Canna vol.68掲載、座裏屋蘭丸さんの【シャングリラの鳥 7話】のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の7話は【シャングリラの鳥2巻】に収録予定です。
感想が遅くなってしまいました。スミマセン。
シャングリラの鳥♪いつ二人の間に恋が芽生えるのかと楽しみに読んでいる作品です。
それぞれの背景も面白いし、やっぱり引き込まれますね。
最初は男娼ということでう~ん・・・テイスト的に苦手分野かも!?と思ってたけれどそこは座裏屋蘭丸さんでした。確かにエロイ、男娼という仕事も作中でしっかり描かれている。
でもそれ以上に。。。それぞれ過去に傷を負っているだろう二人から目が離せなくて。Cannaで楽しみな作品の一つになっています♪
シャングリラの鳥の最新話を読む方法
シャングリラの鳥7話 Canna vol.68
掲載P数 | 20P |
満足度 | ★★★★☆ |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 6話その後からスタート
- 男娼と試情夫はNGだが試情夫同時はオッケー
- 爪を噛むフィーの深層心理とは!?
【ネタバレ注意】シャングリラの鳥2巻-7話 感想
今回は・・・どうかな!?萌えとしてはあまりなかったです。ちょっと小難しい話が出てきたかなという印象でした。
アポロとフィーの関係は進展もしてなければ後退もしてないので、何がきかっけで二人がぐっと近づくのか楽しみです。次話あたりからググっとお話が進むのかな!?と感じました。
何かが起る前の・・・静かな夜っていう印象です。
アポロの抱えているものは出てきましたが、フィーの抱えているものはまだ出てきていないのでその辺りが今後出てきそうですね。
フィーが言っていた「人を殺したかもしれない」の意味もまだわかりませんし。
では早速!
フィーが起きるまで
6話では、寝ているアポロのところにやってきて一緒に眠るフィー・・・
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ラストは起きたアポロですがフィーが寝ているので起さずにそのまま一緒に過ごしているところで終わってしました。
今回はその続きから。
目を覚ましたフィー。暫くぼ~っとしています。
目が覚めた時に隣に人が居るっていうのはフィーはどう感じたのかな!?そういうのも気になってしまいました(*^_^*)
その後の二人なのですが・・・至って普通。
フィーは「シャワー浴びてくる」と部屋を出ていってしまいます。アポロは自分の部屋にきて一緒に寝ていた理由を聞きたそうにはするのですが・・・
フィーには聞けず。
夜に別れた時は特に変わった様子もなかったのに、部屋に戻ってから何かあったのか?と。でも業務外の事情なら詮索することはないと考えます。
条例改正とシャングリラ
ちょっと難しい話が入ってきます。
オーナーと秘書?さんの場面。
昨日、公安委員定例会議に出席したアシファグという人からの伝言を秘書さんがオーナーに伝えています。
どうやらこの会議でシャングリラに関わるような話があったようです。
「例の条例改正への話し合いがなされたようなんですが、その会議で売春・買春についても取り上げられたそうです」
本土では風紀関連の規制が強化されたようで、シャングリラにとっても気になるころ。
オーナーは取り締まろうとする人達の言っていることもわかると理解を示す一方で、本土とこちら・・特にシャングリラを一緒くたにされるのは心外だと言います。
本土では10大前半の子供が売春しているのは珍しくないみたいです。
オーナーは早いうちにアシファグと会食の場を設けてくれと伝えます。
試情夫の事情
夕方、フィーと別れたアポロ。
少し歩いていると、、どこからか声が聞こえます。その声がする方を覗いてみると・・・
男性二人が絡んでいました。
「よーアポロ お疲れさーん」
そ~っとその場を離れようとしてたのに声をかけられアポロは慌てます。
声をかけてきたのはカルナとマルコ。
二人はアポロが絡んでる二人を見てビックリしてしまったのだろうと察します。
「・・確か男娼との本番好意は禁止だと・・・」
「アイツらどっちも当て馬だ」
「え!?」
男娼と試情夫との本番行為は禁止だけれど、試情夫同士は大人の判断でとなっているようで特に禁止はされていないみたいです。
爪を噛む行為
食事をしながら、明日の予定を聞かれるアポロ。
マルコは小鳥ちゃんたちの外出につき合うので時間があったらボディガードとして一緒に来て欲しいと言います。
自分達の仕事は小鳥ちゃんたちが日々楽しく美しく咲き誇っていられるように献身的に尽くす事。
港の繁華街へ行くときは試情夫の数を多めにして小鳥ちゃんたちを一人にさせないようにと教えられます。
「・・前にも似たようなことを言っていたが、この辺りはそんなに危険なのか?」
治安自体はいいようなのですが、職業が職業なだけに執着するお客もいるのだとか。
以前、小鳥ちゃんの一人が街で男の集団にしつこく誘われて警察沙汰になった事があったらしく・・・その中に昔のお客もいたようでオーナーが激怒したのだとか。
通っている時はいいけれど、経済的に厳しくなって通えなくなってからも執着する人もいるようで・・・そういう人達からも守るのも仕事なのですね。
話をしていると。。。ちょうどフィーが歩いてやってきました。
「おい あれフィーじゃねーか?」
「え?」
カルナは「フィー!!」と手を振ります。
さっき別れたばっかりのフィーがいるのでアポロは不思議に思っている感じでしたね。
「どした?お前も風邪ってことはねーだろ?」
「なんかさ~ 最初の客がつまんねー奴でさ 二人目取りに行こうかとも思ったんだけど・・・」
今日はやめにしようかと思っていたと言います。それを聞いてフィーがそんな事を言うのは珍しいと。
ストレスでも溜まっているのではないか?とマルコが言うと「別にたまたま気分が乗らないだけ」だと言ってフィーは自分の爪を噛み出します。
その仕草を見てアポロもカルナも何か気になった様子。
「ちょうどいいやアポロ 風呂で綺麗にして」
そういってフィーはアポロと一緒に部屋へ戻っていきます。
二人が去ったあと、カルナは心理学の話をし始めます。やっぱりカルナも何かひっかかったようですね。
これから街に
お風呂へ向かうはずなのですが。。。歩いていると急にフィーがこれから街に飲みに行かないかとアポロを誘ってきます。
「今から?」
「あぁ・・二人で」
と気になるとこで次号へ。
感想まとめ
まず気になったのは・・・条例改正がどういった影響を及ぼすかという点。
そしてフィーの爪を噛むという行為。ストレスが溜まった時に噛む人がいるようで、それは自傷行為の一つと捉えられるようです。
対処しきれないストレスを抱えた時、自分を傷つけるということでバランスをとろうとしているらしく繊細で傷つきやすい人に多いのだとか。
そう思うと、フィーのお客さんによってまたトラウマが顔を出したとか・・・すごいストレスになることがあったのかな?と思いました。
また背中を押されでもしたのでしょうか・・・。
その後の「街へ飲みに」発言・・・街でなくても飲めると思うのに・・・フィーはアポロを誘って何がしたいのか・・・何が目的なのか気になります。
そして街でアポロが襲われそうな気がします。
以前アポロをパシャパシャと写真撮ってた人がつけてる可能性もありますし。。。出歩くとなると危険もあるからすごく不安。
今回の話が伏線になっているのだとすれば、かなりの確率で危ない目にあってしまうのではないかと思ってしまいます。
次話はハラハラしそう。
次号予告には座裏屋蘭丸さんのお名前がなかったので掲載があるかないかはわかりませんが・・・早く続き読みたいです。
何かがジワジワと差し迫ってくるような展開・・・すごくドキドキします。
良い方向へ向かいますように。
フィーが不幸を背負って生きているのならば、アポロの存在がフィーにとっての太陽みたいになってほしい。
ということで7話の感想でした。20Pの中に条例改正が入ってきたということは・・・結構これが話に割り込んでくるのだろうなぁ・・・・と思います。
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