ビーボーイゴールド2020年2月号掲載、鹿乃しうこさんの【Punch↑】23話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の23話は【Punch↑7巻】に収録予定です。
待ってましたよ~本当にこれから動いていく感じなのですごく楽しみにしていました。初めて渋沢が本気になるかも!?な予感。
壬生の大切さがこれからわかってくるのかな。。。そうだといいですね。
Punch↑23話 ボーボーイゴールド2月号
掲載P数 | 22P |
満足度 | |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 牧 VS 渋沢
- 牧さんの本気を見た・・・
- 壬生のところへ出向く渋沢だけれど、壬生には冷たくあしらわれる。
- 渋沢の指にはめられてる指輪が切ない。
【ネタバレ注意】Punch↑7巻23話 感想
なんかページ数は少ないけれど、すごく濃かった。久々に牧さんかっこいいなぁって思いましたよ。いつもは三枚目のカレだけれど、浩太が絡むと本気モード。
浩太・・・愛されてる(⌒∇⌒)
壬生と渋沢もいよいよ関係が動きだしそう。結局・・・壬生が奉仕しすぎてそれが麻痺してた状態だったのかもしれませんね。渋沢はもともとサイコパス気質は持ってるにしろ・・・
壬生には特別な感情はあったのだと思います。それが自分の中でもはっきりしてはなかったでしょうが、離れた事でわかってきたのではないでしょうか。
せっかく離れようとした壬生にとってはいいのか悪いのか・・・な感じではあるのですが、壬生の今までが報われると思うので・・やはり二人にはうまくいってほしいなと思います。
渋沢が変わるには、やはり壬生の存在は欠かせないですね。というか、本人がそう望まなければ変わることはないでしょうが・・・今の渋沢は変わりたいと思っているのだとすごく伝わってきました。
あんたに変わってほしい
前回、牧さんに会いにきた渋沢ですが、なぜか浩太から家に招かれます。
そこに牧さんが帰ってきて・・・なところで終わってました。
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浩太に「あんたに変わって欲しい」そういわれた渋沢。
するとここで牧さんが部屋に入ってきて・・・慌てて浩太は「違うから 今日は俺が飯に誘って家に・・」というけれど聴こえていない様子。
渋沢の胸ぐらを掴み、投げ倒します。そして1発・・・。
さらに腕を振り上げると・・・怖い顔して睨む渋沢が目に入ります。
次の瞬間、牧さんは渋沢からの頭突きをくらってました。激しくやりあう二人。
「もういい志晴っ 渋沢さんも・・・ッ」
牧さんは大声で渋沢に怒鳴ります。
「浩太に何かしてみろ 殺すぞ」
そう言って渋沢から離れました。
「その顔は征哉の時にも見せなかったな」
浩太は「家に入れた俺が悪いんだ」と渋沢をかばうように牧さんの前に。
お前の為ならなんだってする
渋沢が帰った後、浩太は牧さんの手当てをします。
靴も脱がずに部屋に入ってきたのを見ると・・・よっぽど頭に血が上ってたのかな。必死だったのでしょうね。
浩太は、渋沢が自分に手出しできるはずもないし、もし何かあれば自分が殴って失神させると言います。でも・・・牧さんはそういう話ではないと。
「何もできないでいるのは もう嫌だ 俺が嫌なんだ」
壬生さんとの過去もあり、牧さん自身も変わりたいと思っての行動だったみたいですね。
「お前の為なら なんだってする させてくれ」
そんな牧さんの言葉を聞いて浩太は・・・牧さんを抱き寄せます。
「・・・ありがと そんなこと言わせるつもりじゃなかったんだ」
でも浩太は、今渋沢を嫌えないと言います。
それは・・・こうやって牧さんが自分のために必死になってることがすごくうれしいと・・・そう言って涙を流します。
それに渋沢は、自分が思ってる以上に落ち込んでるようだという浩太。
「気づけばいいのにって思ったんだ それで傷つけばいいって意地悪な気持ちもあったと思う」
浩太自身も牧さんのために何かしたかったのだと言います。
「的はずれでも何でも」
牧さんは、今回渋沢がいつもと違ったと感じたようです。
「あいつ 殴り返してきやがった」
「あんなに余裕ないとこ初めて見たよ」
必死な渋沢
白石さんの事務所にて。
壬生か帰ろうとしたとき、白石が声をかけます。
「壬生君・・・!時間あったらこれから一杯どう・・・?」
誘われた壬生ですが、引っ越しの片づけも終わっていないし明日には皆に歓迎会してもらうのでとやんわり断ります。
白石さんはただ一緒にいたいだけのようですが(⌒∇⌒)
話しながらビルを出ると・・そこには渋沢の姿が。
「その学生みたいな格好は白石君の趣味か?」
「・・・これは渋沢先生 どうもご無沙汰してます・・・っ」
すると壬生は、
「・・・行きましょう白石さん 歓迎会・・・店はどこでしたっけ?」と言ってこの場を離れようとします。
「ああそうだッ 申し訳ないですが他の者達を待たせてるんで 私どもはこれで・・っ」と壬生に話を合わせます。
でも渋沢はその歓迎会についていくとまで言い出すの。
白石さんは壬生をかばうように今日のところは・・・と言うのですが・・・
「よほど緊急のご用事やったら今承りますけど」と壬生。
「君の顔を見に来ただけだ」
「そうですか せやったらこれで失礼します」
先生が必要としてるのは駒としての俺
その後、渋沢はたびたび壬生のもとへ来るようになります。(外で待ってるみたいですね)
白石さんは自分が話をつけてくるというのですが、壬生はほっときましょうと。
「しかし・・・っ」
「白石さんが誤解されるんは避けたいんです」
これ以上迷惑はかけられないという壬生なのですが、白石さんは「迷惑じゃないさッ」とちょっと好意が表面に出てます。。
それでも連日の渋沢の訪問は・・・ほかの者達にも影響がでていると白石は気にします。
壬生がビルを出ると、まだ渋沢が居ました。
「今日は白石くんと一緒じゃないんだな・・」
壬生は渋沢に1枚の紙を渡します。そこには新居の住所が書かれているようです。家には上げないけど、ここに居座れるよりはいいからという事みたいですね。
でも渋沢はその紙をビリビリと破り捨てます。
「新居ならもう知ってる」
いきなり新居へ行くと不快だろうから職場にしたということでした。おぉ~渋沢が壬生に気をつかってるの?とびっくりしました。
「迷惑だったなら謝るよ」
すると壬生は、自分が辞めたことで色々と迷惑をかけたことは謝るけれど、もう事務所には戻るつもりはないとはっきり伝えます。
「先生が必要としてるのは駒としての俺やてわかってます」
「・・確かに 君が辞めてどんなに君が使える人材だったか再確認したよ」
「君が居ない家の味気なさも」
「嘘や」
渋沢は「眠れないんだ」と言います。でも壬生はそれを聞いても「過労か加齢のせいやないですか」と。
あなたの愛し方じゃ駄目なんです
渋沢は、もう事務所に戻れとはいわないからたまに会いたいと伝えます。
「・・たまに抱きたくなった時にですか?」
「世間じゃそれを交際と言わないか」
「それはセフレ言うんです お歳やからご存知ないかもしれませんが」
でも渋沢は、いくら自分でもセフレに指輪は渡さないというの。そういえば・・壬生の指輪はもうないですよね。
渋沢の指には今でもまだはめられていて、ちょっと切ない。
「それでも俺はあなたの愛し方じゃ駄目なんです」
愛というのも違うとすら思っていると壬生が言うと、渋沢は・・・それなら君が望む形を教えてほしいと言って・・・・。
感想まとめ
今まで壬生の事など考えもせず、自分本位だった渋沢ですけど・・・なんかずごく変わってきましたね。
というかわからないなりに必死になってる姿にびっくりしました。
浩太と牧さんの想いが通じたのでしょうか!?
もともと渋沢にとっては壬生の存在は大きかったのだと思います。でも壬生が全部やってしまうのでそういうのに気づかずにいたのかな?とも思えます。
まさか壬生が自分から離れるなんて思ってもいなかったでしょうし。
だから・・・壬生が今回離れた事は結果的に良かったのだろうと思います。
個人的には壬生は髪の毛下したほうがいいですね!好みです。
でも渋沢なりに壬生に寄り添おうとしているのだなというのが今回わかってちょっと渋沢が好きになりました。
とはいえ・・・今までしてきたことは到底好きにはなれませんが。
そこまでの独占欲がありながらどうしてほかの人に抱かれるのを楽しそうに見ることができたのか・・これも一種の性癖なのか本当にサイコパスなのか。
本人も色々な感情が欠落していると自覚はしているので、サイコパス寄りなのかもしれません。
壬生がそういった本を読んで寄り添おうとしてたように、今回は渋沢の方が壬生の望む形を知りたいと思っています。次話では壬生がどんな言葉を渋沢に返すのかすごく楽しみです。
でも次は6月号・・・4か月後ですね!しうこさんの作品、大好きだからもっともっと色々と読みたいです。。。
イァハーツの心霊メイトも続きが読みたいのですが、続き・・・あるでしょうか!?
ということで!ビーボーイゴールド2月号掲載、Punch↑23話の感想でした。
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