ビーボーイゴールド4月号掲載、ためこうさんの『ララの結婚』第7話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の7話は【ララの結婚2巻】に収録予定です。
兄のバドマが急に現れて慌ただしくなってきましたね。ウルジとラムダンがちゃんと気持ち的に結ばれるエピになってくれればいいですが☆
でも読んでると、ちょっとずつラムダンの中でウルジの存在が大きくなってきていると思います(*^_^*)
ララの結婚7話 ビーボーイゴールド4月号
掲載P数 | 32P |
満足度 | ★★★★☆3.5~4 |
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- 709円(税込)
ララの結婚7話 簡単な感想
- ウルジとバドマにとっても必要な決闘なのかな・・・と思いはじめた。
- ラムダンの心の中にはちゃんとウルジが住み始めている♪
- 決闘の勝者はなんとラムダン!
【ネタバレ注意】ララの結婚2巻-7話 感想レビュー
前回の感想はこちらを参照してください。
参考【ララの結婚2巻】6話(ネタバレ注意)感想/ビーボーイゴールド2月号-ためこう『嫁は俺がもらう』
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長兄のバドマが帰ってきて「ウルジの嫁はオレが貰う」と言い出した前回。
そしてバドマとウルジは決闘することになります。
身分高い低い関係なく、申し込まれたら必ず受けなければならない【決闘】。
二人が戦うとき、ラムダンは何を決断するか。ここもみどころです。
いくら兄さんでもララは渡さない
決闘にはいくつか掟があるようですね。
- 決闘までの間、対象は隔離され接触してはならない
- 勝てば対象を自分のものにでき、負ければ逆に国を追われ二度と帰ることはできない
ラムダンはただララを助けたい一心と、村の安泰のためにウルジの嫁になったのに今度は兄弟で取り合うとかふざけているとイライラ。
(オレは物じゃないんだぞ)
だけど、皆にとったらラムダンの意志など関係ないのだと寂しく思います。
(ララに会いたい タシや父さん母さん・・・ 誰でもいいオレの名前を呼んでくれ・・・)
このとき思いだしたのはウルジのこと。
ラムダン、ラムダンと呼ぶウルジを思いだすと・・・ラムダンのT子が反応してしまいます。
自分でいじりながら、ウルジは今何をしているだろうか、何を考えて夜を過ごしているだろうかと考えるラムダン。
そしてこんな体になったのは全部ウルジのせいだと。
(ウルジは多分オレの事を愛している)
いつバレてもおかしくないのに、子供も産れないのに・・・
(ララが愛する人と結婚したように人を愛したら何でもしてしまうものなのか?)
ララはまだそこまで人を愛したことがないから、そういう気持ちがわからないと感じてしまいます。
(誰かを愛せたら もっと強くなれるんだろうか)
ウルジからのプレゼントで決断したラムダンは・・・
翌朝、ウルジからのプレゼントがラムダンのもとに届きます。
それは梅の花。(多分)
ウルジからのプレゼントを見つめるラムダンの顔が・・・変わっていきます。
そして自分で髪を結い、キリっとした表情のまま部屋を出て行ってしまいます。
決闘
ウルジとバドマの決闘が始まります。
バドマに「絶対に負けない」と伝えるウルジ。
勝負は立射3本。
バドマが先行です。
1本ずつ射ていく二人。
的に当たった矢は・・・同じくらいの距離でした。
「惜しかったな 的の手前は風邪が強い ちゃんと読めよ」
そうバドマに言われ、ウルジはおどろきます。
「・・・兄さんあなたはどうしてそうなんですか」
「何が」
「わざとダメなフリをしている」
バドマは何でもできたと言います。勉強も運動も。ウルジの自慢の兄だったと。
そんなバドマが変わったのは、母親の死がきっかけみたいです。
「オレの事を恨んでるんでしょう?そうならそうと言ってくれた方がどんなにマシか オレのせいで母さんが・・・」
二本目の矢はまた同じような距離。
バドマはわざと負けようとしているのかな????という雰囲気ですが、それにウルジが怒ります。
「手を抜かれて勝ったのでは一生納得いかない」
ウルジの本気にバドマも応えます。
「・・・わかった 本気でやる これでオレが勝ったら本当に嫁をもらうからな」
最終の三本目は二人同時に射るようです。
ラムダンが選んだのは
同時に射た二人。
ですが的には3本の矢が刺さっていました。
一番中心の矢は誰が射たものか。
それは、馬上から射たラムダンの矢でした。
「ララ様」
あの距離を馬の上から射るのは凄いと村人達がざわざわします。
馬から下りたラムダンは二人に言います。
「この決闘の勝者には権限があったな」
そういう決まりだから要件を聞こうというバドマ。
ただし、お嫁さんを取り合う決闘だからラムダンが決められるのはどちらを夫とするかということ。
「よく喋る男・・・」
ぼそりと言い、そしてラムダンはどちらを夫とするか決めたのですね。
「じゃぁ」
「オレは」
感想まとめ
ラストはちゃんと選んでいます。う~ん、どうなっていくのかなぁ。
ラムダンに選ばれなかった人は結果的に敗者となり国を追われてしまいます。
ただ、これを自由ととるかどうか・・・ですよね。
そもそも、読んでいたら決闘と言い出したバドマは本当にラムダンが欲しいわけではなさそうなのですよね。
負ける気満々でしたし。
3本目の矢も同じような場所だったから勝負はついていなかったのに・・・。
ここで重要なのは「ラムダンの意志」なのでしょうか。
ただ、ラムダンが選んだのは自分を愛するウルジを不利にしないためなのかなぁって思います。
ラムダンなりの考えがあるのでしょうけど。
最後はウルジに気持ちが伝わるといいですね。何だかんだでラムダンはちゃんとウルジの事を愛し始めていると思います。
あと、お母さんは確か流行病で早くに亡くなっているのでその病にウルジが関係しているのかな。
先にかかったのがウルジで、その看病をしていた母が倒れてしまったとかそういうのでしょうか・・・
母の死をきっかけに超優秀だったバドマが変わってしまったのであれば、きっとまだ何か出てきそうですね。
父親に対しての反抗なのか、、、バドマの思いもきっと何かあるのかなと思います。
もしかしたら、あの父だから無理に大事な弟が結婚させられたと思い込んでいるのかもしれません。
だから自分が奪ってウルジを自由に・・・という考えもあったりするのかな?と。言い風に考えすぎでしょうか。
でもウルジが本当に好きな相手がラムダンと知ればまた変わってくるかもしれませんね。その間にバドマがラムダンに惚れる可能性もありますが( ̄。 ̄;)
今回は決闘がメインなのでサラサラっと読めました。
次話は6月号。
ララの結婚の【おやすみジェルパック】の特別付録がつくようです。
気になる人は次号是非チェックしてみて。
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