シェリプラス2022年1月号掲載、キヅナツキさんの【ギヴン】柊mix-14話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の14話は【ギヴン8巻】に収録予定です。
立夏と真冬・・・ちょっとすれ違いまくっていますが、今回もそれは続いている様子。
これは立夏がサポートについた柊たちの楽曲演奏が終わるまでは続くのだろうなぁ・・・と思いながら読んでいます。ライブももうすぐなので、それまでの辛抱でしょうか。
真冬も色々と思い悩んでいるけれど、きちんと【答え】がみつかるといいな。
ギヴン8巻-柊mix14話 シェリプラス2022年1月号
簡単なあらすじ・ポイント
- 真冬は何かに迷っている
- それぞれの進路希望
- 結局は音楽で
ギヴン8巻-柊mix14話 あらすじ・感想
ギヴン・・・なかなかサラっと読めないですよね。なんでしょ・・・心情というか言い回しが難しいのかしら?
今回はとにかく立夏が音楽に真正面から向き合ったような、そう決意するような展開だったかなと思います。
あとはそれに引っ張られて真冬が色々なことに気付いたり、目標持ったりと変化していってほしい。確かに進路とかって悩む時期でもあるし、それが自分の一生に繋がっていくことにもなるから怖いかもしれないけれど・・・
真冬は音楽の道に行かなかったら何するんだろう?ってちょっと疑問に思ったりもするのですよね。
作中の立夏の心情にもあったように、真冬って基本誰かに押されたら引くタイプなんですよね。自分がこう!って思って進まないとダメなタイプ。
かといってこうだと思っても自分から動けるかと言ったらそうでもない・・・難しい子なんですよねぇ・・・。何考えているのかちょっとわかりにくいですし。
だから立夏は引っ張るというよりは、真冬が決心できるだけの材料を提供するだけしかできないとワタクシ読んでて思っていて。
是非とも立夏には。。。真冬がズキュンとくるような、そんな音楽を演奏して欲しい。
グダグダしてるのはもうそろそろいいかな・・・って思ってしまいます。読んでる方としてももうそろそろ・・・って感じですよね。
なので!今回は立夏がより自分の音楽に対しての向き合い方が分かったような展開でしたし、次話から動くんじゃないかな~って期待してます。
前置きが長くなったのですが、ここから本編です。
真冬は何かに迷っている
前回は真冬に呼び出された立夏でしたが・・・ライブのチケットを渡そうとした時に思い切り拒否られたというか・・・嫌そうな感じを真冬がしましたよね。
そしてそんな真冬を置いて先に帰ったという・・・・。
帰宅してからちょっと暗~い感じになってて不穏だなと思った13話ラストだったのですが、今回はその続きから。
時間が経つと、落ち込むというよりは怒りがこみ上げてきた立夏。
なんでしょ。。前回の真冬の拒否にちょっとくるものがあったのでしょうかね・・・
サポートを受けたことに関しては、確かに真冬が他のバンドで歌っていたりしたらすごく嫌だし見たくないと思うと理解を示す立夏ですが、それでも毎回自分ばかりがふられていることに思うところがあるようです。
(なんでいつも 俺が押すと引くんだよ!!)
どうして未だにそうなのか、真冬にとって音楽はどうでもいいのか?と考える立夏。
でも、どうでもいいわけではないともっと真冬のことを考えようとします。
(そうだ 真冬は いつも迷いが無いときは誰より前のめりだ)
そしてはっとします。
(そうか 何かに、迷ってるんだ)
彼が迷っていることに気付いた立夏。そして秋彦の言ってた言葉を思い出します。
TVの画面には、柊達のバンド【syh(シー)】のメジャーデューシングルの映像が流れていました。
それを見ながら結局は俺のやり方でやるしかない、と立夏は思うのでした。
れぞれの進路希望
真冬の場面。
学校へ行く途中で真冬に声をかけてきたのは板谷くん。
サッカー部の彼ですが、試合後で朝練がない日だったからと真冬の登校時間と一緒になったようです。
『真冬さ 進路相談のアレ提出した』
そろそろ提出期限だというのですが、真冬は・・・知らなかった!?みたいな感じです笑
少し考え込む真冬ですが、板谷くんに『もう出した?』と尋ねます。
板谷くんは。。。なんと!!
もうサッカーのプロチームに内定が決まっているのだとか。
前の大会で良い活躍ができた彼は、色々な所から声をかけてもらったみたいですね。
でも、1つしか選べないので迷ったという。そして出したこたえは・・・
『一番しんどそうなとこ 選んどいた』
『・・・・・・すごい』
『だろ!?』
『・・・・すごい みんな、決めてるんだ・・・』
学校についた真冬が下駄箱を開けると・・・チケットが置いてありました。
それを見て咄嗟に閉めた真冬ですが・・・再度開けてみてもチケットはあります。
ここでね~板谷くんに声をかけた子の隣に立夏もいたのですよね。真冬の行動見てた可能性もある・・・どきどき。
でもひとことも二人は話さずでした(T^T)
そういうのは周りの子も気付くようで(真冬がちょっとおかしいと感じたようです)、立夏に『・・・お前と真冬ケンカした?』と聞いてます。
『・・・!!まぁちょっと 避けられては・・・いる、と思う』
いつもなら真冬にちょっとそっけなくされるだけでワーワー騒いでたのに、って突っ込まれてる立夏にクスっとなりましたヨ。なんか・・・情景が浮かんでくる~。
立夏は真冬大好きですもんね!
結局は音楽で
普段ならば真冬に避けられたり、そっけなくされたら騒ぐ立夏ですが、今回は色々と考えて距離を置いているようです。
真冬が迷ってる時は口で言っても意味がないし、強く押すと拒まれるのがオチ。
昨日TVに映った柊達を見て、彼らは本当にプロなんだと実感したと。
(俺は今 舞台に上がれるチャンスがある)
(なら、もう音楽で 真冬を殴る)
真冬を動かすのは音楽!ということで真っ向勝負にでるようですね。
自分自身が音楽で向き合う、向き合いたいと思う立夏。
ライブも日にちが迫っています。
問題は・・・立夏が全部ぶつけたいと思っているそのライブに真冬が来るか・・・ですね。
感想まとめ
真冬ひとりだと行こう!と思うかな・・・と心配。
ここは幼なじみコンビが背中押してくれるといいなぁと思うけれど、柊と玄純も真冬にとっては嫉妬の対象なんですよね恐らく。
難しい子ね・・・(T^T)
結局、立夏が音楽でと思っているけれど・・・どうなったら真冬が動くきかっけになるんだろうか?ってちょっと考えてしまいます。
由紀の歌がきっかけにはなるとは思うのですが、どちらかといえば柊や玄純に立夏をとられたくない!とか思ってギヴンでプロデビューして欲しいなって思ったりします。
もう少し真冬もこれは俺の!みたいな感情表現してもいいと思うのですよね。
次話は柊がライブに行って見ようと思う『何か』、が描かれるのかな?と予想しています。
真冬の『迷い』というのはずっと音楽でやっていけるか、という迷いなのかしら?もっともっと真冬の本音が知りたいなと思う今日この頃。
だって、ずっと同じ仕事していける人ってそう多くないと思うのですよね。これになりたい!って思って努力してもなれない人だっているわけで。
それに転職する人だっているし、資格とったのにその方向に行かない人だって世の中にはいる。
目の前にメジャーデビューが転がっているのに、先々を考えて不安になってダメにするのってどうなのかしら。何が真冬にSTOPかけるのかしら。
若いんだから転んだっていいじゃない?って思うけれど。。。
なんなんでしょうね。由紀の夢を自分が叶えていいのだろうか?とか・・・は特にそんな風に思ってる感じはしないので違うかな。
若いうちは立夏のように頑張ろう!ってエネルギーみなぎってる方が若々しくて読んでて好きなのですが。。。
まずは真冬は音楽がしたいかしたくないか、音楽の道を諦めるだけの別の何かがあるのか?と自問した方がいいような気がします。
バンドより大学行きたいとかあるのかないのか。
1度整理するために自分の気持ちをノートに書いてみたら、色々と考えがまとまってくるのではないかな・・・と本気で考えてみました(笑)
とりあえずこのネガティヴな感じから脱して欲しい~。
由紀~~~~~~真冬の背中押してやって!!!
ということで!ギヴン最新話の感想でした。
ギヴン7巻、購入してまだ読んでいないけど、今回は紙電子同時だったのですね!もう読まれた人も多いかな???