シェリプラス2022年7月号掲載、キヅナツキさんの【ギヴン8巻】柊mix-17話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の17話は【ギヴン8巻】に収録予定です。
なかなか動きのない展開が続いていますが、やっと次話から動きそうな予感!?
真冬の気持ちが少しずつ変わってきてるのかな?と感じたり。でも最後に登場した人物・・・それを見てああやっぱりなぁ・・・って思いました。
ギヴン8巻-17話/シェリプラス2022年7月号
掲載P数 | 34P |
満足度 | |
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【ネタバレ注意】ギヴン17話 あらすじ・感想
ギヴン8巻17話 あらすじ
ライブの日が来てしまうとまだ迷っている真冬。行きたくないという気持ちがあり、どうしてそう思うのか、何故あの時に立夏から目を反らしてしまったのかわからないでいた。
立夏が誘ってくれるのは嬉しいのに・・・行きたい、行きたくないと感じる自分に戸惑っている真冬に柊から電話がかかってきて・・・
柊からライブのチケっトを渡された真冬。さらに彼から『俺に上ノ山くんを貸してくれてありがとう』と言われる。
そして真冬の気持ちを考える余裕もないくらいやりたい事、乗り越えたいことがあったのだと。
どうしても真冬に聴いてもらいたいと言われた事で真冬にも少し変化が。
学校にて。
ぼ~っとしている真冬に声をかける立夏の友人たち。すると真冬は、そんな二人に『進路とか決めた?』と尋ねた。
急な言葉でハテナ????な二人だけれど、大学進学や考え中とそれぞれこたえた。
やりたい事があるわけではない、色々と考え中だという二人に衝撃を受ける真冬。でも二人は、立夏のようなのが普通ではなくて模索してる子の方が多いと言う。
そんな二人は、今真冬と立夏がどうしてギクシャクしているのかを察したようで。。。
真冬にとってはかなり貴重なアドバイスを残していくのだった。
真冬が下駄箱をあけると、そこには立夏からだと思われるチケットが置いてある。やっと真冬はそのチケットを手にすることができ...!?
ライブ当日。
どうしようかと迷いながらも駅まで来た真冬は・・・久々にある人物と出会った。
ギヴン8巻17話 ネタバレ感想
ここからは17話を読んでの感想になるので、ネタバレ盛大になります。気をつけてくださいね!
上ノ山を貸してくれてありがとう
ライブに行きたい、行きたくないとまだまだ迷い中の真冬。その気持ちがどこからくるのか、なぜ行きたくないのか・・・まだわかっていないというのもあって悩んでいるのかな。
立夏からの誘いはきちんと嬉しいと感じてるっぽいけど、そういう気持ちとは裏腹に・・・という感じなのでしょうね。
まぁ、、、嫉妬もあると思います。柊たちに対して。そして自分よりも柊たちと一緒にいる時間が長くなってる立夏に対して。
でも今回、柊が真冬の所に来てくれたのがすごく良かったように思います。
目的はライブのチケットを渡すためのようですが、ちゃんと真冬に立夏の事を伝えたのが良かった♥
『あと 伝えるのが遅くなっちゃったんだけど』
『俺に上ノ山を貸してくれてありがとう』
この言葉を言われたときの真冬の表情がね。やっぱり真冬のモヤモヤの一つには立夏が取られそうという気持ちもあったのかなあ。。。って思いましたヨ。
柊も真冬だとこんなに色々と素直に話すのね(≧∇≦*)
柊自身も乗り越えたい事があるというのも伝えることができて良かった。(乗り越えたい事というのは柊も真冬も立夏も・・・同じだとは思いますが)
本当に由紀ってすごい存在感なのだなぁって思いました。
『俺のわがままなんだけど 真冬に聴いてもらいたいんだよな 俺のために』
そう言われたら、いきたくないって言えないですよね。
真冬のために聴いて欲しいなんて言われても、きっと真冬はいかないと思う。でも、柊のためなら行くかもしれない(*^_^*)
柊からなんか応援のことばちょうだいって言われて、喉大事にね!って言う真冬がかわいいな・・・なんて思いました。
柊は、真冬から言葉が出て来るとか思ってもみなかったようですが。。。前向きな言葉でちょっと驚いてましたね。言った真冬自身もなんか微妙な顔してましたけど。。。
それどんな感情?って聞きたくなります。真冬って本当に不思議くんですワ。
それぞれの進路
学校にて。放課後に玄関でぼ~っとしている真冬を見たたまに登場する女の子・・・・すぐに名前出てこない(^_^;)
(わかりやすく迷子の子犬みたいな顔して・・・)
って思ってるけど、これ・・・母性本能くすぐられちゃいますよね。真冬ってほっとけない感ありますしね。
あまり真冬とは話した事はないしなぁ・・・と感じながらも彼女は声をかけるの。
今日立夏がお休みだから元気かな?と気になったと話していると。。。
そこに植木くんも合流。
植木くんは直球で『上ノ山と仲直りしたか?』と真冬に聞きます。
真冬はなんてこたえるのかな?と思っていたら・・・
『ふたりは進路とか決めた?』
(笑)
話が飛んだかな?と思ったのですが、これって真冬のなかでは繋がっているのだと思います。
二人は当然????な感じなのですが、立夏との関係が拗れているのも真冬の中では『進路』というのが大きいのかな?と。
二人はそれぞれ大学進学、まだ考え中と応えるのですが・・・やりたい事があるわけでもなく・・・という感じなのでしょうね。
立夏はやりたいことがはっきりしているけど、普通は今生き方なんか決められないというのが二人の本音。
『考える前に適当に進んでみてもいいんじゃない』
この二人の言葉がどれだけ真冬の気持ちを楽にしたのだろうか?と考えてしまいました。
ここでやっと・・・・やっと立夏からのチケットを手にすることができたのだろうなと。
でも2枚。。。2枚もある~・・・と思ってたのですが、これはラストでそういうことか!と。
こういう構成うまいなぁ・・・って思いましたヨ。
どういうこと!?と思うでしょ。
ライブ当日、真冬はある人に偶然会うんです。
その人と一緒にライブは見にいくのでは!?と思ってて。そのために2枚のチケットが手元にやってきたのだろうと。
誰が真冬の背中を押すのかな?と考えていた時、この人も候補だったのですよね。
だから登場してあ、出て来た!と思いました。
まぁ真冬の気持ちがわかるかどうかはわかりませんが、きっと何かしらの変化は与えてくれる人なのだと思います。
実際、真冬の歌で変わった人の一人だと思うので。
動きがないかな・・・とここ数話読んでいましたが、次話はすごく楽しみです。ライブ当日まで来たので、やっと動き出しそうです!
感想まとめ
今まで真冬の周りにはバンド関係の人が多くて、真冬の気持ちよりは立夏のような考えの人が多かったのですが・・・
今回はすごく素直な高校生の感情が出て来て、真冬も少し気持ちが楽になったのでは????と思ったり。
ライブ当日になり、行く気持ちはあるけど行くのがまだ怖いという感じの真冬。
ここである人に会ったので、ライブには行くのだろうなと思います。
早くから音楽の道に決めていた人物・・・むしろそれしかない苦しさとか色々と知っていると思うので、色々と刺激を受けるのではないでしょうか。
いい刺激になるといいな。
あとは柊や立夏たちの音楽が真冬にまっすぐ届くといいなと思います。
次話はシェリプラス2022年9月号に掲載予定です。