ビーボーイゴールド2021年8月号掲載、ためこうさんの【ララの結婚18話】のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の18話は【ララの結婚4巻】に収録予定です。
ある男性がラムダンに目を付けてしまって何か波乱の展開になりそうな予感がするのですが・・・今回はどのように動くか気になる所。
ミンシン編となっているだけあって暫くはラムダン・ウルジは家に戻れそうにはないですね( ̄。 ̄;)
ただ、今後はラムダンとウルジがいっしょに居られるための材料が揃っていくのかなと思っています。今のままだと恐らく戻ってもウルジ父がまた何かやらかしそうですし。
では早速!
ララの結婚18話 ビーボーイゴールド8月号
掲載P数 | 51P |
満足度 | |
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今号の簡単なあらすじ・ポイント
- ミジドに気に入られたラムダンはなぜか彼についていく
- ミジドの家にはラムダンに似た女性の絵が飾られていて・・・!?
- ラムダンのルーツがわかりそうな予感
- ラストはラムダンを迎えに来たウルジだったけれど・・・
【ネタバレ注意】ララの結婚4巻-18話 あらすじ・感想
ストーリーが意外な方向へ展開していきそうで、個人的にはワクワクしています。ラムダンが知りたかった事も今回のミンシン編でわかるかもしれませんね。
どちらのせよ、悪い方には進まないだろうなと思うので少し安心して読めそうです。
あと!ミンシン編で重要人物になるミジドですが・・・キレイなものが好きだということで女性も大好きな男。でも!!!個人的には使用人のタリフとイイ感じになればいいのにな♥と。
そしてそのような要素はけっこうあるような気はします。今後に期待!!!
では早速本編をざっくりと。18話は50P超えなので読み応え抜群です。
ミジドに気に入られたラムダン
ミジドを紹介されたラムダン。彼はミンシンの西に広大な土地を持っている貴族だと言われます。
ミジドを紹介した娼婦さんはラムダンは何か問題を抱えていると思っているので、彼ならラムダンの家のに口利きしてくれるかも!?と恐らく善意で紹介したように受け取れます。
ラムダンに話を聞かせて欲しいというミジド。
『私はキミの価値を知っている』とかなりラムダンに興味を持っている様子。
ラムダンは、自分だけの問題ではないからと彼の申し出を拒否しようとします。でも!ミジドはどうやらウルジを知っているようで・・・。
『ブルクティーンの当主といっしょに居たよね?』
『私なら何かキミ達のお役に立てるかもしれないよ』
と意味深な発言をします。
ウルジの事を知っていると知ったラムダンは・・・彼についていくことにしました。
一方ウルジは・・・ラムダンを探していました。
ここでウルジはラムダンがミジドとどこかへ出掛けたことを知ります。
『ラムダンがベルツェド家へ!?』
バドマが慌てます。彼はミジドとラムダンが鉢合わせないように気をつけていたとのこと。
『何だそいつ この店の常連か?変態野郎なのか?』
『変態というか何というか・・・ 綺麗な女が大好きなんだ』
彼の場合は特殊なのだというバドマ。
ミジドの家にはラムダンに似た女性の絵が飾られていて・・・!?
キミもこの中の1つになる気はないか?
ミジドをいっしょに居たはずのラムダンですが、何故だか眠っていました。目を覚ますと・・・着がえさせられているのに気付きます。
『何だこれ!こんな服いつの間に・・っ』
これはミジドの仕業でした。
『これは一体どういう事なんだミジド ブルクティーン家の力になってくれるんだったよな?』
ここから少しミジドの事がわかっていきます。
彼はキレイなものを集め、それらを管理していること。そして美しいラムダンに引き込まれたこと。
『キミもこの中の1つになる気はないか?』
話が違う!と帰ろうとするラムダンですが、ミジドはブルクティーン家当主がブルアスク家との縁談を破談にした噂が耳に入ってきていていると。
そして彼はウルジが男娼のラムダンに熱を上げているからだと勘違いしてしまったようですね( ̄。 ̄;)
ここで注目なのは、ラムダンの事を『男娼』と言っていること。あれ・・・ラムダンの事男と見抜いているってことですよね・・・
彼は、自分は由緒正しいベルツェド家の当主だから、豪族のもめ事の仲裁に入ってやれると。
その条件は【この家に居てくれること】のようですね。
ラムダンに向かってブルクティーン家の事を【ごみ溜めのカラスみたいな一族】とけなすミジド。これにはラムダンもさすがに怒りを露わにします。
『ブルクティーン家も大変だな これでは世継ぎは望めなさそうだ』
召使いのタリフ
思わずミジドの胸ぐらを掴むラムダン。
すると、『まぁまぁ ウチのご主人 ケンカはできないんで』と止めに入ってきた人物が。
彼はタリフと言って、ミジドに昔から仕えている人物。
『召使い元奴隷です』と自己紹介をしています。ミジドの事なら何でも知っている様子の彼は・・・少し天然な所あり。
ラムダンは、そんな彼の身体の広範囲に痣のようなものがあるのに気付きます。
『安心してください 子どもの頃罹った病気の跡で人には移りませんから』
『そんな・・・別にオレは・・・』
『気にしないでください』
実の親にも気味悪がられて売られたのだというタリフ。生きて行くのに色々と苦労したけれど、今は貴族の屋敷で働けているのだからと。
ただ、ラムダンのように美しく生まれていたらどんなに人生楽だったかと口にします。
その言葉にカチンときたラムダンは、別に自分の事をキレイだと思った事は1度もないし楽だもない、山の小さな村でむしろ顔の事で虐められながら育ったのだと言います。
村の誰とも違う顔立ちで浮いていたのだろうと思い返していると、タリフが『やはり似ていますね』と顔を近づけてきました。
ラムダンの手を引き、ある場所へ連れていきます。
飾られている女性は誰?
『ほらあれ』
タリフに連れられて行った部屋で見たものは・・・飾られている女性の絵。
(え・・なんかオレに似てる・・・?)
『あれはミジド様のお母様です』
そう教えられます。
彼女は、ミジドが幼い頃に行方不明になったのだとか。それからミジドはいつも一人なのだとタリフは言います。
『美しい物の収集癖の原因はお母様にあると思います』
タリフは、とばっちりで悪いけれどこのままミジド様のわがままに付き合ってくれたら・・・と話していると、『そこで何をしている!』と怖い顔したミジドが。
いいつけを破ったタリフに対し、ムチを出し『自分で打て』と命令します。
タリフに対し、冷たい事を言い放つミジド。
でも・・この二人はかなり強い絆で繋がっているような気がします(*^_^*)
地方の習わしである『兄弟伴』の契りを交わしてますしね。
この兄弟伴はミンシンでは聞き慣れないものですが、父親の本に書いてあったものだと言います。んん???これはラムダンの村に風習ですよね!?!?
気になりますね。
兄弟伴の契りを交わしたのだけれど、今の所ミジドとタリフは兄弟というわけではなく当主と奴隷という関係のようですが。。。
ラムダンのルーツがわかりそうな予感
あの人には私しか居ませんから
タリフに抱えられ、部屋へ戻されるラムダンですが。。。ここで脱走を試みます。
ですがかなり高所で脱走できるところではなかったようです。
落ちそうになるラムダンを後ろから抱えるタリフ。なんとかラムダンを引き上げましたが・・・手が滑り今度はタリフがピンチに。
落ちそうな彼の手を必死に握るラムダン。
『大丈夫か!?早く手を・・・』
と言っていると・・・手袋をしたミジドが現れタリフの手を引っ張ります。(※彼は潔癖です)
が・・・手袋が脱げてタリフは落ちてしまい・・・
『なーんてね』
落ちたと思ったのは一瞬で、実は下の階のベランダに着地してました( ̄。 ̄;)
それを知ったミジドはすっごく怒っています。
まぁ・・・手袋をはめて助けに来たのですから当然ですね。このシーンでちょっとミジドの好感度UPしましたヨ( ´艸`)
冷たいことを言っていても、本当はタリフを大事に思っているのだなぁと。
いつも酷いことを言われているのだというタリフに『嫌なら離れればいいだろ』というラムダン。
でもタリフは・・・
『あの人には私しか居ませんから』とにっこりと笑います。
グリナザ族
ラムダンはミジドを追いかけます。
『悪かったな あんたの友人を傷つけてしまって』
友人ではないと口にすミジドですが、そんな彼の手をラムダンは両手でぎゅっとします。
『オレの顔 あんたの母親に似てるんだろ? この屋敷には居られないけど友達にならなってやるよ』
さっと手を引っ込める彼ですが・・・ここで『・・・キミ『グリナザ族』の出か?』と尋ねてきます。
そのグリナザ族は遊牧民で遠い北の大地に住んで居るためか色素が薄く、容姿端麗なのだとか。
ミジドの父は、旅先でそのグリナザ族に会ってから虜になってしまったようです。そんな時に同じように美しく色素薄いグリナザ族と思わせるような女性と出会い、一目惚れした父はすぐに求婚したという。
それがミジドの母。
理想の夫婦のように思えた二人ですが、日に日にミジドの母は病んでいきます。
髪を染め化粧をし、常に夫の理想であろうとしたようですが・・・生まれた子がグリナザ族の特徴が皆無のミジド。
そしてその頃には父の愛情もすっかり冷め、その母は失踪。でも父親は探そうともしなかったと。
『・・・キミを見た時から思っていた もしかしてキミは グリナザ族じゃないのか?』
ラムダンを迎えに来たウルジだったけれど・・・
そんな話をしていると、ミジドが呼ばれます。
どうやら来客のようです。
『誰だ?ベルツェド家に予告なく来訪する不届きものは 追い返せ』
やってきたのはウルジ・・・とトーマー☆
今回はここで終わりです。
感想まとめ
気になりますね。ラムダンとララは確かに拾われた子なのでその『グリナザ族』の可能性もかなりあるかと。
あとはミジド母はそのグリナザ族ではなかったのでしょうか。。。染髪とお化粧をしているから違うのかな?
失踪したミジド母がラムダン母というトンデモ設定であればかなりすごい事なのですけど・・・今の所ミジド母はグリナザ族ではなさそうですよね。
ミジド父が健在でラムダンを見たら、それこそ力になってもらえそうですね。ただ今の当主がミジドなので健在かどうかは今回ではわかりません。もう居ないのかも。
ミジドの力を借りるとするならば、ラムダンの『友達にならなってやれる』という言葉が重要ポイントになるかもしれませんね(*^_^*)
タリフとの関係も気になるところ。
ウルジとトーマーは感情的になって迎えにきたというワケではなさそうですし(恐らくバドマの考えが何かしらある)、どのようにラムダンを取り戻すかもみどころになりそう。
ミジドはラムダンをさらに気に入ると思うので、ウルジVSミジド・・・楽しみです。
早く次話が読みたいのですが、次号にはお名前はなく・・・
なので次話が読めるのは速くてビーボーイゴールド12月号ですね。。。え・・・12月号!?って一瞬びっくりしてしまいました( ̄。 ̄;)
10月までお預けかぁ・・・・でも今回たっぷり読めたので☆
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