(~_~;))
どこでもいいよ俺は
食事も終わり、次の予定をたてようとする2人。
すると・・・太一の言葉から「千葉さん」という言葉が・・・(~_~;)またね・・千葉さんって航平には禁句よね・・・。
「・・・千葉さんって あの人すごく手話上手いよね」
「手話・・・?そうか?」
航平はリュウくんとの手話を見てそう思ったようです。
しゃべりながら日本手話をしていたと。
日本手話は日本語と文法が違うから、話しながら同時に手話をするというのはすごく難しいんだそうです。
でも。、実際の千葉さんはあまり手話など使わないのにな・・・と太一は考えています。
ここで航平が「調べたらバッティングセンター近くにあるよ」と声をかけました。
太一はナイス!!!と乗り気ですが、航平はそれでいいのか?と尋ねます。
「行きたいところとかねーの?時間あんだしお前の行きたいことろも行こうぜ!」
「どこでもいいよ俺は」
「太一が行きたいならそれでいい」
そう言いながらスマホを見ている航平・・・そんな航平を見て,太一がちょっと曇ったような顔をします。
「・・・何だよ、それ」
ブーブー
航平のスマホにメールが。
太一は・・・航平のさっきのセリフでものすっごくモヤモヤしていました・・・
(なんなんだよ・・なんでこんな 航平の態度が気になるんだ)
(こないだからずっとこうだ)
「・・・なぁ航平おまー」
航平に声をかけようとした太一は・・・信号が赤なのに歩こうとしてる彼を見てびっくりします。
「あぶねぇ!!」
なぜ、信号が赤なのに気づかなかったかというと・・・リュウくんからのメールを見てたからでした。。
メールには新作のお披露目会を今日やるから来るか?というものでした。
「リュウって・・・あのオレンジ頭?」
「うん・・・今日新作ゲームのお披露目会やるんだって それに来ないかって」
「ごめん すぐ断りのメール打つから待って・・・」
すると太一は、なぜ行かないのか?と不思議そうな顔をします。
「行こうぜ オレンジ頭の所!」
ここで次号です。
感想まとめ
リュウ君は確実に航平に影響をもたらしていますね・・・。
というよりも、航平が太一の人生を邪魔してしまっているのではないか?という疑問からどんどんと距離を開け始めたように思います。
ここは、太一と航平がもう一歩お互いの心の内を話すことによって歩み寄れるのかなぁと・・・。
それが難しいのですけどね・・・きっかけとかないとね(~_~;)
リュウくんにこれから会いに行くのかどうかははっきりと今はまだわかりませんが、会った時に太一がどう反応するか。。。
きっと・・・リュウくんと航平は手話を使うでしょうし・・・。
彼が太一に対して壁をつくるのもわかってしまうでしょうから(太一が)ここで太一がどう出るかにもよるかなぁと。
ただね・・・今回の航平の対応はちょっと太一ではないですがモヤっとしました。
早くモヤモヤがなくなって欲しいです。
ずっと航平は自分が太一の足枷になっているのでは?と思っていると思うのですが・・・もしかしたらおじいちゃんのエピがこれからきて太一の役になってると思えるようになるのかなぁと。
太一にとったらおじいちゃんに何かあったら本当に不安で仕方ないですし、頼れる人もいませんからね・・・。
太一だって航平に救われてることっていっぱいあるので、そういうのがきちんと伝わっていけばなぁと思います。
それにしても太一のおじいちゃんの体調が気がかりですね。。
今回は、太一の反応がかわいかったので、そこだけニヤニヤ。
リュウくんと千葉さんの件も、色々と進展があるといいなぁ・・・お披露目会は千葉さんは来ないのかしら。
太一が呼んだりする展開とか・・・ないか(~_~;)
ということで感想でした。今回よりは次号の方が色々と詰め込んでありそうな予感。
やっぱりリュウくんが登場するときの方がストーリーが動く気がしますね。
今の2人にとっては千葉さんとリュウくんがキーマンになってると思います。。。わかっていてもモヤモヤが続くとちょこっと沈みますね・・・。
太一のかわいさが救いです(≧∇≦*)
電子書籍
ひだまりが聴こえる-リミット-2巻
Cannaは電子でも読めます。ひだまりが聴こえるーリミット-は単話でも読めたりするので電子で是非チェックしてみてください。
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